はじめに
読者の皆さま、こんにちは。かもめ先生です。
「覇王十代が使ったあのダークヒーローたちを使いたい!!」「強力な攻撃性能を持った融合テーマを使いたい!!」
今回はそんな方に向けた、ビートダウン型のテーマ【イービルヒーロー(E-HERO)】デッキの解説記事です。
この記事では、非常に高い攻撃力を持った融合モンスターを主体とする【イービルヒーロー】デッキの特徴や展開例、相性の良いカードについて解説していきます。
目次
【イービルヒーロー】デッキレシピ
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【イービルヒーロー】カードの解説
【イービルヒーロー】モンスターは【HERO】に属するカテゴリでありながら、同時に【悪魔族】としての特徴も併せ持ったモンスター群です。
属性も一つには統一されておらず、闇属性や地属性、炎属性や光属性のものも存在しています。
ここではそんなさまざまな特徴を持った【イービルヒーロー】カードについて解説していきます。
メインデッキの【イービルヒーロー】モンスター
メインデッキに入る【イービルヒーロー】のモンスターの特徴を、以下のように表にまとめました。
《E-HERO アダスター・ゴールド》 |
手札から捨てることで、デッキから《ダーク・フュージョン》のカード名が記されたカードを手札に加える |
《E-HERO シニスター・ネクロム》 |
墓地から自身を除外することで、デッキから【イービルヒーロー】モンスターを特殊召喚 |
《E-HERO マリシャス・エッジ》 |
条件付きでリリース軽減できる上級モンスターで、貫通能力を持っている |
《E-HERO ヘル・ゲイナー》 |
自身を場から除外して、悪魔族モンスター1体に2回攻撃を付与 |
《E-HERO ヘル・ブラット》 |
自分の場にモンスターが存在しない場合に手札から特殊召喚できる |
このように【イービルヒーロー】モンスターは、さまざまな効果を持ったものが存在しています。
この中でも特に、専用の融合魔法である《ダーク・フュージョン》周りをサーチできる《E-HERO アダスター・ゴールド》が、デッキを回すうえでのカギになってきます。
また当記事の【イービルヒーロー】デッキには、上記のモンスターたち以外に2枚の【E・HERO】通常モンスターを採用しています。
《E・HERO バーストレディ》と《E・HERO フェザーマン》の2枚は、後ほど紹介する融合モンスター《E-HERO インフェルノ・ウィング》の素材となるモンスターたちです。
先ほどもお話ししたように、【イービルヒーロー】というテーマは【HERO】の要素も含んでいるので、このように他の【HERO】モンスターも採用することができます。
EXデッキの【イービルヒーロー】モンスター
EXデッキの【イービルヒーロー】モンスターは、すべて《ダーク・フュージョン》による融合召喚でしか特殊召喚できないという制約を持った融合モンスターとなっています。
《E-HERO マリシャス・ベイン》 |
戦闘・効果による破壊耐性を有し、自身の攻撃力以下の相手モンスターをすべて破壊&自身の打点強化を行う効果を持つ |
《E-HERO マリシャス・デビル》 |
3500の高打点を誇り、相手モンスターに自身への攻撃を強制する効果を持つ |
《E-HERO ダーク・ガイア》 |
融合素材モンスターの攻撃力の合計を自身の打点に変換して高打点となり、相手モンスターを攻撃表示に変更する効果を持つ |
《E-HERO インフェルノ・ウィング》 |
貫通能力を持ち、戦闘破壊したモンスターの攻撃力または守備力の数値分の効果ダメージを相手に与える |
どれも非常に攻撃的なものが多く、まさに【イービルヒーロー】を象徴とするものとなっています。
また今回は採用していませんが、これら以外にもいくつかの【イービルヒーロー】融合モンスターが存在しています。
こちらについては、後の【イービルヒーロー】デッキをカスタムするおすすめカードの項で紹介したいと思います。
【イービルヒーロー】の専用サポートカード
この項では【イービルヒーロー】に関連する専用のサポートカードについてまとめました。
