はじめに
2023年8月4日にデュエチューブにて新殿堂入りカードが発表されました。
今回の発表は基本的に【サガループ】にフォーカスされ、大幅な弱体化を受けたのはサガのみとなりました。
今回はデュエル・マスターズでも重要な「殿堂入りカード」や「プレミアム殿堂入りカード」についてガチ解説していきます!
目次
殿堂入りカードとは
殿堂入りカードとは、いわゆる制限カードや禁止カードの事です。
環境内で同じデッキが定着しないようにする為のルールで、公式大会や公認大会で適用されます。
デッキに1枚までしか入れる事が出来ないカードを「殿堂入りカード」、1枚も入れる事が出来ないカードを「プレミアム殿堂入りカード」といいます。
また、「プレミアム殿堂コンビカード(プレミアム超次元殿堂コンビカード)」という、同じデッキにどちらか片方のカードしか採用できないという制限もあります。
この3種類に選ばれたカード達は、強すぎる故に与えられた「称号」を持っていると言っても過言ではありません。
殿堂入りカードに認定される理由
殿堂入りカードは2023年8月11日施行の時点で82枚あります。
殿堂入りカード認定は、主に環境サイクルを回す為にトップメタデッキの弱体化等を目的に行われます。
他にも新規カードとの相性が悪かったり、ゲーム性を壊すカードは殿堂入りカードに指定される場合もあります。
またデッキの弱体化を目的とした殿堂入りの場合は、メインカードよりも先にサポートカードから制限されていく傾向にあります。
プレミアム殿堂入りカードに認定される理由
プレミアム殿堂入りカードは2023年8月11日施行の時点では32枚あります。
プレミアム殿堂入りカード認定は、殿堂入りでは制限が不十分なカードを格上げしたり、 ゲーム性を崩壊させる可能性があるカードの規制等を目的に行われます。
他にも新弾カードとの相性であったり、プレイヤー同士のトラブルになりそう等、特別な理由がある場合は殿堂を飛ばして一発でプレミアム殿堂入りカードに認定される場合もあります。
プレミアム殿堂コンビカード(プレミアム殿堂コンビカード)とは?
2023年8月の時点では、プレミアム殿堂超次元コンビカードは1組あります。
《禁断英雄 モモキングダムX》と《未来王龍 モモキングJO》はどちらかを採用していた場合、デッキには入れてはいけないという制限があります。
現在はデッキ内同士での組み合わせしかありませんが、過去には「超次元とデッキ(プレミアム殿堂超次元コンビ)」での制限もありました。
【デュエマ殿堂】 プレミアム殿堂入りカード・殿堂入りカード一覧
【2023年8月11日施行】殿堂入りカード一覧
《絶望神サガ》
【 クリーチャー 】
種族 ゴッド / オリジン / 文明 水/闇 / パワー3000 / コスト3
■このクリーチャーが出た時、または自分のターンのはじめに、カードを1枚引き、自分の手札を1枚捨てる。その後、自分の墓地にクリーチャーが3体以上あれば、コスト5以下のゴッドまたはコスト5以下のオリジンを1体、自分の墓地から出してもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。
《蝕王の晩餐》
【 呪文 】
文明 闇 / コスト3
■自分のクリーチャーを1体破壊する。その後、それよりコストが1大きいクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
《神の試練》
【 呪文 】
文明 水 / コスト5
■コストが同じカードが2枚出るまで、自分の山札の上からカードを表向きにする。
■こうして自分の山札をすべて表向きにした場合、このターンの後に自分のターンを追加し、残りのゲーム中、自分の山札のカードが1枚もなくても、自分はゲームに負けない。
■表向きにしたカードをすべて手札に加える。
【2023年8月11日施行】 プレミアム殿堂入りカード一覧
なし。
【2023年8月11日施行】 殿堂解除カード一覧
《勝利宣言 鬼丸「覇」》
【 クリーチャー 】
種族 ヒューマノイド / レッド・コマンド・ドラゴン / ハンター / エイリアン / 文明 火 / パワー9000+ / コスト10
■スピードアタッカー
■パワーアタッカー+5000
■このクリーチャーが攻撃する時、相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。(ガチンコ・ジャッジ:各プレイヤーは自身の山札の上から1枚目を見せ、それを一番下に置く。そのカードのコストが相手以上であれば、自分の勝ちとする)
■T・ブレイカー
担当所感
殿堂施行は来週8/11(金)!!
大方の予想通り【サガループ】は大幅な弱体化を受け、いわゆるサガ2枚ループは不可能となりました。
当初の予定通りというか、今後はゴッドサポートがメインになっていくのでしょいうか。ただそもそも3コストの出力としてはかなり高いので、《 蒼狼の大王 イザナギテラス 》を多用するスペルチェイン系のデッキでは、上振れ要員として今後も使っていけそうなポテンシャルはありますよね。
《蝕王の晩餐》に関しては、その軽さが危惧された形でしょうか。同様の効果を持つ呪文は多数存在するので、《サイバー・K・ウォズレック》などで簡単に使いまわせるのを防いだという意図でしょう。
最後は《神の試練》ですね。
競技環境では【青魔導具】が主戦場のこのカード。《お清めシャラップ》と合わせてループする以前の【ギャラクシールド】などは痛手ですが、【青魔導具】目線だと大きな痛手ではないような気がします。
どちらかというと執行猶予というか、「いつでもプレ殿にしてやるぞ」というような意志を感じますね。
それにしても【アポロ】も【4C邪王門】も【アナカラージャオウガ】もノータッチでしたね……。
サガ登場前のデッキはほぼ変わらずといったところ。【赤白サムライ】や【アビス】たち新星がどこまで食らいつくのか注目ですね!!