はじめに
こんにちは。
しおじです。
今回はデュエキングMAXで登場した《完全水中要塞アカシック3》を使った【青緑アカシック3ループ】を紹介します。
公開された時から「簡単にループするじゃん!」と話題になっていた《完全水中要塞アカシック3》を使ったこのデッキ。
前評判を覆し、すっかり環境に居座り始めた【青緑アカシック3ループ】の魅力について、解説していきます!
目次
【青緑アカシック3ループ】特徴
自分が唱える呪文のコストを0にする《完全水中要塞アカシック3》を場に出し、タダで呪文を唱えて最終的にはループしてフィニッシュするデッキです。
【青緑アカシック3ループ】の強み
このデッキの強みは2つあります。
一つ目 安定4ターンループ
ほぼ単色のカードかつサーチ系のカードで構成されているため、マナ事故の起きにくいこのデッキは再現性が高いです。
n枚見て1枚加えるオーソドックスな手札交換から、確実性の高い《神秘の宝剣》まで、必要パーツを集めるのには事欠きません。
二つ目 ループによる安全なフィニッシュ
フィニッシュ時は《奇術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》の呪文面でクリーチャーの召喚と呪文をロックして過剰打点で安全に攻撃します。
革命0トリガーなどによるカウンター手段を有しているデッキに対しては毎ターン《奇術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》によるクリーチャーの召喚制限と呪文ロックが出来ることを証明して、相手の山札が切れるまでターンを返し続けて山札切れを狙うルートも持ち合わせています。
【青緑アカシック3ループ】サンプルリスト
今回は《天命龍装ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》を採用したものではなく、《激烈元気モーニンジョー》を採用した構築になっています。
こちらの構築の方が多色事故が少なくなっています。
他にも闇文明を足した【アナカラーアカシック3ループ】や《巨大設計図》を採用した【巨大型アカシック3ループ】があります。
採用カード解説
コンセプトカード
《完全水中要塞アカシック3》
【 ヒストリック・フィールド 】
文明 水 / コスト10
■自分は呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。
前代未聞の呪文を無料で唱えられるようにするフィールド。
このカードを盤面に出してサーチ系の呪文を唱えれば簡単にフィニッシュまで持っていくことが出来ます。
《森夢龍フィオナ・フォレスト》
【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト・ドラゴン / 文明 自然 / パワー7000 / コスト7
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、フィールドを1枚、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
■相手が自分のクリーチャーを選ぶ時、自分の他のドリームメイトは選ばれない。
《完全水中要塞アカシック3》を場に出す為のクリーチャー。
マナからフィールドをタダで出せるので《八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣》で山札からマナに置くことで確実に《完全水中要塞アカシック3》を場に出せます。
フィニッシュの際には他のドリームメイトが選ばれない能力が輝き、このクリーチャーが2体いれば相手は自分のドリームメイトを選ぶことが出来なくなります。
《激烈元気モーニンジョー》
【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / 文明 自然 / パワー1000 / コスト5
■S・トリガー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、ドリームメイトを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
《森夢龍フィオナ・フォレスト》を早く出す為のクリーチャー。
S・トリガーを持っているので一気に攻めるのではなく、ターンを分けて刻んでくる相手に対して踏ませると相手ターン中にいきなり《森夢龍フィオナ・フォレスト》を登場させることが可能。
《完全水中要塞アカシック3》を出して、次のターンにループを決めましょう。
《キング・シビレアシダケ/インビンシブル・テクノロジー》
【 ツインパクトカード 】
種族 バルーン・マッシュルーム / 文明 水/自然 / パワー2000 / コスト3
■このクリーチャーが出た時、自分の手札を好きな数、タップしてマナゾーンに置いてもよい。
────────────呪文────────────
カード名:インビンシブル・テクノロジー
文明:水
コスト:13マナ
