デュエパーティーが闇に染まるとき・・・、余を召喚せよ!
みなさん、こんにちは。ウィンターです。
デュエパーティー、満喫していますでしょうか?
自分も先日のGPで楽しむことができました!
GP当日のオリジナルフォーマットでも、アビスロイヤルは大活躍していました。
色んな意味で台風の目になっていましたので、是非ともアーカイブを見てみて下さい。
せっかくなので今回はこの「アビスロイヤル」を軸にしたデュエパーティーを紹介しようと思います。
これから紹介する【 アビスロイヤル 】のデッキパーツをまとめて購入することもできます。当日の15時までにご注文頂ければ、即日発送で 【 アビスロイヤル 】 のデッキパーツをお届けします!
目次
パートナーはどうする?
アビスロイヤルの根幹をなすカードといえば《アビスベル=ジャシン帝》です。
《アビスベル=ジャシン帝》
【 クリーチャー 】
種族 アビスロイヤル / 文明 闇 / パワー7000 / コスト4
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■自分の墓地にあるアビス・クリーチャーに「アビスラッシュ」を与える。(「アビスラッシュ」を持つクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、そのクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる)
■このクリーチャーが離れる時、かわりに自分の手札を2枚捨ててもよい。
■自分の墓地にあるクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
しかし残念ながら、このカードはコスト4のカードなのでパートナーに指定することはできません。
一方でコスト5以上のアビスロイヤルはどうかというと、《 アビスベル=ジャシン帝 》のサポートがないと少し重いカードとなってしまいます。
このデッキのパートナーとしては、デッキの動きを邪魔せず墓地リソースを確保出来るカードが理想だと思います。
ところで、アビスロイヤルはそのアーキタイプの特性上軽いマナコストのクリーチャーに集中しています。
墓地さえあれば気軽にアビスラッシュで展開可能で、横並びしやすいです。更にアビスラッシュの山札の下に行く効果は、出したターン中に破壊出来てしまえば問題ありません。
横並びする闇文明で墓地も活用するとなれば、パートナーとして最高の相方は《ジョルジュ・バタイユ》でしょう。
《ジョルジュ・バタイユ》
【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / 文明 闇 / パワー12000 / コスト8
■コストを支払うかわりに自分のクリーチャーを4体破壊して、このクリーチャーを召喚してもよい。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の墓地にあるカードを数える。それと同じ枚数のカードを、自分の山札の上から墓地に置いてもよい。
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにカードを6枚、自分の墓地から好きな順序で山札の一番下に置いてもよい。
本体は8マナですが、自分のクリーチャーを4体破壊することでマナコストを支払わずに召喚できます。
前回の記事でもオススメした0マナで召喚出来るクリーチャーなので、パートナーとしての適正が高いです。
出た時に墓地の枚数を倍にする効果と墓地に依存した除去耐性もあり、アビスラッシュによる戦線維持と後続確保が出来る優秀なクリーチャーです。
墓地の枚数を倍にする効果は、アビスラッシュとは相性抜群です。
さらにアビスラッシュで出たクリーチャーをコストに召喚することで、アビスラッシュを再利用可能になります。イラストの雰囲気も嚙み合う、優秀なパートナーです。
大量展開でパートナーの召喚をサポートしよう
《ジョルジュ・バタイユ》をパートナーにするとなれば、序盤は小型クリーチャーを並べて召喚の準備を整えたいです。
幸いなことに、闇文明は小型で墓地を肥やしたり破壊時にドロー出来たり墓地回収が出来たりするカードが多いので入れるカードには困りません。
更に小型のクリーチャーを大量採用することで、ゲーム後半に大量蘇生カードで一気に釣り上げることが可能です。
一度除去された《 ジョルジュ・バタイユ 》を出しなおす手段としては、《凶鬼03号 ガシャゴズラ》をはじめとした3以下のクリーチャーを蘇生するカードを採用しましょう。
《凶鬼03号 ガシャゴズラ》
【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / 文明 闇 / パワー3000 / コスト6
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、コスト3以下の進化ではないクリーチャーを3体まで、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
自分のクリーチャーすべてに「スレイヤー」を与える。
類似カードとして、《暗黒皇女アンドゥ・トロワ》《暗黒貴族ウノドス・トレス》があります。
コチラは1マナ・2マナ・3マナのクリーチャーを1体ずつ蘇生するので、墓地のコストを調整しておく必要があります。
