ばにら所長のデュエマだべり部、略してデュべり部!
モガーモガー(デュエマの小ネタや豆知識、懐かしトークから妄想デッキまで、雑多な話題をゆるーくお届けします)
お相手は僕、ばにら所長と
フンガー(ベアデッド・ドラゴンのコテツでお送りいたします)
記事の後半では、宿題としてクイズを出題!
フンスフンス(最後まで、ごゆっくりお楽しみください)
前回の答え合わせ
モガモガ(それじゃ答え合わせだね)
前回の問題はこれだったね
「DM-01にいて、DM-02に収録されなかった種族はフィッシュと何?」
- マシン・イーター
- キマイラ
- バルーン・マッシュルーム
- バーサーカー
モガー(改めて《炎玉呪文「ボヤン」》関係なさすぎる問題だ)
正解は…3. バルーン・マッシュルーム !
DM-03で《マボロシキリダケ》が登場して復活しているよ
モゲー(他は全部、DM-02にいるってことだね?)
マシン・イーターは《技師ピーポ》、キマイラは《ギガスタンド》、バーサーカーは《閃光の伝道師ラグナ》が収録されてるね
DM-02は収録枚数が60種類しかなくて、進化でフィーチャーされた以外の種族はあんまり追加戦力を貰えなかったんだよね
フンガフンガ(1セットそんなに少ないの?)
当時は、ブロックの2セット目以降は収録数が半分の「小型セット」って位置づけだったんだよ
モガー(へー)
割と収集効率が良いので助かってたんだけどな~
フゴフゴ(王来MAXから1セットあたりの収録数が減ったのも、この頃に近づいたのかもね)
かもねえ
ちなみに、さっき紹介した《技師ピーポ》と《ギガスタンド》、かなり後年になってから『謎のブラック・ボックス・パック』で再録されてるよ
モゲ?(あれほんとだ、なんで?)
DM-02では「破壊」っていう語が定義されてなくて、「バトルゾーンから自分の墓地に置かれるとき」っていう表記だったのよ
この書式、一時「封印に置かれた《 技師ピーポ 》が剥がれた時も『バトルゾーンから墓地に置かれた』と扱われる」って裁定が出されて(後に逆転)、混乱の拡大を避けたかったんだろうねえ
モンガー!(そんなことある!?)
《技師ピーポ》、その裁定なら《禁断~封印されしX~》入りの【赤単バイク】あたりでワンチャン……?
モガモガ(隙あらばマナを割ろうとしないでほしい)
マナだよなぁ、潰してえのは!
今回のカードは…?
マナだよなぁ、潰してえのは!
フンガフンガ(わかったわかった)
というわけで今回は、DM-02繋がり&ランデス繫がりでこちら!
《マナ・クライシス》
【 呪文 】
文明 自然 / パワー- / コスト4
S(シールド)・トリガー(このカードをシールドゾーンから手札に戻すとき、コストを支払わずにすぐ使ってよい。)
相手のマナゾーンからカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
マナだよなぁ、潰してえのは!
フンガフンガ(この際だから言っておくけど、そのセリフってイケメンのチアリさんが言うからギャップが面白いんだよ)
急にマジレスやめて?
モゲモゲ(同じネタを使い回し始めたら終わりだから釘を刺しておきます)
手厳しい
モガーモガー(っていう茶番はこのへんにして、《マナ・クライシス》――シンプルなランデス呪文だね)
S・トリガーがついてるとはいえ、「マナを割る(意訳)」とだけ書いてる呪文は唯一無二だね
モゲモゲ(これ、トリガーなければ3マナでランデスできたってことかな……)
どうなんだろうね、盤面に触れないS・トリガーだからなあ
フガフガ(S・トリガー無しでも4マナが妥当ってこと?)
なんかこう、「S・トリガー無し《マナ・クライシス》」は3.5マナで、0.5マナでS・トリガーついた的なイメージがある
モゲー(全然伝わらない)
実際、盤面に触れるS・トリガーと触れないS・トリガーでコスト論の計算どうなってるのかはちょっと気になるんだよね
フンガフンガ(そこは昔と今でも違いそうだね)
恐るべき古代呪文
モンガモンガ(《マナ・クライシス》、DM-02で登場ってことはかなりの古株カードだよね)
《フェアリー・ライフ》や《エナジー・ライト》すら存在しない時代だからね
フゴーフゴー(自然の基本カードっぽい《フェアリー・ライフ》より先に《マナ・クライシス》が登場してたの不思議だなぁ)
最近始めたプレイヤーさんに、どっちが古そうかアンケート取ってみたいね
フゴフゴ(趣味の悪い古参しぐさだ)
ただの興味本位だから許して!?
