【格安デュエマ研究所】5000円でインチキコンボ!?アクターパーティー!【デュエパーティー】

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【格安デュエマ研究所】5000円でインチキコンボ!?アクターパーティー!【デュエパーティー】
このデッキはこんな人におすすめ!
●安くて楽しいデッキが欲しい!
●デュエパーティーを手軽に始めたい!
●胡乱なコンボが好きだ!
●友達を無くしても構わない!

やるぞデュエパーティー!

この夏に発表された多人数カジュアル戦、デュエパーティー

ぶっちゃけ、こう思ってる人も多いんじゃないだろうか。

「気にはなるけど、このために高額カードを揃えるのはな……」

こんな時こそ、格安デュエマ研究所の本領発揮だ。手軽に組めて、デュエパーティーならではの楽しさがあるデッキを紹介するぞ。

テーマは――ディスペクターで胡乱コンボ!?

目次

格安デュエマ研究所とは?

『格安デュエマ研究所』は、デュエル・マスターズの安くて楽しいデッキを構築・紹介していく企画だ。

「格安」の定義として、「シングル価格の合計がクロニクルデッキの定価(=およそ5000円)以内」と設定している。60枚で5000円きつくない?1枚100円も許されないのだが?

※シングル価格は、執筆時点(2022/11/20)のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A(最高品)相当として計算

もちろん、すでに持っているカードや傷アリカードを使えば、もっと安く構築することが可能だ。

また、安いデッキは高額デッキの代用品や劣化版ではない。

……のだけれど、デュエパーティーは全カードが1枚制限。ゆえに「色が合う高額カードを、お守り的に1枚入れておく」構築になりやすい。

そのあたりはお好みでのオプションということで、記事後半の改造案で紹介していくぞ。

デュエパーティーについておさらい

8月に発表され、年明けからは本格的にイベントも始まるデュエパーティー。ルールの詳細は公式ページで確認してほしい。ユーザーに4か月もβテストやらせてるんじゃないよ

また、ウィンターさんによる解説記事が本当に分かりやすく、またデュエパーティー構築の楽しさが伝わる記事なので、ぜひこちらもご一読いただきたい。

そんなデュエパーティー。手軽に始めるには「手に入れやすく、それなりに強いパートナー」が欲しいところ。

……となると、ディスペクターってパートナー向きではないだろうか?

3色クリーチャーならばデッキ構築の幅を作りやすいし、サポートクリーチャーであるディスタスも優秀だ。

今回のデッキに限らず、「デュエパーティー、やってみたいけどどこから手を付けよう?」って思った人は、手持ちのディスペクターを見直してみると良いかもしれないぞ!

デッキのコンセプト

というわけでディスペクターの中から、今回のパートナーはコレ!

【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / サイバーロード / メカ・デル・ソル / 文明 光/水/火 / パワー8500 / コスト7

■EXライフ
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引き、自分の手札を1枚捨てる。
各ターン、はじめて自分の手札を捨てた時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶それがコスト5以下の呪文なら、コストを支払わずに唱える。
▶それがコスト5以下のクリーチャーなら、出す。

50円

ざっくり言うと「各ターンに一度、コスト5以下のカードを捨てたらタダで使える」! デッキ内をなるべくコスト5のカードで固めたいところだ。

気になるのは「各ターンに一度」という制約。相手ターンにも使う方法があれば……?

ましてデュエパーティーでは相手が3人。それぞれのターンに1回ずつ踏み倒し、一巡する間に4枚踏み倒せれば、流石に強いのでは!?

自然が使えないので、序盤をどう支えてパートナーに繋ぐかも重要な要素になりそうだ。

さあ、デッキを組んでみよう。

デッキレシピ

というわけで完成したデッキがこちら!



合計金額は4,955円(2022/11/20時点)。ギリギリすぎんだろ!!

ある程度余裕を持った金額だったはずが、1枚のコモンが値上がったのがだいたい全部悪い。

執筆開始時点から3倍になった

「引いて捨てる」テーマのデッキだけに、流石にココを妥協はできなかった。とはいえ最近のコモンでトレジャー再録もされているので、持っている人も多いんじゃないかな?

なお、記事公開時点では安価なカードも、デュエパーティーが本格的に盛り上がると『デュエパーティー需要』的な値動きも考えられる。必要なカードは早めにチェックしておくと良いかもしれないね。

個別カード解説

ここからは個別のカードを見ていこう。流石に60枚すべてを個別に解説していくと大変なことになるので、似た役割のカードは纏めて紹介するぞ。

※なお、「引いて捨てる」効果を俗に「ルーター」「ルーティング」と呼ぶ。以下の解説では原則として「ルーター能力」「ルーター効果」「ルーター呪文」といった形で呼称する。

個別カード解説【パートナー】

先ほども述べたように、パートナーはコレ!

