アビス・レボリューションにまさかの外伝が登場し、『邪神と水晶の華』が発売!
新たなアビス、オラクル、そしてゼニス新規カードが盛りだくさんの『邪神と水晶の華』。
中でも、特に注目すべきカードはどれだろう? ……そんな疑問に応えるべく、新連載で多忙な所長の代わりに今回はボルスズが経験豊富なガチまとめライターの面々にインタビューを実施してみました!
質問内容は↓こんな感じ。
質問①『邪神と水晶の華』について、「セット全体の印象」を教えてください。
質問②『邪神と水晶の華』について、「注目カード3枚」を教えてください。
みなさんもぜひ、デッキを組むとき・シングルを買うとき・はたまたパックから出たカードの評価に困ったとき、参考にしてみてください!
新弾のカードは、2月17日(土)0時から購入できますよ!こちらも要チェック!!
ではさっそく行ってみましょう!
目次
ライター・◆ドラ焼きが選ぶ!注目カードTOP3
ご存知、デュエマ界が誇る人型ロボット。初代・最強位の称号を持つ、その実力は、もっぱら未来からやってきたとのウワサ。
レギュラーを務めるデュエバサ!では軽妙なトークを繰り広げ、ガチまとめをはじめとする場で記事も執筆。そのマルチぶりは、秘密道具を使っていないと説明が付かない。
環境デッキをはじめ、最新シリーズの最先端テーマの解説も手掛けている。デュエマの盛り上げに大きく貢献し、現代デュエマを最前線で牽引しているプレイヤーの一人。
執筆:「テーマ解説」「大会レポート」ほか
トップバッターはお馴染み◆ドラ焼きさん!
既に デュエバサ! でも行っている解説に加えて、非常に鋭いピックアップをいただきましたよ!
『邪神と水晶の華』雑感
質問①『邪神と水晶の華』について、「セット全体の印象」を教えてください。
ゼニスはいいぞ。
でも少し環境デッキと互角に渡り合うのは難しそうかなあ。そんな印象の弾になっています。
今回はゼニスのキーカードとなるであろうカードから2枚、汎用的なカードから1枚選出させていただきました!!
注目カードはコレ!
質問②『邪神と水晶の華』について、「注目カード3枚」を教えてください。
第3位《 偽りの希望 鬼丸「終斗」 》
■相手のマナゾーンに多色カードがあれば、このクリーチャーの召喚コストを3少なくする。
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■自分のターン中、このクリーチャーのパワーを+4000する。
■このクリーチャー出た時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その後、選らんだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
■自分のクリーチャーがバトルに勝った時、カードを1枚引いてもよい。
【デイガドルマゲドン】、【火闇バイク】をはじめ汎用的な新規カードとして活躍が期待できます。
たしかに強力な1枚ではありますが、強さはぼちぼち。この弾にも収録されている《天頂と停滞と水晶の決断》との組み合わせも強力です!!
コイツは「多色をマナに置く」裏目を作る……っていう存在自体がヤバいタイプっぽいですよね。
登場以前/以降でプレイングに影響を与えそうな1枚だな……。
第2位《 クリス=タブラ=ラーサ 》
【クリーチャー】
種族 ゼニス・セレス/ 文明 ゼロ / コスト 18 / パワー 28482
■水晶ソウル3(このクリーチャーを召喚する時、自分のマナゾーンにある裏向きのカードのマナの数字は3になる)
■ブロッカー
■ワールド・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によって出た時、バトルゾーンと墓地にある相手のクリーチャーを好きな数選ぶ。その選んだクリーチャーの「このクリーチャーが出た時」で始まる能力をすべて、自分が使う。
■クリスターナル・Κ(このクリーチャーが離れる時、または自分がゲームに負ける時、かわりに自分のマナゾーンにある裏向きのカードを3枚表向きにしてもよい)
間違いなく新ギミック裏向きマナの核となるカードです。
デッキの枠の都合で自分のリソースや、相手への妨害手段、除去など、全てを詰め込むのは難しいというデッキのバランスを無理やりこじ開ける、そんなカードです。
ゼロ文明という点も、裏向きマナのみで召喚できる点が偉く、このカードなしでは今回の弾を語ることはできないと言えるでしょう。
耐性付きのフィニッシャーの強さは、最近も体感したばかりですしね!
