目次
はじめに
みなさんこんにちは、こんばんは。
好きな四季は圧倒的に夏!ドリルフィールドです。
皆さんいかがお過ごしですか?今年は冷夏になるという話すらあったのに、日に日に暑さが増していっていますね。
私はどんだけ暑くても夏であるだけで気にならないのですが、今年はコロナ情勢もあって、プールやお祭といった、夏を感じるものが軒並み自粛で悲しいです。
しかし、カードゲームは天候や気温に左右されずに遊べるところも素晴らしい点ですよね。
さて、今回は前回に引き続き、デッキ紹介の記事になります。
今回紹介させてもらうデッキは【ジャックハンマー】という名前のデッキです。
このデッキのコンセプトは
「登場時期は古く、かつては使いにくかったカードを、現代のカードでサポートする事で、どこまで強く使えるのか?」
そして今回のメインテーマとしてそのサポート対象となったカード、それはこちらの罠カードになります。
【通常罠】
自分フィールド上に存在する「E・HERO エッジマン」1体を生け贄に捧げる。
相手フィールド上に存在するモンスター1体を破壊し、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
皆さんご存じでしたでしょうか?
私は遊戯王GX本編を殆ど見ていないので、原作での活躍については詳しくないのですが、遊城十代のしもべが一体《E・HERO エッジマン》の必殺技カードですね。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が越えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
この《エッジ・ハンマー》が登場したのは2006年10月26日、およそ14年も前で、それ以来一度も再録されておりません。
テキストは、当時の《破壊輪》を発動し辛くした代わりに、ダメージを受けるのは相手だけにした調整版、といった感じですね。
このカード、読んでみる限り、発動できれば非常に強そうだと思いませんか?
しかし、このカードが登場した時代では、最上級モンスターである「エッジマン」をフィールドに捻出する方法に限りがあり、非常に使い辛かったであろうことが想定されます。
なら、現代ではどうか?
最大のライバルであった《破壊輪》はエラッタされ、唯一無二となったこのカード、特化構築の価値があると私は考えました。
そうして作られたのが今回のデッキになります。
では前置きはこのくらいにして、紹介を始めます。よろしくどうぞ。
デッキ紹介【ジャックハンマー】
デッキレシピ紹介
まずはデッキレシピを紹介します!
裏側のカードは《エッジ・ハンマー》です。
基本構想・過程
《エッジ・ハンマー》特化の構築で、まず初めに課題になるのは、《E・HERO エッジマン》をどうやって何回もフィールドに出していくかですね。
今回はこちらのカードを使うことにしました。
①:自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをフィールドのリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
このカードはリンクモンスターである《星鍵士リイヴ》からサーチしてくることが可能です。
このカードは自分の墓地に「星遺物」カードが存在する場合のみリンク召喚できる。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。デッキから「星遺物」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。このターン、自分の墓地に「星遺物」モンスターが存在しない場合には、そのカードは発動できない。
②:リンク召喚したこのカードがリンク素材として墓地へ送られた場合に発動できる。フィールドのカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。
「リイヴ」は一度条件さえ整えることに成功したら「モンスター2体」という非常に緩い縛りからリンク召喚が可能なので、
極端な話、墓地に「エッジマン」を置いてしまえば、モンスターを2体出すだけで「エッジマン」をフィールドに出してくることが可能なわけです。
では「エッジマン」をどうやって墓地に置くのか?
折角だし直接墓地に置くのではなく、フィールドを経由していきましょう!
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:EXデッキの融合モンスター1体を相手に見せ、そのモンスターにカード名が記されている融合素材モンスター1体を手札・デッキから特殊召喚する。このカードを発動するターン、自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
「ETERNITY CODE」で登場したこのカードを使い、EXデッキの《E・HERO ワイルドジャギーマン》もしくは《E・HERO プラズマヴァイスマン》を見せることで、デッキから直接「エッジマン」を出すことが可能です。
さらに《融合派兵》は「融合」カテゴリカードなので
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターはターン終了時まで闇属性になる。
②:2000LPを払い、「融合」通常・速攻魔法カードまたは「フュージョン」通常・速攻魔法カード1枚をデッキから墓地へ送って発動できる。この効果は、その魔法カード発動時の効果と同じになる。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。
こいつの効果でまたまたデッキから直接発動することができます、しかもこのカードも「効果モンスター2体」と非常に」緩い縛りであります!