これらのカードを使うことで、4体のクリーチャーを用意出来るので《ジョルジュ・バタイユ》を一枚で出すことが可能です。また闇文明のクリーチャーが横並びするなら《闇王ゼーロ》の出番です。
《闇王ゼーロ》
【 呪文 】
文明 闇 / コスト8
■コストを支払うかわりに、自分の手札から闇のカードを3枚捨て、自分の闇のクリーチャーを3体破壊して、この呪文を唱えてもよい。
■自分の山札の上から4枚を墓地に置く。その後、闇のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。
手札コストが若干重いですが、デュエパーティーは細かくシールドをブレイクされることも多く、案外何とかなることも多いです。
重量級の闇のクリーチャーを展開しつつ、墓地肥しが可能なので噛み合い抜群です。蘇生先としてよく使うのは《魔の革命 デス・ザ・ロスト》です。
《魔の革命 デス・ザ・ロスト》
【 進化クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / 文明 闇 / パワー13000 / コスト8
■進化―自分の闇のクリーチャー1体の上に置く。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の手札をすべて捨てる。
■革命0―このクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドが1枚もなければ、相手のシールドをすべてブレイクする。
出た時に《ロスト・ソウル》効果があるので、危険な対戦相手をとがめることが出来ます。
さらに革命0で攻撃時に相手のシールドをすべてブレイクするので、逆転の1手としても有効です。
進化クリーチャーの即効性もあり、闇の入るデッキなら入れておいて損はないかと思います。 《闇王ゼーロ》 は他にも蘇生したいカードがあり、墓地に落ちた《大魔王 ウラギリダムス》も蘇生対象になり得ます。
《大魔王 ウラギリダムス》
【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / デーモン・コマンド / 文明 闇 / パワー13000 / コスト13
■シンパシー:自分の墓地にあるクリーチャー(このクリーチャーを召喚する時支払うコストは、自分の墓地にあるクリーチャー1体につき1少なくなる。ただしコストは0以下にならない)
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または自分のターンのはじめに、クリーチャーを5体自分の墓地から選び、このクリーチャーの下に重ねてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体破壊する。
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時または自分がゲームに負ける時、かわりにこのクリーチャーの下に重ねたカードを5枚、好きな順序で自分の山札の一番下に置いてもよい。
出た時かターン開始時に墓地から5枚のクリーチャーを下に置くことでクリーチャー除去を使うことが出来ます。
さらに下に置いてあるカードを取りのぞくことで敗北回避も可能です。シンパシーのおかげで素出しもしやすいオススメの1枚です。
墓地が肥えたら余を召喚せよ!
パートナーの力も借りて墓地を肥やしたら、いよいよアビスロイヤルの出番です。
《アビスベル=ジャシン帝 》のサーチについては、墓地に落ちていたら豊富な墓地回収で解決できます。デッキに残っているときは《ブータン転生》でサーチしましょう。
《ブータン転生》
【 呪文 】
文明 闇 / コスト3
■自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうした場合、自分の山札を見る。その中からクリーチャーを1体選び、相手に見せてから手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。
闇文明の貴重なサーチカードです。
場のクリーチャーの破壊が必要ですが、《ジョルジュ・バタイユ》や軽量アビスラッシュでカバー可能です。
こうして 《アビスベル=ジャシン帝 》 を戦場に送り出すことが出来たら、アビスラッシュを連打して相手を圧倒しましょう。
《フォーク=フォック》や《深淵の支配者 ジャシン》、《深淵の三咆哮 バウワウジャ》などは積極的に出していきたいカードです。また構築フォーマットではあまり見ませんが、《暗刻 クロック=クロニクル》はデュエパーティーだと猛威を振るいます。
《暗刻 クロック=クロニクル》
【 クリーチャー 】
種族 アビスロイヤル / 文明 闇 / パワー7000 / コスト7
■アビスラッシュ:このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、相手の手札を見ないで3枚選び、捨てさせる。
■相手の呪文によって、自分のアビスは離れない。
デュエパーティーでよく使われる全体除去は《アポカリプス・デイ》をはじめとして呪文に偏っています。
《暗刻 クロック=クロニクル》 によって呪文の効果でアビスが離れなくなるので、全体除去をケア可能になります。
攻撃時のハンデス効果も、状況に合わせ他の対戦相手に使うことでコントロールが可能です。
墓地肥しとも噛み合う強力なカードでゲームを有利に進めよう