《ダーク・フュージョン》 |
手札・フィールドのモンスターを素材として融合召喚を行う通常魔法 融合したターンに効果破壊耐性を付与する効果も持つ |
《ダーク・コーリング》 |
手札・墓地のモンスターを除外することで《ダーク・フュージョン》による融合召喚扱いで特殊召喚できる通常魔法 |
《イービル・マインド》 |
相手の墓地の枚数によって、1ドロー、【HERO】サーチ、【融合】【フュージョン】サーチと効果を使い分けることができる通常魔法 |
《覇王城》 |
【イービルヒーロー】融合モンスターを《ダーク・フュージョン》以外の効果でも特殊召喚できるようになるフィールド魔法また悪魔族モンスターが戦闘を行う際、デッキから悪魔族モンスターを墓地へ送ることでそのモンスターの打点強化を行うことができる |
《X・HERO ヘル・デバイサー》 |
悪魔族の【HERO】リンクモンスターで、リンク召喚時に融合素材モンスターを2体までサーチする効果を持つ |
基本的には《ダーク・フュージョン》の効果でしか【イービルヒーロー】融合モンスターを特殊召喚することはできませんが、このようにさまざまなカードによって特殊召喚をサポートすることができます。
とくに《覇王城》がフィールドに存在すれば《ダーク・フュージョン》以外の方法でも特殊召喚が可能となるので、《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》や《超融合》を使って【イービルヒーロー】融合モンスターを呼び出すことができるようになります。
【イービルヒーロー】デッキと相性が良いカード
《V・HERO ヴァイオン》《D-HERO ディアボリックガイ》
【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / 戦士族 / 攻1000 / 守1200
「V・HERO ヴァイオン」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「HERO」モンスター1体を墓地へ送る。
②:1ターンに1度、自分の墓地から「HERO」モンスター1体を除外して発動できる。
デッキから「融合」1枚を手札に加える。
(準制限カード) 【 効果モンスター 】
星 6 / 闇 / 戦士族 / 攻800 / 守800
①:墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「D-HERO ディアボリックガイ」1体を特殊召喚する。
【イービルヒーロー】たち自身は、あまり展開を得意とするモンスターではありません。
なので既存の【HERO】ギミックを利用して【イービルヒーロー】の展開を補助することで、デッキの回転率を安定させることができます。
特に《V・HERO ヴァイオン》は《D-HERO ディアボリックガイ》と組み合わせることで、《X・HERO ヘル・デバイサー》や《X・HERO クロスガイ》、《聖騎士の追想 イゾルデ》といったさまざまな展開へとつなげることができます。
その他の【HERO】カード
【 融合モンスター 】
星 6 / 闇 / 戦士族 / 攻2400 / 守1800
このカードは「マスク・チェンジ」の効果でのみ特殊召喚できる。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手の墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。
②:1ターンに1度、相手がドローフェイズ以外でデッキからカードを手札に加えた場合に発動できる。
相手の手札をランダムに1枚選んで除外する。
【 融合モンスター 】
星 8 / 水 / 戦士族 / 攻2500 / 守2000
「HERO」と名のついたモンスター+水属性モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードの攻撃力は、フィールド上に表側表示で存在する「E・HERO アブソルートZero」以外の水属性モンスターの数×500ポイントアップする。
