Dの哲学:深慮の章【決闘者が生まれた日】

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Dの哲学:深慮の章【決闘者が生まれた日】

目次

挨拶

皆さんこんにちは、こんばんは、お久しぶりです。

粒あんよりこしあん派のドリルフィールドです。

最近はあれですね、こう、梅雨感というか、雨がすごくて…湿気…カード反る、みたいな…

皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

古来より、雨の日はお家で遊ぶに限るといった感じなはずですが、
例え緊急事態宣言が解除されたといっても、油断はできないと皆が思っている中
一抹の罪悪感もあり、人が多いところには行きづらく、イベントも企画しづらいといったところ。

『そう!!!誰も!!!オフ会を企画する人がいないのである!!!』

って感じですね。こればっかりはもう仕方ない。

(お前がやれや!って言われたらその通り過ぎて何も言い返せないんですけどね。)へッ

でも私がまだ小さかった頃は、公園とか、マンションのロビーとか、
そういった場所でところ構わずワイルドにプレーしていました。そのせいでスリーブもカードも砂利でズタズタでした。

みんなはどうなんだろう? もしくは私より後の世代だともうカードショップとかになってそういうこともないのかな。

というわけで今回は少し趣向を変えて、私自身の遊戯王の思い出話をしようかと思います。

私はバリバリの原作世代なので、共感できる人は懐かしく、その頃のことを知らない人はそうなんだ位の気持ちで聞いてくれると嬉しいです。

ではよしなに。

「遊戯王ってきっと、ルールが簡単なのが良かった」

私は遊戯王との出会った時の事を覚えていません。逆にみんなは覚えてますか?

ただどこかでカードゲームをする漫画の情報を仕入れ、原作の漫画の9巻(だったと思う)を本屋で親に買ってもらった事を覚えています。

なぜいきなり9巻だったのか、それは、漫画ってのは1巻から読むものだっていう認識を持っていなかったからだと思う。

当時、小学校低学年だかぐらいだっただろうか。

買った単行本はちょうど「決闘者の王国編」の序盤らへんで、あまりの面白さに何回も読みなおしました。

王国編でサバイバルする時に、舞が杏子に簡易シャワーを貸すシーンでやたら興奮したような記憶もかすかに残っています。

その頃私は、遊戯王は実在するカードゲームだと思っていたので、

勘違いして「マジック・ザ・ギャザリング」のパックを買い、あまりのイラストのグロさに恐怖し、おもちゃ箱の奥深くに封印するような子供でした。

現在のコナミが販売するOCG以前、バンダイから発売されていたカードダスの遊戯王、いわゆる「バンダイ版」

この商品に関しては私は殆ど覚えていることがなく、そしてまたOCGの第一弾がいつ発売されたかもあまり記憶にありません。

ただ、遊戯王を知ってから、カードが発売されるまでには結構間があったような気がします。

今遊戯王を新しく始めた人たちは、どこがとっかかりになっているんだろうか、アニメ?ゲーム?

「遊戯王OCG」以前、私にとってのカードゲームの代表は「ポケモンカードゲーム」でした。

しかし「ポケモン」はルールを殆ど理解しておらず、数字の大きいカードや、光っているカードを集めるといった、カラスみたいな事をしていました。

遊戯王は原作とOCGではルールが大きく異なっているのに、なぜかみんなOCGルールを理解していて、いわゆる「ミラフォサイクロン」みたいなハウスルールはあるものの、普通にプレイができたんですよね。

当時はインターネット等ももなく、自身の周りのコミュニティが社会の全てみたいな感じであったにも関わらず、ちゃんと浸透していて、また、誰にルールを教えてもらったかも覚えておりません。

勿論ルールブックを読んだ記憶もない。なんだか怖くなってきたな……

しかしルール以上に謎に浸透していた言葉が遊戯王には存在しています。

みなさんも聞いたことあると思います、そのワードとは

『一軍・二軍』

「デッキ名なんて概念がなかったんだ」

・一軍

一軍(いちぐん)とはプロ野球などのスポーツについて使われる言葉であり、チーム内で各ポジションの最も有力な選手によって組み合わされた組織。トップチーム(英: Top Team)とも呼ばれる
 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

