どうも!
モルトNEXT怪人の普通のイオンです!
(↑私が怪人と呼ばれるようになったきっかけは上の記事をご覧ください)
ということで今回紹介するデッキはもちろん【モルトNEXT】!
今回は火自然水の3色に寄せてあの超高級最強カード《 切札勝太&カツキング -熱血の物語- 》を強く使えるようにした構築で、意外なフィニッシャーや最新弾の強力カードにも注目の……。
……ん? 何か置いてあるな。
格……安……?
5000円……以内……!?
ウオオオオオオオ!!!!
ウワアアアアアアア!!!!
グワアアアアアアアア!!!!!
……。
……仕方ねえなあ……。
やるか、【白単サザン】……!
目次
それはさておき:当企画のルール
改めまして『格安デュエマ研究所』は、ガチまとめライターが持ち回りで低予算デッキを構築・紹介していく企画です。今回で4回目です。やったね。すごいね。
何を以って低予算とするかですが、当企画では「シングル価格の合計がクロニクルデッキの定価(=およそ5000円)以内」という定義を設けるものとします。
(シングル価格は執筆時点(2021/10/01)のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A(最高品)として計算。一番いいのを頼む)
……5000円かあ……。
……今Amazonでクロニクルデッキ原価割れしてて3000円ちょいで買えるんだよな……。
ということで私は3000円で組みます。
また、本企画の大テーマとして「安いデッキは高額デッキの代用ではない」があります。
本デッキも「安いけどガチで強い・ガチで面白い」をテーマに、格安ながらしっかり遊べる出来に仕上げているので、ガチでお楽しみに!(まさにガチまとめ!)(うまい!)
コンセプト
今回紹介するデッキのキーカードはこちら、
《 共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス 》と《 予言者クルト GS 》を採用した高速アグロデッキ――【白単サザン】です。
《 予言者クルト GS 》は1ターン目から展開できるアタッカーです。
どんな雑魚クリーチャーでも6発攻撃を入れればゲームを終わらせられるデュエル・マスターズにおいて1ターン目から展開できるアタッカーの持つ意味は非常に大きく、速攻戦略を行う上で最良と言ってもいいカードです。
序盤から軽量クリーチャーを大量展開し、マナ置きと展開でガスガス減った手札を《 共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス 》で大量ドローしドブンと回収するのが【白単サザン】のコンセプトとなります。
微妙なパーツ不足からメタクリーチャーなどでゆっくり攻めざるを得なかった旧来の【白単サザン】と違い、王来篇3弾で登場した《 予言者クルト GS 》の登場によりゴリゴリに序盤から展開できる12クルト型の構築が完成。
安価・安定性・上ブレ時の攻撃性能をハイレベルで達成しています。
特に【白単サザン】を使う最大の理由――
速攻デッキの代表である【赤単ガガガ】と最大の差別化点として、光文明の呪文封じを採用することによるトリガーへの高い耐性が挙げられます。
しかしここが曲者で、トリガーケアカードの最右翼である《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》はなかなか高く、5000円構築ではとてもではないが手が出ません。
また、《ジャミング・チャフ》を効率よく唱えるための《未来の法皇 ミラダンテSF》、
それに革命チェンジするための《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 ~土を割る逆瀧~》、
これらから唱えられる最強カード《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》エトセトラエトセトラ、
これらを用いる都合上、しっかり組もうとすると万年腹ペコ貧民デッキの印象とは裏腹に意外と高くつくのが実情……でした。
しかし王来篇で登場した新カードにより新たなトリガーケア手段を得たことで、この問題は解決し【白単サザン】は晴れて当研究所入りする運びとなりました。
トリガーケア手段についてはデッキ紹介までのお楽しみとし、そろそろデッキの紹介に移りましょう。
デッキレシピ
……アドバンス!?
