皆さん、こんにちは!ユベルです!
今回は《神・スライム》紹介記事第二弾です!
第一弾のほうもありますので、よろしければご覧ください!
では、まずはこの記事の主役である《神・スライム》の紹介をさせていただきます!
《神・スライム》
【融合・効果モンスター】星10/水/水族/攻3000/守3000
水族モンスター+水属性・レベル10モンスター
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみEXデッキから特殊召喚できる。
・自分フィールドの攻撃力0の水族・レベル10モンスター1体を リリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる。
①:モンスターをアドバンス召喚する場合、 このカードは3体分のリリースにできる。
②:このカードは戦闘では破壊されず、 相手は「神・スライム」以外の自分フィールドのモンスターを、 攻撃対象に選択できず、効果の対象にもできない。
出典:遊戯王.jp
未発売カードなのでイラストは私の自作したものを掲載しています!
このカードはアニメの初代遊戯王においてマリク・イシュタールが使用したモンスターです。
マリク・イシュタールはあの《処刑人-マキュラ》を初めて使用した人物であり、《オベリスクの巨神兵》に殴られた際のものすごい顔(芸)で有名なので知らない方はアニメ遊戯王をぜひご覧ください!
このカードの初登場は2003年ですので17年の歳月を経てようやく実装されました!!
長かった・・・ほんとに・・・
召喚条件や効果の一部にアニメリスペクトが感じられて、《神・スライム》ファンとしては非常に素晴らしいデザインだと思います!
というわけで今回もこの《神・スライム》を使用するデッキ(案)を紹介します!
本記事では未発売カードが数枚登場するので多少お見苦しい点もあるかと思いますが、最後まで見ていただけると幸いです。
目次
デッキ解説
今回組んだデッキがこちらです!
現時点でデッキ枚数が40枚になっていますが、ここに《メガリス・フール》×2と《ネメシス・キーストーン》×1が入ります。
《メガリス・フール》
【儀式・効果モンスター】星2/地/岩石族/攻500/守2000
「メガリス」カードにより降臨。 このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが儀式召喚に成功した場合、自分の墓地の儀式モンスター1体を対象として発動できる。 このカードのレベルをそのモンスターと同じにする。 その後、対象のモンスターを手札に加える。
②:自分・相手のメインフェイズに発動できる。 レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、 自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、 手札・デッキから「メガリス」儀式モンスター1体を儀式召喚する。
出典:遊戯王.jp
《ネメシス・キーストーン》
【効果モンスター】星1/地/岩石族/攻700/守0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:「ネメシス・キーストーン」以外の除外されている自分のモンスター1体を対象として発動できる。 このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターをデッキに戻す。
②:このカードが除外されたターンのエンドフェイズに発動できる。 このカードを手札に加える。
出典:遊戯王.jp
これらのカードは2020年4月18日発売予定のRISE OF THE DUELISTに収録されるカードです。
《メガリス・フール》も《ネメシス・キーストーン》もカテゴリの枠を超えて出張できる性能を持った強力カードですので、個人的にはすごくお勧めのカードです!
前回のデッキでは《神・スライム》の相方として《虹光の宣告者》や竜星カードを採用しましたが、今回はこのカードを相方として採用しました!
《ブロックドラゴン》
【効果モンスター】星8/地/岩石族/攻2500/守3000
このカードは通常召喚できない。
自分の手札・墓地から地属性モンスター3体を除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
「ブロックドラゴン」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの岩石族モンスターは戦闘以外では破壊されない。
②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
レベルの合計が8になるように、デッキから岩石族モンスターを3体まで選んで手札に加える。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
実はこの《神・スライム》、《ブロックドラゴン》と相性抜群なんです!
《ブロックドラゴン》の効果により自分の場の岩石族モンスターは【戦闘以外】で破壊されなくなっていますが、《神・スライム》が場にいると戦闘からも守ってくれることになります。
今回はこの相性の良さを活かせるようにデッキを構築しました!
メインの展開ルート
このデッキのメインの展開ルートは《水晶機巧-ハリファイバー》を作ることから始まります!
今回はその方法として《ゾンビキャリア》を採用しています。
この後の展開ルートを見ていただいたらわかると思うのですが、このデッキには数枚ですが引きたくないカードが入っています。
《ゾンビキャリア》であれば
《ゾンビキャリア》1体で《転生炎獣アルミラージ》をリンク召喚↓墓地から《ゾンビキャリア》を蘇生させ《転生炎獣アルミラージ》と《ゾンビキャリア》で《水晶機巧-ハリファイバー》をリンク召喚
の流れでそれらのカードをデッキに戻しながら《水晶機巧-ハリファイバー》をリンク召喚することができます。
展開ルートの説明は《水晶機巧-ハリファイバー》からスタートします!