第1位 2コストツインパクトサイクル
【クリーチャー】
種族オラクル・セレス/ヒューマノイド/文明水/コスト2/パワー
■相手のクリーチャーが出た時、それが相手のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーなら、持ち主の手札に戻してもよい。
【呪文】
文明水/コスト3
■相手のコスト2以下のエレメントを1つ選び、持ち節の手札に戻す。
■水晶・チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに、裏向きにしてマナゾーンに置く)
【クリーチャー】
種族オラクル・セレス/ヒューマノイド/文明火/コスト2/パワー 2000
■相手のクリーチャーが召喚以外の方法で出た時、そのクリーチャーを破壊する。
【呪文】
文明火/コスト3
■相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体選び、破壊する。
■水晶・チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに、裏向きにしてマナゾーンに置く)
2コストチャージャーサイクル全部。特に、《連射のカルマ ユキメ/ショット・水晶チャージャー》と《救済のカルマ ミルク/リリーフ・水晶チャージャー》 です。
どちらも殴る時に横に添えて相手のトリガーを一部ケアできるカードでありつつ、初動にもなる、そんな攻めっ気が魅力のカードです。
例えば《救済のカルマ ミルク/リリーフ・水晶チャージャー》をアナジャに入れてメタカード兼初動兼詰めカードとして使ったり、《連射のカルマ ユキメ/ショット・水晶チャージャー》を火闇バイクに入れてみるなど、色々と試しがいのあるサイクルだと思います!!
地味にターンを問わないメタクリーチャーな点が光りますね!
ゼニス・セレスのデッキだとなかなか召喚はしなそうですが、 《「使命」の頂天 グレイテスト・グレート》 から添えるのには良いかも!
ライター・神結が選ぶ!注目カードTOP3
卓越した文章力と類稀なるユーモアのセンス、そして独自の切り口が光る、デュエマ生え抜きでは最高峰のライター。
公式カバレージやコロコロオンライン、flat-工房ブログといった多種多様な媒体でデュエマ関連のライティングを手掛け、「デュエマのライターと言えば?」の問いに真っ先に名前が挙がることもしばしば。
広く深い教養と語彙から紡がれる名文の数々はデュエマの歴史を伝え、またそれ自体が新たな歴史の1ページとなる。
執筆:「歴史探訪」「歴代名作デッキ」「GoD」「斜にマス」ほか
神結さんからは、独自の観点でピックアップしていただきました!
『邪神と水晶の華』雑感
質問①『邪神と水晶の華』について、「セット全体の印象」を教えてください。
第一感は「今更ゼニス?」とは思っていました。現代デュエマで、ビッグマナ系のデッキが活躍する未来が見えないんですよね。
ただ「裏向きのマナ」や「水晶ソウル」といった未知の新ギミックを引っ提げてたこと、あとは金トレジャーを見た後は素直に発売が楽しみになりました。
注目カードはコレ!
質問②『邪神と水晶の華』について、「注目カード3枚」を教えてください。
第3位《「狡智」の頂天 レディオ・ローゼス》
【クリーチャー】
種族ゼニス・セレス/ 文明水/コスト10/パワー13000
■水晶ソウル3(このクリーチャーを召喚する時、自分のマナゾーンにある裏向きのカードのマナの数字は3になる)
■ジャストダイバー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によって出た時、相手のクリーチャーを3体まで選び、持ち主の手札に戻す。
■相手のクリーチャーが出た時、カードを1枚引いてもよい。
■エターナル・K(このクリーチャーが離れる時、かわりに自分のマナゾーンにある裏向きのカードを3枚、表向きにしてもよい)
原典のローゼスは「頭良すぎて逆に人の心はわからない」だったと解釈しているんですけど、こちらのローゼスは「狡知」の名の通りに変なズルさを覚えたんでしょう。
故に人から好かれそうな顔立ちに八重歯まで生やしています。少し幼さもあって、特に爪の武器なんかはまだイタズラっぽさも感じますが、これで天才でしかも性格悪いんですよね。属性が多すぎて、デッキ運用で困らなそうですね。