このカードがフィールド上から離れた時、相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
【イービルヒーロー】は非常に高い攻撃性能を誇るテーマではありますが、盤面の除去や相手ターンの妨害などはあまり得意ではありません。
それらの弱点を補うために、相手だけ墓地を除外へと置き換えてしまう《M・HERO ダーク・ロウ》やフィールドから離れた際に相手モンスターすべてを破壊できる《E・HERO アブソルートZero》といった強力な妨害・除去能力を持った【HERO】融合モンスターを採用しています。
《E・HERO アブソルートZero》は《超融合》やそれをコピーした《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》の効果を使い、さまざまなデッキで使われることの多い《水晶機巧-ハリファイバー》などを素材として融合召喚を狙うことができます。
《原始生命態ニビル》
【 効果モンスター 】
星 11 / 光 / 岩石族 / 攻3000 / 守600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手が5体以上のモンスターの召喚・特殊召喚に成功したターンのメインフェイズに発動できる。自分・相手フィールドの表側表示モンスターを全てリリースし、このカードを手札から特殊召喚する。その後、相手フィールドに「原始生命態トークン」(岩石族・光・星11・攻/守?)1体を特殊召喚する。このトークンの攻撃力・守備力は、この効果でリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値になる。この効果は相手ターンでも発動できる。
《原始生命態ニビル》は相手モンスターの大量展開を一気に返すことができる、非常に強力な手札誘発モンスターです。
【イービルヒーロー】では《E-HERO ダーク・ガイア》の融合素材として使うこともできるため、《E-HERO マリシャス・エッジ》などの高い打点の悪魔族モンスターと一緒に素材とすれば、5000越えの攻撃力とすることも可能となります。
《月の書》
《月の書》はモンスター1体を裏側守備表示にするという、非常にシンプルな効果を持った速攻魔法カードです。
しかしリンク召喚を主体とする現在の環境では妨害カードの1つとして活用できるほか、厄介なモンスターを裏側表示に変更するといった使い方もできるので、さまざまな場面で有効な1枚となっています。
また【イービルヒーロー】では《E-HERO マリシャス・エッジ》や《E-HERO インフェルノ・ウィング》の貫通能力を利用することで、相手へ大ダメージを与えることも期待できます。
【イービルヒーロー】デッキの魅力
攻撃力3000を越える、非常に高い攻撃性能を持った融合モンスター!!
【イービルヒーロー】の融合モンスターには、《E-HERO マリシャス・ベイン》や《E-HERO マリシャス・デビル》といった、攻撃力3000以上のものが存在しています。
しかも《E-HERO マリシャス・ベイン》は自身の攻撃力以下の相手モンスターすべてを破壊する疑似的な全体除去、《E-HERO マリシャス・デビル》は3500と高い攻撃力を持ちながら相手モンスターに攻撃を強要するという、ともに非常に攻撃的な効果を持っています。
また攻撃力?の《E-HERO ダーク・ガイア》は、素材としたモンスターの攻撃力の合計を自身の攻撃力とすることができるので、高打点の悪魔族・岩石族モンスターを採用して融合素材とすれば攻撃力8000越えも可能となっています。
【HERO】や【悪魔族】といった、さまざまなサポートを活用できる!!
【イービルヒーロー】は【HERO】に属しながら、すべてのモンスターが【悪魔族】にも属するという、複合的なサポートが受けることができるテーマです。
【E・HERO】や【D-HERO】といった他の【HERO】カテゴリと組み合わせたり、ユニークな効果を持ったモンスターが多い【悪魔族】のテーマと組み合わせたりと、プレイヤーの好みに応じてさまざまな構築が可能となっています。
ダークヒーローとしての雰囲気を漂わせる、めちゃくちゃカッコいいデザイン!!
