【格安デュエマ研究所】4000円で組めるワンショット!連撃ガリィングマール

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【格安デュエマ研究所】4000円で組めるワンショット!連撃ガリィングマール

「最近のデュエマは高い!」

そう感じたこと、言われたことはないだろうか。

確かに、Tier1とされるデッキには、高額なカードを多く必要とすることも多い。

けれど、デュエマには安くても面白いカードがたくさんあるはずだ。

そんな低価格カードを活かした格安デッキを研究していこう!という企画が、この『格安デュエマ研究所』だ!

第1回となる今回は、ディスペクターによる連続攻撃ワンショットデッキを紹介するぞ。

主役となるのは……執筆時点でのシングル価格60円・《飢動混成 ガリィングマール》だ!

改造案も紹介するので、手持ちのカードや予算と相談しながら、ぜひ遊んでみてほしい!

目次

はじめに

『格安デュエマ研究所』は、ガチまとめライターが持ち回りで、低予算デッキを構築・紹介していく企画だ。

何をもって「低予算」とするかは難しいところだけれど「シングル価格の合計がクロニクルデッキの定価(=およそ5000円)以内」という基準を設けておきたいと思う。

(シングル価格は、執筆時点のカーナベル通販価格において最も状態の良いもので計算)

もちろん、もともと持っているカードや傷アリのカードを使って組めば、もっともっと安く構築することもできるはずだ。

また、安いデッキは高額デッキの代用品ではない。あくまで「安いけれど強い・面白い」と言えるようなデッキを紹介していくぞ。

今回のメインカード

それでは、実際のデッキを作っていこう!

改めて、今回の主役《飢動混成 ガリィングマール》(¥60)だ!

《飢動混成 ガリィングマール》

執筆時点のカーナベル価格:60円

【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / エンジェル・コマンド / アース・イーター / 文明 光/水/火 / パワー7500 / コスト5

■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーはタップして出て、自分のターンのはじめにアンタップしない。
■自分が呪文を唱えた時、このクリーチャーをアンタップする。

「呪文を唱えるとアンタップ」という、変わった効果を持つブロッカーだ。

その性質上、アタック・チャンス呪文を使うことで、連続攻撃が可能となるぞ。

50円
50円
65円

中でも、《禁時王秘伝エンドオブランド》はズバ抜けて強力。《ガリィングマール》本体より高いのはナイショだ。

《禁時王秘伝エンドオブランド》

執筆時点のカーナベル価格:320円

【 呪文 】
文明 光/水/火 / コスト5

■アタック・チャンス:光と水と火を持つディスペクター(自分の光と水と火のすべてを持つディスペクターが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)
■相手のコスト8以下のクリーチャーを1体破壊する。
■カードを2枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。
■次の自分のターンのはじめまで、相手はコスト5以下の呪文を唱えられない。

ドロー効果で追加のアタック・チャンス呪文を引き込みつつ、除去と呪文封じで連続攻撃が通しやすくなるぞ。

これらアタック・チャンスで《ガリィングマール》を起こし、連続攻撃で勝利を目指すのがデッキのコンセプトだ!

あとは、《ガリィングマール》が5マナとやや重い上、タップ状態で出るという欠点をどうにかしたいところだ。解決方法は以下の2つ。

  • スピードアタッカーの付与。呪文で付与すればアンタップできるので理想。
  • マナ加速またはコスト踏み倒し。前者ならチャージャー呪文、後者なら《ヘブンズ・ゲート》派生呪文など。
SA付与…?
ブロッカー踏み倒し…?

さらに、《ガリィングマール》に頼り切ったデッキなので、《ガリィングマール》を引くカードや、引けなかったときのサブプランも欲しいところだね。

これらの点を踏まえてデッキを組んでみたぞ。

完成したデッキがこれだ!

