皆様こんにちは、たけじょーです。
「今月のコロコロ、もう読んだ？」
……いやー、何年ぶりでしょうか、この台詞。若かりし頃を思い出すようで感慨深いものがあります。
今も昔もぼくらのバイブル、コロコロコミック。ガッツな笑いとド迫力に加え、デュエマの最新情報をいち早く知れるのはコロコロだけです。
今回はそんなコロコロコミックの最新4月号から、気になる情報をピックアップ！出会いの春、新たなデュエマが始まりますよ！
早速やっていきましょう。まだ読んでいない貴方は今すぐ書店にGO！
目次
王道W、その先触れ
今月のコロコロの主なトピックは「王道W」「異次元の決闘者」「新ドラ娘デッキ」「新いきつよデッキ」の４つ。
後ろ３つに関しては既出の情報メインでしたが、読みやすさと情報密度を両立したレイアウトに胸を衝くキャッチコピー、そして押し寄せるインパクトは圧巻の一言です。
これぞコロコロ、いつものことながらめっちゃ勉強になります。最近読んでないな……という方も、改めて手に取るときっと新たな発見があるハズ。
あと、「ジャシン帝」「にじさんじ」「ドラ娘」が見開き3連続で載ってるデュエマの振れ幅の広さに改めてびっくりしたり。
これ全部同じカードゲームなんですかってくらいビジュアルが違うのが面白い。記事デザインもシリアスとポップを行ったり来たり。温度差がサウナ。
……さて、今回のメインディッシュは「王道W」。最速プレビューとふろくカード、そして漫画でも新シーズンのチラ見せが始まっております！
新カード、3種判明！
解禁されてますよ、新カード情報！ビジュアルを見たい方は本誌を決断的にチェックだ！
《堕チシ八叉ノ蛇神》
【 G-NEOクリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド/アビスロイヤル / 文明 闇/火/自然 / パワー6000 / コスト4
■G-NEO進化 ：闇、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■マッハファイター
■W・ブレイカー
■自分のクリーチャーが出たターンに攻撃する時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶相手の手札を見ないで1枚選び、捨てさせる。
▶このクリーチャーは相手のシールドを1つブレイクする。
《堕チシ八叉ノ蛇神》（ナルガロッチ＝ヴリドガルド）！カッコイイ～！ちょっと《一王二命三眼槍》みたい。
「ナーガ」「（ヤマタノオ）ロチ」「ヴリト（ラ）」「（ヨルムン）ガルド」など、世界各国の蛇神の名前を継ぎはぎするネーミングセンスには脱帽です。
《至高の魂 アビスベル＝ジャシン帝》の対となる「もう一つのジャシン帝」がこのカードとのこと。テキストも今号の付録《 淵魂 グレート=ジャシン帝 》の対のようになっていますね。
背景ストーリー面での活躍もさることながら、テキスト面にも注目が集まります。
パワー6000のマッハファイター・W・ブレイカーという優秀な基礎スペックに、アビスかつデーモン・コマンドという優秀な種族。侵略も革命チェンジもなんでもござれです。
そして、「自分のクリーチャーが出たターンに攻撃する時」という変わった起動条件で1ハンデスか1ブレイク。これ、めっちゃ強いです。
バトルゾーンを制圧しつつ、相手の手札が残っていればハンデス。もし手札が既になければ、ブレイクしてからそこにハンデスを当てに行くことが出来ます。この一人二役が出来るのは凄い。
【闇自然アビス】における「1点《謀遠 テレスコ=テレス》」フィニッシュを彷彿とさせる動きが可能なので、そちらの堅実な詰め性能を想像していただけると分かりやすいかと。
ここに新ギミック「G-NEO進化」による除去耐性、「超魂X」による能力の掛け合わせまで可能ですので、そのフルスペックはまだまだ未知数。更なる情報を待ちましょう。
《魔誕の穿将ベリュガデス》
【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド/ フュージョナー / 文明 闇 / パワー3000 / コスト4
■S・トリガー
■このクリーチャーが出たとき、相手のアンタップしているクリーチャーを1体選び破壊する。
■超魂X （これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える）
■このクリーチャーが攻撃する時、 相手の手札を見ないで1枚選び、捨てさせる。
つ、強～！昨年なんだかんだ強化が少なかった闇デーモン・コマンドに、かなり強力な受け札が配られました。
わずか4コストで手打ちも容易なアンタップ確定除去はかなり取り回しがよさそうな印象。かつ、攻撃時の1ハンデスが超魂Xで共有できます。
そのまま使ってもかなり強そうですが、やはり進化させてナンボでしょう。《堕チシ八叉ノ蛇神》と組み合わせるとさらに激しくリソースを刈り取ることが可能に。
より凶悪に使うなら殿堂カード《復讐 ブラックサイコ》。トリガーから繋げば0コスト3ハンデス！《スケルトン・バイス》もびっくりです。
あとは《悪魔神バロム・ロッソ》なんかも相性良さそうですね。撃ち漏らした闇のカードを叩き落としてやりましょう。
《～邪眼帝～》
【G-NEOクリーチャー】
種族 ドラゴン・ゾンビ/ ダークロード / スチームナイト/文明 光・水・闇 / パワー７500 / コスト6