《闘魂混成 エンペラー・アクターシャ》

【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / サイバーロード / メカ・デル・ソル / 文明 光/水/火 / パワー8500 / コスト7

■EXライフ
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引き、自分の手札を1枚捨てる。
各ターン、はじめて自分の手札を捨てた時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶それがコスト5以下の呪文なら、コストを支払わずに唱える。
▶それがコスト5以下のクリーチャーなら、出す。

50円

やることは「コスト5以下を踏み倒し」。

自身がスピードアタッカーかつ、アタックトリガーでのルーター能力を持っている。更地に召喚しても最低限の仕事は見込めるぞ。

とはいえ、不用意な攻撃で相手にチャンスを与えては元も子もない。置きルーター(?)の力を借りて安全な踏み倒しを行うのが、このデッキのカギとなるだろう。

また、構成種族はディスペクター / サイバーロード / メカ・デル・ソル。近年の大型クリーチャーにしては珍しく、ドラゴンもコマンドも持っていない。

採用率の高い《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》下でも問題なく出せることはメリットになり得るぞ。


個別カード解説【ドロー置換】

パートナーを活かすために採用したのが、ドローをルーター効果に置換できる面々。

《起源神エレクトロン》

【 クリーチャー 】
種族 ゴッド / オリジン / 文明 水 / パワー4000+ / コスト5

ブロッカー自分がカードを引く時、1枚のかわりに2枚引いてもよい。そうした場合、自分の手札を1枚捨てる。G・リンク《神核アトム》の左横、または《起源神クォーク》の上側(バトルゾーンに自分の指定ゴッドがあれば、このカードをリンクしてもよい。リンクしたゴッドは、各ゴッドの特性〔パワーや能力〕を持つ1体のクリーチャーとなる。バトルゾーンを離れる時は、どちらか1枚を選ぶ)

50円

そう、デュエパーティーは起源神を使うためのフォーマットだね!(詭弁)

余談:ゴッドリンクはセットでパートナー指定できるようなルール欲しいよね……(有志によるDMEDHにはあった)

その効果は、自分のドローをすべて「2枚引いて1枚捨てる」に置換する

これによって、攻撃を介さず《アクターシャ》の効果を誘発できるぞ。

このほか、類似効果のクリーチャーが他に2種類。

《蒼神龍ヴェール・バビロニア》のピーピングハンデスも強力だけれど、ことデュエパーティーにおいては《起源神エレクトロン》を優先して立てたい、というのが個人的な見解。

1人をハンデスするより、3人どこから殴られても役割を持てるブロッカーの方が取り回しが良いかな、と感じている。


《伝説演者 カメヲロォル》

【 クリーチャー 】
種族 ムートピア / 美孔麗王国 / 文明 水 / パワー3000 / コスト2

■自分のターンのはじめに、各プレイヤーはカードを1枚引く。
■レインボーナス:各ターン、自分がはじめてカードを引く時、バトルゾーンに自分の多色クリーチャーがあれば、1枚のかわりに2枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を1枚捨てる。

50円

10人中3人くらいから《カメロォル》と呼ばれている子(所長調べ)。ネタ的な俗称なのか本当に間違えてるのか分かりづらいな!

レインボーナス達成中は、ターンに一度だけドローを置換できる。《アクターシャ》と並べておけば、疑似《起源神エレクトロン》だ。

しょっぱい印象のあるレインボーナスだけれど、こんなふうに多色パートナーのデッキならば狙いやすいぞ。

コストが軽いので、事前に立てておきやすいのもメリットだ。相手にもドローさせてしまうデメリットがあるものの、デュエパーティーだと「今こちらを脱落させたら、恩恵がなくなりますよ?」という取引材料にもなり得る。怖っ。

また、ドローの置換は「各ターン」。相手ターンにドローできた場合、そこでもルーター効果への置き換えが発生するぞ。

似たような役割として、《パステル・ジェリー》も採用した。


個別カード解説【コンボ&シナジー】

ここからが《闘魂混成 エンペラー・アクターシャ》の本領発揮!

インチキコンボ①「今アタックしましたよね!?」

【 クリーチャー 】
種族 リキッド・ピープル / 文明 水 / パワー2000 / コスト4

相手のクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引いてもよい。そうした場合、自分の手札を1枚捨てる。

50円

相手が殴るとルーター効果……つまり、相手ターンにも《アクターシャ》効果が使えるように!

これ、プレイヤーへの攻撃に限らず殴り返しやマッハファイターの攻撃でも誘発する。意外と使うチャンスは多いぞ。

さらにこれ、他人が他人を殴ってもOK

対戦相手Aさんが対戦相手Bさんを殴ったら、何故か私の《 アクア・アンカー 》が誘発、《アクターシャ》で5マナ以下を踏み倒し」という、あんまりにも理不尽な動きができちゃうぞ!