はい、今回の格安デッキ、なんとアドバンス対応となっております。
デュエル・マスターズの大きな魅力といえば超次元ゾーン・超GRゾーンを用いた様々な角度からの展開。
たった2850円(2021/10/01時点)でこれを味わえるのは【白単サザン】ならではの持ち味です。
採用カード解説
アグロデッキは再現性を高めることが何より大切だと考えているため、特に言及がない限り全てのカードは4枚採用としています。
コンセプトカード
《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》
【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 文明 光 / パワー7000 / コスト7
■ブロッカー
■シンパシー:光のコスト3以下のクリーチャー(このクリーチャーの召喚する時支払うコストは、バトルゾーンにある自分の光のコスト3以下のクリーチャー1体につき1少なくなる。ただし、コストは1より少なくならない)
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分の光のコスト3以下のクリーチャー1体につき、カードを1枚引いてもよい。
■W・ブレイカー
50円
本デッキのコンセプトカードです。
「軽量クリーチャーを大量展開していると出しやすくなるシンパシー」「軽量クリーチャーを展開した欠損をカバーできるドロー能力」が持ち味の非常に強力なカードです。(の割に安い)
「クリーチャーを並べて殴る」アグロデッキの役割を遂行するだけでこのカードのサポートを兼ねられ、アグロデッキ特有の息切れをドローでカバーし、おまけに2打点にもなるといたれりつくせりなクリーチャーです。
私の人生もこれくらい手厚くカバーされねえかなあ。
また、エンジェル・コマンド・ドラゴンなのが非常に重要であり、後述する《ミラクルストップ》によるトリガーケアを行うための火種にもなってくれます。
《予言者クルト》《希望の親衛隊ラプソディ》《予言者クルト GS》
【 クリーチャー 】
種族 ライトブリンガー / 文明 光 / パワー500 / コスト1
-
50円
【 クリーチャー 】
種族 イニシエート / ハンター / エイリアン / 文明 光 / パワー500 / コスト1
-
50円
【 クリーチャー 】
種族 ライトブリンガー / 文明 光 / パワー500 / コスト1
■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
50円
これ本当に全部書く必要あるか?
《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》の相棒。1マナ、パワー500、デメリットなしのクリーチャーです。
以下、これら3種をまとめて「クルト系」と呼びます。
赤単が未だにデメリット付きの《 ブンブン・チュリス 》《 凶戦士ブレイズ・クロー 》を喜んで使っていることからわかるように、このスペックは正直言って破格です。
クルト系が12枚使えるというだけでも白系のアグロデッキを使う価値があると考えています。
加えて《予言者クルト GS》はG・ストライクで受けとしての性能もあり、構築を真っすぐ伸ばしたままデッキの防御力を引き上げてくれます。
《希望の親衛隊ラプソディ》もGSにならないかなあ……。
トリガーケア用カード
《ミラクルストップ》
【 呪文 】
文明 光 / コスト4
■G・ゼロ-バトルゾーンに自分のエンジェル・コマンド・ドラゴンがあれば、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。
■次の自分のターンのはじめまで、相手は呪文を唱えられない。
50円
《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》を不要としたこのデッキのソリューションその1です。
エンジェル・コマンド・ドラゴンがいれば無料で唱えられるため、革命チェンジによる踏み倒しを必要とせず単体でトリガーケアを行うことができ、大幅な価格・デッキ枠の削減を実現しました。
もちろん価格だけではなく、《 ジャミング・チャフ 》+革命チェンジと違い《 共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス 》の召喚酔い解除を待たず攻勢に転じられるため、デッキ全体のスピードを引き上げる効果も持っています。
《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》が出た後に効果で引ければいいため《時の法皇 ミラダンテⅩⅡ》との枚数調整で3枚採用となっています。
揃えば強力な分《 共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス 》が引けない時にとにかく単体スペックが低く、《 共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス 》を4枚しか採用できない【白単サザン】での採用は絶望的だった……のですが!
