このデッキはこんな人におすすめ! |
●圧倒的なパワーで全てを蹂躙したい! ●人海戦術もEXwinも両方駆使したい! ●パワー21000以上orバトル必勝クリーチャーの存在は一旦忘れられる ●雑にパワーを盛られたディスペクターが出てきてもキレない |
村民・GP2024-1stお疲れ様でした・まんじゅうです。現地でお目通りの叶った・遊んでいただいた皆様、お世話様でございます。予選の結果が微妙でもその後のオフ会で色々楽しめるの、大型イベントならではですよね。
デュエマ界が慌ただしき新弾・イベントラッシュから脱しても平常運行な当企画、格安デュエマ研究所。
今回は、最新弾「デーモン・オブ・ハイパームーン」収録カードの中でマイフェイバリットな1枚の、
激安ムキムキお兄さんを研究していこうと思います。
今回は記事終盤のオマケにて、本編のデッキと同じコンセプトで私がGP2024-1st用に組んだ大真面目・予算上限開放デッキも紹介しております。そちらも是非ご覧ください。
目次
はじめに:この企画のルール
『格安デュエマ研究所』は、ガチまとめライターが持ち回りで、低予算デッキを構築・紹介していく企画です。
具体的にどれくらいの金額を「低予算」とするかは、第一回格安デュエマ研究所にて示された「シングル価格の合計がクロニクルデッキの定価(=5280円)以内」という基準に則っていきます。
(シングル価格は、執筆(2024/5/10)時点のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A(最高品)として計算)
既に持っているカードを使ったり、カードの状態にこだわらなければ、さらに安く構築することも可能です。
本企画では口を酸っぱくして語られていますが、「安いデッキは高額デッキの代用品ではない」というのはお忘れなく。あくまでも「安いけど強い・面白い」と言えるようなデッキを模索してまいります。
膂力の連鎖で勝利も掴め:安全な筋肉の魅せ方は
【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント / 文明 自然 / パワー21000 / コスト8
■Q・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分のクリーチャー1体につき、次の効果を使ってもよい。
▶相手のクリーチャーを1体選ぶ。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
■このクリーチャーがバトルに勝った時、相手のシールドを1つブレイクしてもよい。
■相手のクリーチャーの能力によって、このクリーチャーは離れない。
《範丸の超人》。自軍の数だけ異常な筋肉で相手の盤面もシールドも粉砕してくれる、恐ろしいクリーチャーです。バトル回数もブレイク枚数も任意で決められるの、ホント~~~~に素晴らしいんですよね。
クリーチャーが多いほど爆裂するその筋肉を活かすには、展開力に長けた《キャベッジ・セッションズ/ソイルピンプ・キャベッジ》を擁する【キャベッジ】のデッキが舞台として相応しいはず。早速ボディビル大会を開かんとデッキメーカーを走らせてみたのですが。
【キャベッジ】というデッキ、手なりで組むとどうにも格安ならざるカードが混じりがちでして。それらを使ったデッキの下位互換じゃないの?と言われてぐうの音も出ないような研究成果を出してしまっては、格安研究員の名折れでございます。
- 《範丸の超人》を主役に据えつつ
- 高級【キャベッジ】に無い利点を──具体的にはリソース面の若干の心許なさを補強できる何かを持たせつつ
- 予算の関係でロック能力持ちクリーチャーを十分に採用できない状況でも実行できる、安全なフィニッシュ手段を保持する
そうした今回のオーダーを叶えてくれたのは……。
激安ムキムキ節足動物と、激安ムキムキガンマンでした。
デッキレシピ:オリンピア・セッションズ
デッキの合計価格は5160円(2024/5/10時点)でした。
【キャベッジ】の優秀な基盤を活かしてリソース稼ぎと盤面展開を行いながら、機を見て《キャベッジ・セッションズ》下で《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》と《範丸の超人》を同時に展開し、唐突なEXwinを狙うのがメインプランです。
採用カード解説
メインカード
《範丸の超人》
【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント / 文明 自然 / パワー21000 / コスト8
■Q・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分のクリーチャー1体につき、次の効果を使ってもよい。
▶相手のクリーチャーを1体選ぶ。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
■このクリーチャーがバトルに勝った時、相手のシールドを1つブレイクしてもよい。
■相手のクリーチャーの能力によって、このクリーチャーは離れない。
50円
コンセプト。cipで自分のクリーチャーと同じ数だけ、相手に喧嘩をふっかけてきてくれます。パワー21000という並外れた筋肉から繰り出される強制バトルは、ほぼほぼ確定除去と言って差し支えないでしょう。
バトルに勝った回数任意で行えるシールドブレイク、スレイヤー持ちや除去持ちS・トリガークリーチャーを無力化する除去耐性……。この圧倒的な暴力、パッと見の地味さで敬遠するには勿体ないものですよ。
《キャベッジ・セッションズ/ソイルピンプ・キャベッジ》
【 ツインパクトカード 】
種族 グランセクト / 文明 自然 / パワー12000 / コスト9
■NEO進化:自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