ボディは貧弱なので、何かのついでに除去されがちなのはご愛敬。


インチキコンボ②「アタックしませんでしたよね!?」

【 ツインパクトカード 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー7000 / コスト7

■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■相手のターンの終わりに、そのターン、クリーチャーが1体も攻撃していなければ、自分はカードを1枚引く。

【呪文】
カード名:時を御するブレイン
文明:水
コスト:4マナ

■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■相手のクリーチャーを2体まで選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、それらは攻撃もブロックもできない。

130円

7マナというコストが重く、また《アクターシャ》で(クリーチャー面は)踏み倒せないが、それを補って余りあるインチキが可能。

書いてることを要約すると「相手が殴らずエンドしたらドロー」。

これ《 アクア・アンカー 》と並ぶと相手が殴っても殴らなくてドローが可能だ。う~んこれはインチキ!

ドローを置換できるカードと並べて、《アクターシャ》の誘発に繋げよう!

呪文面が受け札なのも地味に嬉しいところ。


インチキコンボ③「今ドローしました!?今ドローしました!?」

【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / 文明 光 / パワー6000 / コスト5

ブロッカー(相手クリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーをタップして、その攻撃を阻止してもよい。その後、その相手クリーチャーとバトルする)
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
ターンのはじめにカードを引く時以外に、相手がカードを引いた時、同じ枚数のカードを引く。

290円

ちょっと古いカードで入手しづらいけれど、デュエパーティーならではの効果を持つクリーチャーだ。

相手が通常ドロー以外で引いた場合、自分も同じだけドロー。コイツとドロー置換カードが並べば、相手ターンに《アクターシャ》を誘発できるぞ。

※テキストが分かりにくいけれど、「自身のターン1枚目のドロー」以外に反応する。《海底鬼面城》など、通常ドローより先にドローした場合は「《鬼面城》ドローに反応せず、通常ドローに反応」という処理

《伝説演者 カメヲロォル》《パステル・ジェリー》のデメリット緩和の役割も併せ持つ。

特にレインボーナス状態の《カメヲロォル》とは強力なシナジーを形成。自ターン始めに《カメヲロォル》で相手にドローさせると《アステリア》で自分に追加ドローが発生するし、相手ターンに《アステリア》でドローすれば《カメヲロォル》でルーター効果への置換が起こる。

なお《アステリア》以外の相手ターンのドロー手段としては《雷鳴の守護者ミスト・リエス》も採用した。

こちらは文句なしにデュエパーティーでは強力なカード! このデッキに限らず、光のデッキならばまず入れておきたい。元殿堂カードの強さは伊達じゃないぞ。

ちなみに、「相手が引いたら自分も引く」カードは他にもいくつかあるけれど、コストが6以上。《アクターシャ》の踏み倒し範囲から外れてしまうため今回は不採用とした。

デュエパーティーのルール的には面白いカードなので、機会があったら使ってみたいね!


インチキコンボ④「手札捨てたんで帰ってください」

【 クリーチャー 】
種族 サイバー・コマンド / チームウェイブ / 文明 水 / パワー6000 / コスト5

■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを3枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。
■レインボーナス:自分の手札を捨てた時、バトルゾーンに自分の多色クリーチャーがあれば、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。

50円

《アクターシャ》と組ませたいカード第1位。本体がルーター効果を持っているうえ、レインボーナス達成時に手札を捨てるとバウンスが発生。

このバウンス、同時に捨てた場合も枚数ごとに誘発する

たとえば「3枚引いて2枚捨てる」呪文を使った場合、2枚捨てたのでバウンスは2回だ。このデッキだと、どんどんバウンスが発生するぞ。

特にドロー置換が絡むと凄まじい。《起源神エレクトロン》がいるときに《サイバー・チューン》を唱えたケースを例に挙げると……

《サイバー・チューン》の3ドローがそれぞれ《起源神エレクトロン》に置換される。結果として「6枚引いて5枚捨てる」ことになり、バウンスは5回。

より細かいことを言うと、レインボーナスは1回ごとに発生する。デュエパーティー特有の「一続きの効果は同じ相手を選ぶ」というルールに縛られず、1回ごとに別々のプレイヤーのクリーチャーをバウンスできちゃうぞ。

あと《アクア・アンカー》との組み合わせは特に邪悪。

攻撃するごとにバウンスが発生するので、ほとんどの攻撃手段をシャットアウトできるぞ。


インチキコンボ⑤「アタックしますやっぱやめます!」

【 NEOクリーチャー 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー5000 / コスト5

■NEO進化:自分の水のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを3枚引く。その後、自分の手札を2枚捨てる。
■このクリーチャーが攻撃する時、クリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。