《オヴ・シディア <サザン.Star>》
【 スター進化クリーチャー 】
種族 メタリカ / エンジェル・コマンド・ドラゴン / レクスターズ / 文明 光 / パワー6000 / コスト4
■スター進化:レクスターズまたは光のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにある自分のコスト4以下のクリーチャー1体につき、カードを1枚引く。
50円
お待たせしました。
本デッキのソリューションその2、8枚目のエンジェル・コマンド・ドラゴンにして8枚目の《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》です。
……リッチ警官キャッシュのコラボカードが格安デッキのキーカードってなんか皮肉だな……。
コスト軽減ができず、進化した瞬間は小型クリーチャーを減らしてしまう分《 共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス 》より使い勝手は悪いですが、進化クリーチャーの特質で出した瞬間に1打点を増やせるのは《 共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス 》にない魅力です。
また、場を離れる時に下のクリーチャーの身代わりになってくれるスター進化なのも重要であり、《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》、《ボルシャック・ドギラゴン》、《聖魔連結王 ドルファディロム》のEXライフなど、《ミラクルストップ》でケアできないクリーチャー系の防御カードもケアすることができます。
GR召喚クリーチャー
《音奏 シャンタン》
【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / ワンダフォース / 文明 光 / パワー2000 / コスト2
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の他の光のクリーチャーを1体、タップしてもよい。そうしたら、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)
50円
無から3マナ以下の光文明を呼べるGR召喚は《 共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス 》と非常に相性が良く、特に1枚のカードを2枚に増やせるGR召喚は手札を減らさず場のカードを増やせるため、ドロー速度を大きく引き上げてくれます。
《音奏 シャンタン》はGR召喚効果を持つ光文明クリーチャーの中でも最軽量であり、効果が完璧に決まればわずか2マナで2枚のクリーチャーを展開できます。
効果を発揮するには横に別のクリーチャーを必要とし、2ターン目のプレイにやや不向きなのが《音奏 シャンタン》の欠点。
しかし、このデッキの場合は12枚体制のクルト系がカバーしてくれます。
なんならクルト系を12枚積んでいるのはこのカードを支えるためと言っても過言ではない、それほどのパワーカードです。
《音奏 ハープララ》
【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / ワンダフォース / 文明 光 / パワー9500 / コスト3
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーはタップしてバトルゾーンに出る。
■バトルゾーンにある自分の他のクリーチャーが2体以下なら、このクリーチャーはアンタップしない。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)
50円
《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》とGR召喚を組み合わせるための必要条件である「3マナ以下」「光文明」「クリーチャー」で絞った時に最も使い勝手が良かったカードです。
タップで入る都合上《龍装 チュリス》に土手っ腹をどつかれ無償で革命チェンジされるのが腹立たしいですが、なんだかんだ「3マナでW・ブレイカー」は強力なので割り切って採用しています。
アンタップ条件もこのデッキなら苦としないため、50円とは思えない高打点を発揮してくれるでしょう。
その他採用カード
《一番隊 クリスタ》
【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / 文明 光 / パワー2000 / コスト2
■自分のメタリカを召喚するコストを1少なくする。ただしコストは0以下にならない。
50円
メタリカのコストを軽減してくれます。
もともと1マナのクルト系、自身の効果でコスト軽減できる《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》、元からコストを払う気がない《時の法皇 ミラダンテⅩⅡ》《ミラクルストップ》を除けばこのデッキのカードは全てメタリカのため、1枚出してしまえば効果は絶大です。
特に《 音奏 シャンタン 》は1マナで2枚展開、即ち1マナで2マナ軽減できるようになるので《 共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス 》を実質コスト軽減してくれます。
さらに、元が重くやや使い勝手の悪い《 オヴ・シディア <サザン.Star> 》はこのカードとコンボする意義が大きく、これらを使う場合は優先してプレイしたい1枚です。
《奇石 オリオン》
【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / 文明 光 / パワー3500 / コスト3
■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストの大きい自身のクリーチャーをすべて、好きな順序で山札の一番下に置く。
50円
環境に多く存在する【ドギラゴン閃】系のデッキを重く見た対策カードです。
踏み倒し対策という点で仕事は《奇石 ミクセル》に近いですが、
- 《 アルカディアス・モモキング 》のタップイン、《 蒼き守護神 ドギラゴン閃 》のブロッカーが重く、出てしまってから後出しで処理できるカードが欲しい
- 《 龍装 チュリス 》が盾に突っ込んでくれるため、S・トリガークリーチャーを入れておくと《 共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス 》の水増しに使えて奇跡が起こる
- 《 切札勝太&カツキング -熱血の物語- 》《 ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム 》が流行しており、場に貼り付けるタイプのメタクリーチャーへの信用が薄い