■T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3つブレイクする)
■自分のクリーチャーが出た時、自然の、パワー12000以上で、そのクリーチャーよりコストが1小さいクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。
────────────呪文────────────
カード名:ソイルピンプ・キャベッジ
文明:自然
コスト:5マナ
■このターン、次に召喚する自然のパワー12000以上のクリーチャーのコストを最大8少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。
280円
コンセプト。【キャベッジ】というデッキタイプの大黒柱がギリギリ格安なお値段に。
従来の【キャベッジ】は「メインステップ中の多面除去」手段に乏しかったのですが、《範丸の超人》のおかげでこれが苦手どころか得意にまで反転しました。クリーチャー面による多面展開を処理した後に《範丸の超人》のバトル能力を解決することで、空の盤面から3~4体分の展開&除去を一気にこなせるわけです。
序盤は呪文面によるデカブツの早期着地に、中~終盤はクリーチャー面によるゲームの掌握に。どんなデッキ相手にもまず間違いなく必要になるカードなので、気合で引き込みにいきましょう。
《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》
【 クリーチャー 】
文明 火 / パワー19000 / コスト10
■スピードアタッカー
■Q・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、バトルゾーンに相手のクリーチャーがなければ、自分はゲームに勝つ。バトルゾーンに相手のクリーチャーがあれば、他のクリーチャーをすべて破壊する。
50円
フィニッシャー。
- 《キャベッジ・セッションズ》が場にいる状態で《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》を召喚。召喚時の能力は一旦待機する
- 《キャベッジ・セッションズ》の能力で、マナから適当な9コストのクリーチャーを展開。
- 続けて8コストの《範丸の超人》を、可能なら7・6コストのクリーチャーも展開
- 《範丸の超人》のcipを解決。相手の盤面を一掃。
- 《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》の召喚時能力を解決。EXwin。
という流れで、急にゲームを終わらせられるようになりました。
現状の構築ではデッキ内に火文明のカードが2枚しかありませんが、《強振の超人》のマナから召喚能力でマナゾーンの《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》自身をタップして召喚してあげればいいのでほぼ無問題です。
相手の場に《範丸の超人》でもどうしようもないクリーチャーがいる場合は、EXwinを狙わずに全体破壊を行ってしまうのもアリです。《キャベッジ・セッションズ》が場にいれば、全体破壊→マナから《キャベッジ・セッションズ》→8コストのなにか→《強振の超人》という流れで、即座にある程度のリカバリーができることは覚えておくと役に立つかも?
初動カード
《コレンココ・タンク/ボント・プラントボ》
【 ツインパクトカード 】
種族 グランセクト / 文明 自然 / パワー12000 / コスト6
■ガードマン
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から、パワー12000以上のクリーチャーを好きな数手札に加え、残りをタップしてマナゾーンに置く。
────────────呪文────────────
カード名:ボント・プラントボ
文明:自然
コスト:3マナ
■自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。それがパワー12000以上のクリーチャーなら、自分の山札の上からさらに1枚、マナゾーンに置く。
380円
パワー12000以上でデッキを固める理由その1。ご存知ない方も多いと思うんですが、5000-380×4の計算結果って3480で、3480÷36の計算結果って96.666……なんですよ。それでもやらなきゃいけない時があるんですよね世の中には。
4ターン目の《ソイルピンプ・キャベッジ》+自然のデカブツという理想ムーブを実現するために、呪文面による3→6のジャンプアップは是非ともやっておきたいところです。
クリーチャー面も《キャベッジ・セッションズ》の連鎖の〆役として心底強力なので、ゲーム中何度もお世話になることでしょう。《強振の超人》のcipで再利用も楽々なのが美味しいポイント。
《ジャンボ・ラパダイス》
【 呪文 】
文明 自然 / コスト2
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中からパワー12000以上のクリーチャーをすべて、手札に加える。残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。
180円
パワー12000以上でデッキを固める理由その2。こいつまでNot格安だったら本研究は崩壊していました。
2コストで平均3~4ドローできる呪文がすこぶる強いということは、《巨大設計図》が嫌と言うほど証明してくれているわけで。2ターン目に《ボント・プラントボ》や2コストブースト2枚を拾えたら、4ターン目の爆発は目の前です。
防御面が心許ないデッキなので、相手の半端な攻撃を躊躇わせるS・トリガー能力も沁みます。祈りを捧げて、初手に引き込みましょう。
《配球の超人/記録的剛球》《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》