50円

『ステキ!カンペキ!ジョーデッキーBOX』限定収録という怪しげなスーパーレア。箱モノ限定カードは1年くらいで再録してくれ。

「3枚引いて2枚引く」時点でデッキとは噛み合っており、あわよくばアタックトリガーでバウンスも撃てる……のだけれど。

このバウンス、対象が制限されていない。つまり、自分自身を戻せてしまう

自身の「3枚引いて2枚引く」効果を使い回せるし、何よりコイツはNEOクリーチャー。進化元にすれば、味方の水クリーチャーを何でも手札に戻せるぞ。

特に、後述する《叡智の聖騎士 スクアーロ》を回収する動きが便利!出た時効果持ちブロッカーを何度も使えるぞ。


個別カード解説【ササゲール&軽減】

ここからはコスト軽減担当を紹介。

特に、ササゲールが使えるのはディスペクターデッキの大きな武器だ。中でも噛み合う面々を中心に採用しているぞ。

《勇騎 バクアイラ-1》

【 クリーチャー 】
種族 ヒューマノイド爆 / ディスタス / 文明 火 / パワー1000 / コスト2

■このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたらカードを1枚引く。
■ササゲール1(ディスペクターを召喚する時、コストを1少なくしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。そのディスペクターのコストは0以下にはならない)

55円

ササゲールによる軽減に加え、出た時のルーティング能力を持っている。

これ、もちろん序盤の手札調整にも使えるのだけれど、《アクターシャ》着地後にも《アクターシャ》誘発に使える(=腐らない)というのが嬉しいところ。

ササゲール持ちは中盤以降に腐りがちなので、こうした役割を持てるのは重要だ。

誘発タイミングは様々だけれど、ルーター能力を持つディスタスは優先して採用している。

……まぁ、《メルゲ-2》は《アクターシャ》がいるとルーターではなく生きる《エナジー・ライト》になるんだけれど。


《天翼 クリティブ-1》

【 クリーチャー 】
種族 ジャスティス・ウィング / ディスタス / 文明 光 / パワー2500 / コスト2

■相手が、自身のマナゾーンのカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーを出した時、相手はそのクリーチャーを山札の下に置く。
■ササゲール1(ディスペクターを召喚する時、コストを1少なくしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。そのディスペクターのコストは0以下にはならない)

55円

その他のササゲール持ちとして、メタクリは優先採用した。

これらはムリにササゲールを狙わず、足止め担当として場に残した方が有益な場合も多い。相手の展開やパートナーを見て、維持も視野に入れておこう。


この他は、軽減幅の大きいササゲール2以上の面々を優先して採用した。

《電磁 テンプロ-3》は淡白なスペックながら、最速4ターン目に《アクターシャ》にアクセスできるチャンスでもある。侮れないぞ。

ルーター・メタクリ以外のササゲール1としては、単体での取り回しが良い《電脳 ハルカス-1》と、墓地に触れる《王機 バウラ-1》、それに受け札となる《黙示 ゲンシャコ-1》の3種を採用。

中でも《王機 バウラ-1》は重さが気になるものの、墓地に触れるのが嬉しい。全カードが1枚だから、回収ギミックは何かしら欲しいからね。(後述)


《Re:奪取 マイパッド》

【 クリーチャー 】
種族 アウトレイジ / レクスターズ / 文明 水 / パワー1000 / コスト2

■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■各ターン、自分の水のクリーチャー1体目の召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コスト0以下にはならない。

55円

ササゲール以外の軽減手段。ディスペクターのプレイ以外にも貢献してくれるのが嬉しいところだ。

デッキ内は水のカードが一番多いため、水を軽減できる3種を採用している。

ササゲール連中と違い、使い捨てではない点も頼もしい。

ただし、相手が3人いれば、誰かしらの《クリムゾン・チャージャー》や全体火力あたりで処理されてしまう機会も多い。過信は禁物だ。


個別カード解説【ルーター】

《アクターシャ》を支えるのがルーター能力持ち。

これらを多く採用することで、序盤のドローを無理なく安定させられるのはこのデッキのウリだ。

《裏斬の取引 パルサー》

【 クリーチャー 】
種族 アウトレイジ / シノビ / 文明 水 / パワー6000 / コスト3

■ニンジャ・ストライク5(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが5枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなかったら、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを山札の下に置く)
■このクリーチャーは攻撃できない。
■このクリーチャーが出た時、カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。
■自分の墓地にカードが6枚以上あれば、このクリーチャーに「ブロッカー」を与える。

