皆様こんにちは、たけじょーです。
最近一気に寒くなりましたね。どうも世界が夏と冬に二極化している気がしてなりません。個人的には春・秋の好みで服を選べる時期が好きなので、これは悲しい。令和ちゃんにはわびさびってやつがわからない。
さてさて、なんか話題になってましたよね。デュエマにはナントカがあるとかないとか、なんとか。
一体何がなにやらではありますが、こういうことはものごとの有無よりもその有無がもたらす効果について目を向けるべきだと思っていますし、何より「みんな違ってみんないい」じゃん!と思っています。はいこの話終わり。
そんな中でもデュエマに間違いなくあるもの……そしてこのゲームに無限の彩を添えてくれているもの。それが「遊び心」!いつも心に好奇心とC調を忘れないデュエマは、度々商品開発でもはっちゃけます。
しかもその多くが大会でも使用可能なんだから驚きです。デュエマは自由だ!今回はそんな愉快な特殊カード達をまとめてご紹介。カーナベルに在庫があるものもありますから、是非是非見ていってくださいな。やっていきましょう!
目次
香りつきカード
しょっぱなから相当なぶっとび具合ですが、この勢いこそデュエマ。読んで字のごとく、カードに香りがつけられています。該当カードは全7種あるのですが、モノによって香りが違うというこだわりっぷり。カレーパンの香りやバラの香りなど、カードのフレーバーに沿ったチョイスが心憎いですね。

カラクリはカード表面中央に施された特殊印刷。光を当てて覗き込むと、V字に透明な刻印が捺されていることがわかります。ここに香りが封じ込められていて、指でこすると嗅げるようになる!というギミックなんです。すげー。
ちなみに当記事の執筆にあたって手元の香り付きカードを久々にこすってみたんですが、わずかながら香りが残っているように感じられました。皆様も10年ぶりにお試しください。
ジャンボカード
単純明快、デカいカード。A5サイズまで拡大されたビッグなカードで、主にコロコロコミックの付録として展開されてきました。下敷きと言い張って学校に持って行ったり、その結果先生に没収されたりといったエピソードもあるあるなんじゃないでしょうか。
紙面大まで拡大されたイラストは迫力抜群で、これを拝むためだけにでも手に入れる価値はあるでしょう。一方であまりに他のカードからかけ離れたサイズの為、入手が難しいのが難点。なんとカーナベルにも取り扱いがありませんでした……。
もちろんデッキに混ぜるわけにはいけませんから、当然使用不能……と思いきや、超次元・超GRのジャンボカードには公式大会での使用が認められているものも!公開領域においておけるので問題ないという判断なんですね。
流石にデカすぎるので取り回しには要注意ですが、話のタネになるのは間違いなし。みんなもジャンボカードをデッキに入れてアドバンスで遊ぼう!