①《水晶機巧-ハリファイバー》の効果でデッキから《ヴァイロン・キューブ》を特殊召喚
②《水晶機巧-ハリファイバー》1体で《リンクロス》をリンク召喚→リンクトークンを2体特殊召喚
③リンクトークンと《ヴァイロン・キューブ》で《虹光の宣告者》をシンクロ召喚→《リビング・フォッシル》を手札へ
④《リビング・フォッシル》の効果で墓地の《ヴァイロン・キューブ》を特殊召喚
⑤リンクトークンと《ヴァイロン・キューブ》で《虹光の宣告者》をシンクロ召喚
⑥《虹光の宣告者》2体で《御影志士》をエクシーズ召喚
⑦《御影志士》の効果でデッキから《ブロックドラゴン》を手札へ→素材として墓地へ送られた《虹光の宣告者》の効果で《高等儀式術》を手札へ
⑧《リンクロス》と《御影志士》で《クロシープ》をリンク召喚→《御影志士》の素材となっていた《虹光の宣告者》の効果で《メガリス・オフィエル》を手札へ
⑨《高等儀式術》の効果(コスト:《はにわ》2体)で《メガリス・オフィエル》を儀式召喚→《メガリス・ハギト》を手札へ
⑩《メガリス・オフィエル》の効果で自身をリリースし、手札から《メガリス・ハギト》を儀式召喚→《メガリス・アンフォームド》を手札へ
⑪墓地の《はにわ》2体と《御影志士》を除外し、手札の《ブロックドラゴン》を特殊召喚
⑫《メガリス・アンフォームド》の効果で《ブロックドラゴン》をリリースし、デッキから《メガリス・オフィエル》を儀式召喚→《メガリス・オフィエル》の効果で《メガリス・フール》を、《ブロックドラゴン》の効果で《ギガンテス》、《岩石の番兵》、《ネメシス・キーストーン》を手札へ
⑬《メガリス・ハギト》の効果で自身をリリースし、手札の《メガリス・フール》を儀式召喚→《メガリス・フール》の効果で墓地の《メガリス・ハギト》を手札へ回収し、自身をレベル4に
⑭《メガリス・フール》の効果で手札の《メガリス・ハギト》をリリースし、デッキから《メガリス・ハギト》を儀式召喚→《メガリス・アンフォームド》を手札へ
⑮墓地の地属性モンスターを除外して《ギガンテス》を特殊召喚
⑯《メガリス・フール》、《メガリス・ハギト》、《メガリス・オフィエル》、《ギガンテス》で《塊斬機ダランベルシアン》をエクシーズ召喚→《塊斬機ダランベルシアン》の素材を4つ取り除き、《メタル・リフレクト・スライム》を手札へ
以上の流れで《ブロックドラゴン》にアクセスしつつ《メタル・リフレクト・スライム》を手札に加えることができます。
《メタル・リフレクト・スライム》
【永続罠】
①:このカードは発動後、効果モンスター(水族・水・星10・攻0/守3000)となり、モンスターゾーンに守備表示で特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う。②:このカードの効果で特殊召喚されたこのカードは攻撃できない。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
《メタル・リフレクト・スライム》は攻撃力0・レベル10・水族モンスターとして場に特殊召喚することができるので、リリースするだけで《神・スライム》になることができます。
もし手札に既に《メタル・リフレクト・スライム》がある場合は《神縛りの塚》やその他の魔法・罠カードでも大丈夫です!