100円

ニンジャ・ストライクで飛び出すルーター。

デュエパーティーにおけるニンジャ・ストライクは第三者同士の戦闘でも使える。

そのため、AさんがBさんを殴った時に《裏斬の取引 パルサー》をぶん投げて《アクターシャ》を誘発させる、というインチキができるぞ。


《堕呪 バレッドゥ》

【 呪文 】
種族 魔導具 / 文明 水 / コスト2

■カードを2枚引く。その後、自分の手札を1枚捨てる。

50円

「カードを捨てる」最も手軽な手段として、コレ系の軽量ルーター呪文を採用。

《堕呪 バレッドゥ》以外のルーター呪文は、S・トリガー持ちを優先して採用したぞ。相手ターンで使える可能性を高めたいからね。

……おのれ《レオポル》の値上がり……

火文明の2種は、ささやかながら受け札としても機能するのが嬉しいところだ。

そのほか、ドロー効率の良い《「伝説のサイバーパワー!」》、一応クリーチャーにもなる《怒りの赤髭 ゴセントラス/目覚めし鋼牙のブレイン》を入れている。

ほんとは「ブレイン」シナジーなんかも隠し味で入れたかったんだけどね……


《炎龍神の翔天 コルピア》

【 クリーチャー 】
種族 ファイアー・バード / ディスタス / 文明 光/火 / パワー4500 / コスト3

■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚捨て、その後、カードを1枚引く。

50円

《裏斬の取引 パルサー》以外のルーター能力持ちクリーチャーも、基本的には延命に役立つことを優先して採用した。

《炎龍神の翔天 コルピア》はブロッカーとG・ストライクで、過剰打点による攻撃にささやかながら抵抗してくれるぞ。

方向性は違うけれど、呪文面が受け札となる《勇気と知識 テスタ・ロッサ&アリス》は同じような枠だ。

他、コストの軽い《灼熱の闘志 テスタ・ロッサ》も採用している。


個別カード解説【サーチ・カード回収】

単純に山札を掘り進めるのはルーターで済むけれど、山札以外のリソースも使いたい。

ハイランダー(全て1枚積み)という性質上、山札の一番下やマナ・楯・墓地に行ってしまったカードを回収する手段が必要だ。

ここで紹介するのは、そのためのカード達となる。

《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》

【 ツインパクトカード 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー1000 / コスト3

■スマッシュ・バースト(このクリーチャーが攻撃する時、このカードの呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱えてもよい)

【呪文】
カード名:クリスタル・メモリー
文明:水
コスト:4マナ

■S・トリガー
■自分の山札を見る。その中から1枚選び、手札に加える。その後、山札をシャッフルする。

350円

ハイランダー(全て1枚積み)である以上、万能サーチであるコイツは外せない。あんまり「必須カード」という言葉で決めつけたくはないけれど、こればっかりはね……

不用意な攻撃はしたくないので、基本的には《クリスタル・メモリー》側で使うことになるはず。《エンペラー・アクターシャ》で踏み倒してしまうのが良いだろう。

デュエパーティー用のデッキを考えるたびにコイツが欲しくなるので、公式は早くコイツらを詰め込んだデュエパーティーはじめようキットを出してほしい。


《龍素記号Xfクローチェ・フオーコ》

【 クリーチャー 】
種族 クリスタル・コマンド・ドラゴン / 文明 水 / パワー6000 / コスト5

■ブロッカー
■G・ゼロ―相手の墓地にカードが5枚以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■このクリーチャーは攻撃することができない。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、各プレイヤーは自身の墓地のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。 

75円

厳密には回収ではないのだけれど、墓地リセット担当。

このデッキは手札をやたら捨てるけれど、墓地利用ギミックが無い。ある程度墓地が溜まったら、コイツでリサイクルしてしまおう。

タダで出せる(かもしれない)ブロッカーという点も嬉しいところ。

ちなみに所長はずっと《クローチェ・フーコ》だと思ってたぞ。フーコなんだね。


《ストーム・クロウラー》

【 クリーチャー 】
種族 アースイーター / 文明 水 / パワー5000 / コスト4

ブロッカー(相手クリーチャーが攻撃するとき、このクリーチャーをタップして、その攻撃を阻止してよい。そのあと、その相手クリーチャーとバトルする)
このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、自分のマナゾーンからカードを1枚選び、自分の手札に戻す。
このクリーチャーは攻撃することができない。

50円

昔懐かし、たらば蟹。

古のコントロールデッキでは、マナ回収&速攻への抑止力として採用されていたんだよコイツ……(唐突な昔語り)

