エースは(ツイッターで)拾った。~エーリアン・スカル編~

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エースは(ツイッターで)拾った。~エーリアン・スカル編~

──かつて遊☆戯☆王5D'sの主人公である不動遊星は言った。

どんなカードでも存在する以上、必要とされる力がある。」と──

しかし、現代遊戯王においてこの理論を信じている者はあまりにも少ない。膨大なカードプール、高速で移り変わる環境がそれを許さないのだ。

ならば歴史に埋もれていくカードたちに希望は無いのか?

そんなことはない!そのために私は立ち上がった。この企画記事はツイッターで「やたら持ってる」「みんな持ってるけど使わない」「使い道が思い付かない」カードを募集し、それぞれがメインを張ったデッキを作成・紹介しようという企画である(労力)

爬虫類族の割合が多い気がする。

効果モンスター
星4/風属性/爬虫類族/攻1600/守1800
相手フィールド上のレベル3以下のモンスター1体をリリースし、
このカードを手札から相手フィールド上に特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚する場合、このターン自分は通常召喚できず、
特殊召喚時にこのカードにAカウンターを1つ置く。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
Aカウンターが乗ったモンスターは、
「エーリアン」と名のついたモンスターと戦闘を行う場合、
ダメージ計算時のみAカウンター1つにつき攻撃力・守備力が300ポイントダウンする。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

イラストすごいすき。

1.エーリアン・スカルの長所

彼の最大の長所それは・・・、

独自のステータス

である。風・爬虫類は他に3種類しかいない。(2019年10月11日時点)

これは面白い。そのうえこの効果。

相手フィールドへの特殊召喚である。使わない手はない。

実はこのカードには少し困った。私は【エーリアン】は組んだことが無いのだ。今までの記事に使ったカードはだいたい使ったので知っているものを組み合わせたのだが、【エーリアン】使いに遭遇した経験もなく、どんなものなのか知らなかった。

よって今回は確かに【エーリアン】で構成されているがおおよそそれっぽくしただけで、肝心なところは別にある。

それっぽい【エーリアン】となんやかんやで完成するロックを紹介しよう。

2.デッキ紹介

というわけで今回の《エーリアン・スカル》デッキは、


いわゆる【群雄愚者】の応用。【群雄宇宙人】だ。古き良き謎ロック。

時に皆さんは【群雄愚者】の特性をご存じだろうか。《アルカナフォース0-THE FOOL》を送り付け、戦闘破壊されないのをいいことにサンドバックにする鬼畜の所業のことだ。最低。エッチ。

永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
お互いのフィールドにそれぞれ1種類の種族のモンスターしか表側表示で存在できない。
お互いのプレイヤーは自身のフィールドの表側表示モンスターの種族が2種類以上の場合には
1種類になるように墓地へ送らなければならない。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

効果モンスター
星1/光属性/天使族/攻 0/守 0
このカードは戦闘では破壊されず、
表示形式を守備表示に変更できない。
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
コイントスを1回行い、その裏表によって以下の効果を得る。
●表:このカードを対象にする自分のカードの効果を無効にし破壊する。
●裏:このカードを対象にする相手のカードの効果を無効にし破壊する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

そんな人の血の通っていない戦法にも弱点がある。 《アルカナフォース0-THE FOOL》 は光・天使であるのだ。つまり、【トリックスター】などには一切無意味なのである。

なかなか古いデッキであり、現在は昔ほど天使族はマイナーでなくなった。光属性となればなおさら。

よって【群雄愚者】はもはや一発芸と化したのである。

しかし、こんな面白いもの放っておいていいのだろうか?いや、良くない(反語)

今回提唱したいのは【群雄愚者】の新たなる応用。風・爬虫類族というマイナー中のマイナーによるより強固な「御前群雄」の使い方である。

とはいえ【群雄愚者】が 《アルカナフォース0-THE FOOL》 により成り立っていたのはその効果によるものだ。「戦闘で破壊されない。」さらに攻撃力は0。これによりサンドバックが成り立っていた。それは《エーリアン・スカル》にはない長所に間違いはない。

このデッキではその点をさらに鬼畜の所業でカバーしている。

そう、

フィールド魔法(制限カード)
(1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、
相手はモンスターの効果を発動できず、攻撃宣言もできない。
(2):自分フィールドのモンスターの数が相手フィールドのモンスターより多い場合、
自分はモンスターの効果を発動できず、攻撃宣言もできない。
(3):自分・相手のエンドフェイズに、お互いのフィールドのモンスターの数が同じ場合に発動する。
このカードを破壊する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《魔鍾洞》である。もっとも制限カードにはなってしまったが。(妥当でしょ)

圧倒的ロック。ということはあのカードも生きてくる。

永続魔法
自分のメインフェイズ時、フィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地へ送る事で、
このカードの発動後に経過した自分のスタンバイフェイズの数
×1000ポイントダメージを相手ライフに与える。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《波動キャノン》は単体では除去が怖いが《魔鍾洞》と組み合わせると相手が死ぬ。ストレスがマッハなのである。かわいそうに。

あとは《メテオ・プロミネンス》を挿しておけば万端。そのまま決められるならやってしまえばいい。

ザ・フールがサンドバックになるならこちらは【ロックバーン】の形式をとればいい。どちらもロックはかけているのだから一緒。

しかし、枚数に不安があるだろう。火力の高いものばかりとはいえ、これでは8000は厳しい。

だがこのデッキはただ【ロックバーン】がしたいわけではない。あくまで【エーリアン】主体なのだ。

このデッキの【エーリアン】には2つの役割がある。

1つ目はもちろんビートダウンだ。

【魔鍾洞】コンボですり減った相手の精紳をさらに壊してしまおう。

ザ・フールに比べ《エーリアン・スカル》は確かに攻撃力が高い。だが、こちらは天下無敵の【エーリアン】である。エーリアンカウンターさえ乗れば攻撃力など露ほども意味を持たない。チャンスが来たら《エーリアン・スカル》ごと叩きのめせばいい。大丈夫、《エーリアン・スカル》は覚悟はできてるって言ってたもん。

もう一つは、コントロール奪取だ。【エーリアン】お得意の催眠罠で自分に都合の悪いモンスターは処理してしまおう。これで《群雄割拠》《エーリアン・スカル》がさらに活きてくる。更に言えば、【魔鍾洞】のモンスターの数調整にも役立つ。

 

解説すべきはこんなところだろうか。

改めて言っておきたいのは私は【エーリアン】の動きを理解していないだろうということだ。そこらへんのバランスは鵜呑みにはしないでほしいな。

3.終わりに

今回紹介した《エーリアン・スカル》活用デッキ【群雄宇宙人】

【群雄愚者】研究会のみなさまにおススメだヨ!

彼らの進化は戦いを忘れてはいない、ヒトが勝てるはずもない・・・。

──かつて遊☆戯☆王5D'sの主人公である不動遊星は言った。

どんなカードでも存在する以上、必要とされる力がある。」と──

それはカードたちを救う希望の言葉である。


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