みなさんお疲れ様です!リリクラドラグーンを最初に考えたのは俺。やねろく真剣態です!
突然ですがみなさんは自分の好きなカード、「私といえばコレ!」みたいなカードはお持ちですか?
世の中にはそんな自分の代名詞ともなるカードをかき集める人たちがいるそうです。
今回はそんな話。
「無限回収」とは?
遊戯王には大量のカードの種類があり、それらはさらにものすごい量を印刷され世の中に放出されます。
そのなかの特定のカードのイラストや効果や希少さに魅了され、
「そうだ!これを大量に集めよう!!」
となる方々が一定数います。これが「無限回収」の始まりです。
これは一種の混乱状態ですが、こうなった彼らを止めることはもうできません。カードショップで見かければ買い、フリマアプリとかで見かければ買い、カーナベルの在庫を買い占めます。
一旦「何をやっているんだろう?」という懸念が頭をよぎりますが、もうここまで買っちゃったんだもん。後には引けない。
一応言っておきますが、彼らは別にお金が有り余っていてヒマつぶしにこんなことをしている訳では(多分)無いです。
そう、「無限回収」などというのは、
「狂い」
なのです。
馬鹿にしてるわけではありません。
だ っ て(Sunday!感)
僕の地獄の始まり
かくいう僕も集めている(集まっている?)カードがあります。
《魔物の狩人》です。
《魔物の狩人》
【通常モンスター】
星4/地/戦士族/攻1500/守1200
人を狩る凶悪な狩人。岩をも砕く強い力を持つ。
は?なんで?
なんでだっけ。これを集め始めた理由はもう思い出せません。きっとどうでもいいことなので記憶の荒波に飲まれました。……飲ませました。
面白いと思った。とかそんな浅はかな思考回路だったんじゃないかな。バカめ。
画像は無かったけど気にしないでくださいね。これからイヤになるまで見せるから。
さて、最初から何の意味も持たぬまま2年くらい経過した時点で、現在は
103枚。
あまりの《魔物の狩人》に岩がみずから砕けると言われています。
僕はもはや山篭もりか?ってレベルの田舎に住んでいるのですが、最寄りのカードショップ様の魔物の狩人はほぼ買い尽くしました。といってもストレージを覗くたびあるのでどうやら増殖している可能性があります。
僕が買っていなかったら今ごろは魔物の狩人専門店になっていたことでしょう。危ない危ない。
しかし実は自分で買っていたのはだいたい60枚くらいです。
じゃあ残りのはどうしたんだって?
本当の地獄
買い与えられています。
よくある無限回収は、《青眼の白龍》とか手札誘発娘'sとかなんじゃないでしょうか?
それらは実用性もあり、ストレージではあまり見かけなかったりで自分に必要でなければ買うことはありません。
しかし《魔物の狩人》の場合は違います。
実用性はまったく無いし、ストレージからはボロボロ出てくるしあれば目につく。あと安い。
こうなればアホのヒマつぶしのターゲットになります。なりました。
友人たちもここぞとばかりに買い漁り会うたび押しつけて来るようになりました。(執筆当日の)一昨日も6枚くらい増えてます。もういいのに!意味なんて無いのに!!狩るぞ!?
とはいえ僕が言い出したことではあります。アホはお互い様。
《魔物の狩人》のこと
しかし魔物の狩人とも長い付き合いになります。マジで要らないとはいえファイル一冊を埋めるくらい集めれば、かようなカードにも色々見えてくるものです。
ではここでちょっとみなさんに問題です。
遊戯王カードは最初期、右下の銀色の四角もなく二期からつきます。三期から今のフォーマットになり、さらに二期以降再録するたびイラストの右下に新しいカードナンバーがつきます。
じゃあ、《魔物の狩人》は何種類存在しているでしょうか!?(BANDAI版を除く)
シンキングタイム!
…
……
………
分かるかァ!!!
正解は6種類です!多い!