というわけで、同じコンセプトで採用。序盤に引いても嬉しくないので、初手に来るとコイツがマナ送りになってしまうのが難点だ。

マナ回収は他に、定番の《黙示賢者ソルハバキ》を採用している。


《音感の精霊龍エメラルーダ》

【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 文明 光 / パワー5500 / コスト5

■ブロッカー(相手クリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーをタップして、その攻撃を阻止してもよい。その後、その相手クリーチャーとバトルする)
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のシールドをひとつ、手札に加えてもよい。その後、自分の手札を1枚裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加えてもよい。(こうして手札に加えたシールドの「S・トリガー」を使ってもよい) 

50円

楯落ちケア担当・兼、防御担当。

《クリスタル・メモリー》で山札をチェックした際に、コンボパーツが楯落ちしているようならばコイツの出番だ。

《エメラルーダ》の基本テクニックだけれど、「楯回収」「楯追加」はどちらも任意。手札が余る&ササゲールが不要になる中盤以降は、楯回収なしで《鎧亜 イカロス-2》あたりを仕込むのも有効だぞ。

なお、疑似的な楯落ちケアとして、他に《スローリー・チェーン》を採用してみた。楯よりは墓地の方が拾えるしね……


《叡智の聖騎士 スクアーロ/エナジー・ライト》

【 ツインパクトカード 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー5000 / コスト4

■NEO進化:自分の水のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。

【呪文】
カード名:エナジー・ライト
文明:水
コスト:3マナ

■カードを2枚引く。

50円

ちょっと画面を上にスクロールし直してほしい。

《クローチェ・フオーコ》《ストーム・クロウラー》《音感の精霊龍 エメラルーダ》、こいつら全員ブロッカーなのだ。(あと《王機 バウラ-1》あたりも)

これらカード回収能力を持つブロッカーをバウンスすることで、再利用が可能となる。

何のかんの、デュエパーティーでは誰かしらブロッカーを出していることも多く、普通にブロッカー除去としても優秀だ。

もちろん、序盤は《エナジー・ライト》として安定した活用が可能。後から《王機 バウラ-1》で拾う→《スクアーロ》で《バウラ》を戻すとうまぶれるぞ!

ついでに《スクアーロ》自身は《放浪宮殿 トライデン》で回収しちゃおう。


個別カード解説【メタクリ】

マナ加速を(ほぼ)持たない火水光の3色デッキにおいて、対戦相手の初動を遅らせることは超重要。

特に、呪文を妨害することで出足が遅れるプレイヤーは卓内に誰かしらいるはず。優先的に立てていこう。

《貴様の罪のジャッジメント》

【 クリーチャー 】
種族 オラクル / 月光王国 / 文明 光 / パワー2000 / コスト3

■相手の呪文を唱えるコストは1多くなる。
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。
■レインボーナス:このクリーチャーが破壊される時、バトルゾーンに自分の多色クリーチャーがあれば、墓地に置くかわりにバトルゾーンにとどまる。

50円

呪文コスト累加カード。追加するコストは小さいものの、初動をチャージャーに頼っているデッキなんかだと、その1マナが突き刺さるぞ。

何より、レインボーナス達成時の場持ちが魅力。

中盤以降は、わざと相手に負けバトルを仕掛けてシールド追加を狙うこともあるぞ。レインボーナスを満たしていれば、どうせ生き残るしね。


《マグナム・ルピア/クリムゾン・チャージャー》

【 ツインパクトカード 】
種族 ファイアー・バード / 文明 火 / パワー3000 / コスト3

■相手が、自身のマナゾーンのカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのクリーチャーを破壊する。

【呪文】
カード名:クリムゾン・チャージャー
文明:火
コスト:4マナ

■相手のパワー2000以下のクリーチャーを1体破壊する。
■チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く)

90円

《マグナム・ルピア》側は《雷龍 ヴァリヴァリウス》や《流星のガイアッシュ・カイザー》、《勝熱英雄 モモキング》といった人気パートナーへの牽制となり得る。意外と侮れないぞ。

ちょっと心許ないスペックではあるものの、やはりチャージャーも嬉しい。

これまた3人のうち1人くらいは焼けるクリーチャーを出している……かもしれない。いや2000以下だと怪しいかも。


その他のメタクリは、割とお好みでの採用といったところ。敢えて言うなら、コスト累加カードは刺さりやすいので優先している。(GRがないのに入っている《音奏 プーンギ》が顕著だ)

とはいえデュエパーティー、どんな相手と同卓するかは分からない。手持ちカードや自分の好みで、いろいろ入れ替えてみてほしい。

あっただ、《検問の守り 輝羅》だけはヤバいので要注意!