【イービルヒーロー】モンスターは、元となった【E・HERO】がそれぞれ別の側面に変化した姿となっています。
元となっている【E・HERO】も良いデザインのモンスターが多いのですが、こちらの【イービルヒーロー】はさらにダークな感じをまとっていて非常にカッコいいものとなっています。
正統派の【E・HERO】とは一味違った、ダークヒーローとしての魅力を感じることができるのも、【イービルヒーロー】の魅力の一つと言えるでしょう。
【イービルヒーロー】デッキの回し方〜概要〜
デッキの回し方①:【HERO】ギミックからの展開
《V・HERO ヴァイオン》や《E・HERO ソリッドマン》、《E-HERO ヘル・ブラット》といった【HERO】モンスターを使って初動の展開をしていきます。
手札の状況に応じて《X・HERO ヘル・デバイサー》を出して融合モンスターの素材を確保したり、《聖騎士の追想 イゾルデ》からさまざまな戦士族モンスターにアクセスしたりと柔軟に展開していくことができます。
【イービルヒーロー】は先攻制圧によって相手を封殺するというよりも、後攻から一気に相手の盤面を返すという戦い方を得意とするテーマなので、相手のデッキの特性の応じて展開も変えるようにするとよいでしょう。
デッキの回し方②:妨害・除去を駆使して相手のテンポを削ぐ
【イービルヒーロー】は相手ターンの妨害はあまり得意としていないため、《M・HERO ダーク・ロウ》や《原始生命態ニビル》、《月の書》といったテーマ以外のカードを駆使して、相手の展開を崩しておきましょう。
自分ターンであれば【イービルヒーロー】の高い攻撃能力を活かして相手のライフを一気に削ることができるので、すこし相手のテンポを崩しておくだけでも、かなり有利な状況に持っていくことが可能となっています。
デッキの回し方③:高打点モンスターでワンキルを狙う
ここまでの準備が整っていれば、あとは【イービルヒーロー】融合モンスターを使って、相手の盤面を蹂躙していきましょう。
《E-HERO マリシャス・ベイン》の全体除去効果を使って相手フィールドをガラ空きにしたり、高打点モンスターを素材とした《E-HERO ダーク・ガイア》で相手モンスターを上から戦闘破壊したりと、攻撃面に関しては非常に優秀なものが揃っています。
特に《E・HERO オネスティ・ネオス》や《フェイバリット・ヒーロー》などの【HERO】のサポートカードを活用すれば、もともと高い攻撃力を持った【イービルヒーロー】モンスターをさらに強化することができるので、一気にゲームエンドまで持っていくことができます。
【イービルヒーロー】デッキの回し方〜展開例〜
《V・HERO ヴァイオン》1枚から《E-HERO マリシャス・ベイン》の展開
【使用カード】
- 《V・HERO ヴァイオン》
【結果】
- 《X・HERO クロスガイ》
- 《E-HERO マリシャス・ベイン》
- 手札から《V・HERO ヴァイオン》を召喚し、効果を発動してデッキから《D-HERO ディアボリックガイ》を墓地へ送る
- 墓地の《D-HERO ディアボリックガイ》を除外して効果を発動し、デッキから同名カードを特殊召喚
- 《V・HERO ヴァイオン》《D-HERO ディアボリックガイ》の2体を素材として、《X・HERO クロスガイ》をリンク召喚
- 《X・HERO クロスガイ》の①の効果で、墓地から《D-HERO ディアボリックガイ》を特殊召喚
- 《X・HERO クロスガイ》の②の効果で、《D-HERO ディアボリックガイ》をリリースしてデッキから《E-HERO アダスター・ゴールド》を手札に加える
- 手札の《E-HERO アダスター・ゴールド》を捨てて効果を発動し、デッキから《ダーク・コーリング》を手札に加える
- 手札から《ダーク・コーリング》を発動し、墓地の《E-HERO アダスター・ゴールド》《D-HERO ディアボリックガイ》を素材として《E-HERO マリシャス・ベイン》を特殊召喚
このように《V・HERO ヴァイオン》1枚から、強力な耐性と除去能力を持つ《E-HERO マリシャス・ベイン》を展開することができます。
《X・HERO クロスガイ》を用いた展開はかなり強力ですが、そのターン中は【HERO】モンスターしか特殊召喚できない制約を持っているため、《聖騎士の追想 イゾルデ》などを用いた展開とは併用できないので注意しましょう。
《V・HERO ヴァイオン》1枚からの先攻展開
ここまででお話ししているように【イービルヒーロー】は先攻での妨害があまり得意ではないので、ここでは《V・HERO ヴァイオン》を用いたもう一つの展開も紹介しておきましょう。
【使用カード】
- 《V・HERO ヴァイオン》
