さらばガヨウ神!その栄光よ、永遠なれ!!!

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さらばガヨウ神!その栄光よ、永遠なれ!!!


*いささか賞味期限の切れたような感のある内容ではあるが、ご容赦願いたい。



コロコロチャンネルでの殿堂発表。

全デュエリストが固唾を呑んで見守っていたその放送を、帰宅途中の私は足を止めてスマホで眺めていた。

後で確認すればいいなどという正論は、何の意味も持たなかった。

私の関心ごとはただ一つ。

半年以上大会で愛用してきた『ジョラゴンジョーカーズ』の進退。

これに尽きた。

他の執筆者様の記事にもあった通り、ジョラゴンループは運営サイドとしては歓迎できるものではないだろう。


対戦相手に長い間ながめるだけの時間を過ごさせるというのは問題だ。

だが、そんな正論はやはり私には関係ない。

なにせ主人公の使うデッキタイプだ。殿堂入りといえどそこには聖域があって当然。

それが政治的判断っっ!!!

などと一人盛り上がっていると、ついにその時がやってきた。

「それでは、殿堂発表に移ります。
プレミアム殿堂入り1枚目、ヒラメキプログラム!」

一段階上の自分にレベルアップ!
イラストがとても美しく、お気に入りのカードでした。

出展:デュエルマスターズ

緊急発表って言ってたしそりゃこいつだよなぁ。

予想通り。特に驚くことも無い。

南無三。




「2枚目、ヴォルグサンダー!」

登場以来、常にプレイヤーの頭の中にあった存在。
間違いなく歴史に名を残す1枚だ。

出展:デュエルマスターズ

はえ~、禁止になるのか。

別に暴れてる印象は全くなかったけど、オーラデッキの邪魔だからかな?


構築段階でプレッシャーをかけることを良いととるか悪いと取るかは人それぞれだろうけど、

《次元龍覇グレンモルト覇》から出せなくなるのはちょっと嫌だなぁ。

どんなドラグハートも呼び出す強力ドラゴン。
サイキッククリーチャーも出せるので、相手によっては《ヴォルグサンダー》を出していた。
ヴォルグはコマンドなので、《FORBIDDEN STAR》があっても攻撃に参加できるのがGOOD。

出展:デュエルマスターズ

「3枚目、《セイレーンコンチェルト》!」

マナを減らさずに呪文カウントを稼げる強力カード。

《ゴクガロイザー》下で使えるマナを増やせるのも魅力的。

出展:デュエルマスターズ

よっしゃぁ!!!そりゃそうだよな。


何の労もなく呪文カウント稼ぐなんてずるいもん!!(手札が減る事実を完全に無視)

苦手な青単ムートピアが消えた!!これは追い風になるなぁ。



放送者様「ちょっと水を……」

水と言えば、やっぱりいろはす!おいしいだけでなく、飲み終えた後はクシャっと潰せて気持ちいい。
甘いジュースは疲れを取る効果はあるものの、場合によっては思考力を低下させることも。CSに持っていく飲み物はいろはすで決まりだ!!!

出典:い・ろ・は・す

水?

なぜここで水を飲む必要がある?


普通なら、進行を止めてまですることではない。


この公式チャンネルに出る以上、今ペットボトルを持っている彼はプロのはずだ。


そのプロフェッショナルでさえ、それを言うには水を口に入れねばならない……

心を、落ち着けねばならない。

……ということは、来るのだ。


パックの表紙を飾ったカード、あるいはアニメにも登場し販売戦略のカギともなるカードからまさかの殿堂入りがっ。

となるとこれは、奴しかいない!!

逝くんだっ、《轟轟轟ブランド》がっ!!!!!

「4枚目は……」

4枚目は!?

「4枚目はァ~」

来るのか、ついに言うのか、その名前をっ!!!

「ん4枚目はぁぁぁぁ~~~~」

言え!!《轟轟轟ブランド》って、言えっっっ!!!!!