モゲモゲ(ていうか《フェアリー・ライフ》にせよ《エナジー・ライト》にせよ、意外と基本っぽい呪文って2年目以降に出てるんだね)
DM-06『闘魂編』でそれらが登場して、基本の呪文が出揃ったようなイメージはあるね
フガーフガー(2年目の基本セットだね)
そう。ただ一方で、《デーモン・ハンド》をはじめとする強力なS・トリガー呪文はDM-01にしか収録されてなかったんだけどね
モガーモガー(ともあれ、そんな時代から存在したのが《マナ・クライシス》だった、と)
先週の話題にも通じる話だけど、この時代の呪文って世界観的には何を表してたんだろう?って視点で見てみるのも面白いよ
モゲモゲ(《炎玉呪文「ボヤン」》は、プレイヤー自身が魔法を使うイメージだったよね)
一方で《マナ・クライシス》みたいな初期の呪文――特に相手に干渉する呪文は、「各文明の防御機能」ってイメージなんだよね
ホゲー(あー、並べて見ると確かに!?)
たぶん、「5文明が互いに争っている」っていう世界観を伝えやすくする意図があったんじゃないかなあ
フンガフンガ(「○文明に踏み込むと、こんなトラップが待ち受けてるぞ!」みたいな感じだね)
《マナ・クライシス》も、「守備隊を意に介さずエネルギー炉(?)を破壊する自然の巨獣」ってアートが描かれてるよね
マナだよなぁ
モガーモガー(っていうか、自然がマナ破壊の担当だったんだね)
ごく初期のカラーパイ(※色の役割)ではそうだったみたいだよ
ホゲー(《シェル・フォートレス》なんかもそうか)
伸ばすのも壊すのも、マナへの干渉全般を自然の担当にしたかったのかもね
フンガフンガ(でもランデスって、どっちかというと火文明が強いイメージもあるなぁ)
99%くらい《超竜バジュラ》と《バジュラズ・ソウル》のせいでは……
モゲーモゲー(そうかもしれない)
ランデスといえばこいつら!って人も多いだろうしなぁ
フンガー(あと焼け野原のイメージというか、火がランデスするのはフレーバー的にも似合うよね)
焼け野原――《焦土と開拓の天変》なんかはまさにそれだね、火が「焦土」=ランデスで、自然が「開拓」=マナ加速のイメージじゃないかな
これといい《マナ・クライシス》といい、ランデス呪文がアンコモンで刷られてた時代があったんだなあ……
モガモガ(アンコモンに限らず、マナを割るカードって最近はあんまりないよね?)
ランデスはライブラリアウトと並んで、かなり避けてるデザインっぽいからね
モゲーモゲー(そうだよね、食らうと何もできない感あるもんなぁ)
いや言いたい!誘発が多かったり有限ループが発生したり、ランデス以外にも「何もできないうちに負けた」みたいなデッキはいっぱいある!ランデスだけを悪者にするな!
モガモガ!(うわっめんどくさいスイッチ入った!)
デュエマって色を足しやすいゲームだし、各種クロニクルや王来篇で強い3色カードが増えた今、その傾向はますます高まってると思うんだよ
そんな現代デュエマだからこそ!やろうランデス!割ろうマナ!
安易な多色化にランデスの裁きを!!
モガ……(多色デッキを憎みすぎて変な宗教みたいになってる……)
※所長は信じられないほどタップインに泣かされるので多色デッキを使うのが致命的にダメです
モガモガガ……(マナなのか、潰したいのは……)
問題はランデスカード自体がまったく供給されていないことなんだけど
フンガー(あるじゃん《極限龍神メタル》とか、あとそれこそご主人イチオシの《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》とか)
あーそうか、このへんの『デュエキングMAX』新録カードは熱いな……!
今年のデュエキングでもランデスカードの収録きてくれ~~~!!!《マナ・クライシス》と《焦土と開拓の天変》再録でもいいz……
……
宿題!!!
モンガ?(えええ?)
「《 焦土と開拓の天変 》が最後に収録されたのはいつ?」
- 覚醒編
- エピソード1
- エピソード2
- エピソード3
モゲモゲ?(何度か再録されてるんだよね?)
そう、その中で、2022年10月現在、最後の再録がどの年だったか答えてね
フムフム(ふむふむ)
『コロコロ・ドリーム・パック』や戦略パック、デッキビルダーや構築済デッキ、『ブラック・ボックス・パック』など、特殊セットも含めるよ
エンディング
ばにら所長のデュエマだべり部!今回は《マナ・クライス》をお送りした。
このコーナーではこれからも、デュエマに関する豆知識や懐かしトーク、小ネタをゆるーく紹介していくぞ。
感想やリクエストはぜひ #デュべり部 でツイートしてね!
今回の宿題、「《 焦土と開拓の天変 》が最後に収録されたのはいつ?」
- 覚醒編
- エピソード1
- エピソード2
- エピソード3
の答えも大募集だ!
ばにら所長のデュエマだべり部、略して「デュべり部」は、毎週土曜20時更新!土曜の夜は、一緒にデュべろう!
モゲー(ご主人、ランデス好きだったんだね……)
うーん、っていうか「パワーカードを咎める」ギミックが好きなのよ、《予言者マリエル》とか
モガモガ(それは「パワーカードが嫌い」って言うのでは……?)
来週土曜につづく!