本当のことを言えば、アビスロイヤルだけでゲームを進めたいところですが、アビスロイヤルだけではデュエパーティーの戦いが難しいことも事実です。
というわけで墓地肥しとも噛み合うカードを採用しておきましょう。今回はちょうど《闇王ゼーロ》も採用したのでゼーロ様の力を借りていきます。
まず採用したのは《魅力医 ミョウオウ》と《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》です。
《魅力医 ミョウオウ》
【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / 魔導具 / 文明 闇 / パワー4000 / コスト3
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは攻撃できない。
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。
■バトルゾーンと墓地にある自分のマフィ・ギャングはすべて、種族に魔導具を追加する。
《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》
【 ツインパクトカード 】
種族 マスター・ドルスザク / マフィ・ギャング / 文明 闇 / パワー11000 / コスト9
■無月の門・絶:各ターンの終わりに、自分の魔導具をバトルゾーンまたは墓地から合計6つ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら6枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。
■相手のターンのはじめに、相手は自身のマナゾーンのカードを3枚までしかアンタップできない。
■W・ブレイカー
【呪文】
カード名:卍・獄・殺
文明:闇
コスト:9マナ
■クリーチャーをすべて破壊する。
■すべての墓地にあるカードの合計が13枚以上であり、この呪文が自分のシールドゾーンにあれば、この呪文は「S・トリガー」を得る。
《魅力医 ミョウオウ》 によって墓地のマフィギャングに魔道具を与えるので、 《ジョルジュ・バタイユ》 で増えた墓地があれば 《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》 の無月の門の条件を達成できると思います。
《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》 自体はツインパクトの下面が全体除去として機能するので、受け札としても使用可能です。
多人数戦でのマナ封じは非常に強力なので、狙える機会があれば出しておきましょう。
さらに《∞大龍 ゲンムエンペラー》も採用しました。
《∞大龍 ゲンムエンペラー》
【 クリーチャー 】
種族 ∞・ドラゴン / チーム零 / 文明 闇 / パワー8888 / コスト8
■<ムゲンクライム>4(自分のクリーチャーを4体タップし、[闇(4)]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から8枚を墓地に置いてもよい。
■自分の墓地にあるクリーチャーすべてに「ムゲンクライム[闇(3)]」を与える。
■自分のクリーチャーすべてに「セイバー:闇のドラゴン」を与える。(自分の闇のドラゴンが破壊される時、かわりに自分の「セイバー:闇のドラゴン」を持つクリーチャーを1体破壊してもよい)
デッキの構造上、簡単に展開可能なのでムゲンクライム4も労せずプレイ可能です。
また、ムゲンクライムで墓地から召喚するコストは 《アビスベル=ジャシン帝 》 で軽減できます。上手く展開できると1ターンに飛んでもない数のクリーチャーが展開されます。
上記のカードをまとめ、調整したデッキリストがコチラになります。
デッキリスト
デッキの動かし方:序盤
序盤は小型クリーチャーをどんどん展開し、 《ジョルジュ・バタイユ》 の召喚に備えます。
小型のアビスラッシュ持ちのクリーチャーがいれば、ついでに出しておきましょう。《ジョルジュ・バタイユ》 の召喚コストとして墓地に送っておくと無駄がありません。
また、小型クリーチャーを展開するにあたって適度に攻撃しておくことも重要です。
一撃で全員を倒せる必殺技があるデッキではないので、手札が欲しそうなプレイヤーを攻撃してシールドを減らしておきましょう。時には素直に「手札ほしい人!」と聞くことも重要です。
デュエパーティは多人数で行うコミュニケーションのゲームだと思っています。トップを走る人を止めたり、時には手札事故で困っている人を助けたりするために適切なコミュニケーションが必要だと考えています。
その1点が皆さんを後から救う貴重な1点になることもあるので、序盤からシールドをブレイクすることは意識しておきましょう。
デッキの動かし方:中盤
《ジョルジュ・バタイユ》 を出し、墓地リソースが整ったら 《アビスベル=ジャシン帝 》 を手札に入れましょう。
墓地回収やサーチカードを駆使して場に出すことが出来たら本領発揮です。また 《アビスベル=ジャシン帝 》を使って戦うときは手札の枚数を意識しておくと、除去されにくくなります。
アビスラッシュ出来たら一番強いのは、やはり 《深淵の三咆哮 バウワウジャ》 です。
《深淵の三咆哮 バウワウジャ》
【 タマシード/クリーチャー 】
種族 アビスロイヤル / ACE / 文明 闇 / パワー13000 / コスト4