ライフコストは重たいものの、ここまででかなり少ない枠消費でエッジマンをフィールドに出していくことが可能になりました。
そして次に《エッジ・ハンマー》をどうやってサーチするのかですね。
ここはやはり罠カード最強のサポート
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキから「トラップトリック」以外の通常罠カード1枚を除外し、その同名カード1枚をデッキから選んで自分フィールドにセットする。この効果でセットしたカードはセットしたターンでも発動できる。このカードの発動後、ターン終了時まで自分は罠カードを1枚しか発動できない。
こいつの出番ですね、これで実質6枚積みになり発動に安定感が出てきたかと思います。
しかし《トラップトリック》でメインデッキ内の「ハンマー」を除外してしまうと、「エッジマン」は何回も出せても、「ハンマー」は最高で2回しか打てないんじゃないか?って話ですよね。
確かにその通りです、ですので《エッジ・ハンマー》も「エッジマン」のように何回もフィールドに伏せていけるようにしちゃいましょう!
え?そんな事が本当に可能なのかい!?(茶番)
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。自分フィールドに「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)3体を特殊召喚する。このターン、自分はリンク召喚できない。
②:1ターンに1度、自分フィールドのモンスターを3体までリリースして発動できる。リリースしたモンスターの数によって以下の効果を適用する。
●1体:フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
●2体:デッキから「幻獣機」モンスター1体を特殊召喚する。
●3体:自分の墓地から罠カード1枚を選んで手札に加える。
このモンスターの②の効果で、生贄を3体捧げれば、好きな罠カードを再利用することができるのです!
しかし「アウローラドン」は機械族モンスター2体以上でリンク3と、少し縛りがあるモンスターです。
ここでようやくデッキ構築で意識しなければならない召喚条件が出てきましたね。
「アウローラドン」に繋ぐための機械族のリンク2のモンスター達を見ていくと、最初に紹介した「リイヴ」に類似した「星遺物」をサーチする効果を持ったモンスターがいる事に気づきました。
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合、手札から「ジャックナイツ」モンスター1体または「星遺物」カード1枚を捨てて発動できる。デッキから「星遺物」カード1枚を手札に加える。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分の「ジャックナイツ」モンスターは、その縦列と異なる縦列のモンスターとの戦闘では破壊されず、その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
こちらは「リイヴ」と違い手札コストが必要になるものの、機械族でかつ「継ぐもの」のサーチが可能なので、「明星」に何か機械族を1体足して「アウローラドン」を出せれば
「明星」→「継ぐもの」→「エッジマンを蘇生」
「アウローラドン」→墓地から「ハンマー」を回収
の流れが作れることになります。完璧だ。
「明星」のリンク素材の縛りは「ジャックナイツモンスターを含む2体」なので、採用しなければならないカードが自ずと決まってきます。
あと考えなければならないのは「アウローラドン」を出すための残りの機械族1体ですね。ここからはメインデッキのカードを説明しながら解説していきます。
初動
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「オルフェゴール」カードまたは「星遺物」カード1枚を墓地へ送る。このカードと同じ縦列に他のカードが2枚以上存在する場合、さらにこのターン、このカードをチューナーとして扱う。
②:自分フィールドに他のモンスターが存在しない場合に発動できる。お互いのフィールドに「星遺物トークン」(機械族・闇・星1・攻/守0)を1体ずつ守備表示で特殊召喚する。
非常に重要な初動に該当するカード、このカードの①の効果で「星遺物」モンスターを墓地へ送る事で「リイヴ」のセーフティを全て外します。
このデッキの初動は
1:「ギルス」召喚、《星遺物-『星盾』》を墓地へ
2:「ギルス」の②の効果で、「星遺物トークン」を召喚
3:トークン1体で《リンクリボー》をリンク召喚から
【エッジハンマーがある場合】
4:「リンクリボー」と「ギルス」で「アナコンダ」をリンク召喚
5:効果で《融合派兵》→「エッジマン」をリクルート(しかも相手の場に出たトークンに貫通攻撃できる!)