私が子供の頃、周りで遊戯王をしている友人は、ほとんどデッキを2~3個所持しており、それぞれ強い順に、一軍、二軍、三軍と呼んでいました。

一軍とは呼んでそのままで、《サンダーボルト》とか《死者蘇生》とか《聖なるバリア -ミラーフォース-》《人造人間-サイコ・ショッカー》とか、《青眼の白龍》みたいなありったけ強いカードをぶち込んだデッキ。

二軍は、レアカードなんだけどパワーがそこまで高くないカードとか《炸裂装甲》とか《地割れ》とか一軍に入れきれなかったカードとかを入れたデッキ。

でも三軍は少し毛色が変わっていて、みんなコンセプトデッキみたいなデッキにしていたように思う。

【ロックバーン】とか、儀式とモンスターピン刺しずつの到底儀式できなさそうな【サクリファイス】デッキとか、【マハーヴァイロ】デッキ【属性統一】デッキ。

私の三軍は今でも覚えている。

それは【《右手に盾を左手に剣を》《機動砦のギア・ゴーレム》の攻撃力を反転させて《リミッター解除》×2でワンキル】デッキです。

【効果モンスター】
星4/地/機械族/攻 800/守2200
メインフェイズ1でのみ発動する事ができる。
800ライフポイントを払う。
このターンこのカードは相手プレイヤーに直接攻撃をする事ができる。