「あざとカワイイ」の権化は、 「狡智」の 名を関するだけはあるという事か……。
2位 《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》
【クリーチャー】
種族ゼニス・セレス/文明自然/コスト13/パワー19000
■水晶ソウル3(このクリーチャーを召喚する時、自分のマナゾーンにある裏向きのカードのマナの数字は3になる)
■マッハファイター
■Q・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によって出た時、自分の山札の上から3枚を見る。その中から、好きな数のクリーチャーを相手に見せ、手札に加えてもよい。残りを裏向きにして、マナゾーンに置く。
■このクリーチャーがタップしていれば、相手のクリーチャーは自分を攻撃できない。
■エターナル・Κ(このクリーチャーが離れる時、かわりに自分のマナゾーンにある裏向きのカードを3枚、表向きにしてもよい)
原典の槍を傘と解釈したのは天才という他ないでしょう。
原典からして「皆の注目を惹きつける」というこちらも生まれながらのアイドル要素を持っていましたが、こちらは圧倒的なパフォーマンスで黙らせようということなんでしょうか。
修羅丸のことをそう解釈している人初めて見た。
衣装や髪色などを見ると、主人公というよりもライバル的なポジションかと思いますが、原典的にもそうですし、あとは顔立ちなんかは王道of王道っぽいので、個人的にも早く使ってみたいカードです。
正直ボルスズ的にはこの娘が№1ですね。
1位 《「俺獅」の頂 ライオネル》
【 クリーチャー 】
種族 ゼニス・セレス / 文明 光 /パワー13500 / コスト12
■水晶ソウル3
■ブロッカー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によって出た時、自分の山札の上から2枚をシールド化する。その後、エレメントを1つ選び、シールド化してもよい。
■自分のシールドゾーンにあるオラクル・アンノウン・ゼニスすべてに、「S・トリガー」を与える。
■エターナル・Κ
俺こそがナンバーワンという強い自負を持つ原典のライオネルですが、思えばこれってアイドルそのものですよね。「俺獅」もまた、髪型も含めてですが表情や姿勢などから強い自信を感じます。自分を大きく見せることに躊躇いがなさそうなんですよね。
そしてやっぱりこの顔じゃないですか。他の4人にはない、この強い意志を感じる、力のある表情。やっぱりかわすみさんの描くキャラなんだよな。今弾のリストの中で、一番好きな表情をしているカードです
今日一の熱量を感じるぜ……!
(結構大真面目に、こういう楽しみ方をするパックなんじゃないかと思っています)
ライター・北白河が選ぶ!注目カードTOP3
第2回トレカライターコロシアムに優勝し、カーナベルに就職を果たしたシンデレラボーイにして、ボルスズの先輩。
ベルカードの執筆、ガチまとめへの記事投稿、さらには編集業にも帰還してマルチっぷりがすさまじい。
普段のボルスズとの会話劇は実録半分、捏造半分とのウワサで持ち切り。
執筆:「未踏のデッキの夢を見て」「時事ネタ」他多数
3人目のライターは北白河パイセン!
今回もパイセン節爆発の意見を頂きましたよ!
『邪神と水晶の華』雑感
質問①『邪神と水晶の華』について、「セット全体の印象」を教えてください。
めちゃくちゃ挑戦的な売り方のセットですね…!
「このパックを買うと、特定の戦略がゼロから組めるよ!」という売り方の商品は、箱を買うモチベーションになるのがいいですね。わりと毎回やってほしいです。
ビクトリーBESTからの系譜な気がしますね。
僕も結構好きです。
反面、マジでこれ買ってるだけでデッキが成立するので「変なカードと合わせての面白ギミック」みたいなのはあんまり見込めないのが難点。クソデッキビルダー泣かせのパックであるのもまた事実です。
あと、E3のストーリーのifの別世界の話をするなら!神化編と関係だけ匂わせて終わった《 機械神類ヨミ 》の話を先に完結させろ!まだ幽霊みたいに突っ立ってギター弾いてるだけのテスタ・ロッサもいるんだぞ!
テスタに関しては我らが伊原しげかつ先生にお任せしましょう。
注目カードはコレ!