【エッジハンマーがない場合】
4:「リンクリボー」と「ギルス」で「リイヴ」をリンク召喚、効果で「継ぐもの」をサーチ
5:「継ぐもの」で「リンクリボー」蘇生して「リンクリボー」と「リイヴ」で
《デコード・トーカー・ヒートソウル》
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの攻撃力は、このカードのリンク先のモンスターの数×500アップする。
②:自分・相手ターンに1000LPを払って発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。その後、自分のLPが2000以下の場合、以下の効果を適用できる。
●フィールドのこのカードを除外し、EXデッキから「デコード・トーカー・ヒートソウル」以外のリンク3以下のサイバース族モンスター1体を特殊召喚する。
をリンク召喚し、効果で「ハンマー」を引きに行く。の2パターンです。
「ジャックナイツ」採用カード
デッキの根幹になる「ジャックナイツ」からは
《紫宵の機界騎士》《蒼穹の機界騎士》《紅蓮の機界騎士》《宵星の機界騎士ギルス》を採用しました。
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:同じ縦列にカードが2枚以上存在する場合、このカードはその縦列の自分フィールドに特殊召喚できる。
②:自分フィールドの「ジャックナイツ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを次の自分ターンのスタンバイフェイズまで除外し、デッキから「紫宵の機界騎士」以外の「ジャックナイツ」モンスター1体を手札に加える。この効果は相手ターンでも発動できる。
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:同じ縦列にカードが2枚以上存在する場合、このカードはその縦列の自分フィールドに特殊召喚できる。
②:このカードが手札からの召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。このカードと同じ縦列の相手のカードの数だけ、デッキから「蒼穹の機界騎士」以外の「ジャックナイツ」モンスターを手札に加える(同名カードは1枚まで)。
このカード名の①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
①:同じ縦列にカードが2枚以上存在する場合、このカードはその縦列の自分フィールドに特殊召喚できる。
②:自分の墓地から「ジャックナイツ」モンスター1体を除外し、このカードと同じ縦列の表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
「紫宵」「蒼穹」は4-5枚目の「ギルス」ですね。また、「紫宵」は「明星」のための手札コストを稼ぐ役割も大きいです。
「紅蓮」は制圧系モンスターに対する手数を意識して入れました。
「星遺物」採用カード
「リイヴ」の召喚、効果発動のために墓地に置く必要がある「星遺物」からは
《星遺物-『星槍』》《星遺物-『星杯』》《星遺物-『星盾』》を採用しました。
また「星遺物」魔法罠からは「継ぐもの」以外に《星遺物の機憶》《星遺物に眠る深層》が採用されています。
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:リンクモンスターを含むモンスター同士が戦闘を行うダメージ計算時に、このカードを手札から捨てて発動できる。その戦闘を行う相手モンスターの攻撃力は3000ダウンする。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手は他の「星遺物」モンスターを攻撃できない。
③:EXデッキからモンスターが特殊召喚された場合に発動する。お互いのフィールドに「星遺物トークン」(機械族・闇・星1・攻/守0)を1体ずつ守備表示で特殊召喚する。
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:EXデッキからモンスターが特殊召喚された場合、このカードをリリースして発動できる。
そのモンスターを墓地へ送る。
②:通常召喚した表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動できる。
デッキから「星遺物-『星杯』」以外の「星杯」モンスター2体を特殊召喚する。
③:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「星遺物」カード1枚を手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、EXデッキから特殊召喚されたモンスターが発動した効果を受けない。
②:このカードと同じ縦列の自分の「星遺物」カードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
③:このカードが墓地に存在する場合、自分・相手のスタンバイフェイズに1000LPを払って発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。その後、相手は自身の手札・墓地からモンスター1体を選んで特殊召喚できる。
初動で「ギルス」から入れなかった場合、《創星改帰》をサブプランとして想定しているので、それを意識した採用です。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:手札・デッキから「星遺物」モンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは次のターンのエンドフェイズに破壊される。
「星槍」…「改帰」から出る高打点、「ヒートソウル」や「アナコンダ」を守るのにも適している。
相手の場にトークンを出す効果があるので、「ギルス」の様に「エッジマン」の貫通効果をいかせる。
「星杯」…妨害札兼「リイヴ」「明星」のサーチの範囲を広げる。
「星盾」…アウローラドンのリンク素材になる、相手がモンスターを出すデメリットも弱いモンスターなら「エッジマン」の貫通、強いモンスターなら「ハンマー」の対象になる。
