こんにちは、神結です。
GPも近付いておりますが、デュエマ界隈……もとい、デュエプレ界隈を賑わせているのが《眠りの森のメイ様》です。
【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / 文明 自然 / パワー5000 / コスト4
バトルゾーンに出す時、このクリーチャーはタップして置く。
このクリーチャーをアンタップする時、かわりに自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せる。それがドリームメイトであれば、バトルゾーンに出してもよい。それ以外であれば、自分のマナゾーンに置く。
デュエプレのメイ様は《お目覚めメイ様》からの変身が可能で、すごく端的に言えば最速2ターンで着地してくれます。
2ターン目にひっくり返ったこのカードを対処出来るカードはかなり限られているため、緑が入ったデッキであればだいたい搭載されており、ハンター速攻から刃鬼までがメイ様の恩恵を授かっています。
そんなわけで今週の「歴代名作デッキ紹介」は、《眠りの森のメイ様》を使ったデッキを取り上げてみようと思います。
今回は【ギフトメイ様(ドリームメイト)】です。
目次
本日の名作デッキ紹介
ちゃんとドリームメイトの種族デッキだよ
というわけで今回のデッキは《眠りの森のメイ様》を使った、【ギフトメイ様(ドリームメイト)】になります。登場時期はエピソード2です。
大会実績があるようなデッキではないんですが、個人的にドリームメイトが好きですし、いまもっとも熱い?カードでもあるので、紹介しておこうと思います。
リストはだいたいこんな感じ。
《フェアリー・ギフト》を使った最速2ターン着地から、ドリームメイトたちの踏み倒しを狙っていきます。基本的にはビートデッキですね。
デュエプレでは刃鬼やらライゾウやらにも入っていたりしますが、紙では変身出来ないので、ちゃんとドリームメイトの種族デッキになっています。
ちなみに紙でブーストエンジンとして採用する場合、ギフトと組むなら《暴れ馬「黒皇号」》でいいと思います。
さてドリームメイトですが、初出は不死鳥編ということで、かなり歴史の長い種族です。原作だとジョージが使用していますね。
当初は種族でどうこうというよりダイナモでなんとかしてもらおうというデザインのカードが多かったのですが、徐々に使いやすいカードが増えていき、構築済デッキ「ワイルド・キングダム」では、《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》が登場します。
【 進化クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / 文明 自然 / パワー6000 / コスト5
進化-自分のドリームメイト1体の上に置く。
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それが進化ではないドリームメイトかビークル・ビーであれば、バトルゾーンに出してもよい。
W・ブレイカー
このカードのお陰で、デッキをドリームメイトで固める意味が出てきたわけです。
その後は種族としての大幅な強化は無かったものの、《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》や《蛇手の親分ゴエモンキー!》、《時空の探検家ジョン》といった有名なカードも徐々に増えていきました。
そしてエピソード2になると、ドリームメイトは大きな強化を受けます。その中心となったのが、今回の主役である《眠りの森のメイ様》です。
元々パンダ将軍のお陰で展開は得意だったのですが、追加の展開札を獲得。
さらに、その展開が直接勝ちに繋がる《お目覚めメイ様》なんてカードも手に入れました。
【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / ハンター / 文明 自然 / パワー1000 / コスト1
このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、バトルゾーンに自分のドリームメイトが7体以上あれば、自分はゲームに勝つ。そうでなければ、その攻撃を中止する。
その後もドリームメイトは何度かフィーチャーされており、近年では「最強戦略ドラリンパック」や「20周年超感謝メモリアルパック 技の章 英雄戦略パーフェクト20」でも登場しています。
ちなみに、《神羅ケンジ・キングダム》+《超神羅ギュンター・ペガサス》に《ツクっちょ <メイlazy>》を加えたドリームメイトの種族デッキである【黒緑ケンジキングダム】が少し前まで大活躍しておりました。メイlazy>
【 進化クリーチャー(究極進化) 】
種族 デーモン・コマンド / ドリームメイト / ルナティック・エンペラー / 文明 闇/自然 / パワー6000 / コスト4
■このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。
■究極進化:進化クリーチャー1体の上に置く。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を墓地に置く。その後、その3枚の中からクリーチャーを1体出す。
山札はドリームメイトの故郷
ドリームメイトにはドラゴンのように単体で相手を圧倒するパワーはないため、速度と展開力が求められます。
狙いは2ターン目の《フェアリー・ギフト》から《眠りの森のメイ様》着地。
その後2~3ターンほどメイ様に仕事をしてもらって、場をドリームメイトでわんさかさせようというのがこのデッキになります。
メイ様が2~3ターンドリームメイトを呼び続けてくれれば、序盤の手札消費分を考えてもお釣りがきます。先攻ならば《大冒犬ヤッタルワン》から3ターンメイ様ルートもありますが、正直後攻だと……。
というわけで、何よりもメイ様を引いて下さい。
一度展開が軌道に乗れば、フィーバータイムです。
そこからは大量の打点で殴り潰すもよし、《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》で更なる展開をするもよし、《お目覚めメイ様》の特殊勝利を狙うもよし、《魂の呼び声》+《楯神の賢者レオルド》でシールドを焼きながら安全に詰めていくもよし、です。
とにかく殴らなくてもいいという選択肢があるのが、このデッキの魅力ですね。
サブプランとしては、やはりギフトを使った《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》の早期着地があります。《早起きトイプーちゃん》→3ターンパンダ将軍、みたいなルートですね。
こちらになると、かなり殴り切りを求められることになるので、《猛烈元気バンジョー》とか、レオルドとか、ある程度強いカードが捲れるのを祈りましょう。
ちなみにこのデッキは後手から《学校男》を当てられると激痛どころの騒ぎではありません。
一応ハンデスには《幻獣提督ウー・ワンダフォー》による耐性がありますが、起点となるクリーチャーや進化前を除去されると、単体のカードパワーで太刀打ち出来なくなります。
故に脆さがかなり多いデッキではあるんですが……。
とはいえ、いつの時代も捲るデッキはワクワク感が楽しいです。
ドリームメイト自体が童話調のデザインでコミカルでもありメルヘンチックでもあり楽しいデッキだと思っています。
デュエプレでは現在進行形でメイ様のビッグウェイブに乗れるので、メイ様が好きな人はぜひぜひ。
おわりに
「DM歴代名作デッキ」、第42回は【ギフトメイ様(ドリームメイト)】でした。
私は高校時代に友達と久々にデュエマをやろうって話になったとき、まず最初に買ったのが「ワイルド・キングダム」だったんですよ。
ですのでドリームメイトって種族にかなり思い入れがあって、いまでも新規のドリームメイトが出る度に結構デッキを考えたりしています。せっかくなので、ファンイベントとかで機会があれば使うかも?
というわけで、今回はここまで。
「このデッキを紹介して欲しい」といったリクエストも受け付けておりますので、#DM歴代名作デッキでご感想をお待ちしております。
それではまた来週会いましょう。