《ガヨウ神》でぇ~す」

ーガヨウ神でぇ~す、ガヨウ神でぇ~す、ガヨウ神でぇ~~~~す……~

主張の激しいジョーカーズ軍団。

その力を十分に使いこなすには《ガヨウ神》のドロー能力が必要不可欠だ。

出展:デュエルマスターズ

《ガヨウ神》が、殿堂入り……?取り消せよっ!!!今の言葉ぁ!!!!



その後、《轟轟轟ブランド》も殿堂入りしたのだが、その事実は茫然自失とした私の耳を通り抜けていった。

手札は多ければ多いほどいい。
そんな常識を覆し、デュエマ界に革命を起こした風雲児。
制限になろうと、これからも活躍を続けることだろう。

出展:デュエルマスターズ



苦節10ヶ月。

喜怒哀楽を共にした私の相棒は、今その最期を迎えた。




気持ちの整理という意味もこめて、ジョラゴンジョーカーズについてのデッキ解説の記事を書こうと思う。


ご一読いただければ幸いである。

目次

1、デッキレシピ

引用元:ガチャログ

デッキレシピは、以上の60枚だ。目を引くのは《メラメラジョーカーズ》と《プラモデ~ル》あたりだろうか。これらの存在により、一般的なジョーカーズに比べて幾分変わった動きをする。

出展:デュエルマスターズ

出展:デュエルマスターズ

それについては、各カード解説の項で後述する。

2、そもそもジョラゴンジョーカーズとは。

ジョラゴンジョーカーズの魅力。それはなんといってもその器用さにある。

マナを伸ばし、手札を増やし、トリガーも中々強く、一気に攻め込むこともループで無力化することもできる。

これだけのことができるデッキというのは、デュエルマスターズの歴史を振り返っても中々無いのではないだろうか。

攻撃的なデッキには苦戦するものの、全く歯がたたないということは無い。



「絶対に勝てないデッキが存在しない」これは大きな魅力だろう。

例えば、「黒単デスザーク」にとっての「ジャバランガループ」

「ジャバランガループ」にとっての「ジョラゴンジョーカーズ」

「白ゼロサッヴァーク(GR以前)」にとっての「ネクラドルマゲドン」

対峙した瞬間にほぼほぼ敗北が決まってしまう、そういう天敵とも言える相手を持つデッキは少なくない。

「環境を読んで使えばいい。それがデュエマの醍醐味だ」そう思う方もいるだろう。

その考え方を否定するつもりは一切無いが、しかし私はそういったデッキを大会で使いたくはなかった。

絶対に勝てない相手がいない。
それでいて、自分より遅いデッキや墓地を活用するデッキはほとんど一方的に屠ることができる。

これらが、私がジョーカーズというデッキを使い続けてきた理由である。

3、各カード解説

・超次元について

完全にブラフです。

あわよくば《KAMASEーBURN》や《乱振舞神GWD》など、こちらにとって厄介なカードをマナに置かせるため、相手の立場からするとそれらのカードをまず使わないようなハンデスデッキの超次元を使用しています。