「機憶」…「紫宵」の役割が重要なので、どこかでタイミングをみて打ちたい。
「深層」…基本的には4枚目の「継ぐもの」だが②の無効効果も「紫宵」と合わせて非常に強力。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:手札・デッキから「ジャックナイツ」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主の手札に戻る。このカードの発動後、ターン終了時まで自分は「ジャックナイツ」モンスターしか特殊召喚できない。
①:このカードの発動時に、自分の墓地のレベル5以上のモンスター1体を対象にできる。その場合、そのモンスターを特殊召喚する。このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
②:自分フィールドに「ジャックナイツ」モンスターが存在する限り、そのモンスターと同じ縦列で発動した相手モンスターの効果は無効化される。
「音響戦士」について
このデッキには《音響戦士サイザス》を初めとした「音響戦士」モンスターが3種採用されています。
①:このカードがリバースした場合に発動できる。
デッキから「音響戦士サイザス」以外の「音響戦士」モンスター1体を手札に加える。
②:1ターンに1度、「音響戦士サイザス」以外の自分のフィールド・墓地の「音響戦士」モンスター1体を対象として発動できる。
このカードはエンドフェイズまで、そのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。
③:墓地のこのカードを除外し、「音響戦士サイザス」以外の除外されている自分の「音響戦士」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
これらのカードは《サブテラーの継承》で墓地にためる事で「アウローラドン」を展開するサポートを行える他、「継承」からは「ハンマー」と非常に相性が良い《朔夜しぐれ》をサーチすることが可能です。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:以下の効果から1つを選択して発動できる。発動後このカードは墓地へ送らず、そのままセットする。
●手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、モンスター1体を選んで墓地へ送り、同じ属性でカード名が異なるリバースモンスター1体をデッキから手札に加える。
●手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、リバースモンスター1体を選んで墓地へ送り、同じ属性で元々のレベルが低いモンスター1体をデッキから手札に加える。
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手がモンスターを表側表示で特殊召喚した場合、このカードを手札から捨て、その表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの効果はターン終了時まで無効化され、このターン中に対象の表側表示モンスターがフィールドから離れた場合、そのコントローラーは対象のモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。
その他の採用カードについて
「シャドール・ビースト」の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:このカードがリバースした場合に発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
その後、手札を1枚捨てる。
②:このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
闇属性の高レベルリバース要員として。
「継承」で「ギルス」をサーチできるようにするために入っています。
①:このカードの発動時の効果処理として、このカードにカウンターを1つ置く。
②:自分スタンバイフェイズに発動する。このカードにカウンターを1つ置く。
③:1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分はこのカードのカウンターの数×500LP回復する。
●このカードのカウンターの数×300ダメージを相手に与える。
このデッキでは「アナコンダ」「ヒートソウル」「星盾」とライフコストが多く必要なので入れました、終盤では印藤火力になるほか永続魔法なので「ジャックナイツ」の列揃えにも役立ちます。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。このカードは自分フィールドの植物族モンスター1体をリリースして発動する事もできる。
①:相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。このターン、その表側表示モンスターはフィールドで発動する効果を発動できない。モンスターをリリースしてこのカードを発動した場合、さらにそのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。この効果でコントロールを得たモンスターは植物族になる。
単純に打っても妨害札になる上で、「アナコンダ」をリリースできれば追加効果付き、闇や風属性なら「継承」のコストに、自ターンに打てれば「リイヴ」のリンク素材にしても良いです。
《音響戦士ピアーノ》の効果で植物族を用意できる事も忘れるなかれ。
EXデッキのモンスターについて
基本は「ハンマー」を使いまわすためのカードが2まいづつ採用されています。
特筆すべきは以下
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。手札・デッキからレベル3以下のチューナー1体を守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン効果を発動できない。
