こんにちらすね～。（挨拶）
どうも、らすねです。
「異次元の超獣使い」、発売されましたね！
あまりの大人気商品っぷりにカードの流通はどうなることやら、と思われましたが、蓋を開けてみれば「いつものデュエマ」レベルにはしっかり流通していて良かったと思います。
そんなわけで、今日は久しぶりにデュエパ評議会の御三方をお呼びして「異次元の超獣使い 」でコラボした全ライバーさんについて、その方の戦術をピックアップしたデッキを紹介していこうと思います。
前編の記事では友好色のカラーリングの5人を紹介します！
今回も物量やばめの記事になりますが、よろしくお付き合いください。
目次
《 偽りの月 インターステラ》（月ノ美兎デッキ）
【 クリーチャー 】
種族 サイバー・ムーン・コマンド / アンノウン / 文明 水/闇 / パワー9000 / コスト7
■ブロッカー
■ジャストダイバー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、水または闇の、コスト7以下の呪文を1枚、自分の手札または墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。そうしたら、それを唱えた後、墓地のかわりに自分の超次元ゾーンに置く。
■このクリーチャーが攻撃する時、呪文を1枚、自分の超次元ゾーンからコストを支払わずに唱えてもよい。そうしたら、それを唱えた後、墓地のかわりに山札の下に置く。
月ノ美兎デッキは、既に構築環境でもおなじみになった《 偽りの月 インターステラ 》をパートナーにしたデッキです。
戦略はシンプルで、 《 偽りの月 インターステラ 》 の効果をフルに活用して、超次元ゾーンから強力な呪文を踏み倒す構成になっています。
大器晩成寄りのデッキで、青黒というカラーではマナ加速もやりづらいため、序盤はいわゆる「メタクリーチャー」で相手の動きを止めるところからスタートです。
メタクリを立てて相手の動きを遅くしたら、《 パンドラの記憶 》か《 テレポート・チャージャー 》で射出する大型呪文の準備をしていきます。どれも無い場合は、。ドロー呪文やチャージャーを使って下準備をさらに進めていきましょう。
低コストの呪文に強いカードが多いので、《 終斗の閃き マトリクス 》や《 イグゾースト・II・フォー 》で適宜使いましていきましょう。
準備が出来次第、《 偽りの月 インターステラ 》を投下！
ジャストダイバーを持っているため、一度出してしまえばほぼ攻撃時の呪文詠唱まで約束されています。最強ですね。
デッキに入っている大型ゼニスたちを《 水晶の祈り 》で呼び出して制圧していきましょう。
また、 《 偽りの月 インターステラ 》 は種族に「アンノウン」を持っているため、各種アンノウン指定のアタック・チャンスや革命チェンジを使うことができます。
これらのカードは、超次元ゾーンに見えているカードと違って非公開領域に構えることが可能なので「今のところ壊滅的な呪文は飛んでこないか……」と油断した相手をびっくりさせていきましょう。
《 ミリオンブレイブ・カイザー 》( 壱百満天原サロメデッキ )
【 クリーチャー 】
種族 レッド・コマンド・ドラゴン / 文明 火/自然 / パワー10000+ / コスト7
■G・G・G：自分の手札が1枚以下で、自分の《ミリオンブレイブ・カイザー》がなければ、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■自分のターンのバトル中、このクリーチャーのパワーを+1000000する。
■各ターン、相手のクリーチャーがはじめて攻撃する時、可能ならこのクリーチャーを攻撃する。
こちらも構築環境で大躍進中の、サロメ様デッキ。
このデッキも、そのいわゆる【赤緑ギャラクシー】を60枚デッキ用にチューニングした構成になっております。
おかげで怪しいカードが沢山入ってて、見た目も凄いです。昔のコモンを手に入れる時には、カーナベルを是非活用してください（宣伝）。
戦略はとにかく手札のカードをマナに置く！場に出す！と繰り返して、最終的に毎ターン引いたカードと、パートナーゾーンの《 ミリオンブレイブ・カイザー 》で戦う事を目指します。
そのために、手札をマナに置くクリーチャーがこれでもかと採用されています。
当然ながら、それだけで押し切るのは難しいので、このデッキならではのユニークな採用カードとして《 ビースト・チャージ 》とそのツインパクトが採用されています。
ざっくり言うと「このターンブレイクしたシールドの数だけ、ターン終了時にクリーチャーをサーチできる」カードです。
このデッキのような前のめりビートダウンに積むと、2マナのカードとは思えないほどの手札補充を可能にしてくれます。おすすめ……というか、命綱です。