基本的にそんなに上手くいきませんが、少しでも可能性があるのなら用意する意味は十分にあると思います。

マナチャージした瞬間ブラフと看破されますが、《キングザスロットン/7777777》を最初にチャージした場合のみは例外です。

・ジョジョジョジョーカーズ×4

躍動感があってかっこいいです。

ジョニーのイラストが多いですが、デフォルメ版でないジョラゴンのものもほしいところです。

出展:デュエルマスターズ

状況に応じたジョーカーズを回収できる超強力なジョーカーズ専用呪文。 パーリ騎士を有効利用するためにもこのカードをプレイすることは重要です。ヤッタレマンが手札にあり、3ターン目にこれを撃った上でパーリ騎士、ポクチンちんを出せる場合は、使わないという選択もあります。(2ターン目、3ターン目のドローで、このカードで回収したカードを引く可能性があるため。このカードを3ターン目に打つ場合、新たに2枚ドローした上でほしいカードを決めることができます)しかし、《音奏プーンギ》が入っていそうなデッキが相手の場合はそんなことも言っていられません。その場合は1ターン目に打つようにしましょう。また、このカードを使わないことでヤッタレマンへの除去をためらわせることもあります。(墓地が増えるとパーリ騎士が機能してしまうため)《ウォズレックの審問》を採用していそうなデッキ相手に対してはこのカードをプレイして4コスト以上のカードを回収し、そのハンデスを無力化することもあります。(あくまでケースバイケースですが、ハンデス相手であれば急いで《ヤッタレマン》《ポクチンちん》を回収する必要性は低いでしょう)4枚投入以外考えられないカードです。



・ヤッタレマン×4

基本的なカードだけあって色々なバージョンが存在しますがこのイラストが一番好きです。

出展:デュエルマスターズ

ジョーカーズの展開を助けるコスト軽減クリーチャーです。能力は一番隊シリーズと同じものですが、ジョラゴンジョーカーズにおいてはさらにその強さを発揮します。切り札であるジョットガンジョラゴンとの相性が極めて良いためです。ヤッタレマンを2枚使うとジョラゴンの召喚コストを-1することができます。これにパーリ騎士、追加のヤッタレマンが加わるとさらにコストは下がります。勿論、ジョラゴンの召還以外でも活躍します。基本的に早めに出したいカードですが、除去される可能性が高いときは手札に残す選択肢があることも忘れないようにしましょう。《ヤッタレマン》2枚と《パーリ騎士》が1枚あればジョラゴンは5マナで出せます。轟轟轟等相手には手札にこれらをためて一気に吐き出し勝負に行くというケースが多々あります。その際、《7777777》でも何でもいいので墓地にカードを送っておくことを忘れないでください。

4枚入れましょう。

《パーリ騎士》×4

ジョーカーズのプロモは金色に光っているものが多いです。
中でもこのパーリ騎士は金色が合いますね。

出展:デュエルマスターズ

このデッキにおける唯一のマナ加速カードです。その役割は非常に重要で、このカードを序盤に使えるかどうかは勝敗を左右します。《ジョジョジョジョーカーズ》に加えて、《メラメラジョーカーズ》を採用しているので、有効利用できる確率はテンプレートのものより高いです。《ヤッタレマン》が複数体いる状態で使うとジョラゴンの実質召喚コストを減らすことができます。

4枚確定です。

《ポクチンちん》×3

てっきりこちらに規制がかかるものかと思っていましたが、何とか難を逃れましたね。
王で飛車を守ってしまった感も否めませんが……。

出展:デュエルマスターズ

踏み倒し対策カードであり、相手の墓地を空にするカードであり、ライブラリアウトを防ぐカードであり、そしてループのために必要なカードです。
この1枚が果たす役割はあまりに大きく、そして多岐にわたります。

シャッフル効果ですが、よく考えてプレイヤーを選びましょう。(特にどちらにも墓地がない場合)
墓地がないなら、どっちでもいい、と思うかもしれませんがそれは少し違います。
その試合中、ジョジョジョジョーカーズを使っていませんか?使っているならば、デッキの底3枚はわかるはずです。そのカードは引きたいカードですか?ボトムにあってほしいカードでしょうか?
あるいは相手がデッキの底を操作していませんでしたか?
そういった情報も加味してプレイヤーを選びましょう。

本来であれば4枚入れたいカードなのですが、枠の都合と、GR召喚に対しては無力なこと、踏み倒し対策を行いたい相手のデッキに《KAMASEーBURN》が高確率で採用されており、その役割を果たしづらくなっていることを踏まえ、3枚としています。

仮にデッキが41枚で組めるとすれば、このカードの4枚目を迷わず入れます。



《ゼロの裏技ニヤリーゲット》×1(殿堂)