爆破コンボ
とはいえ《メタル・リフレクト・スライム》は罠カードなのでサーチと発動までにタイムラグがあります。
そのため、相手ターンの展開や攻撃を凌がなければなりません。
ですので先ほどのルートの最後の手順の後
⑰手札から《ネメシス・キーストーン》を特殊召喚し、除外されたモンスターをデッキへ戻す
⑱《クロシープ》、《塊斬機ダランベルシアン》、《ネメシス・キーストーン》で《トポロジック・ボマー・ドラゴン》をリンク召喚
と《トポロジック・ボマー・ドラゴン》をリンク召喚し、墓地の《クロシープ》、《塊斬機ダランベルシアン》、《ネメシス・キーストーン》を除外して《ブロックドラゴン》を特殊召喚すると、《トポロジック・ボマー・ドラゴン》による爆破準備が整います。
エンドフェイズには除外した《ネメシス・キーストーン》が手札に帰ってくるので、展開途中でサーチした《メガリス・アンフォームド》をセットしておくことで、手札の《ネメシス・キーストーン》と《岩石の番兵》をリリースし、相手ターンにデッキから《メガリス・フール》を儀式召喚することができます。
この《メガリス・フール》を《トポロジック・ボマー・ドラゴン》のリンク先に特殊召喚することでモンスターの全破壊を行うことができます。
しかもこちらの岩石族モンスターは《ブロックドラゴン》によっては効果破壊から守られているため一方的に相手モンスターを破壊することができます。
さらに
《メガリス・フール》の効果で墓地のメガリス儀式モンスター(レベル4)を回収し、自身をレベル4に↓《メガリス・フール》の効果で自身をリリースし、デッキから《メガリス・オク》を特殊召喚↓《メガリス・オク》の効果で自身をリリースし、回収したメガリスモンスターを特殊召喚
することができるので、《メガリス・フール》特殊召喚後に追加で2回もモンスター全破壊効果を飛ばすことができます。
また、手札に加えた《メタル・リフレクト・スライム》もモンスターとして扱うので、《トポロジック・ボマー・ドラゴン》の効果を誘発することができます。
単発のフリーチェーン破壊カードとしても使用することができますし、《神縛りの塚》があれば相手だけモンスターを全破壊することができます。
まあ、このように爆破スイッチとして使用しなくても《メタル・リフレクト・スライム》は単純に守備力が3000あるので、大体のモンスターの攻撃を止めることができます。
このようにして相手ターンを凌いでいきます。
増殖コンボ
相手を存分に破壊したら、いよいよ《神・スライム》の出番です!
出番の終わった《メタル・リフレクト・スライム》をリリースして、《神・スライム》を降臨させましょう!
場に《神縛りの塚》があれば、《ブロックドラゴン》や他の岩石族モンスターだけではなく、《神・スライム》も効果の対象にならず、効果で破壊されなくなるので相当強固な盤面を構築することができます。
また、最近登場したこのカードを用いることでもっと面白いことができます!
《覚醒の三幻魔》
【永続罠】
①:自分フィールドの「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」の種類の数によって以下の効果を得る。
●1種類以上:相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功する度に、自分はそのモンスターの攻撃力分だけLPを回復する。
●2種類以上:相手フィールドのモンスターが発動した効果は無効化される。
●3種類:相手の墓地へ送られるモンスターは墓地へは行かず除外される。
②:自分ターンに1度、自分フィールドにレベル10モンスターが存在する場合に発動できる。自分の墓地から永続罠カード1枚を選んで手札に加える。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
このカードは2020年3月20日発売のストラクチャーデッキ₋混沌の三幻魔₋に収録されているカードで、基本的な使い方は幻魔サポートなんですが、問題は②の効果です。
もうお気づきかと思いますが、《神・スライム》はレベル10で《メタル・リフレクト・スライム》は永続罠です。
このカードが場にあると
《メタル・リフレクト・スライム》を特殊召喚↓《メタル・リフレクト・スライム》をリリースし、《神・スライム》を特殊召喚↓《覚醒の三幻魔》で墓地に行った《メタル・リフレクト・スライム》を回収
といったループを組むことができます。
これにより《神・スライム》を簡単に増殖させることができます。
まさに無限ループ!(有限)
《メタル・リフレクト・スライム》自体もレベル10モンスターなので、《覚醒の三幻魔》と《メタル・リフレクト・スライム》2枚があればアニメさながらの何度破壊されても蘇るスライムループコンボも狙えます!
おわりに
はい、というわけで《神・スライム》デッキの紹介でした!
と言いつつもなんか《メタル・リフレクト・スライム》デッキみたいに感じる部分もあったかと思いますが、《神・スライム》が必要である理由がちゃんとあります。
《神・スライム》が存在することにより、守りの動きから瞬時に攻めの動きに移ることができます。
今までは《メタル・リフレクト・スライム》で【守る】ことはできても、その後【攻める】際には新たに手順を用意する必要がありました。
しかし、《神・スライム》が登場したことにより【守る】行動をとった後、リリースという行動を挟むだけで【攻める】行動へ移ることができるようになったため、このような動きが可能となりました。
今回のデッキは、前回ご紹介したワンキルも狙えるほどの瞬間的な爆発力のあるデッキとは真逆の、相手の展開を耐えて耐えて耐えまくり、隙を見て《神・スライム》を降臨させ攻めに転じるといったプレイングを楽しめるデッキかなと思っています。
この2パターンのデッキで遊びつつ、改善を加えていこうと思います!
リリース要員以外にもすごく楽しめるカードだと思いますので、ぜひ皆さんも遊んでみてください!
では!