当時、私の中でワンターンキルという言葉にはロマンがあったのです。

【ギア・ゴーレムワンキル】は中学生くらいの頃のデッキでしたが、
子供の頃、私達は、カードの強さがテキストからは理解できませんでした

攻撃力至上主義の環境ではノーマルカードの《八汰烏》《魂を削る死霊》《キラー・トマト》のようなリクルーターは使われず

よくわからないデメリットがついているってだけで《リビングデッドの呼び声》は弱いとされていました。

だからこそあえて試してみる、もしかして強いんじゃね?って思ったカードを使ってみて、皆をアッ!といわせた時が快感だった。

こうやって思い返してみると、あの頃から、あくなきデッキ構築のロードは始まっていたのかも知れない。

小学~中学生時代は、流行したありとあらゆるゲームやアニメや漫画のカードゲームが出ましたが、結局プレイされたのは遊戯王だけでした。

そんな遊戯王も中学三年生になる頃位には徐々に「子供の遊び」を卒業し始め、離れていくことになります。

「カードショップ:オリジン」

少し話題を変えます。

皆さん初めて行ったカードショップの事を覚えていますか

私のカードショップの最も古い記憶は近所の駄菓子屋さんでした。

お店の名前は「にらめっこ」、本業は呉服の仕立てをやってたのかな、小学校から近く、ガキのたまり場といった感じのお店でした。

遊戯王が発売してしばらくした後「にらめっこ」ではレアカードを単体で売り始めました。

といっても店自体は仲介で、売りたい人が好きな値段でカードをファイルに入れておき、誰かが買ったらお店は仲介料として数割もらう、みたいなシステムだったと思います。

その取引は小学生にとっては未開の地であるレジの奥で行われるので、なんだか裏取引みたいでわくわくしたのを覚えています。

「にらめっこ」は中学生になる頃には閉店してしまいました、悲しい。

多くのデュエリストの思い出は、結構似通ったところがあるような気がしますが、思えば初めてのカードショップの思い出は聞いたことがないな、

皆さんのカドショの経験、気になります。聞いてみたいです。

「人生で最も遊戯王をしていなかった時期」

中学生の中頃から、高校二年の中頃位かな、だいたい「遊戯王GX」がテレビでやっていた頃、私は遊戯王に殆ど触れていませんでした。

これは大別して三つのパターンに分けられると思うのですが、遊戯王は

①小学時代からずっとやっている。

②小学時代の時はやっていたが途中でやめて、高校、もしくは大学時代に何かに触発されて復帰する。

③存在は知っているがやった事はなく、大学の友人に勧められて始める。

のどれかを経て、現在プレイしている人が多いように見受けられます。私は②ですね。

高校二年生の時、私はネットをしていてたまたま見つけた動画サイト「ニコニコ動画」に激ハマりしていました。

いわゆる「ニコ動」は当時、できたばかりのサイトで、その中では独自の文化がどんどん造られている最中、

遊戯王はニコ動の流行の一角で、主に「音MAD」として人気を博していました。

ニコ動には毎日更新されるランキングのシステムがあり、OBと喧嘩をして部活を辞めた私は暇すぎて、そのランキングを総なめするのが日課でした。

そんな無為な毎日を過ごす日々、来る2007年09月18日ある動画がその日のランキングに現れました

動画のタイトルは

『遊戯王で闇のゲームをしてみた 【ココアVSマスター】』

「そして決闘者へ」

現在、「本家闇ゲ」と呼ばれているその動画は、遊戯王の身内の対戦動画といった感じで、一般家庭の、物が乱雑に置かれたちゃぶ台の上で、その上テレビはつけっぱなしで、そして完全無編集という物。

でも当時、その動画は確実に、新しく、一つのジャンルを切り拓いたものでした

その後、色々なデュエル動画がニコ動に投稿され始める事になります。

その動画を見て、「今の遊戯王はなんてエキサイティングなんだ!」と衝撃を受けた私は、当時遊び相手だった友人を誘って今一度、遊戯王の世界へ足を踏み入れるのです。

一番初めに組んだデッキは、【未来オーバー】と《ガトリング・ドラゴン》を組み合わせたデッキ。

ワンキルデッキのロマンを、体が覚えていたのです。

それからの12年間、色々なことがありましたが、

遊戯王について考えなかった日は本当に一日もありません。

「遊戯王を続けるという事」

私が遊戯王をやる上で一つモットーとしているのが「来る者拒まず、去る者追わず」というところです。

特に「去る者追わず」が寛容。

12年間続けていて、私は遊戯王のモチベーションがほぼ下がったことがないのですが

私の周りでは多くの人が、熱心にやっている時もあれば、全然やっていない時もあるもんです

その理由は、環境が変わって一緒にプレイする人がいなくなったり、自分の好きなカードが禁止カードになったり、カードパワーの推移だったり、他にハマる事ができたり様々

そういう時、大概の人はこちらから誘っても意味は無く、また自然とやりたくなって遊戯王に戻ってくることが殆どですが、そのままやめてしまう人もいました

その中には遊戯王はやめたが付き合いは続いている人はいるものの、殆どの人は交流がなくなってしまいます。

「例え遊戯王が終わってもこのメンバーでずっと遊びたい」っていうのは遊戯王つながりでできた友人間では常套句であるものの、私はいつも不安で仕方がない。

でも先ほども言った通り他人のモチベは人にどうこうできることではないので、私はできる限り平静を保って、本人に自然と回復してもらうしかないのです
「去る者追わず」

その分久しぶりにやりたくなったって戻ってきてくれた時に本当に嬉しくなるんですけどね!

「近況」

減る悲しみだけではなく、増える喜びもあります。

オフ会や生放送のコメントで「動画見て最近始めました!」って声をかけられることが思いの外多い!

多くは「大会に出ていたが、カジュアルの面白さも知った」っていう人ですが、アニメだけ見ていてプレイの方に参入してみたという人もいます。

私はそういう時、まず安心するし、本当に嬉しい気持ちになる。

以前はオフ会以外ではほとんど身内とやるばっかりでしたが、最近ではより多くの声掛けに応えられるように心がけています。

「終わりに」

今回は誰得な感じの身の上話でした。

でも書いていて、色々なことを思い出して楽しかったです。

みんなも、どうやって始めたかとか、昔好きだったカードとか、初体験のカドショとか、初めて組んだデッキとか丁寧に思い返してみてください。

そしてあわよくばコメントに書いて、とても興味がある。

今回は遊戯王を始めるところまでしか書かなかったので、いずれ続きを書きたいと思います。

これからもよろしくお願いします。

貴方の心のアストラル、ドリルフィールド

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