使う側からしても理不尽だと感じるドローソース。
これを序盤にプレイできた場合、それだけで大きく勝利に近づきます。

出展:デュエルマスターズ

言わずと知れたジョーカーズの理不尽なドローソース。
殿堂入りしているのも当然の強さで、入れない道理はない……と、思考停止するには早いです。
このカードを採用する明確なデメリットもあります。
それは、《キングザスロットン》の存在です。スロットンの後続を呼ぶための条件は、めくった3枚すべてがジョーカーズであること。
もはやジョーカーズ専用サポートのようなこのカード(イラストからそれも明らかでしょう)は、しかし残念なことにジョーカーズ呪文ではありません。なので3枚の中にニヤリーゲットがあれば連鎖、展開は止まってしまうわけです。

しかもこのデッキはメラメラジョーカーズからの展開を1つのプランとしているため、スロットンでニヤリーゲットがめくれることによるダメージは他のジョーカーズよりも大きいです。

しかしニヤリーゲットの力は強力無比。採用するか否かはよくよく考えたいところです。
ニヤリーゲットで1枚も手札に加えられない確率が0.38%、1枚手札に加える確率が7.35%、2枚が37.99%、3枚が54.27%で、期待値としては2.4614枚手札に加わることになります。
対してスロットン効果でこのカードがめくれる可能性は7.7%。
(《ハヤブサマル》も含めると14.98%です)
この数字をどうとるかは人それぞれだと思います。
私はメリットが大きいと判断し、採用しています。

他の方のプレイを見ていると、1度使ったこのカードを早い段階でパーリ騎士でマナに置くことが多いように思います。
ポクチンちんで山札に戻すと、スロットンで捲れると面倒、ということかもしれませんが、また引ければ再びこのカードを使うことができるわけです。

また、基本的にやりませんが、ループ時にスロットンと組み合わせてボトムを固定することもできます。(これはハヤブサマルでも可能ですが)
マナに置くべきか墓地に残すべきか、状況に応じて柔軟に考えてみてください。




《ガヨウ神》×4

神の名を持つにふさわしい強力クリーチャー。

信仰対象を失ったジョーカーズの命運は一体どうなるのだろうか。

出展:デュエルマスターズ

新殿堂ルールにより、惜しまれつつも規制されてしまった超強力ドローソース。

ジョラゴンから使うとまさにチートですが、召喚して使っても十分強いです。 ジョラゴン複数体の下ではこのカードの効果をマンハッタンより先に使うことで呪文トリガーが割り込む前にもろもろの効果処理ができます。 ニヤリーゲットとこのカード以外にドローソースはないので、(デットソードもドローできますが使えるのはたいていジョラゴンが出た後のことです)相手に手札破壊がありそうな場合は特に、あまり軽々にマナにはおかないほうがいいです。 4枚必須です。*新殿堂に合わせ、ガヨウ神をヘルコプ太に差し替えて使ってみましたが、ジョラゴンから使っても連鎖できないことはもちろんとして、展開していないとろくにドローできないというのがあまりにも痛すぎます。特にハンデス相手には、ヤッタレもぽくちんも出さず手札にあるガヨウ神を守るというプレイを行っていたのですが、それをヘルコプ太に行っても1枚引くだけです。いつ使っても強い《ガヨウ神》に対して、ヘルコプ太は自身が展開している優勢時にしか活躍しないのが痛いです。

これも決して悪くはないのですが、ジョラゴンジョーカーズにおいてはその強さを発揮できません。
バランス型のガヨウ神に比べると、デッキ、状況を選ぶカードです。

出典:デュエルマスターズ




《キングザスロットン/7777777》

1枚で2度おいしい。
グ〇コもびっくりのお得なカードです。

出展:デュエルマスターズ

クリーチャー面も呪文面もどちらも非常に強力です。
キングザスロットンはジョラゴンからマンハッタン→スロットンと使用することでダイレクトアタックまで持っていけます。
また、メラメラジョーカーズと合わせて1ターンでジョラゴンを2体出すことができます。
このカードを単体で使っても、強力な後続を呼ぶことができ、優秀です。