質問②『邪神と水晶の華』について、「注目カード3枚」を教えてください。
《Dの魔城 ブリティッシュ・パビリオン》
【D2フィールド】
種族ゼニス/文明闇/コスト2
■自分のクリーチャーすべてに「スレイヤー」を与える。(「スレイヤー」を持つクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)
(他のD2フィールドが出た時、このD2フィールドを破壊する)
■Dスイッチ:自分のターンの終わりに、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、このターン破壊された自分のクリーチャーをすべて、自分の墓地から手札に戻す。
ハイパー【バグ丸くんコントロール】カードです。さよなら《Dの地獄 ハリデルベルグ》。
最大限に生かすために「こちらのターンに小型を一斉展開する」みたいなムーブがより軽く可能になれば、わりとマジでチャンスがあるんじゃないかと考えてます。
こういう細かいアップデートは特殊弾の妙ですよね。
第2位 《偽りの名 システイス》
【クリーチャー】
種族マジック・コマンド/アンノウン/文明水/コスト7/パワー4000
■Sトリガー
■水晶ソウル2
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを3体まで選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、それらのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。
種族(オレら)目配せトリガーアンノウンサイクルの中で、何か1人だけやたら防御力が高いやつです。
【赤青マジック】をメタりつつそこに採用できる…というのはもちろん、【青単マジック・メクレイド】でも小当たりとして十分アリ。なんなら相手ターンに動けるのは《Kl'avia Mondo》誘発に繋がりますからね。
(お得意の【マジック】トークだ……。)
同じサイクルでは、トリガーを確定で仕込みにかかれる《偽りの名 ドルーシ》も結構注目しています。君も《ドラン・ゴル・ゲルス》で暴発しよう!
第1位 《グレート・流星弾》
【呪文】
文明火/コスト6
■S・トリガー
■自分の手札を1枚捨て、カードを2枚引く。コストの合計がその捨てた手札のコスト以下になるよう、相手のエレメントを2つまで選び、破壊する。
■水晶武装4:自分のマナゾーンに裏向きのカードが4枚以上あれば、このターン自分の墓地に置かれた火のクリーチャーを好きな数墓地から選び、出す。
これは断言するんですが、(デッキをある程度選ぶとはいえ)水晶武装なしでも史上最強の火文明単色トリガーです。
これまで本っっっっっ当にロクなトリガーがなく、上だけ見て《爆殺!覇悪怒楽苦》を採用してきた火文明ですが、ここにきてついに救済が来たようですね。
高コストカードさえキープしておけば手札枚数減らさずに2面除去できるというのは、何なら素で唱える価値まである逸品。 おまけに水晶武装入りなら完全無料踏み倒しまでやってのけるのは、サイクルの他のカードと比べてもだいぶやってる寄りです。
実際火文明の中ではかなり高水準なんですよね。
こういう細かいアップデート云々……
今回五文明に用意されたゼニス戦略ですが、これや《偽りの希望 鬼丸「終斗」》《偽りの名 スカラベオ》のように火文明は結構やる気を感じますね。
構築難度はだいぶ高そうですが、「ラゴン」の旧アンノウン含めた「アーマード」シナジーから《「戦慄」の頂ベートーベン》を絡めて《運命》《極頂秘伝ゼニス・シンフォニー》《天頂と停滞と水晶の決断》を連打するようなデッキが組めるかも…?
あと、オラクルリメイク勢全体に「ヒューマノイド」がばらまかれたのはちょっと気になるところ。最近のデザイン傾向的に、近いうちにヒューマノイドプッシュが発生するのかもしれませんね。
そうなったら《火焔漁師ガンゾ》もきっと来るので、【赤単ガトリング】強化です。
ライター・ボルスズが選ぶ!注目カードTOP3
電撃的にこの業界へ飛び込んできたハンバーガー。多忙な所長に代わり、このコーナーを一時的に引き継いだ。今まさに家でこの文章を書きながら、 仕事終わりに記事を書き上げる みなさんに畏敬の念が沸き上がる。
ベルカードも書いていてそこそこ忙しいらしい。
執筆:「速報記事」「時事ネタ」ほか
せっかくなので私の注目カードも紹介です!
『邪神と水晶の華』雑感
質問①『邪神と水晶の華』について、「セット全体の印象」を教えてください。(自演)
相当がっつり外伝やんの久しぶりだな~という感じ。
実は双極篇で復帰した身なので、十王篇以来2回目の外伝体験ですね。
ここまでゼニスに寄った弾を丸々1つ使って作るのは派手で面白いです。
ただ、これ1回だと若干カードプールが物足りないと感じるのも事実。もう1回くらい連動やってほしいけど残弾的にきついかもな~というのが悲しいですね。
注目カードはコレ!
質問②『邪神と水晶の華』について、「注目カード3枚」を教えてください(自演)
第3位《「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア》
【 クリーチャー 】
種族 ゼニス・セレス / 文明 ゼロ /パワー12321 / コスト12
■水晶ソウル3
■T・ブレイカー
■自分のクリーチャーは、出たターンにプレイヤーを攻撃できる。
■各ターン、はじめて自分のクリーチャーが攻撃する時、そのクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、自分の山札の上から、アンノウン・クリーチャーまたはゼニス・クリーチャーが出るまで表向きにする。そのクリーチャーを出し、その後、山札をシャッフルする。
■エターナル・Κ
まずはSRゼロ文明代表からこのカード!