■このタマシードが出た時、自分の山札の上から4枚を墓地に置いてもよい。
■自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。
■ブロッカー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体破壊する。
■自分のターン中、このタマシードは破壊以外の方法で離れない。
T・ブレイカーであり、後続の墓地リソースも確保できるので無駄がありません。
さらにアビスラッシュで場に出しても、自身の効果で場に残るため脅威となり続けることが可能です。
このデッキであればクリーチャー化の条件も容易なので、盤面除去を飛ばしながらどんどん攻撃していきましょう。
また《テブル=ザザーム》も優秀なアビスロイヤルです。
《テブル=ザザーム》
【 クリーチャー 】
種族 アビスロイヤル / 文明 闇 / パワー6000 / コスト6
■アビスラッシュ:このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる。
■このクリーチャーを召喚する時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、このクリーチャーの召喚コストを3少なくする。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
手札を1枚捨てることでコスト軽減ができるクリーチャーで、貴重なW・ブレイカーです。
手札を捨てるコストのおかげで、墓地に置いておきたいクリーチャーを捨てることが可能です。
《アビスベル=ジャシン帝 》との兼ね合いで墓地に送っておきたいクリーチャーも多いので、お世話になることが多いです。
デッキの動かし方:後半
ゲームが進んでくると、《アビスベル=ジャシン帝 》や 《ジョルジュ・バタイユ》が除去されてしまうこともあるでしょう。
そんな時でも 《凶鬼03号 ガシャゴズラ》をはじめとした複数蘇生のクリーチャーがいれば立て直しは容易です。
《アビスベル=ジャシン帝 》 につなげて墓地リソースを復活させて再スタートしましょう。
また、後半になってくると手札に複数蘇生のクリーチャーが余ることもあると思います。そんな時は墓地進化クリーチャーたちと合わせて奇襲しましょう。
《暗黒皇女アンドゥ・トロワ》や《暗黒貴族ウノドス・トレス》 は進化クリーチャーも蘇生可能なので、最大で3打点を生み出すことが出来ます。
予想外の打点を作ることが出来るので、狙っていきましょう。そして後半に狙っていきたいコンボはやはり 《アビスベル=ジャシン帝 》 + 《∞大龍 ゲンムエンペラー》 でしょう。
この組み合わせは非常に強力で、 《∞大龍 ゲンムエンペラー》 によるムゲンクライムのコストを1マナに出来ます。
ムゲンクライムでタップするクリーチャーは必要ですが、このデッキで困ることはあまりないでしょう。
さらに前述の 《凶鬼03号 ガシャゴズラ》 のようなクリーチャーをムゲンクライムで蘇生すると、ムゲンクライムに必要なクリーチャーも追加で供給できます。
展開した後は攻撃していくだけですが、 《∞大龍 ゲンムエンペラー》 によって「セイバー:闇のドラゴン」が自分のクリーチャーに付与されるので想像以上に耐性があります。
このセイバー効果は他の闇のドラゴンにも使用可能なので、今回のデッキであれば 《魔の革命 デス・ザ・ロスト》 もセイバーで守ることが出来ます。
ゲームが長引きやすいデュエパーティーでは、意外と狙うシチュエーションも多いので覚えておきましょう。
ピックアップカード紹介
《深淵の食卓》
【 タマシード 】
種族 アビスロイヤル / 文明 闇 / コスト4
■各ターン、自分のクリーチャーがはじめて攻撃する時、そのクリーチャーよりコストが小さいクリーチャー1体またはタマシードを1枚、自分の墓地から出してもよい。
自分のクリーチャーが各ターン初めて攻撃するときに、そのコストに合わせたクリーチャーを墓地から蘇生できます。
墓地が肥えるデッキと相性がよく、特に《ジョルジュ・バタイユ》はコストを踏み倒して出ることが出来る8マナのクリーチャーなので相性抜群です。
クリーチャーではないので手札に狙って加えることは中々難しいですが、場に出すことが出来たら非常に強力です。
このデッキでは《魔龍バベルギヌス》を蘇生して、他の大型クリーチャーを追加で用意することが出来ます。
また、《悪灯 トーチ=トートロット》を蘇生してブロッカーを用意しつつ、盤面除去を行うこともあります。墓地がアドバンテージになるデッキでは、想像以上に役立つカードとなっています。
《キラードン》
【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / スペシャルズ / 文明 闇 / パワー7000 / コスト6
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身のクリーチャーの中から1体選び、残りを破壊する。
このクリーチャーが破壊された時、相手は自身の手札を1枚選び、残りをすべて捨てる。
出た時に相手が選んだクリーチャー1体を残して、相手のクリーチャーをすべて破壊します。
更に破壊された時に相手が選んだ手札1枚を残して、他の手札をすべて捨てさせます。影響を与える範囲が非常に広く、デュエパーティーではおすすめの1枚です。