誰もパートナーを出せなくなるので、除去されない限りデュエパーティーが終わる


個別カード解説【フィニッシャー】

《白蒼混成 B・W・M》

【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / アーマード・ドラゴン / ガーディアン / 文明 光/水/火 / パワー6000+ / コスト8

■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
■パワード・ブレイカー(このクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)
■自分が呪文を唱えた時、このターン、このクリーチャーのパワーを+3000する。
■このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに墓地に置く。

300円

《アクターシャ》関連コンボでゲームを停滞させたら、最後はシールド焼却で詰めにいこう。

《白蒼混成 B・W・M》はスピードアタッカーがないことが惜しいものの、EXライフによる場持ちが優秀。また、《アクターシャ》に使わなかったササゲールを役立てることもできるぞ。

類似のシールド焼却担当として、《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》も採用した。


《ドラン・ゴルギーニ》

【 タマシード/クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ディネロ / スーパーカー・ドラゴン / ACE / 文明 光 / パワー11500 / コスト4

■このタマシードが出た時、相手のクリーチャーを2体まで選んでタップする。次の相手のターンのはじめに、それらはアンタップしない。
■自分の光のクリーチャーまたは光のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、コスト5以下のクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。その後、自分クリーチャーの数が相手のより多ければ、次の自分のターンのはじめまで、自分のクリーチャーは破壊されない。

80円

80円で買えるスーパーカー。覚知山ボウイくんは泣いていい。

ある意味ではシールド焼却よりも強力なフィニッシャー。破壊不能効果で、このデッキの線の細さを補ってくれるぞ。

コスト踏み倒し範囲が《アクターシャ》と近いのも嬉しいところ。デッキ内の大半のクリーチャーを踏み倒し可能だ。


個別カード解説【防御手段その他】

ここまでの分類に該当しなかったカードを軽く解説。

《緑知銀 イーアル》

【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / 文明 光 / パワー1000 / コスト4

■スーパー・S・トリガー(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい。その時自分のシールドが1つもなければ、このクリーチャーにxB能力を与える)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のマナゾーンのカードが自分のより多ければ、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。
■xBこのクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを2体まで選び、タップする。

50円

実質2ブースト。所長、隙あらばコイツ使ってるな……

デュエパーティーなら、同卓に1人くらいマナが伸びるプレイヤーがいるはず。そんな相手を参照して、自分も2マナ加速を決めちゃおう!

同じ効果でブロッカー持ちの《天星の玉 ラ・クルスタ》を追加してみるのもアリだ。


《奇石 ジャーリー/センチメンタル・ジャーリー》

【 ツインパクトカード 】
種族 メタリカ / 文明 光/火 / パワー6500 / コスト6

■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■相手のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このクリーチャーをアンタップする。

【呪文】
カード名:センチメンタル・ジャーリー
文明:火
コスト:2マナ

■相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体、破壊する。

50円

「相手が出るたびアンタップ」。相手3人のターンを受けるために採用してみた。

呪文面も、微妙にどうしようもないサイズのブロッカーをどかすために訳だったりするぞ。

……ぶっちゃけ対戦相手に「なんだ、それは」って言わせたい枠だ。改造する場合はとりあえず差し替えてしまって良いかもしれない。


禁時王秘伝エンドオブランド

【 呪文 】
文明 光/水/火 / コスト5

■アタック・チャンス:光と水と火を持つディスペクター(自分の光と水と火のすべてを持つディスペクターが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)
■相手のコスト8以下のクリーチャーを1体破壊する。
■カードを2枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。
■次の自分のターンのはじめまで、相手はコスト5以下の呪文を唱えられない。

70円

「混成」ディスペクターを使う以上、やはり入れておきたい。説明不要の爆アド呪文だ。

……説明不要すぎて本当に書くことがないぞ。


デッキの回し方

では改めて、このデッキの戦い方を見ていこう。

①ササゲールとメタクリを並べよう!

まずはササゲール持ちや軽減クリーチャー、メタクリを展開だ。

基本的にはメタクリ、特に呪文コスト累加系を優先して立てるのがオススメ。

これらの合間に軽減クリーチャーを立てるつもりで初手と相談しよう。

②胡乱コンボで相手を縛れ!

5マナあたりから胡乱コンボの構えだ!ドロー置換カードが《アクターシャ》より前に設置できていると嬉しい。

ササゲールから最速でパートナーを出した場合など、ドロー置換やコンボ要員が設置できていない場合は一度《アクターシャ》で攻撃てしまおう。

もちろんリスクはあるものの、《アクターシャ》効果で何か1枚踏み倒せれば、自分の展開もかなりラクになるぞ。

特に優先したいのは《サイバー・V・チューブ》だ。

③安全にフィニッシュ!

メタクリとコンボパーツ連中でゲームをグダらせているうちに、フィニッシャーを引き込もう!