格安デッキということでメタゲームはいったん置いておき、やりたい動きを通すことを優先して構築してみた。


40枚の合計金額、4,050円(2021年9月6日時点)! すべてランクAの価格で計算したので、もっと安く構築することも可能だ。

では、その内訳を見ていこう。なお、テンプレ構築が存在しないオリジナルデッキなので、採用候補カードも一緒に紹介していくぞ。

採用カード解説

《ケンザン・チャージャー》

執筆時点のカーナベル価格:185円

【 呪文 】
文明 光 / コスト3

■自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それが呪文か、「ブロッカー」を持つクリーチャーなら、自分の手札に加える。それ以外なら、山札の一番下に置く。
■チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く)

まずは確実に4枚採用したいカードが《ケンザン・チャージャー》だ。

「呪文かブロッカーを手札に」ということは、このデッキならヒット率は100%。

3→5とマナ加速することで、《ガリィングマール》に繋ぎやすいのも嬉しいところだ。

(※ただし、5マナに届いてすぐに《ガリィングマール》を出すとは限らない。詳しくは回し方の項で)

コモンにしてはやや高めのカードだけれど、幸い(?)ここ最近の再録回数は多め。持っている人も多いかもしれないね。


《ネクスト・チャージャー》

執筆時点のカーナベル価格:50円

【 呪文 】
文明 火 / コスト3

■自分の手札をすべて、好きな順序で自分の山札の一番下に置いてもよい。そうした場合、同じ枚数のカードを引く。
■チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く)

追加のチャージャー呪文だ。

手札をすべて入れ替えるため、基本的にはキーカードが引けていない場合に使うことになるぞ。

掘り進める枚数が多いのは《ケンザン・チャージャー》にない強みなので、《ガリィングマール》が手札にいないならば優先的に唱えよう。

また、貴重なアンタップインの火マナでもある。

このデッキは火2マナを置きたいので(《ガリィングマール》とスピードアタッカー付与呪文を続けて唱えるため)、パーツが引けているならば優先的にマナチャージしてしまおう。


《ティアンゴ・ハーミィ/ティアビタンG》

執筆時点のカーナベル価格:50円

【 ツインパクトカード 】
種族 トリックス / ワンダフォース / 文明 水/火 / パワー1000+ / コスト4

■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■パワード・ブレイカー(このクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)
■自分が呪文を唱えた時、このターン、このクリーチャーのパワーを+2000する。

【呪文】
カード名:ディアビタンG
文明:火
コスト:1マナ

■このターン、自分のクリーチャー1体は「スピードアタッカー」を得、次の自分のターンのはじめまで攻撃されない。(「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いしない)

スタートデッキ『キャップのWAVEガチャ・パラダイス』限定カード(しかもワンダーフォース)でありながら、GR召喚とまるっきり無関係という変なやつ。

使うのは主に呪文面。1マナと非常に軽いうえ、

  • 呪文を唱える→《ガリィングマール》が起きる
  • スピードアタッカー→ターンを返さず《ガリィングマール》攻撃開始
  • 殴り返し防止→連続攻撃が途切れても《ガリィングマール》が処理される危険を抑える

……と、見事に噛み合った効果となっている。

クリーチャー面も、《ガリィングマール》が引けなかったときのサブアタッカー兼ブロッカーとして運用ができ、総じてデッキに合致したムダのないカードだぞ。

なお、1マナでスピードアタッカーを持たせるツインパクトとしては《赤攻銀 サハラン/レッド・マジック》《キリモミ・チュリス/キリモミ昇チュー拳》も挙げられる。

《レッド・マジック》はクリーチャー面の呪文回収能力がデッキと噛み合っており、《キリモミ昇チュー拳》は単色カードなのでアンタップインするマナとして数えられる。あと安い。

5枚目以降のSA付与手段として、追加してみるのもオススメだ。


《奇石 トランキー/アイ・オブ・ザ・タイガー》

執筆時点のカーナベル価格:230円

【 ツインパクトカード 】
種族 メタリカ / 文明 光 / パワー6500 / コスト7

■W・ブレイカー
■自分の「ブロッカー」を持つクリーチャーの、攻撃できない能力を無効にする。(ただし、そのクリーチャーの召喚酔いは無効にならない)
■自分のターンの終わりに、自分の「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべてアンタップする。