- EXライフ持ちクリーチャーには《 奇石 ミクセル 》だろうと攻撃まで行かれてしまうため、どうせ殴られるなら見えてないカードで止めた方が効果が高い
- 《 ミラクルストップ 》の採用により《 ジャミング・チャフ 》面が不要になった
などの理由から実はこれを抜いて《 奇石 ミクセル 》にしてもギリギリ5000円で収まるのを無視してこちらを採用しています。
《時の法皇 ミラダンテⅩⅡ》
(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ドレミ団 / 文明 光/水 / パワー12000 / コスト8
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジ:光または水のコスト5以上のドラゴン
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、光のコスト5以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えてもよい。
そうしなければ、カードを1枚引く。
■ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、次の相手のターンの終わりまで、相手はコスト7以下のクリーチャーを召喚できない。
190円
《 共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス 》から革命チェンジすると、要するに勝てます。
多色特有の裏目こそありますが非常に強力なカードで、プランを定義づける迫力があるため採用することにしました。
殿堂カードなので1枚です。
GRクリーチャー
正直GRクリーチャーはコスト3以下・光文明なら割となんでもいいので紹介は軽くに済ませます。
《救命の意志 テュラー》
【 GRクリーチャー 】
種族 メタリカ / ワンダフォース / 文明 光 / パワー2000 / コスト2
■マナドライブ 2 (光):自分のマナゾーンのカードが2枚以上で光文明があれば、このクリーチャーに「セイバー:光のクリーチャー」を与える。(自分の光のクリーチャーが破壊される時、「セイバー:光のクリーチャー」を持つクリーチャーをかわりに破壊してもよい) (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
50円
総攻撃の際に先にこのクリーチャーから殴ることで、セイバー能力でトリガーケアができます。
《捕縛の意志 フェルメル》
【 GRクリーチャー 】
種族 メタリカ / ワンダフォース / 文明 光 / パワー2000 / コスト3
■マナドライブ 2 (光):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが2枚以上で光文明があれば、相手のクリーチャーを1体選び、タップする。 (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
50円
《蒼き守護神 ドギラゴン閃》に代表されるブロッカーケアです。
《超衛の意志 エイキャ》
【 GRクリーチャー 】
種族 メタリカ / ワンダフォース / 文明 光 / パワー2000 / コスト2
■シールド・セイバー(自分のシールドがブレイクされる時、かわりにこのクリーチャーを破壊してもよい) (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
60円
シールド・セイバーで盾を守ってくれるので実質殴れるブロッカーです。なんか……たまに役立ちそうじゃない?
《続召の意志 マーチス》
【 GRクリーチャー 】
種族 メタリカ / ワンダフォース / 文明 光 / パワー1000 / コスト3
■マナドライブ 5 (光):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが5枚以上で光文明があれば、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する) (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
165円
5マナ溜まった時に出すと最強です。
アグロにしては珍しく5ターン目以降は手札がかっぽじ、もといがっぽがっぽのためマナ置きをサボる必要がなく、マナドライブ5も思ったより達成できます。
《催眠の意志 レンブラ》
【 GRクリーチャー 】
種族 メタリカ / ワンダフォース / 文明 光 / パワー1000 / コスト3
■このクリーチャーがタップした時、相手のクリーチャーを1体選び、タップする。
50円
ブロッカーケアです。
殴り始めるタイミングからクリーチャーをタップさせられるため《捕縛の意志 フェルメル》よりピンポイントにブロッカーをケアできます。
環境的に割と強いからできれば4枚入れたい。 まあそんな都合のいいこと……。
《煌めく五男 十四松》
【 GRクリーチャー 】
種族 ニート / 文明 光 / パワー1400 / コスト3
■このクリーチャーが攻撃する時、「マッスルマッスル!ハッスルハッスル!」と言ってもよい。そうしたら、クリーチャーを1体選んでタップする。
30円
……マジなんだって!
4枚目の《催眠の意志 レンブラ》だから強いんだって《煌めく五男 十四松》!
なんなら《凶戦士ブレイズ・クロー》に負けないとか黙ることで《熱血星龍 ガイギンガ》を選ばずに済むとか《催眠の意志 レンブラ》に負けない利点もあるんだよ! 信じてよ!
私はCSで「マッスルマッスル! ハッスルハッスル!」を聞ける日を楽しみにしているからな……。
このデッキの回し方
①勝負は1ターン目から始まる! ばしばしクリーチャーを展開しよう
通常のデュエマは2ターン目から動き出しますが、このデッキは例外です。
1ターン目からクルト系でロケットスタートを仕掛けましょう。
【白単サザン】において「小型の展開」と「マナブースト」はほぼ同義です。勿体がらずにビシバシ展開しましょう。
目標は7マナの《 共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス 》を4ターン目に出せる「除去を受けてなお4ターン目の開始時に3枚以上」と考え、3ターン目まではGR召喚を駆使して盤面を作っていきましょう。
また、形としては速攻デッキを名乗っていますが、呪文トリガーの多そうな相手にはこの段階ではシールドを攻撃しないことに注意してください。
《ミラクルストップ》を使えばトリガーの大半はケアできるため、殴り返しをケアする意味も込めて《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》フェイズに入るまでは展開に集中しましょう。
②展開が終わればお待ちかねの大量ドロー!