とくに今回のデッキのように破壊と蘇生が自由自在に行うことが出来るデッキでは、コントロール用のカードとして優秀です。
好きな時に盤面破壊を行い、好きな時に手札破壊を行うことが出来ます。特にデュエパーティーでは、手札をためているプレイヤーと盤面を展開しているプレイヤーが別々であることも多く、使いどころに困りません。
《究極生命体 Z》
【 クリーチャー 】
種族 ダークロード / デーモン・コマンド / ドラゴン・ゾンビ / 文明 闇 / パワー7000 / コスト7
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。
■このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。
墓地から召喚出来る《デーモン・ハンド》内蔵クリーチャーです。
デュエパーティーのような長期戦になる環境では、墓地からいつでも使用可能な除去は重宝します。
とくに今回のデッキでは山札の半分以上が墓地にいくことも日常茶飯事なので、墓地に《究極生命体 Z》がないということもあまりないでしょう。
墓地にあるだけでいつでも除去が出来る安心感はやはり違います。デュエパーティーではピンポイントで除去を行いたい局面も多いので、使ってみるとありがたみが分かります。
一方で相手からすると墓地にあるだけで除去をいつでもできると同意で、墓地メタをくらう可能性もあるため取り扱いには気を付けましょう。
《魔龍バベルギヌス》
(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 ドラゴン・ゾンビ / グランド・デビル / 文明 闇 / パワー1000 / コスト7
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、プレイヤーをひとり選ぶ。そのプレイヤーのクリーチャーを1体破壊してもよい。そうした場合、そのプレイヤーの墓地から、《魔龍バベルギヌス》以外の進化ではないクリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出す。
墓地のクリーチャーをほぼ縛りなく蘇生できるクリーチャーの元祖です。
《深淵の食卓》の項目でも記載しましたが、組み合わせることでマナコストに関係なく《深淵の食卓》による蘇生が出来るようになります。
《魔龍バベルギヌス》自身がクリーチャーなので闇のカードで回収しやすいことも利点です。
また、デュエパーティでは相手に効果を使用可能なこともメリットとして働きます。
相手の脅威となるクリーチャーを墓地のクリーチャーと入れ替えて無力化したり、トップの人を倒すために回答となるクリーチャーを相手の場に出したりもできます。
想像以上にコミュニケーションが重要となるカードですので、効果絵を使うときは常に全体の状況を考えていきましょう。
このデッキを改造するなら?
今回はチャージャー呪文の採用を見送りました。
小型クリーチャーの展開を行いたい都合上、使うタイミングが中々なかったためです。
気になる方は《終断γ ドルブロ/ボーンおどり・チャージャー》や《スクリーム・チャージャー》を採用してもいいと思います。
《終断γ ドルブロ/ボーンおどり・チャージャー》
【 ツインパクトカード 】
種族 ソニック・コマンド / イニシャルズX / 文明 闇 / パワー3000 / コスト5
■S・トリガー
■ブロッカー
■このクリーチャーがバトルに勝った時、このクリーチャーを破壊する。
【呪文】
カード名:ボーンおどり・チャージャー
文明:闇
コスト:3マナ
■自分の山札の上から2枚を墓地に置く。
■チャージャー
クロニクルデッキに収録されたありそうでなかったカードです。チャージャー呪文として機能しつつ、クリーチャーでもあるのでパートナーの召喚コストに利用することも出来ます。
クリーチャー面はトリガーのブロッカーとして機能するので、いざという時の防御手段としても優秀です。
《スクリーム・チャージャー》
【 呪文 】
文明 闇 / コスト4
■自分の山札の上から4枚を墓地に置く。その後、闇のカードを1枚、自分の墓地から手札に戻す。
■チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く)
墓地肥しと墓地回収を兼ねるチャージャー呪文です。闇の墓地回収にしては珍しくカード回収が出来るので、呪文の回収が出来ることがおおきいです。
呪文の採用枚数は多くはないですが、ピンポイントで使いたいときがある《炎獄デス・サンライズ》などを回収できるのは大きくオススメの1枚です。
おわりに
今回は 《ジョルジュ・バタイユ》 を軸にしたアビスロイヤルのデュエパーティーを紹介しました。
墓地依存度が非常に高いので、メタクリーチャーの影響を受けやすいですが爆発力も高いです。
さらにアビスロイヤルは今後も強化が入ることが確定なので、このデッキにもまだまだ伸びしろが出来ます。
一度作っておくと、デッキを強化しながら長く使うことができると思うのでオススメです。興味のある方は作成されてみてはいかがでしょうか。
最後に、カーナベルでは【アビスロイヤル 】デッキやデュエパーティーのデッキを組みたい方に向けて、今回の記事内で紹介した【アビスロイヤル】関連カードや相性の良いカードを豊富に準備しております!15時までの注文で即日発送のカーナベルでぜひカードを揃えて【アビスロイヤル】を楽しんでください!