シールド焼却で安全に殴ってゲームエンドだ。山札を掘る手段が多い上《クリスタル・メモリー》もあるので、何だかんだフィニッシャーにはアクセスできるはずだぞ。

改造するなら

改造案は本当にいっぱいある。デュエパーティーのメタゲームはまだまだ見えないし、同卓するメンバーによって有効なカードも変わるからね。

……あと何より、流石に60枚だと5000円縛りがちょっときつかったので……

というわけで、所長がちょこちょこいじって使ってる《アクターシャ》デッキを紹介してみるぞ。

所長カスタム


別物じゃねーか!!!

えーと。とはいえメタクリの入れ替わりは好みによる部分もあるので。……いや、《五憐の精霊オソニス》は他よりも優先して入れたいかも。

《五憐の精霊オソニス》

【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / 文明 光 / パワー4000 / コスト3

■相手の多色カードを使うコストを2多くする。

250円

あとは味方バウンス手段を追加しているぞ。

《愛されし者 イルカイル》

【 クリーチャー 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー3000 / コスト3

■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは攻撃できない。
■自分のターンの終わりに、自分のクリーチャーを1体、手札に戻してもよい。

110円

これと《バキューム・クロウラー》によって、出た時効果の使い回しを狙う。

今回は不採用だけど、《封魔アドラク》を絡めることでソフトロックも可能だ。

フィニッシャーは《ボルメテウス・蒼炎・ドラゴン》の追加に加え、すべての効果が良く噛み合う《Drache der'Zen》も採用した。

《Drache der'Zen》

【 タマシード/クリーチャー 】
種族 マジック・コマンド・ドラゴン / ACE / 文明 水 / パワー11000 / コスト4

■このタマシードが出た時、カードを3枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を2枚捨てる。
■自分の水のクリーチャーまたは水のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶コスト5以下のタマシードを1枚、自分の墓地からコストを支払わずに使う。
▶コスト5以下の呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱える。そうしたら、その呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに山札の下に置く。

580円

今回は予算オーバーだったけれど、とんでもなく高いカードではないので、ぜひ使ってみてほしい。

あとは強力なルーター要員として《超次元の王家》!

《超次元の王家》

【 クリーチャー 】
種族 エイリアン / ハンター / キング・コマンド / 文明 水/火 / パワー6000 / コスト4

■パンドラ・シフト:このカードを使うコストの代わりに、[水/火(2)]を支払ってもよい。そうしたら、このカードを自分の超次元ゾーンに置く。
■このクリーチャーを自分の超次元ゾーンから召喚してもよい。
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時または自分の超次元ゾーンに置かれた時、カードを2枚引く。その後、自分の手札を1枚捨てる。

1280円

実質おかわり可能な《エマージェンシー・タイフーン》。1枚で2回ルーター効果を使えるのが嬉しい。

その他、この色ならば使っちゃおうぜ的な強力カードは豊富にある。

呪文面が《アクターシャ》で踏み倒し対象となりつつ、クリーチャー面がアタッカーとなるツインパクトは特に優先して使いたい。

上で挙げた3枚は、ルーター能力を含んでいたり、複数の相手に有効だったりと、特にこのデッキに合致するぞ。

特に《反逆龍 5000typeR》は味方の被害も大きいけれど、相手にパートナー召喚を禁じることができる。コンセプトを潰してガッチリ足止めしよう!

やや高価なカードも挙げてきたけれど、「そういえばパックで当てて1枚だけ持ってたな」みたいなカードを使えるのも、デュエパーティーの魅力。

手持ちカードを振り返りながら、自分だけの改造を試してみよう!

所長は「1枚だけ持っててもしょうがねえだろ~」と思って手放してしまったカードがいっぱいあったので泣いてるぞ。

さいごに

格安デュエマ研究所、今回はデュエパーティーのデッキをお送りした。最後まで読んでくれてありがとう。

所長はこれを書いている11月20日、ちょうどSekappy主催のデュエパーティー対戦イベントに参加してきた。(ウィンターさんがいらしてたのにご挨拶し損ねてしまった……)

戦績はまぁ、ぼちぼちって感じだったけれど、やっぱりリアルで遊ぶデュエパーティーは楽しいね!

ワイワイ盛り上がる……と文字で書いても伝わりづらいけれど、まさにワイワイ盛り上がるお祭りフォーマットを、イベントを通して実感できた。

読者のみなさんも、ぜひデュエパーティーを楽しんでみてほしい!そのために本記事が何かのお役に立てれば幸いだ。

「組んでみたよ!」「デュエパーティーやってみるか~」「起源神は左上にしか人権が無いのか」などなど、コメントがあればぜひ#格安デュエマ研究所で寄せてほしい。

格安デュエマ研究所は今後も定期更新!次回もお楽しみに!

【格安デュエマ研究所】研究成果一覧

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