【 ツインパクトカード 】
種族 ジャイアント / ジャイアント・スキル / 文明 自然 / パワー14000 / コスト8
種族:ジャイアント
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。
────────────呪文────────────
カード名:記録的剛球
文明:自然
コスト:2マナ
種族:ジャイアント・スキル
■自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
100円
【 ツインパクトカード 】
種族 グランセクト / 文明 自然 / パワー12000 / コスト7
■T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3つブレイクする)
────────────呪文────────────
カード名:レッツ・ゴイチゴ
文明:自然
コスト:2マナ
■自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
50円
パワー12000以上の2コス初動枠。個人的により《ジャンボ・ラパダイス》に引っ付くこいつらの方が個人的に好みなので、呪文単体の《ボント・プラントボ》ではなくこちらを採用しています。枠に余裕ができるそちらも強いのでお好みでどうぞ。
《乱振!アルバトロス・タランチュラ》のバリューを上げるために前者を多めに搭載しています。《キャベッジ・セッションズ》の連鎖を《コレンココ・タンク》まで繋げることを重視するなら、後者を多めにすると良いでしょう。
その他のデカブツ
《乱振!アルバトロス・タランチュラ》
【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント・インセクト / 文明 自然 / パワー13000 / コスト9
■自分のパワー6000以上のクリーチャーが2体以上あれば、このクリーチャーの召喚コストを3少なくする。
■T ・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によって出た時、ジャイアント・W・メクレイド8する。(ジャイアント・W・メクレイド8:自分の山札の上から6枚を見る。その中から、コスト8以下のジャイアントを2枚まで、コストを支払わずに使う。残りを好きな順序で山札の下に置く)
■自分のジャイアントが破壊される時、墓地に置くかわりマナゾーンに置いてもよい。
50円
格安ならではの味。《ジャンボ・ラパダイス》を引けないと不安なリソース面を、山札の上から解決してもらいます。
現状デッキに8コスト以下のジャイアントが16体ほどいるので、大体1ヒットはしてくれるはずです。
- 足場を固めてくれる《強振の超人》
- 相手によってはこれ1枚で詰みに持っていける《超球の超人》
- 多面展開と相性の良い《範丸の超人》
- バトルではどうしようもない相手を退かせる《配球の超人》
状況に合わせてお好きな超人を射出していきましょう。上のものほど優先度高めなイメージです。
《強振の超人》
【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント / 文明 自然 / パワー16000 / コスト7
■T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3つブレイクする)
■このクリーチャーが出た時、自分の墓地のカードを好きな枚数、タップしてマナゾーンに置く。
■自分のターン中に一度、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。
50円
ジェネリック《砕慄接続 グレイトフル・ベン》。手札にそこまで余裕を持たせられないこのデッキ、コイツにアクセスできるかどうかでゲームのしやすさが大きく変わってきます。
コイツをプレイする頃には、相手の妨害を加味しなくても2~3枚のカードが墓地に落ちているはずです。一気に動きやすくなる9マナ域に素早く到達しながら、その後の安定を約束するマナから召喚能力を手に入れられるこのカード、【キャベッジ】には嬉しい要素ばっかりなんですよね。
《キャベッジ・セッションズ》の連鎖中にコイツを射出すると、cip解決→序盤に呪文として使用した《コレンココ・タンク/ボント・プラントボ》をマナへ→そのままクリーチャー面を射出……という流れで動けて大変快いんですよ。
《超球の超人/父なるタッチダウン》
【 ツインパクトカード 】
種族 ジャイアント / ジャイアント・スキル / 文明 自然 / パワー12000 / コスト8
種族:ジャイアント
■マッハファイター
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルに勝った時、相手のシールドを1つ選び、持ち主のマナゾーンに置いてもよい。
■相手はコスト5以下の、クリーチャーではないカードを使えない。
────────────呪文────────────
カード名:父なるタッチダウン
文明:自然
コスト:5マナ
種族:ジャイアント・スキル
■相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。その後、そのクリーチャーよりコストが小さいクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。
100円
激安ムキムキロック兄さん。やっす。缶ジュースより安くて良いんですかこんなに強いのに。
相手の搦め手を封じるクリーチャー面、《乱振!アルバトロス・タランチュラ》からも使える軽めな確定除去の呪文面、どちらも美味しくいただきましょう。EXwinを諦めてボコスカ殴るプランを取る場合には、バトル勝利時のシールド焼却能力の強さも含めて複数体展開したいところです。