4回パックに収録され、3回構築済みデッキに収録されています。一期で2回収録されていますが見分ける要素がないので困っていますが。
では、各魔物の狩人の話をしましょう。おいなに帰ろうとしてるんだ。待て。まぁ聞けや。
各《魔物の狩人》について
まずは一期のもの。所持数は18枚。
収録パックはvol.4で構築済みデッキEXに1枚収録されています。
やはり最初期のフォーマットは良いですね。言葉にできない『スゴ味』があるッ!心なしかちょっと通常モンスターを表す茶色のとこの色が濃いのと薄いような気がするものがあり、ひょっとしたら収録を見分けられるかもしれませんが確証もないのでいいです。今どうでもいいということに気づきました。
この《魔物の狩人》はイラストが大きいので本当に岩をも砕きそうな仕上がりです。実際砕くし。
ナンバー RB-10。所持数は45枚。
「暗黒魔竜復活-REVIVAL OF BLACK DEMONS DRAGON-」 収録です。
二期に入ってますね。僕が一番多く持っているのがこれなのでこれが魔物の狩人業界のトップシェアでいいでしょう。岩も砕くし。
多分皆さんが《魔物の狩人》と言われてなんとなくイメージする《魔物の狩人》はこれでしょう。そもそも思い浮かばないような人は切り捨てて生きてきました。
銀色の四角とカードナンバーがついたことによりちょっと引き締まった印象を与えます。「カードゲームのカード感」が増しましたね。(支離滅裂な言動)
ナンバー EX-57。所持数は13枚。
構築済みデッキ「EX-R」に収録されていたやつです。
このデッキセットにはルール解説ビデオがついていたそうですよ。それでお値段税抜き3000円(当時)。
そしてここには13枚の《魔物の狩人》。つまりこの13枚には39000円かかっていることになるの?怖くない?さすがは岩をも砕くだけのことはあるね。
この《魔物の狩人》の良い点はやはりナンバーでしょう。EXって書いてあると特別感があります。ちょっとレアなんじゃね?ってなりました。最初は。ちなみにこの1枚、若干の枠ズレですね。下の灰色が広いです。別にレアではないです。
ナンバー DL2-099。所持数は4枚。
「DUELIST LEGACY Volume.2」収録です。
《青眼の白龍》《サンダーボルト》《封印されしエクゾディア》などごっついカードを多く収録したパックのかさましに《魔物の狩人》がいます。
よく分かりませんがこれはほぼ持ってません。僕の入手手段が偏っているのと関係があるんでしょうか。
ここから《魔物の狩人》に現在のフォーマットが適応されます。テキストの長くなった効果モンスターのため大きくなったテキスト欄に一行のクソダサいフレーバーテキスト。界隈ではこのダサさから新フォーマットの方が好きな人もいたりいなかったり。
イラストが少し狭くなり窮屈そうです。でも岩は砕けます。
あと背景のウニャウニャしてるやつがちょっとだけ変わっています。なんで?
ナンバー SJ2-043。所持数は15枚。
「STRUCTURE DECK-城之内編- Volume.2」収録です。
「ストラクチャー 城ノ内」でSJなのがなんかすき。相変わらずかさまし要員っぽいです。戦士族なので良いですけどね。めちゃくちゃ強いストラクなのでかなり買われたみたいです。そしてこいつは売られました。
一番特徴が無くただただダサいです。ほんとに岩砕けんの?
ナンバー BE1-JP147。所持数は8枚。
「 BEGINNER'S EDITION 1 」収録です。
1パック12枚入りの250種収録という今だったらなんやかんや言われそうなパック。そんなにあるんだったら数合わせはこいつだけじゃないだろうと思いきや、収録してる通常モンスターは原作で使われてたり何らかの使い道があったりする。
最新なだけあってその《魔物の狩人》の顔つきには知性を感じます。もはやサイバース族と言っても過言ではないんじゃないかな。岩だって砕けるからね。
背景がEX-57までの方に戻りました。なんで???は????なんで?????
まとめ
いやぁいい話でしたねぇ……何の話してたんだっけ?
ああ、「無限回収」でした。
私はこんな感じですがマジの人はもっと集めづらいやつをさらに多くコレクションしてます。
決して人にオススメしない狂いとしか言い様のない遊びかたですが、これはこれで様々な発見・面白さがあるのもたしかだったら良いのに。
まぁそういう人も居るってことで温かい目で見守るなり何なりでここはひとつ。