お待たせしました。4ターン目に入ればやりたい放題です。
2枚の「サザン」をプレイして手札を一気に広げ、安全なフィニッシュに必要な《ミラクルストップ》やスター進化、次の「サザン」、打点となる小型クリーチャーをかき集めましょう。
コツとして、《 共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス 》を出す前にクルト系あるいは《 音奏 シャンタン 》をプレイすると、本来の使用マナと変わらずにドローと盤面増強をノーリスクで享受できます。
《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》を使う時の基本となるテクなので覚えておきましょう。
……なお、4ターン目と言いましたが、
1ターン目:クルト系2ターン目:《一番隊 クリスタ》3ターン目:《音奏 シャンタン》+《音奏 シャンタン》
と入れれば、1マナ余った状態でクリーチャーが6体になるため、奇跡の3ターン目ロケットスタートを実現できます。
ハンドキープがあまりに厳しく現実的なプランではないですが一生に一度はやってみたいですね。3tスクチェンNEXTより難しそう。
③今だ! キックを使え! 目だ!
《ミラクルストップ》を引き込んだらお待たせしました、レッドファイッ! の時間です。
先程まで展開した大量の小型クリーチャーがトリガーを踏みにじり相手の顔面をずたずたに破壊します。
革命チェンジの過程を経る必要がない分、《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》の召喚酔い解除を待たず最速4ターンで攻勢フェイズに入れるのが今までの【白単サザン】にない大きな強みです。
もちろん4ターン目に愚直に突っ張るだけが持ち味ではありません。
除去トリガーがあるデッキには《オヴ・シディア <サザン.Star>》、
返しのターンでクリーチャーが展開できないと攻められないデッキには《時の法皇 ミラダンテⅩⅡ》、
ブロッカーの多いデッキには「マッスルマッスル! ハッスルハッスル!」など、1ターン待てば様々なケア札を用意でき、相手の戦略をズタボロに踏み潰して勝てます。
ちゃんと回してちゃちゃんちゃちゃんちゃんすれば大抵のトリガーはケアできるので、どのカードが刺さるかを考えながらプレイするのも【白単サザン】の楽しみのひとつです。
改造するなら
先も言ったとおり、このデッキは割と完成しています。
このままでCS出ろって言われたら……なんで【モルトNEXT】じゃダメなんだよってぼやきながら出ていいもんなあ、全然……。
いじるにしても環境に応じて《奇石 オリオン》の枠を《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》や《音奏 プーンギ》など別の軽量カードにしてみたり、3枚に調整したカードを増やしたりするくらいでしょうか。
クルト系に餌付けされてるみたいなデッキなので割と構築が固定されてるんですよね。
…… 《 時の法皇 ミラダンテⅩⅡ 》 とかめちゃくちゃ光らせてみる?
わざわざ激安デッキを光らせるのも馬鹿らしいので、おまけとして本デッキに+6000円くらいで組める全く新しいデッキを1つ提案します。
俗に【成長ダンテ】と呼ばれるデッキです。
1ターン目にクルト系を展開し、2ターン目に5マナのドラゴンに革命チェンジ、3ターン目に「ミラダンテ」系に革命チェンジしてシールドを粉砕しながら呪文を踏み倒すことを目標としたデッキとなっています。
このデッキの魅力は、3ターン目までに《コアクアンのおつかい》もしくは《ジャスティス・シェイパー》を最大2回唱えられることです。
3ターン目の革命チェンジチャンスまでに6枚もの枚数をドローできるため、デッキの再現性が非常に高く、上手くいくと呪文・クリーチャーの両面をケアしながら3ターンキルが成立します。
こちらはオリジナルで使えるデッキのため、友達とフォーマットを合わせたい際などに使ってみてはいかがでしょうか。
むすびに
【白単サザン】の紹介でした。
とにかく光文明のアグロカードは安いものが多く、手前味噌ではありますが再現性・動きの派手さ・実用性、これら全てが3000円とは思えない完成度のデッキになったと思います。
「実際に組んでみた!」「こんな改造はどう?」「CSで使ったら《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》で《煌めく五男 十四松》宣言してウケた」「お前のデッキ洗ってない犬の臭いがするんだよ」など、感想やアイデアがあればぜひ #格安デュエマ研究所 でツイートしてください。
次回のライターは私よりもうちょいまともな奴が来ると思います。震えて待て。
それじゃ。あばよ、ダチ公!
【格安デュエマ研究所】調査録
01. 「連撃ガリィングマール」ばにら(スガワラ)
02. 「超ドロー&ビート!青単リーフ」北白河
03. 「ド派手な一撃!アナカラー轟破天」村民まんじゅう
04.「爆速ビートダウン!白単サザン・ルネッサンス」普通のイオン
05.「妨害&ビートダウン!赤白レッドゾーン」カズキ