このデッキはこんな人におすすめ! |
●安くて楽しいデッキが欲しい! ●とにかくアドバンテージを稼ぎたい! ●オーバーキルできるなら安定性とか投げ捨てられる ●なんか突然前後で同じことを言う遊戯王式雑文法ブームが来た |
こんにちは。あるいはお久しぶりです。『格安デュエマ研究所』研究員の北白河と申します。
世間では新スターターデッキでてんやわんやの時期ですが、今日も今日とて格安をやっていこうと思います。
第120回目となりました当企画『格安デュエマ研究所』。
その名の通り、安くて楽しいカードを活かして格安デッキを研究する…という企画となっております。
今回の主役はこちら。
《 MAX-Gジョラゴン 》(150円)です。
コピー能力を駆使してあらゆるジョーカーズやレクスターズとコンボしそう……なわりに、妙にかっちりした効果からいまひとつ環境で活躍していない一枚ですが、今回は彼を全力で悪用。
このカードにしかできないギミックを活用して、今回も研究をやっていこうと思います。
例によってもう少し財布に余裕のある方向けの改造パーツなども紹介しておりますので、ぜひぜひ最後までお付き合いくださいませ。
目次
はじめに:この企画のルール
当企画『格安デッキ研究所』は、ガチまとめライターが持ち回りで低予算デッキを構築・紹介していく企画です。
何をもって「低予算」とするかは難しいところですが、当企画では「シングル価格の合計がクロニクルデッキの定価(=およそ5000円)以内」という基準を設けさせていただきます。
開発部セレクションデッキなんて知りません。
(シングル価格は、執筆時点(2023/8/27)のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A(最高品)相当として計算)
もちろんすでに持っているカードを使ったり、カード状態にこだわりがなければ、さらに安く構築することも可能ですね。
また、忘れてはいけないのが『安いデッキは高額デッキの代用品ではない』ということ。あくまで「安いけれど強い・面白い」と言えるような、独自性のあるデッキを追い求めていこうと思います。
デッキのコンセプト
さて。《 MAX-Gジョラゴン 》なんですが。
このカードの研究については実は以前一度やったことがあるのですが、こいつはまだまだ結構なポテンシャルを秘めた一枚なんじゃないかと思っていましてね。
ジョーカーズ再プッシュとかの際に変なコンボが見つかって値上がりする前に、せっかくなのである程度しゃぶりつくしておきたいなって思ったんですよ。で、そこで目を付けたのが……
「出た時効果持ちのクリーチャーをコピーしたうえで進化させると、なぜかその出た時効果が誘発する」というギミック。おあつらえ向きにレクスターズ侵略や《 ブンブン万太郎 》など、出したターンに進化させる手段は多数存在します。
どう見ても直感的ではないんですが、デュエマの性質上「効果を得る」系の効果は進化後にも引き継がれる&進化生物も「出た」ことには変わりがないというポイントからなぜか成立しちゃうんですよね。
詳しい話はお近くのジャッジさんにでも確認してもらうとして、私がこのギミックで悪用しようとしたのがこちら。
《 出前百丁 チャル名人 》(200円)。
致死量の「漢」を呼びまくるこのカードを数手先に叩き付ければ、さすがに強いはず!しかも種族シナジーもある上に通常構築ほど「漢」を積まなくても成立する……という噛み合いもあってなおよしです。
あとなにより、《 芸魔龍王 カクメイジン 》っぽい名前をしてるので箇条書きマジックであっちとの共通点を書いて行けば茶番フェイズがすぐ終わりそうな感じもしましたし。
とりあえずデッキの最小構成を考え、2→4→6のマナカーブからGジョラゴン&侵略でチャル名人を射出するデッキを組んで回してみたんですが……一つ問題が出てきましてね。
踏み倒しメタに弱いくせに盤面に全然触れないんですよ。
当たり前と言えば当たり前なんですが、かなり減らせるとはいえデッキ内に「漢」という無駄牌を多数要求する都合上、デッキのメインの動き以外のパーツを足す枠が全然なくてですね……。
何より、より柔軟性が高い《 ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜 》とかで射出するのとキルターンが変わらないんですよこれ!そもそも、よく考えればそもそも元の《 ジョット・ガン・ジョラゴン 》が一枚でやってることを複数枚使ってやってるんだからそれ以上強くなることはありません。
あと、多分必須の《 The ガッツリ漢 》が妙に高いし。
というわけで、いとも簡単にこのルートはボツになりました。
とはいえ、この失敗により私は新たな気付きを得ました。
「わざわざ《 MAX-Gジョラゴン 》でcipを使おうとするなら、このカードにしかできない動きを活かすべきだ」と。
そして辿り着いた答えが、こちら。
《 燃えるデット・ソード 》(170円)です。
お前そんなに安くなってたのかよ!