【呪文】
カード名:アイ・オブ・ザ・タイガー
文明:光
コスト:4マナ

■カードを1枚引く。その後、コスト5以下の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。

4マナで《ガリィングマール》を踏み倒し。この手の効果だと手札消費が気になるものだけれど、1ドローがついているのが嬉しいところ。

《ガリィングマール》は色拘束が厳しいため、それを無視して出せる点も助かるぞ。火1マナを残して《ティアビタンG》を唱える動きも取りやすくなる。

あとクリーチャー面は踏み倒し対象(踏み倒す意味はない)

クリーチャー面《奇石 トランキー》も、7マナと重いものの、意外と出す機会はある。チャージャーが多いため、最速で動けなかった場合はマナが伸びるからね。

連続攻撃後の《ガリィングマール》をアンタップできる上、本人がサブアタッカーを務められるので、こちらも悪くない性能だぞ。


《シークレット・クロックタワー》

執筆時点のカーナベル価格:50円

【 呪文 】
文明 水 / パワー- / コスト2

S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
自分の山札の上から3枚を見る。その中から1枚を手札に加え、1枚を山札の一番下に戻し、残りの1枚を山札の一番上に置く。

《ガリィングマール》を引くため、コストの割に掘り進める枚数が多いこちらを採用。

2ターン目に《ガリィングマール》を探しに行きつつ、見つからなかった場合は3ターン目に唱えるチャージャー呪文を持ってこよう。

S・トリガーなのも嬉しいところで、相手ターンに《ガリィングマール》を起こしてブロッカーとして使う機会もあるぞ。

なお、理論上は同じく2マナで使える《十・二・神・騎》、1マナ増えるものの手札が増える《エナジー・Re:ライト》も採用候補だ。

今回は2ターン目のアクションを確実にしたいため《シークレット・クロックタワー》を優先したけれど、研究の余地がある部分だぞ。

あと時計塔に封じられたクリーチャーのイラストが、ちょっと禁時王秘伝っぽくて噛み合ってるよね。……よね?


《ア・ストラ・センサー》

執筆時点のカーナベル価格:50円

【 呪文 】
文明 水 / コスト1

■自分の山札の上から3枚を見る。その中から呪文またはオーラを1枚選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。残りを好きな順序で山札の一番下に置く。

《ロジック・Re:キューブ》

執筆時点のカーナベル価格:50円

【 呪文 】
文明 光 / コスト2

■G・ストライク(この呪文を自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■自分の山札の上から4枚を見る。その中から呪文を1枚相手に見せ、手札に加えてもよい。残りを好きな順序で山札の一番下に置く。

呪文を引いてくる初動カード2種。こちらも基本的には、3ターン目に唱えたいチャージャー呪文を探しに行こう。

ただし、《ガリィングマール》がめくれると、山札下に吸い込まれてしまう

吸い込まれる《ガリィングマール》を見たくない場合は《勇愛の天秤》など、他のカードを検討してみよう。

今回は「3ターン目に確実にチャージャー」を優先したので《ア・ストラ・センサー》《ロジック・Re:キューブ》を採用しているぞ。


《縫合秘伝マリススティッチ》

執筆時点のカーナベル価格:50円

【 呪文 】
文明 水 / コスト5

■G・ストライク(この呪文を自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■アタック・チャンス:水のディスペクター(自分の水のディスペクターが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)
■このターン、自分のクリーチャー1体はブロックされない。
■カードを2枚引く。

アタック・チャンス呪文としては、水文明のこちらを4枚採用。

コレでドローしながら殴り、追加のアタック・チャンス呪文を引き込もう。ブロック回避も連続攻撃と噛み合っているぞ。

《ガリィングマール》を引けず手札事故を起こしている時は、手打ちしてしまうのもアリだ。


《混成秘伝デュアルスタック》

執筆時点のカーナベル価格:50円

【 呪文 】
文明 光 / コスト6

■G・ストライク(この呪文を自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■アタック・チャンス:光のディスペクター(自分の光のディスペクターが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)
■相手のクリーチャーを3体まで選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、それらはアンタップしない。

