皆様こんにちは、たけじょーです。
いやー終わりましたね、DMGP2025-2nd。すみません、もう1週間半前のお話です。言い訳をいたしますね?
実はちょうど平日のお仕事が佳境に入ってくるタイミングでして、そこにありがたいことにGPカバレージ稼働も重なってしまい……あとはジャッジやらなにやらで無事☆爆散。皆さん、自分のキャパシティはしっかりと見極めましょう。
さてさて、遅まきながら今回はGP振り返り回。アドバンス・オリジナルの2フォーマットでどんな戦いが繰り広げられたのか、シュパっと振り返って参りましょう!更新の始まっている公式カバレージも併せてどうぞ。
目次
アドバンス:モルトVERSUS、最速天下
超次元・超GR・禁断に零龍など、デュエマに存在するあらゆるカードが使用可能なフォーマット・アドバンス。Day1の舞台はこちらとなりました。
以前はアドバンス特有のギミックを主体とするデッキが環境で幅を利かせていたものの、オリジナル環境の出力増加に伴いいつしかそんな風潮も薄れてまいりました。アドバンスでも【サイバー】は最強だし【D・D・D】は早いし【der’Bande】は止まりません。
とはいえ、アドバンスならではの要素が皆無か?と言われればそんなことは全くなく。【D・D・D】×《禁断 ~封印されしX~》、【der’Bande】×《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》など、ここでしか見られない強力セットアップも多数存在します。
そしてアドバンスにしか存在せず、かつ実力人気ともにトップクラスのギミックがドラグハート。「武器に封じ込められた龍の魂を解放して戦う」という全人類の少年心をくすぐる設定と、他の追随を許さない圧倒的出力を併せ持つ【ドラグナー】テーマの中核です。
昨年の《夢双龍覇 モルトDREAM》獲得に次いで、デュエキングWDream2025でも《双龍覇王 モルトVERSUS》を始めとする強化パッチを獲得。今大会でもメタゲームの一角を占めることが予想されました……が、その活躍は世間一般の予想を大きく上回るものになりました。
結果として、【モルトVERSUS】使用者はベスト8に3名残留。決勝戦は48枚同一リストによる完全ミラーマッチとなり、これを制したデンネ選手が優勝。まさにドラグナー天下と言ってよい結末となったのです。
デッキの中核《双龍覇王 モルトVERSUS》はドラグハートのみならずドラゴンの踏み倒しも可能であり、その選択肢は多種多様。優勝リストでは《地封龍 ギャイア》を早期着地させるために《神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ/遺跡類神秘目 レジル=エウル=ブッカ》まで投入されています。
私もさっそくこちらのリストを回してみたのですが、ドラグナーの大火力を押し付ける分かりやすい勝ち方だけでなく、《双龍覇王 モルトVERSUS》が提示する無数の選択肢で戦うことも求められるため、見た目よりも数段扱いの難しいデッキだと感じました。この高難度デッキを《双龍覇王 モルトVERSUS》発売からわずか1週間で使いこなし、実績を残したプレイヤーの皆様には脱帽です。
次のアドバンス大型大会は恐らく来春のグランプリ。オリジナルと比べれば環境の変化は緩やかとされていますので、今のうちからやりこんでおいて間違いはないはず!「グレンモルトの書」発売も迫る今、アドバンスを始めるにはうってつけの時期ですよ。
オリジナル:「最強」の影、暗躍するローグたち
一方Day2のフォーマットは、メインデッキ40枚のみで戦うオリジナル。今回は春に引き続き、3人チーム戦での開催となりました。
先程述べたようにアドバンス・オリジナルの顔ぶれが似通ってきている昨今。【モルトVERSUS】は不在ですが、【サイバー】【D・D・D】【der’Bande】をはじめとした様々なデッキが活躍することとなります。
中でも頭抜けた存在感を発揮したのが【サイバー】。デュエチューブリーグでの《愛銀河マーキュリー・スターフォージ》×《昇カオスマントラ》発明以来環境の中心に立ち続けているデッキですが、「早いループで最悪殴れる」安定した強さは、大型大会の長丁場にもぴったりな性質を持ちます。
そして今回、「そこそこ早く決まるコンボで受けが固い」という形で同様に安定感ある強力なデッキとして頭角を現したのが【闇王ゼーロ】でした。
光水闇・光水闇自然の2種類の基盤が存在しますが、ベースとなる動きは共通。《~地獄帰りの騎士~》×《DARK MEMORY CONTAINER》で手札と場を揃えて《闇王ゼーロ》です。あらかんたん。
これで安定4ターンコンボを炸裂させつつ、《真気楼と誠偽感の決断》を軸とした強固な受け・カウンターギミックも両立。これまた数多くの対面に安定して試合を運べる要素が揃っています。
結果として活躍数で言えば【サイバー】【ゼーロ】のツートップとも言える状態で本大会は終結。優勝チームやゆよっ!---三音の妖精も一人が【サイバー】を、もう一人が【ゼーロ】を使用していました。
え、じゃあもう一人は?と疑問に思ったあなた、逆に質問です。最後の一人の使用デッキ、なんだと思いますか?
【D・D・D】?【der’Bande】?はたまた【ドリームメイト】?【ボルシャック】?【COMPLEX】?――否。
【火闇邪王門】です!
こちらもデュエキングWDream2025で大きく強化されたデッキではあったのですが、下馬評は決して高かったとは言い難いのも事実。しかし、この結果がその強さを証明しています。マジですごいぞ。
とにもかくにも《鬼ヶ伝双 VSジャオウガ》というカードが強力で、登場時とターンはじめの楯回収でこれまでにないスピードで鬼タイム・鬼エンドに突入できます。《鬼寄せの術》4枚も回収速度に寄与するチョイスですね。その後もSA・スレイヤー付与に蘇生に回収と八面六臂。逆に貴様は何を持ちえないのだ。
デッキとしての性質は以前から変わらず、《百鬼の邪王門》を起点とした超攻撃・超反撃が持ち味。新加入の《轟く邪道 レッドゾーン》も取り入れ、その過激さはさらに増していると言えます。1枚刺しの各種カードも「味」を感じますね。
【ゼーロ】が流行すればまとめて墓地メタで対策されてしまいそうな点は気がかりですが、攻防一体の新デッキとして更なる活躍に期待がかかります。先物買いはカーナベルで、是非!(ダイマ)
まとめ
- WDreaM、早速大暴れ!
- 今こそはじめ時!アドバンス、コワクナイヨ
- 愛と勇気のローグデッキ!今後の活躍にも大注目!
今後もガチまとめではホットな話題を取り上げていきますので、ぜひ 公式X(旧Twitter) のフォローをよろしくお願いします!
今回はオリジナルでカバレージを担当させて頂いてます!読んでね&感想お待ちしてまーす!