？？テキスト未判明？？
邪眼の騎士ロマノフ、その系譜を受け継ぐ一枚が《～邪眼帝～》（インフェルノ・クルーエル・ロマノフ・サーガ）！どっひゃ～！！！
……失礼、取り乱しました。「残虐なる地獄のロマノフ叙事詩」！声に出して読みたすぎる。
漫画内での先攻登場故テキストは未判明ですが、劇中描写から推測されるテキストは以下の二つ。
「W・ブレイカー」と「自分のターンの終わりに自分のクリーチャーを1体選び、手札に戻してもよい。そうしたら、そのクリーチャーをコストを支払わずにバトルゾーンに出しても良い。」です。
呪文を連射するロマノフ一族、そのクリーチャー版といった趣。こちらもかなり強烈なテキストですね。
出し直しにどんな条件があるかはまだ見えていませんが、少なくとも《アーテル・ゴルギーニ》は出し直せるみたいなのでその時点で強力。
他にも《アクアン》使い回しでめちゃくちゃにドローしたりとか、《奇天烈 シャッフ》2度打ちでがっちりロックかけたりとか、光水闇の戦略の幅をさらに広げてくれそうな一枚です。全貌判明に期待。
新ギミック、最速体験！
コロコロと言えば、の付録カードは豪華に2枚！いきなり「G-NEO進化」「超魂X」が体験できちゃいます。
【 G-NEOクリーチャー 】
種族 アビスロイヤル / 文明 水/闇/火 / パワー5000 / コスト4
■G-NEO進化 ：水、闇、または火のクリーチャー1体の上に置いてもよい。（カードが下にあれば、NEO進化クリーチャーとして扱い、離れる時、かわりに下のカードすべてが離れる）
■ブロッカー （このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい）
■このクリーチャーが出た時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶カードを2枚引く。
▶このクリーチャーは、シールドを1つブレイクする。
《淵魂 グレート=ジャシン帝》の魅力は汎用性。アビス種族に依存しない能力のため、様々な組み合わせが可能なプレビューカードかくありきの一枚です。
能力はブロッカーに加え、出たときに2ドローか1ブレイク。着実にリソースを回復してくれるほか、詰めの一押しにも使えるのがグッド。一応自分のシールドを割ることも可能ですよ。
【 クリーチャー 】
種族 アビスロイヤル / フュージョナー / 文明 闇 / パワー1000 / コスト2
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。
■超魂X （これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える）
■スレイヤー （このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する）
《チェア＝イーイッス》の特筆すべき点はやはり超魂Xのスレイヤー共有でしょう。殴り返しやブロックでの対処を尻込みさせることができるため、是非とも切札の進化元にしたいカードです。
イラストでも示唆されている通り、《淵魂 グレート=ジャシン帝》とも相性良好、スレイヤーブロッカーにG-NEO進化の除去耐性を持ち合わせた厄介極まりないクリーチャーが誕生します。
「邪神vs邪神」発売までおよそ1か月。まずはこの2枚で新ギミックに馴染んでおきましょう。
《淵魂 グレート=ジャシン帝》は 《至高の魂 アビスベル＝ジャシン帝》 と組んでも強そうですので、そういう意味でも押さえておいて損はないはず！
漫画新章、いきなりフルスロットル
原作漫画にも新展開。前回でサバト率いる月軍と決着をつけたウィン達に、平和な日常が戻ってきました。
新キャラ・若葉カオルの登場もつかの間、凄いテンポ感で世界大会が開幕！新たな戦いが幕を開けます。
世界大会というワードで『デュエマF・E』を思い出したりしつつ……今回の見どころは「デュエマって楽しいぞ！」を声高に叫ぶ作劇にあります。
使用デッキに強い愛着を持つ初心者、若葉カオル。彼がウィンと出会って何を感じ、どのように変わっていくのか。立ちはだかる月軍・ベイダとのデュエルの行方は。
そして、一方のウィンはテキサス州の少年・トニーとデュエマスタート。カウボーイハットとマフラーに「あの」デッキ……と、トニーは切札ジョーのセルフオマージュと言って差し支えないキャラクターです。
初心者vs熟練者。新主人公vs旧主人公。同時進行する二つの試合を通じ、「逆転快感カードゲーム」デュエマの痛快さと、それによって紡がれる友情が生き生きと描かれていきます。
前回までの月軍編がかなりシリアスなストーリーだったこともあり、久々の爽やかでアツい展開がとても眩しい。
ストーリーは勿論、コマ内を所せましと躍動するクリーチャー達も見逃せません。ちょっと意外なあのクリーチャーが大活躍していますよ！
総じてデュエマの面白さがギュッと詰め込まれた一話になっていますので、いつも以上に是非読んでほしい。私からのお願いです。何卒。
まとめ
- 今月のコロコロ、是非読もう！
- 新カード情報と付録でライバルに差をつけろ！
- 漫画も新展開！
今後もガチまとめではホットな話題を取り上げていきますので、ぜひ 公式X(旧Twitter) のフォローをよろしくお願いします！
松本大先生、編集部の皆様、いつも本当にありがとうございます。届けー！