基本的には「連続攻撃が止まった後の殴り返し防止」。

ブロッカーを寝かせる役割だけなら、そもそも《マリススティッチ》のブロック不可で事足りる。というわけでちょっと用途が狭いので2枚のみ。

もちろんこちらも、アタック・チャンスにこだわりすぎる必要はない。《ガリィングマール》が引けていない時の延命として使えるのは覚えておこう。


《電融秘伝グリードソレノイド》

執筆時点のカーナベル価格:65円

【 呪文 】
文明 火 / コスト6

■G・ストライク(この呪文を自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■アタック・チャンス:火のディスペクター(自分の火のディスペクターが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)
■自分のクリーチャー1体のパワーを2倍にし、「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする。)

他のアタック・チャンス呪文と違い、こちらは完全に《ガリィングマール》がいるとき専用だ。

1回唱えれば《ガリィングマール》のパワーは15000。3枚ブレイクしつつアンタップできるので、必要な攻撃回数が減らせるのは大きいぞ。

パワーが上がるので、1ターンで詰め切れなさそうなときは寝ている相手クリーチャーを殴っておくのもアリだ。(《ガリィングマール》が起きるので、スター進化のタネも叩けるぞ)

これら単色アタック・チャンスは、G・ストライクで最低限の受け札として使えるのも嬉しいところだね。

このデッキの回し方

①初動カードでチャージャーを確保!

1~2ターン目は、3ターン目以降を補助するカードを揃えよう。

《ア・ストラ・センサー》《ロジック・Re:キューブ》では、チャージャー呪文を優先的に持ってきたい。既に引けている場合は《ティアンゴ・ハーミィ》《奇石 トランキー》を探そう。

《シークレット・クロックタワー》では、前者2枚で探せない《ガリィングマール》を引ければベストだ。

必要なパーツが見つからない・またはすべて揃っている場合は、色マナを整えられるカードを持ってきておこう。

②《ガリィングマール》召喚は安全に!

チャージャー呪文でマナを伸ばし、《ガリィングマール》を召喚……したいのだけれど、ちょっとストップ。

「えっ」

EXライフがあるとはいえ、タップ状態でターンを返すのはさすがに厳しい。

《ティアビタンG》でのスピードアタッカー付与、それが無理なら最低でも軽量呪文によるアンタップができる状態で召喚したいところだ。

《アイ・オブ・ザ・タイガー》から出せると理想だけれど、あまりこだわりすぎる必要はないぞ。

③連続攻撃!一気にトドメだ!

《ガリィングマール》が動ける状態になったら、あとは連続攻撃を仕掛けるのみ!

唱えるアタック・チャンスとしては、基本的に《エンドオブランド》を最優先。

その他としては、追加のアタック・チャンスを引けていないなら《マリススティッチ》、相手クリーチャーが並んでいるなら《デュアルスタック》といった優先順位だろう。

相手がいるなら

手札が無いなら
問題なければ

なお、決まると爽快な連続攻撃なのだけれど、『G・ストライク』能力に泣くほど弱い。こればっかりは生まれた時代が悪かった……

採用候補のカードたち

ここからは、採用候補となるカードたちを紹介していこう。

とはいってもデッキの性質上、色の合う呪文は多くが候補となり得る。

(逆に、クリーチャーを追加すると《ア・ストラ・センサー》《ケンザン・チャージャー》のヒット率が下がる。ディスタスなんかは入れたくなるけど慎重に!)

予備の打点も兼ねてくれるツインパクトカードは特に噛み合う。手持ちカードと相談しながら組み替えてみてほしい。

候補ツインパクト

《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》

執筆時点のカーナベル価格:680円

【 ツインパクトカード 】
種族 メタリカ / 文明 光 / パワー2000 / コスト2

■相手のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーを相手がバトルゾーンに出した時、相手はそれを自身の山札の一番下に置く。

【呪文】
カード名:ジャミング・チャフ
文明:光
コスト:5マナ
■次の自分のターンのはじめまで、相手は呪文を唱えられない。
■カードを1枚引く。

光、汎用、ツインパクト。名前が出ないはずがなく……

真っ先に採用候補となるのが《ミクセル》。《ジャミング・チャフ》で連続攻撃を止められにくくなるのも頼もしいところだ。

ちなみにメタクリのツインパクトとしては、もう少し手軽な価格のカードとして《マグナム・ルピア》もいるぞ。

ちょっと力不足な面が目立つけれど、取り回しは悪くない。候補の一つとは言えそうだ。


《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》

執筆時のカーナベル価格:450円

【 ツインパクトカード 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー1000 / コスト3

■スマッシュ・バースト(このクリーチャーが攻撃する時、このカードの呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱えてもよい)

【呪文】
カード名:クリスタル・メモリー
文明:水
コスト:4マナ

■S・トリガー
■自分の山札を見る。その中から1枚選び、手札に加える。その後、山札をシャッフルする。

こちらはコンボパーツ探しとして活用できるツインパクト。

《クリスタル・メモリー》として使うだけでなく、スピードアタッカーを付与してスマッシュ・バーストを狙うパターンも考えられる。

……挙げたツインパクト全部『蒼龍革命』に入ってるね……優秀な製品だ……


そのほか

ツインパクト以外にも、特に噛み合うカードをいくつか紹介しておこう。

《T・T・T》

執筆時点のカーナベル価格:680円

【 呪文 】
文明 光/水/火 / コスト3

■次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶相手のクリーチャーを3体まで選んでタップする。
▶カードを3枚引く。
▶このターン、次に召喚する自分のクリーチャーのコストを最大3少なくする。ただし。コストは0以下にはならない。そのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。(「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いしない)

色が合っていて効果も強力。特に3枚ドローは、キーカードを引きたいこのデッキに噛み合っているぞ。

間違いなく良いカードなのだけれど、多色が増えすぎることから今回は採用を見送った。

コスト踏み倒し効果が《ガリィングマール》と微妙に噛み合わない(2マナしか軽減できない上、タップで出るのでSAを活かせない)点も惜しいところ。


《俺流秘伝セイント・フラッシュ》

執筆時のカーナベル価格:45円

【 呪文 】
文明 光 / コスト5

アタック・チャンス-エンジェル・コマンド(自分のエンジェル・コマンドが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)

バトルゾーンにあるコスト6以下の進化ではないクリーチャーを1体選び、新しいシールドとして持ち主のシールドゾーンに裏向きにして加える。

実は《ガリィングマール》で唱えられるアタック・チャンス呪文。

盤面に触るカードが欲しい場合は、採用も視野かもしれない。

なお《ガリィングマール》自身を対象にすることもできるけれど、たぶんEXライフが剥がれて悲しいことになる


《ロスト・ウォーターゲイト》

執筆時点のカーナベル価格:580円

【 呪文 】
文明 水 / パワー- / コスト1

S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
自分の山札を見る。その中から多色カードを1枚選び、相手に見せてもよい。その後、自分の山札をシャッフルし、そのカードを山札の一番上に置く。

580円て!お前ほんとに十王篇で再録されたコモンか!!?

1枚で《ア・ストラ・センサー》12枚分のお値段ということでそっ閉じした初動候補カード。

《ガリィングマール》を確実に引けるということで、持っているなら(もしくは買えるなら)ぜひ検討してほしい1枚。

……ただ、このデッキはマナチャージが結構カツカツであり、手札を減らす行動が自分の首を絞めることもある。

《ア・ストラ・センサー》を全部《ロスト・ウォーターゲイト》に差し替えよう!」と単純には言い切れないことに注意が必要だ。

おわりに

ここまで読んでくれてありがとう!

呪文面で感謝を示します

デュエマには、安くて楽しいデッキがまだまだたくさんあるはず。読者のみなさんも、ぜひ実際に組んで遊んでみてほしい。

「実際に組んでみた!」「こんな改造はどう?」などなど、感想やアイディアがあれば#格安デュエマ研究所でツイートしていただければ幸いだ。

そんな格安デュエマ研究所、次回は格安デッキ記事に定評のある北白河さんが、【青単リーフ】を紹介予定だぞ。お楽しみに!

【格安デュエマ研究所】調査録

01. 「連撃ガリィングマール」ばにら(スガワラ)
02. 「超ドロー&ビート!青単リーフ」北白河
03. 「ド派手な一撃!アナカラー轟破天」村民まんじゅう
04.「爆速ビートダウン!白単サザン・ルネッサンス」普通のイオン
05.「妨害&ビートダウン!赤白レッドゾーン」カズキ


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