■自分の山札を見る。その中から好きな枚数を選び、相手に見せてから手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。
未来設計図でサーチ可能になった《インビンシブル・テクノロジー》。
《完全水中要塞アカシック3》が場にある状態でこのカードの呪文面を唱えれば、ループに必要な全ての条件が整います。
つまり、このデッキにおいてこのカードにアクセスさえ出来れば勝ちです。
採用候補カード
《アルカディア・スパーク》
【 呪文 】
文明 光/水 / コスト8
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■次のうちいずれかひとつを選ぶ。
バトルゾーンに自分のエンジェル・コマンドがあれば、両方を選んでもよい。
・相手のクリーチャーを1体選ぶ。
相手はそれを自身の山札に加えてシャッフルし、その後カードを1枚引く。
・相手のクリーチャーをすべてタップする。
受け札兼フィニッシャー。
《奇術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》と違いループが決まるまでに使うことは出来ません。
また、多色カードなので自分の動きを邪魔してしまうことがあるのであまり採用はオススメしません。
《飛翔龍 5000VT》
【 クリーチャー 】
種族 マジック・アウトレイジMAX / 文明 水 / パワー12000 / コスト8
■このクリーチャーの召喚コストを、バトルゾーンにあるクリーチャー1体につき1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■ジャストダイバー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、相手のパワー5000以下のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。次の相手のターン中、相手はパワー5000以下のクリーチャーを出せない。
【アナカラージャオウガ】へのメタとして色んなデッキに採用されているカード。
盤面のクリーチャーの数だけコストが下がり、登場時に相手の5000以下のクリーチャーを全て戻して相手の盤面をリセット、次のターン中の5000以下の相手のクリーチャーの登場を禁止します。
最近の【アナカラージャオウガ】には《若き大長老アプル》が採用されており、場に出てくるとループ出来なくなってしまいます。
ですので、【アナカラージャオウガ】に勝ちたい方は採用するのをオススメします。
他にも流行中の《好詠音愛クロカミ》入りの【青魔導具】や【赤青マジック】にも有効です。
回し方
2ターン目、3ターン目はサーチ系呪文を使って必要なパーツを揃えます。
そして、5マナの際に手札に《天命龍装ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》と《森夢龍フィオナ・フォレスト》をマナに《完全水中要塞アカシック3》を揃えることを目指します。
上記の3枚が揃っていなくても7マナ域までに《森夢龍フィオナ・フォレスト》、《完全水中要塞アカシック3》の2枚を揃えることが出来ればループに入ることが出来ます。
ループ解説
任意の呪文を好きな数唱えるループを解説します。
ここで解説するのは1ルートだけですので、自身でガチャガチャ回して他のループは発見してみてください。
任意の呪文を好きな数唱えるループ
初期条件
バトルゾーン 《完全水中要塞アカシック3》
手札 《未来設計図》、《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》
山札 カード1枚
墓地 《キング・シビレアシダケ/インビンシブル・テクノロジー》、《未来設計図》、唱えたい呪文
ループ手順
手順①.《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》を唱えて、墓地のカードを全て山札の下へ。
手順②.《未来設計図》を唱えて、《キング・シビレアシダケ/インビンシブル・テクノロジー》を回収。
手順③.《キング・シビレアシダケ/インビンシブル・テクノロジー》を唱えて、《未来設計図》と《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》と唱えたい呪文を回収。
手順④.唱えたい呪文を唱える。
これで初期条件に戻ります。
唱えたい呪文の枠を任意の呪文にすることでどんな呪文も好きな数唱えることが出来ます。
おわりに
いかがだったでしょうか。今回の記事の内容をまとめると、
●4ターンループ ●ループによる安全なフィニッシュ ● サーチ系呪文による高い再現性 |
今回紹介したもの以外にも色々な型があるので《完全水中要塞アカシック3》と《森夢龍フィオナ・フォレスト》以外はほぼ自由枠になっています。
ですので、自分好みにカスタマイズしたり、環境に合わせてカスタマイズしやすいです。
是非、自分だけのオリジナルギミックや住んでいる地域の環境に合わせた構築で勝利を掴みましょう!