とにかくこの色は手札補充が苦手すぎるので、他の3人と上手く交渉したり、裏切ったりしながら勝利を目指していきましょう。命綱2として、昔懐かしの《 口寄の化身 》も入ってたりはしますが……！！！！
このデッキの大きな弱点として、パートナーゾーンからの2打点にすべてを賭けているため、そこからの展開を止めるメタクリーチャーを出されると本当にキツいというのがあります。
近年のインフレによって、低コストクリーチャーでも十分な除去ができるようになってますが、なるべく致命的なメタクリーチャーを落とせるように、しっかり温存しながら使って行きましょう！
《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》 （葛葉デッキ）
【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド・ドラゴン / 文明 闇/火 / パワー4000 / コスト5
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■スピードアタッカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。
その後、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。
今回唯一、ライバーさんとのコラボカードをパートナーに置いていないデッキです。
理由はシンプルに、パートナーゾーンから侵略が出来ないから！！！！
デッキの方に入ってたほうがありがたいというわけですね。いつか、お兄さんカードゲームのMTGみたいに「パートナー侵略」みたいな能力が来るといいですね。
そんなわけで、火/闇の侵略元として超優秀な《 絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート 》さんに頑張って貰うこととなりました。
デッキの中身も、いわゆる「バイク」と呼ばれる侵略元・侵略先のコマンドをガン積みしたビートダウンデッキとなっております。
40枚構築ほど「前のめりに殴って、勝ち！！」とはいかないので、4ターン目まではしっかりリソースを溜め込むことを意識しましょう。
侵略を持つカードには相手の盤面処理に長けたカードが大変多く、「後の先」を取るように動いていくのがおすすめ。
一度「侵略」したカードを、「革命チェンジ」で戻すことによって、再び次のターンの「侵略」を可能にする使いまわしギミックもあります。強力な除去効果を持ったコマンドたちをぐるぐる回して、どんどん動いた相手を処していきましょう。
1対1まで持ち込めば、ゲームを確実に終わらせる最強フィニッシャー群を投げつけて、そのままゲームセットです。
1回投げて終わらなければ、《 絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》から回収してもう1回投げて……と繰り返して、相手が破滅するまで繰り返しましょう。
暴力……。やはり暴力は全てを解決する。
デュエパ終了三兄弟
《 審罰の精霊ロイヤル・パニッシャー 》 （リゼ・ヘルエスタデッキ）
【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / 文明 光/水 / パワー6000 / コスト5
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■自分のターンの終わりに、光か水の、コスト6以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わず唱えてもよい。そうしなければ、カードを1枚引く。
光/水のリゼ・ヘルエスタさんのカードからは《 審罰の精霊ロイヤル・パニッシャー 》がパートナーに選ばれました。
光/水の2色でここまでシンプルにアドを稼げるパートナーが貴重なので、ライバーさんデッキに限らなくても選ばれるほどのスペックがありますね。
デッキの戦略の方は、シンプルに【ヘブンズ・ゲート】デッキです。とにかくブロッカーを並べてリソースを稼ぐ＋制圧！
というわけで、序盤は40枚構築の天門デッキと同じように、リソース回収カードを撃って、手札に撃ちたい呪文やブロッカーを溜め込んでいきましょう。
5マナにたどり着き次第、《審罰の精霊ロイヤル・パニッシャー 》を投下！
さらにリソースを稼ぐ＋展開系の呪文が引けていれば、そのまま展開して盤面制圧開始です。
具体的には、おなじみ《 ヘブンズ・ゲート 》か。デザイナーズコンボである《 審問の絆》を撃って展開するのが最初のゴールです。
それらが引けなかった時のためのバックアップも含めて、とにかく1体デカいブロッカーを投げつけて、相手を威圧しましょう。