《7777777》は強力なトリガー付き除去です。

GRクリーチャーが登場してから、やや通りが悪くなりましたが、それでもやはり低コストで複数体除去できるというのは魅力的です。
しかし何も考えずに撃っていいものではなく、相手のデッキタイプや公開領域の情報、自分の手札の枚数を加味して、よく考えた上で使いましょう。
ツインパクトカードが表向きになった場合、クリーチャー側と呪文側、好きな方を選択できます。
墓地がない(墓地からマナに置きたくないカードしかない)場合は空撃ち、あるいは効果が薄い場面でも撃ってパーリ騎士のマナ加速に役立てるということもできます。

これらの働きを1枚でこなします。4枚以外ありません。

《光牙忍ハヤブサマル》×1(殿堂》

今でこそテンプレにもなりましたが、使用者がほとんどいなかった頃は、シールド0の状態で相手クリーチャーが1体の場合、諦めムードを出して追加クリーチャーを出させず、このカードでしのぐということが何度かありました。
……ちょっとセコいですね。

出展:デュエルマスターズ



このデッキでは少々歪な非ジョーカーズカードです。

防御面に少し難があるこのデッキの弱点を補うために採用しています。

一度ジョラゴンが動き出すと、大量ドローすることができるため、手札に入ることは多いです。

メインデッキにブロッカーを持たないこのデッキにとって、一度でも攻撃を防げるというのはとても大きいです。(マンハッタンで制限をかけている場合はスピードアタッカーも1体しかでないのでその価値は更に高まります)

しかしながら、《ゼロの裏技ニヤリーゲット》(期待値が0.0736枚低下)、《キングザスロットン》(失敗率が7.28%上昇)の邪魔になるので、(ついでに言えばガヨウ神の効果で捨てることもできません)そこは一長一短ですが、与えるメリットデメリットを比較した結果採用に踏み切りました。

環境次第ではポクチンちんの4枚目に変えてもいいと思います。


《アイアンマンハッタン》×1

出展:デュエルマスターズ

強力なロックをかけながら、手札を捨てることのできるジョーカーズ。ジョラゴン1体で勝負を決めに行くときには頼もしく思えるブレイク能力は、複数体でループを決めに行くときには足枷となります。手札を捨てるジョーカーズクリーチャーは、一般的に《アイアンマンハッタン×3》と《ザンジェットW7》×1か《アイアンマンハッタン》×2と《ザンジェットW7》×2だと思うのですが、このデッキでは《アイアンマンハッタン》×1と《プラモデ〜ル》×3としています。マンハッタンは前述の通り、良くも悪くもシールドブレイク能力が特徴的で、決定力が他の2枚に比べて高いです。しかしそこには、ブレイクによりジョラゴンが除去されるリスクを内包します。

出展:デュエルマスターズ

《ザンジェットW7》は盤面の制圧能力に長けます。早いデッキ相手に、ジョラゴンを出したもののまだ攻勢には入れない、という場合にこのカードを使ってバトルゾーンの処理を行えます。また、相手のD2フィールドや封印を無理やり剥がしたり、小回りが利きます。また、文明を持たないことも特徴で、ニヤリーゲットで回収できるのも明確な差別点です。このデッキにおいては《メラメラジョーカーズ》を使うために採用していませんが、決して悪いカードではありません。

《プラモデ~ル》×3

GRクリーチャーとジョラゴンジョーカーズの間に橋をかけたクリーチャー。
このカードの存在により、ジョラゴンはGRの力を存分に振るうようになりました。

出展:デュエルマスターズ

手札を捨てることでGR召還できるジョーカーズ。

採用しているリストは見たことがありませんが、私はこの3種の中では最も優れていると考えています。

もともとは2ブロック限定戦において《灰になるほどヒート》を採用し、出せるものが何か無いかと思ってとりあえず使ってみたのですが、これが想像以上に強かったのです。

ガヨウ神以外に何か出せるものが無いかと模索しているうちに

白羽の矢が立ちました。

出展:デュエルマスターズ

出展:デュエルマスターズ

《マシンガントーク》は、連続攻撃で攻め込む登場初期のジョラゴンジョーカーズを彷彿とさせます。それに加え、《プラモデ~ル》効果でもう1枚捨てることができているのでその破壊力は当時のものよりはるかに勝ります。