《ゼノゼミツ》
【 クリーチャー 】
種族 グランセクト / 文明 自然 / パワー12000 / コスト7
S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
このクリーチャーは攻撃できない。
50円
現状唯一の防御札。
《キャベッジ・セッションズ》の連鎖を《コレンココ・タンク》に繋げやすくする、相手ターン中にもワンチャン面を取れるというアピールポイントもあるにはあるんですが。基本は《タマタンゴ・パンツァー》あたりに換装してあげると気分が良くなることでしょう。
……まさか記事公開直前というタイミングで、
- 【キャベッジ】が急にネットでホットになって
- どうしても抜けない基幹のパーツがゴリッと値上がりして
- 最悪無くてもデッキは回るしな……な防御面にものすごいしわ寄せが来る
なんて流れ予想できるわけないじゃないですか。好きなバンドがメジャーデビューした時に微妙な気持ちになるやつ、多分こういう感じじゃないと思うんですよね。
デッキの回し方
①大会準備!リソース稼いでバルクアップ
「4ターン目の6マナ到達」および「《キャベッジ・セッションズ》+デカブツジャイアントの手札キープ」を目指して行動していきます。
後者はともかく前者のブーストはできなければ始まらないので、《ボント・プラントボ》or2コストブースト×2のプレイは最優先で。足りないパーツは《ジャンボ・ラパダイス》で引き込みましょう。
②大会開催!ジャンボ筋肉で流れを掴め
6マナまで到達できたら、《ソイルピンプ・キャベッジ》からデカいジャイアントを早期着地させにいきましょう。《乱振!アルバトロス・タランチュラ》で面を増やしにいけると嬉しいですが、メクレイドするか単品で出すかはケースバイケースで。
その後の動きを円滑にする《強振の超人》、相手の搦め手を咎める《超球の超人》が狙い目です。相手に多面展開をされていれば、《乱振!アルバトロス・タランチュラ》からの《範丸の超人》もアリです。
③大会崩壊!銃で撃たれりゃ人は死ぬ
《キャベッジ・セッションズ》が盤面にいる状態で10マナまで到達できたらフィニッシュムーブ!
《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》を召喚→9コストのなにか+《範丸の超人》を展開→《範丸の超人》の能力で盤面を掃除してから、《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》の能力を解決してゲームを終わらせましょう。
《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》のEXwinを狙うことが難しそうなら、《超球の超人》でぼんやりとロックをかけながら人海戦術で攻め入りましょう。S・トリガークリーチャーをある程度無力化できる《範丸の超人》をダイレクトアタッカーとして残しておくとお得です。
デッキの改造案
冒頭でも述べたとおり、今回は先のGP2024-1stにて私が使用しようとして前日深夜の調整で【黒緑アビス】にボッコボコにされまくったため泣く泣く使用を取り止めた、「《範丸の超人》と《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》で勝つ」コンセプトの【キャベッジ】予算無制限版をご紹介。
トーナメントシーンではこっちの方が強そうかな~というだけで、決して格安版の方がこちらの劣化になるという訳ではございません。それぞれの良さがあるので、お財布と相談しながら好きな方を使うのが最善です。
4ターン目の《地龍仙ロマネアース》から《地封龍 ギャイア》《完全不明》を展開して相手の動きを制限し、本編でも取り上げた《範丸の超人》+《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》の流れで安全な勝利を目指します。
《範丸の超人》のおかげで「盤面優位をひっくり返しつつロック能力持ちクリーチャーで蓋をする」ことが1ターンでできるようになったため、優秀な防御手段の《輝跡!シャイニングロード・マンティス/輝跡の大地》や《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》でとりあえずの延命を図ることに大きな意義が生まれました。
これまでの【キャベッジ】、先行制圧に失敗して相手の展開を許してしまうと、「デカブツ出してもどうしようもないじゃ~ん!トホホ~!」みたいな状況になりがちだったんですよね。後出しでもゲームをコントロールしやすくなったの、かなり強めの追い風なんです。
基盤とコンセプトは大真面目に強いので、格安版と一緒に叩き台としてネリネリしてくれる人が増えたらいいなぁと思っています。他のデッキと比べて全然世界に無いんですよ【キャベッジ】の知見。
おわりに
という訳で、【オリンピア・セッションズ】の紹介でした。
デュエチューブでの最速生開封からこっち、ずーっと《範丸の超人》の魅力に憑りつかれ、推しが50円(何ならちょっと前まで30円)という激・安値を付けられていたことに複雑な感情を抱いていた私なのですが。
想定外の安さのおかげで、こうして研究成果として発表できたことは幸運でした。パワー12000以上のクリーチャーが増える度にドンドン強化されていく【キャベッジ】という基盤、競技環境でも戦えるポテンシャルはあるデッキなので是非触ってみてくださいね。
「実際に組んでみた!」「こんな改造はどう?」などなど、感想やアイディアがあれば#格安デュエマ研究所でツイートしていただければ幸いです。
超絶かっこいいオウ禍武斗アイコンの超絶知らん人からリプライが飛んでくるかも知れません。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。お相手は村民まんじゅうでした。
次回の更新をお楽しみに!