光/水のクソデカいブロッカーは、歴史上多種多様な効果を持たされているので、「ブロッカーを出す」効果だけでも色々なことができます。
《 連珠の精霊アガピトス 》は、デッキ内の光の3コスト以下のクリーチャーを選んで出すことができます。一番強い使い方は《 ポッピ・冠・ラッキー 》を出して相手のパートナー召喚や踏み倒しを牽制することですね。おまけのタップ効果も強い。
《 楽しみの夜 フミビロム・パラダイス 》は水文明には珍しい、多面展開を咎めることができる除去効果です。ついでに（メイン？）ついている、手札交換も、展開から展開を連鎖させる天門デッキにはあって困ることはない効果です。
《 氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝 》は、世にも恐ろしいマナゾーンのカードのバウンス効果を持っています。4人対戦で1人ランデスは、要するにゲームからの退場宣言と言っても過言ではないでしょう……。
そうしてブロッカーを並べてマウントを取りきったら、満を持してフィニッシャーである《 審判の精霊ラストジャッジ 》を出しましょう。
デュエパーティーのルール上追加ターンは得られませんが、終極宣言で手札のブロッカーを出し切ればほぼ勝ちです。《 覚醒の精霊ダイヤモンド・エイヴン 》で召喚酔いを無視して、相手のシールドを全部殴り切りましょう！！！
それでも足りない時のために、最強のゴリ押しフィニッシャーも用意してあります。オーバーキルはデュエパの華です。
《 聖霊龍王 メルヴェイユ 》（ フレン・E・ルスタリオデッキ）
【 進化クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 文明 光/自然 / パワー12000 / コスト6
■このクリーチャーを、自分のマナゾーンから召喚してもよい。
■進化：光または自然のクリーチャー1体の上に置く。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、エレメントを1つ選び、シールド化してもよい。
■自分の他のクリーチャーすべてのパワーを+6000し、「パワード・ブレイカー」を与える。
事前評価では淡白な性能と評されることが多かったですが、実際に環境に出てみると「横並べから打点を作る」能力が評価されている、《 聖霊龍王 メルヴェイユ 》さん。
このデッキも、《 聖霊龍王 メルヴェイユ 》をめいいっぱいに活かす横並べ＋ビートデッキとなっています。
自然・光文明特有のハイスペックなメタクリーチャーの展開からゲームを初めていきましょう。
そこからヨビニオンを駆使して大量にクリーチャーを並べていって……。
《 聖霊龍王 メルヴェイユ 》本人や、似たような「横に並んだやつ全部で、相手をぶん殴る」カード群を叩きつけて勝利！！！ という、シンプルなコンセプトです。
さらに防御プランとして、《 聖霊龍王 メルヴェイユ 》の「マナゾーンから召喚できる」効果を活かすために、「破壊されそうなクリーチャーをマナゾーンに置く」系のカードを搭載しています。
《 聖霊龍王 メルヴェイユ 》 が破壊されそうになった時にマナに置くことで、パートナーゾーンの1回休みを踏み倒す、オタクコンボです！
と思わんよね
さらにさらに、《 聖霊龍王 メルヴェイユ 》のパワー＋6000効果を活かすため、自然文明にたまにいる「自分に攻撃を誘導する」系クリーチャーを多く積んでいます。
これらの「肉壁」クリーチャーを《 大地の精霊龍 ボンボヤージュ 》で投げつけながら、自分や《 大地の精霊龍 ボンボヤージュ 》への攻撃を吸い寄せて、意味のわからない自衛力を発揮しましょう。《 大審絆官 イマムーグ 》がいれば、破壊以外の除去をシャットアウトするようになって、護身が完成します。
攻防一体の横並べデッキで、相手を圧殺しちゃいましょう！！
あとがき
そんなわけで、ライバーさんをフィーチャーしたデュエパデッキ（なんて略したらいいんだこれ？）の紹介記事、前編でした。
個人的には、《 聖霊龍王 メルヴェイユ》と《 大地の精霊龍 ボンボヤージュ 》がイラストも込みで好みの性能すぎて「絶対強いし使う！！！！」と豪語して当日に購入したら、世間的にも「強いじゃんこれ」となって腕組みしています。
レシピ・紹介カードの中にはシングル価格が高いカードや入手が面倒なカードも多いですが、最適な構築を追求するだけではなく、自分で「あっ、これ強そう！」と思ったカードを使うのもデュエパの楽しさだと思うので、是非個々人で持っているカードの範囲で、沢山遊んでみてください。
残りの対抗色ライバーさんの記事も準備中ですので、ぜひぜひ来月をお待ち下さい！
（来月を後編にしたら、王道Wの第一弾のレビューはいつやるんだ？？）
それでは、お付き合い頂きありがとうございました！