これで除去&ハンデス&ランデスを叩き込むのはもちろん、あわよくば複数侵略とかできればそのアドは限界突破間違いなし!
『侵略持ちの数だけ複数回cipを利用できる』という点を活かすには、単発ではなく「何度使ってもいいcip」を用意すべきだったのです。
おまけに大量ドローまでできるので、次のターンに手札に来たキーパーツでもう一回同じことをやってもいいですしね。
「キルターンで既存デッキに勝てない」という元の弱点が、「別にコンボを決めたターンに勝たなくてもいい」という逆転の発想に繋がったというわけです。怪我の功名!
というわけで、完成したデッキがこちらになります。
デッキレシピ:散弾銃龍ショットガンドラゴン
総額は3950円。なんかわりと余裕あったのでちょっといいブーストを使えました。
というわけで、カード解説に入っていきましょうか。
採用カード解説
本日の主役
《MAX-Gジョラゴン》
【 S-MAX進化クリーチャー 】
種族 マスター・ドラゴン / ジョーカーズ / レクスターズ / 文明 自然 / パワー11000 / コスト6
■S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、かわりにこのクリーチャーを破壊するか、自分の手札から《MAX-Gジョラゴン》を1枚捨てる。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によって出た時、または自分のターンのはじめに、カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚マナゾーンに置く。こうしてマナゾーンに置いたカードが、ジョーカーズまたはレクスターズの、クリーチャーまたはタマシードなら、次の相手のターンの終わりまで、その置いたカードが持つ能力をすべて、このクリーチャーに与える。
150円
ジョーカーズやレクスターズに「なれる」、コピー能力者です。この手のキャラの格が高くなったのって何年代くらいなんでしょうね。カービィ前後?(無知)
とりあえずこのデッキでは、《 燃えるデット・ソード 》をコピーして侵略すること以外は特に想定されていません。逆に言えば、それができない状態なら原則出さなくていいです。
実は実質SA持ち&選べる置きブーストという側面もあるので、終盤はなんもコピーせずに殴ることも……まああるんじゃないですかね
《燃えるデット・ソード》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / スペシャルズ / 文明 ゼロ / パワー12000 / コスト9
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計4枚以上あれば、相手はバトルゾーン、マナゾーン、手札から自身のカードを1枚ずつ選び、好きな順序で山札の一番下に置く。その後、自分はカードを3枚引く。
170円
出ると相手からリソースを奪ってこちらだけドローという利益を得る、債務の名にふさわしい一枚です。いやあ奈良瑞輝くんはいいセンスしてますね(澄んだ目で)。
前述のように、このデッキでの仕事は《 MAX-Gジョラゴン 》のコピー元。これでアホほどアドを稼ぎつつ攻めていくのが、このデッキの基本です。
終盤には素出しもできるので、一応そこもお気を付けを。
侵略担当
《ブンブン万太郎》
【 NEOクリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 自然 / パワー4000+ / コスト4
■NEO進化:自分のジョーカーズ1体の上に置いてもよい。(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
■侵略:コスト3以上のジョーカーズ(自分のコスト3以上のジョーカーズが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
■パワーアタッカー+4000(攻撃中、このクリーチャーのパワーを+4000する)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
50円
ジョーカーズなのに侵略を持っている、いかにも特殊パック産っぽい存在です。なんか専用デッキを組んだりすれば3キルとかもできるらしいですよ。
このカードの売りは、ジョーカーズなのでデッキ内のサポートをがっつり受けられること。具体的に言うと《 ジョジョジョ・ジョーカーズ 》で引っ張ってこれます。
《オウ禍武斗 <サンマ.Star>》
【 スター進化クリーチャー 】
種族 グランセクト / ゲリラ・コマンド / レクスターズ / 文明 自然 / パワー1000+ / コスト6
■スター進化:レクスターズまたは自然のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
■侵略:自然のコスト4以上のレクスターズ(自分の自然のコスト4以上のレクスターズが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
■パワード・ブレイカー(このクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚をマナゾーンに置いてもよい。
■このクリーチャーのパワーを、自分のマナゾーンにあるカード1枚につき+1000する。
220円
同じく《 MAX-Gジョラゴン 》から侵略できる、村民まんじゅうさんが使わない方のやつです。
こちらの売りは、3ブーストによってそれ以降のブーストが必要なくなるところとスター進化の除去耐性。
耐性が必ずしもメリットにならないことには気をつけたいですが、それでも十分強力な一枚です。
《甲獣軍隊 ベアフ・ガンガンオー》
【 進化クリーチャー(究極進化) 】
種族 ゲリラ・コマンド / ビークル・ビー / 侵略者 / 文明 自然 / パワー18000 / コスト8
■究極進化:進化クリーチャー1体の上に置く。
■侵略:自然のコスト3以上の進化クリーチャー(自分の自然のコスト3以上の進化クリーチャーが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