……私事ですが、先日【モルトVERSUS】を使っていて《熱血剣 グリージーホーン》と《無敵剣 プロト・ギガハート》を取り違えて負けかけたため、大真面目に《無敵剣 プロト・ギガハート》ジャンボ版使用を検討しています。ここまでやれば間違えへんやろ……多分。
メタルカード
紙ではなく金属でできているカード。大型大会の景品・トロフィーとして制作されたものもありますが、一般流通しているのは《爆裂ダッシュ!グレンセーバー政》《最強国技ダイキンボシ》を構成する計4枚のサイキッククリーチャーです。
それは カードと言うには あまりにも大きすぎた
大きく ぶ厚く 重く そして 大雑把すぎた
それは 正に 鉄塊だった
……というのはかなりの誇張表現。サイズ感は通常のカードと変わらないのですが、素材が金属の張り合わせ(カンカン、と言えば伝わるかな?)になっています。なので分厚くはあるんですが、中空なのでそこまで重さは変わりません。

とはいえ存在感は圧倒的で、「なんかヤバいもん置いてある!」感は抜群です。超次元に頼らないデッキでのアクセサリーとしていかがでしょう。《ストリエ雷鬼》?細かいこと気にしてたらモテないスよ。
レンチキュラーカード
誰もが一度は目にするだろう、「角度を変えると絵が変わる」カードやシール。レンチキュラーレンズと呼ばれる仕組みらしいですが、実はこれもデュエマのカードになっています。多彩すぎる。
該当するのはこちらの《伝説の禁断 ドキンダムX》。カードを傾けるとドキンダムが槍を投げ放ちます。かっこいー。初期イラストだとかなり静的な印象を受けるドキンダムですが、こうした形で躍動感ある様子が見られるのは嬉しいものです。
ちなみにこちらの《伝説の禁断 ドキンダムX》、素材の都合か通常カードよりも薄くて柔らかいのが特徴。そのためペランダムなんてあだ名で呼ばれることも……。背景ストーリーだと激ヤバなのに、やたらと愛嬌ありますよねコイツ。
シール付きカード
クリーチャーの変化・変身を再現するため、デュエマ開発部は実に様々な手法にチャレンジしてきました。カードを重ねる進化。カードをくっつけるリンク。カードを裏返す覚醒。数々の発明の末行きついたのが、カードを”はがす”シール付きカードです。
仕組みは至ってシンプル、シール台紙のようにつるつるのカードの上に同サイズのホイルシールが張られた状態でパックから出現します。「真の姿を現す」というフレーバーを表現する上ではひとつのゴールとも言える手法でしょう。
なお、シール貼り付け状態では使用不可。シングルカード市場では大抵既にはがされた状態で流通しているので、今となっては現物を拝むのは困難かもしれませんが……あのベリッとはがす感覚は唯一無二。個人的にはどこかで是非復活して欲しいギミックですね。
3D龍解カード
アドバンスといえば、の両面カード。表裏で2種類のカードを表現する革命的アイデアですが、ではそこに3種類目を増やすことはできないか……?そんな奇想をカタチにしたのが3D龍解カードです。
通常カードと同サイズの厚紙が3枚、片面だけに貼られたフィルムで繋がっているというトンデモな構造によってカードの折り畳みを実現。ウェポン→フォートレス→クリーチャーとパタパタ開いていくことで3段変形を体験できるようになっています。
変形するごとにカードのサイズもデカくなりますから、パワーアップしている感も抜群です。表裏の2D(2次元)を越えた3D(3次元)展開、まさに超次元!な秀逸な仕組みですね。
とはいえ難点もないわけではなく、まずあまりに構造が特殊なため通常のパックでの再録が極めて難しい点。過去には通常カードサイズに分割しての再録も行われましたが、「3枚揃えないと使えない」といういささか寂しい状態に……。よりによって強力なカードが多いので困りもの。
公式サイドも当然この問題は把握済みのようで、構築済みデッキや神アートを駆使して度々再録機会を捻出してくれています。タイミングがあればお見逃しなく。
あとは構造上薄いフィルムだけで厚紙を繋いでいるため、経年劣化で接続部がちぎれてしまうといった報告も……。さらにサイズも構造も特殊なため、一般的なスリーブやローダーには収まらないのも悩ましいポイントです。
私は気持ち大き目の1重スリーブで保護しつつ、なるべくいたずらに開け閉めしないように気を付けて使っています。いつまでも元気でいてくれよな……。でも3D龍解カードのパタパタはかなりクセになるので、皆さんにも一度は試してみて欲しいですね。
まとめ
- 長い歴史が生んだ多彩な挑戦を見よ
- デュエマ開発の無限チャレンジ精神に感涙
- 変なカードが使いたいならアドバンスに来い!
今後もガチまとめではホットな話題を取り上げていきますので、ぜひ 公式X(旧Twitter) のフォローをよろしくお願いします!
ブツ取りににじみ出る生活感。お目汚し失礼します……。