②:相手のメインフェイズ及びバトルフェイズにフィールドのこのカードを除外して発動できる。EXデッキからSモンスターのチューナー1体をS召喚扱いで特殊召喚する。
1枚で「アウローラドン」にいける他、ついでに「音響戦士」を墓地にためれる点が優秀。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。また、このカードが守備表示モンスターを攻撃したダメージステップ終了時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ自分のライフポイントを回復する。
「ギルス」を自身の①の効果でチューナーに変え、「蒼穹」とチューニングする事でシンクロ召喚できます。
「ギルス」の効果で相手の場に出したトークンを狙う事で大幅な戦闘ダメージとライフゲインを行うことが可能。相手の「リンクリボー」には注意。
①:このカードは戦闘・効果では破壊されない。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカード以外の自分のモンスターは攻撃できない。
③:1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力を0にし、その元々の攻撃力分だけ自分はLPを回復する。
また、このターンこのカードの戦闘によって発生する相手プレイヤーへの戦闘ダメージは半分になる。
上記の組み合わせに、「ギルス」で出したトークンも合わせる事でシンクロ召喚できます。このデッキは相手がバーン主体の戦法だと非常に辛い戦いになるので、こいつが対抗札になります。
「ヒートソウル」の効果
『 ②:自分・相手ターンに1000LPを払って発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。その後、自分のLPが2000以下の場合、以下の効果を適用できる。
●フィールドのこのカードを除外し、EXデッキから「デコード・トーカー・ヒートソウル」以外のリンク3以下のサイバース族モンスター1体を特殊召喚する。 』で、特殊召喚できるサイバース族リンクモンスターは以下の3体です。
このカードは自分の墓地に「星遺物」カードが存在する場合のみリンク召喚できる。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。デッキから「星遺物」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。このターン、自分の墓地に「星遺物」モンスターが存在しない場合には、そのカードは発動できない。
②:リンク召喚したこのカードがリンク素材として墓地へ送られた場合に発動できる。フィールドのカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。
一応出せます。
しかし、このデッキはメインのカードが「対象をとる」「破壊」と、かなり耐性持ちに対して弱いので、「リイヴ」の除去は詰み回避に重要です。
この効果はリンク召喚していないと使えないので、「ヒートソウル」で出すべき場面かはちゃんと考える事。
①:このカードの攻撃力は、このカードのリンク先のモンスターの元々の攻撃力分アップする。
②:このカードのリンク先のモンスターは攻撃できない。
③:1ターンに1度、このカードのリンク先の自分の、「パラディオン」モンスターまたは「星遺物」モンスター1体をリリースし、相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。この効果は相手ターンでも発動できる。
「リイヴ」の②の、リンク素材になった時の効果のために、そちらともつながるカードで採用しました。
自身の③の効果は《創星改帰》や「星盾」の効果で使います。
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードと同じ縦列に他のカードが存在しない場合、このカードは直接攻撃できる。
②:EXモンスターゾーンのこのカードのリンク先にモンスターが存在しない場合、このカードは効果では破壊されず、相手の効果の対象にならない。
③:このカードと同じ縦列の他の自分のカード1枚を墓地へ送って発動できる。デッキから「ジャックナイツ」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
「ジャックナイツ」カードなので、効果を無理なく使える他、緊急時の逃げ先として優秀なステータス。
まとめ
以上がこのデッキの全容になります。如何だったでしょうか?
今回《エッジ・ハンマー》のバックアップのために、様々なカードを使いましたが、その内「派兵」「しぐれ」「ギルス」はなんと全て「ETERNITY CODE」出身のカードとなります。なんという「エッジマン」強化パック…
今回のデッキはこちらでも使用、紹介をしています。
作った私自身、かなりのお気に入りで最近よく使っていますが、「エッジマン」で全然現代のカードとも遜色なく渡り合えています。
昨今は、「アナコンダ」に始まるデカいライフコストを持つカードや、展開に使って置いておかれる低ステータスのリンクモンスターなどで、意外とカードアドバンテージよりもライフアドバンテージで勝敗が決することも多く、「ハンマー」や貫通で積極的にライフを取りにいく行為がめっちゃ強いと感じますね。
今回は《エッジ・ハンマー》に目を付けて専用構築にしましたが、「明星」→「アウローラドン」の流れは色々な組み合わせと使えそうです。
終わりに
遊戯王はいわゆる「スタン落ち」がないのが魅力の一つだと言われることがあります。
発売してから現代にいたるまでに登場した全てのカードが使用可能。
そして1万種以上を突破したカードの中にはそれこそ、まだ誰にも目を付けられておらず「弱いカード」として認知され、忘れ去られたままのカードもたくさんあるでしょう。
それを貴方の構築力と現代のカードとの組み合わせで輝く1枚に仕立てあげる、こんなワクワクする事ないと思いませんか?
今回の記事を読んで、皆さんがそんな運命の1枚に出会えることを心から願っています。
貴方の心のアストラル、ドリルフィールド。