■Q・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、このクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーをすべて、持ち主のマナゾーンに置く。
50円
「そういえばこのデッキ、先に展開されたらどうするんだろう……」と真顔になったので急いで採用した、雑なちゃぶ台返し担当です。
雑に4打点と全体除去が飛ぶので、妙なコンボで悠長に遊ばずにゲームを畳みに行くには最適。状況に合わせて使い分けていきましょう。
ブースト担当
《フェアリー・Re:ライフ》
【 呪文 】
文明 自然 / コスト2
■G・ストライク(この呪文を自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
180円
お金に余裕があったので採用された、現代日本を代表する2マナブーストです。
受けにまともなカードが取れないこのデッキに置いて、G・ストライクは沁みること間違いなしです。
《ジョラゴン・オーバーロード》
【 呪文 】
種族 ジョーカーズ / ワンダフォース / 文明 自然 / コスト2
■自分の山札の上から1枚目を、マナゾーンに置く。
■バトルゾーンまたはマナゾーンに、自分のジョーカーズが合計7枚以上あれば、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)
50円
GR召喚が物理的に不可能なオリジナルフォーマットのデッキでありながらなぜか採用された、追加の2マナブーストです。
その理由はたった一つ、「種族がジョーカーズだから」。
2-3枚くらいマナにジョーカーズを要求するデッキなので、こういうところで枚数を稼ぐしかありませんでした。
《フェアリー・ライフ》
【 呪文 】
文明 自然 / パワー- / コスト2
■S(シールド)・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加えるとき、コストを支払わずにすぐ唱えてよい)
■自分の山札の上から1枚目を、自分のマナゾーンに置く。
50円
ぶっちゃけ枠が余ったので数合わせに採用された、追加の2マナブーストです。
きたしーは2マナ初動9±1枚派です。
《ライフプラン・チャージャー》《ライフプラン・Re:チャージャー》
【 呪文 】
文明 自然 / コスト4
■G・ストライク(この呪文を自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■自分の山札の上から5枚を見る。その中からクリーチャーを1体相手に見せ、手札に加えてもよい。その後、残りを好きな順序で山札の下に置く。
■チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く)
55円
【 呪文 】
文明 自然 / コスト4
自分の山札の上から5枚を見る。その中からクリーチャーを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、残りのカードを好きな順序で自分の山札の一番下に戻す。
チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く)
50円
キーパーツを掘り進めつつマナまで伸びるという、このデッキに欲しいもの全部入りの一枚です。具体的にはこれがないとどう考えてもデッキが回りません。
このデッキのコンボパーツはすべてクリーチャーなので、このカードできっちり探せます。足りないパーツをしっかり揃えて、侵略に備えましょう。
ちなみに、ベルカードを書く際にこれが2種とも見えると「【ななやゼニス】か……」と判断されがちです。同時にプレリュードが見えると完全に確定。
その他ユーティリティ
《ジョジョジョ・ジョーカーズ》
【 呪文 】
種族 ジョーカーズ / 文明 ゼロ / コスト1
■自分の山札の上から4枚を見る。その中からジョーカーズ・クリーチャーを1体、相手に見せてから手札に加えてもよい。残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。
50円
余った1マナでキーパーツが掘れる、お得な一枚です。こちらもまた、各種キーパーツに対応しています。
実は1ターン目に雑に使うより、「特定の必要なカード」が分かってきてから使うほうがお得……という説もあります。
《一族 ミア・ダママ》
【 クリーチャー 】
種族 ジュラシック・ドラゴン / 革命軍 / ダママ団 / 文明 光/自然 / パワー5500 / コスト5
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジ:光または自然のクリーチャー(自分の光または自然のクリーチャーが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚、マナゾーンに置いてもよい。その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。
60円
見返したらあまりにもデッキに捻りがなさ過ぎたので、ちょっとテクいことをやるために急遽登板した一枚です。
具体的には前述の侵略時に同時に宣言して後から処理することで、盤面の進化獣とマナに落ちた《 燃えるデット・ソード 》を同時回収して次のターンも使い回す……というやつですね。
蛇足な気もするんですが、決まった時の楽しさはそこそこ保証します。
このデッキの回し方
①:二四六加速ツーフォーシックスブースト
まずすべきは、とにかくブースト!2→4→6の動きで、《 MAX-Gジョラゴン 》を目指しましょう。《 燃えるデット・ソード 》のため、マナにはジョーカーズを優先的に置いて行けるとうれしいですね。
また、この過程で手札に《 MAX-Gジョラゴン 》《 燃えるデット・ソード 》と侵略持ちを確保する必要があります。
この際に重要になるのが、《 ライフプラン・チャージャー 》《 ライフプラン・Re:チャージャー 》。
再確認になりますが、このデッキは6マナをマナカーブの頂点に置いたうえで手札に3枚のカードを要求するデッキです。
つまり、先手で2→4→6を目指す場合、これで手札を増やせないとコンボに突入できません。大事に使っていきましょう。欠陥じゃねえか!