【ゼニス・セレス】のデッキ、裏向きマナという特殊ギミックの都合上、デッキのカラーは2色以下に抑えたいと思うんですよ。
ドラ焼き先生も仰ってたけど、どのデッキにも入って、マナ色を気にせず使える無色というのは結構カギを握りそうだなという印象。
それこそ《Dの寺院 タブラサ・チャンタラム》からの連続召喚で出せるのは大きいんじゃないでしょうか。
展開能力の使用感ははわからないけど、無色らしい(というかジョーカーズ寄りな気もする)疑似SA付与は、結構ありがたくなりそうな気がしますね。
第2位《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》
【クリーチャー】
種族ゼニス・セレス/文明自然/コスト13/パワー19000
■水晶ソウル3(このクリーチャーを召喚する時、自分のマナゾーンにある裏向きのカードのマナの数字は3になる)
■マッハファイター
■Q・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によって出た時、自分の山札の上から3枚を見る。その中から、好きな数のクリーチャーを相手に見せ、手札に加えてもよい。残りを裏向きにして、マナゾーンに置く。
■このクリーチャーがタップしていれば、相手のクリーチャーは自分を攻撃できない。
■エターナル・Κ(このクリーチャーが離れる時、かわりに自分のマナゾーンにある裏向きのカードを3枚、表向きにしてもよい)
最初は神結さんよろしく、ドルオタ路線の評価をする予定だったんですけど数段上手を取られたのでやめました。
普段はおくびにも出さないけどアイドル物は好きなんですよね。
性能の面に関しては、以前の速報記事でも大体言ったんですけどオリジナルで着地がかなうなら相当な圧がありますよね。
単純にこの手のカードが好きなこともあるんですけど、サイクル中一番扱いやすそうなのでオススメしやすいのもありますね。
こと「出したら勝ちそう」なのは《「呪怨」の頂天 サスペンス》に軍配が上がるのでこっちに挑戦するのもおすすめです。
第1位《水晶の祈り/クリスタル・ドゥーム》
【 呪文 】
文明 水 /コスト3
■プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーはカードを3枚引き、その後、自身の手札を2枚選んで捨てる。
■自分のマナゾーンのカードを1枚、裏向きにしてもよい。
【 呪文 】
種族 ゼニス / 文明 水 /コスト11
■カードを3枚引く。
■自分の手札からアンノウン・クリーチャーまたはゼニス・クリーチャーを好きな数召喚する。
ロマンと実益を兼ね備えまくったVR!
実益担当の上面は大体《サイバー・チューン》なのですが、やはり「プレイヤーを選んで」引かせるのが特徴的。
序盤は手札交換に使っておいて、折を見たらフィニッシャーに化けるというのがすでに気持ちいですよね。《「本日のラッキーナンバー!」 》の代わりにこちらを無限回唱えてゲームエンドです。
さりげなくデュエパに目配せをしているのもにくいですね。自身の手札交換、相手への忖度、最後はLO狙いといつ使っても面白いです。最高。
ロマン担当下面はまあ見たまんまですが、相当派手なことをやっているのは間違いない。
ツインパクトお得意の「カードを使う」系でインチキしたり、それこそ《卍新世界卍》で踏み倒す胡乱な奴までいくらでも遊べます。
胡乱代表《マジック・H・コレクター》で遊ぼうかな。
おわりに
今回は『邪神と水晶の華』について、3人のライター陣に意見を伺いました。
今回はそれぞれの多種多様な意見が光りましたが、名前の多く上がったゼニス・セレス組や、新規の枠にとらわれない汎用カードは特に注目!
その他の項も含め、この記事がみなさんのカード評価やシングル購入・デッキ構築のお役に立てるなら幸いですね!
「今後もやってほしい!」「あのライターさんのレビューも読みたい!」「自分の中のTOP3はコレ!」などなど、感想やコメントもTwitter「#みんなのデュエマ新弾トップ3」でドシドシ寄せちゃってください!
最後に、インタビューを快諾してくださったライターのみなさん・引継ぎを任せてくださったバニラ所長、そしてここまでお読みいただいた読者のみなさまに多大な感謝と、今後の素敵なデュエマライフを願って筆をおかせていただきます。
それではまた次のセット、あるいは新鮮な話題でお会いしましょう!