出展:デュエルマスターズ

GRクリーチャー唯一のブロッカーです。

慰め程度ではありますが、返す相手ターンの防御力を高めることができます。

意外と救われることが多いです。カードを捨てるおまけで出てくれるなら十分です。

出展:デュエルマスターズ

ランジェス同様防御用カードです。

攻撃にも参加できる点、ジョーカーズであるという点、そして効果発動後も場に残る(ランジェスは大概バトルに負けて破壊されるので)という点でランジェスよりも勝ります。

出展:デュエルマスターズ

出たターンこそ活躍しませんが、返す相手のターンで全体に除去体制を与えます。

ジョラゴンを守り、2体並べることを容易にしたり、前述した防御用カードの身代わりになってくれたりします。

正直捲れると少しもったいないような気がしますが、決して悪いカードではありません。

出展:デュエルマスターズ

好きなだけ手札を捨てることができるGR召還の当たり枠。

《ジョットガンジョラゴン》の攻撃が無事通り、このカードで攻撃することができれば勝利はほとんど手中にあります。

ジョーカーズが10枚に満たずとも、スピードアタッカーというだけでもそこそこの価値があります。

出展:デュエルマスターズ

ここまで偏った比率で《プラモデ~ル》を採用することを決定付けたカード。ジョラゴン1体の状態で捨てる回数を増やすことができるカードです。(プラモデ~ルの1回+ガヨンダムの1回)

《キングザスロットン》でジョラゴンを呼び出すことができればそのままループに入ることも可能です。もちろん、2ドローも魅力的。プラモデ~ル効果ガヨンダムが出るかなんてわからないという方もいるかと思いますが、《マシンガントーク》が出ても次の攻撃でもう一度チャレンジできますし、新たなジョラゴンが出ずとも《ジョラゴンガンマスター》ならば再びスロットンと手札を墓地に送るカードを捨ててループ突入を目指すこともでき、良くなる変化が50パーセントはあるので、ぜひ狙っていただきたいです。ジョラゴン攻撃時にGR召還することを前提としているので、《ヤッタレロボ》等は採用していません。




《ジョットガンジョラゴン》×4

出展:デュエルマスターズ

このデッキの切り札です。マンハッタンで勝負を決めに行くもよし。スロットンやプラモデ~ルで展開するもよし、複数並べてループしてもよしと、非常に強力なカードです。中でも今回殿堂入りした《ガヨウ神》との相性は最高で、無条件で手札を大量に増やすことができます。状況に応じて仲間の力を使い分け、勝利を目指しましょう。このリストにはメラメラジョーカーズという優秀なサポートカードもあるので、ぜひ一緒に使ってみてください。ループの際には複数体必要になることを考えると、4枚採用必須です。

《バイナラドア》×4

出展:デュエルマスターズ

相手クリーチャーをデッキの底に葬る超強力なトリガークリーチャー。
おまけにドロー効果もついていることも重要なポイントです。
クリーチャーとして場に残るため、ジョラゴンの召喚コストを下げられるのも見逃してはいけません。
実に素晴らしいカードなのですが、《ミクセル》等の妨害を受け、場とマナにジョーカーズが計3枚必要という条件がまれに満たせないことがあります。
その点はご注意を。



《燃えるデットソード》×1

出展:デュエルマスターズ

相手は場、マナ、手札を失い、自分は3枚ドローする。アドバンテージの塊です。
何も考えずにジョラゴンから使っても、活躍することが多いです。
ループが成立すると相手の手札、マナ、場がすべて消し飛びます。メラメラジョーカーズの採用により、ジョラゴンが複数体並びやすくなっているので、狙ってみてください。自分より遅いデッキに対してはこのループのおかげで非常に高い勝率をほこります。
ループ以外で使っても極めて協力であり、楯落ちのことなどを考えると2枚入れたくもなるのですが、ループする際に1枚あればよいこと、ジョラゴンで使う以外にはほとんど使えない(スロットンで出しても強いのですが、手札からプレイすることは極めて少ない)ことを加味すると、枠の問題もあり1枚に落ち着きました。