②:債務侵略銃デットレイドガン
所定のパーツを揃えて6マナまで辿り着いたら、まずは《 MAX-Gジョラゴン 》を召喚!
ここで《 燃えるデット・ソード 》をマナに送って能力をコピーし、直後の攻撃で侵略を行えばハンデス+除去+ランデス&3ドローです。1枚が…6枚に!爆アドォ!(ガッツポーズ)
こうなれば多数の手札と妨害が手に入るので、手札次第で同じことを繰り返しながら攻めていけますね。
ちなみに、最終侵略先を《 ブンブン万太郎 》にするとデット・ソードのジョーカーズカウント稼ぎと後述の革命チェンジプランに、《 オウ禍武斗 <サンマ.Star> 》にするとブーストとスター進化の耐性に繋がります。選べる場合はその辺も意識しましょう。
③:追加戦略オプショナルタクティクス
今回の追加のオプションとなるのが、《 甲獣軍隊 ベアフ・ガンガンオー 》と《 一族 ミア・ダママ 》。
前者は《 MAX-Gジョラゴン 》から侵略して盤面処理の暴力を放つために、後者は革命チェンジで侵略元を回収しつつマナ回収も行い、次のターンでまた《 燃えるデット・ソード 》の乱打を行うために採用しています。
安定感がさらに消える気もしますが、オプションとして覚えておいてくださいね。
採用候補のカード
まず、雑過ぎる2→4→6の自然単色基盤から脱却するのは一つの手ですね。
その場合、パターンの一つとして思い付くのが……
《進化設計図》
【 呪文 】
文明 自然 / パワー- / コスト2
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
自分の山札の上から6枚を表向きにする。その中から進化クリーチャーをすべて自分の手札に加え、それ以外のカードを好きな順で自分の山札の一番下に戻す。
580円
このへんで、侵略先をかき集めるパターン。《 ブンブン万太郎 》が対象外なのは難点ですが、とりあえず侵略連打行為はやりやすくなりますね。
《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ・ドラゴン / 文明 ゼロ / パワー10000 / コスト8
■革命チェンジ:コスト5以上のジョーカーズ(自分のコスト5以上のジョーカーズが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。こうして捨てたカードがジョーカーズなら、そのカードの「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力を1つ使ってもよい。
■相手は、自身の各ターンに1枚しか呪文を唱えられない。
2980円
また、本末転倒ですがいっそジョーカーズに完全に染めてこの辺を採用するのも手。とりあえず初回の《 燃えるデット・ソード 》は雑にこれで切ってしまうという手もありますし。
ここまでしなくても、ジョーカーズを活かすことで《 タイク・タイソンズ 》→《 モモダチ モンキッド 》→《 熊四駆 ベアシガラ 》みたいな格安定番パターンも狙えますね。
他にも水文明を足して手札補充を狙ったり、革命チェンジギミックをもっと詰めて使い回しを重視するのも悪くないかもしれませんね。《 天災 デドダム 》に頼ってみるのも一つの手です。
アプローチは腐るほどありますので、ぜひ自分の手で最良の構成を目指してみてください。
必要なのは、「とにかく無限に1:6交換したい!」という欲望だけです。
おわりに
というわけで、茶番劇構築バーレスクビルドでした。いや原義的にはどっちかというとファースビルドなんですが、語感が微妙なので。
この記事に限らず、一度失敗することで「やるべきこと」を言語化できることは結構あります。
とりあえずまずはざっくり組んでみて失敗して、「やろうとしていること」と「やるべきこと」の乖離を学んでみるのはけっこうタメになりますよ。是非お試しあれ。
「実際に組んでみた!」「こんな改造はどう?」「奈良瑞輝くん今いくつなんだろうな……」などなど、感想やアイディアがあれば#格安デュエマ研究所でツイートしていただければ幸いです。
それでは、次の記事で。北白河でした。