《メラメラジョーカーズ》×2

出展:デュエルマスターズ

とてもシンプルな、ジョーカーズ専用の手札入れ替えカードです。
皆さんお分かりの通り、捨てる効果なのでジョラゴンとの相性は非常にいいです。
このカードで何ができるかというと、ジョラゴンをメインアクション中に2体並べることができるようになります。ジョラゴンを出した余りの1マナで(もしくは余るように余分にクリーチャーを戻して)これを唱えます。そして、キングザスロットンを捨てます。

そう都合よくジョラゴン当たらないだろ、という方もいるかもしれません。

その通りです。1度のスロットンでジョラゴンがヒットする確率は22.42%しかありません。
ですが、1度でジョラゴンが出ないといけないのでしょうか?
スロットンがめくれてももう1度トライできます。ガヨウ神を出して、手札からスロットンを捨ててもいいでしょう。マンハッタン、プラモデ~ルでも同じことができます。

ジョラゴンを出すためには、ジョラゴンを出さなくてもいいのです(哲学)
ジョラゴンorスロットンorガヨウ神orマンハッタンorプラモデ~ル(計14枚、場にいるジョラゴンと捨てたスロットンは除くため)が出る確率は76.01%です。こう考えると、かなり高い確率といえるのではないでしょうか。

次のターンでジョラゴン2体は飛んでこないだろうと高を括っている相手に奇襲攻撃を仕掛けることができます。



・パーリ騎士を活かすために
このカードの役割として、パーリ騎士の効果の発動率を高めることも挙げられます。
私は以前からテンプレート構築に対して、皆さんパーリ騎士を4枚採用しているんだな、と疑問に思っていました。
自然ジョーカーズでもないんだから、パーリ騎士4枚は当たり前だろう、と思う方もいるでしょう。
私もパーリ騎士4枚はジョラゴンジョーカーズにおいて絶対だと思います。
しかしそれは、あくまで墓地に送るカードがあってこその話です。
3ターン目にパーリ騎士を有効利用できる可能性(マナを増やせる可能性)は、一般的な構築において結構低いです。

2ターン目までにジョジョジョジョーカーズを引く可能性が49.26%です。(6枚中1枚あればよい)
ジョジョジョジョーカーズを撃ったうえで、3ターン目までにパーリ騎士を引く可能性は35%です。(3ターン目までに触れられる7枚+4枚―1枚(ジョジョジョジョーカーズ)の10枚の中になければなりません)(先攻の場合)
正確には、2ターン目ヤッタレマン+ニヤリーゲットや相手のブレイクがあるので、もう少し可能性は上がりますが。
それでもこれは心許ない数字です。
なので私は、初動にジョジョジョジョーカーズに加えてメラメラジョーカーズも採用しました。
メラメラジョーカーズと火文明のカードを2ターン目までに引く確率は20%。
それでも50%には届かないのですが、いくらか動きが安定するようにはなります。
前述した展開の助けにもなるということを考えると、このメラメラジョーカーズというカードは非常に強力だと言えます。








4、終わりに

長く環境トップを走り続けてきたジョラゴンジョーカーズ。その中核をなす《ガヨウ神》の制限により当デッキは大幅な弱体化を余儀なくされました。しかしながら、新規ジョーカーズである《バングリッドX7》等の存在もあり、今再び環境に舞い戻ろうとしています。《ジョットガンジョラゴン》は、その半身をもがれてなお頂点として君臨する第二の《蒼き団長ドギラゴン剣》となりうるのか。彼を愛する一人のプレイヤーとして、その栄光が続くことを祈るばかりです。



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