【結果】(相手ターンの展開含む)
- 《聖騎士の追想 イゾルデ》
- 《M・HERO ダーク・ロウ》
- 手札に戦士族モンスター(《E・HERO リキッドマン》など)
- 手札に【HERO】モンスター(《E-HERO アダスター・ゴールド》など)
- 手札から《V・HERO ヴァイオン》を召喚し、効果を発動してデッキから《D-HERO ディアボリックガイ》を墓地へ送る
- 墓地の《D-HERO ディアボリックガイ》を除外して効果を発動し、デッキから同名カードを特殊召喚
- 《V・HERO ヴァイオン》《D-HERO ディアボリックガイ》の2体を素材として、《聖騎士の追想 イゾルデ》をリンク召喚
- 《聖騎士の追想 イゾルデ》の①の効果で、デッキから戦士族モンスター1体を手札に加える
- 《聖騎士の追想 イゾルデ》の②の効果で、デッキから装備魔法カード4種類を墓地へ送り、デッキから《E・HERO シャドー・ミスト》を特殊召喚
- 《E・HERO シャドー・ミスト》の効果を発動し、デッキから《マスク・チェンジ》を手札に加える
- 手札の《マスク・チェンジ》を魔法・罠ゾーンにセット
- 相手スタンバイフェイズに《E・HERO シャドー・ミスト》を対象に《マスク・チェンジ》を発動し、EXデッキから《M・HERO ダーク・ロウ》を特殊召喚
- 墓地へ送られた《E・HERO シャドー・ミスト》の効果を発動し、デッキから【HERO】モンスター1体を手札に加える
このように展開することで、強力な制圧能力を持った《M・HERO ダーク・ロウ》を場に出しながら、戦士族モンスターや【HERO】モンスターをサーチしてくることができます。
墓地の【HERO】を蘇生できる《E・HERO リキッドマン》や、墓地の装備魔法カードを回収できる《焔聖騎士-リナルド》、【イービルヒーロー】関連カードをサーチできる《E-HERO アダスター・ゴールド》を手札に持ってきておくことで、スムーズに次ターン以降の展開へとつなげることができます。
【イービルヒーロー】デッキをカスタムするおすすめカード
その他の【イービルヒーロー】融合モンスター
【 融合モンスター 】
星 6 / 炎 / 悪魔族 / 攻2000 / 守2500
「E・HERO クレイマン」+「E・HERO バーストレディ」
このモンスターは「ダーク・フュージョン」による融合召喚でしか特殊召喚できない。このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、自分のスタンバイフェイズ毎に相手ライフに1000ポイントダメージを与える。このカードは魔法の効果によっては破壊されない。
【 融合モンスター 】
星 8 / 地 / 悪魔族 / 攻1900 / 守2300
「E・HERO ワイルドマン」+「E・HERO フェザーマン」
このモンスターは「ダーク・フュージョン」による融合召喚でしか特殊召喚できない。このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、相手フィールド上にセットされた魔法・罠カードを全て破壊する。
【 融合モンスター 】
星 6 / 光 / 悪魔族 / 攻2400 / 守1500
「E・HERO スパークマン」+「E・HERO クレイマン」
このモンスターは「ダーク・フュージョン」による融合召喚でしか特殊召喚できない。フィールド上に存在するモンスター1体を破壊する事ができる。この効果は1ターンに1度しか使用できない。
前項でも少しお話ししたように、【イービルヒーロー】融合モンスターには他にもいくらか存在しています。
これらの融合モンスターはさまざまな【E・HERO】モンスターを指定しているので、専用の構築をすることで活用することができるでしょう。
【悪魔族】サポートカード
【 効果モンスター 】
星 3 / 闇 / 悪魔族 / 攻1000 / 守600
このカードが召喚に成功した時、手札・デッキからレベル3の悪魔族モンスター1体を特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、シンクロ素材にもできない。
【 効果モンスター 】
星 3 / 地 / 悪魔族 / 攻1400 / 守900
「魔サイの戦士」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、「魔サイの戦士」以外の自分フィールドの悪魔族モンスターは戦闘・効果では破壊されない。
②:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「魔サイの戦士」以外の悪魔族モンスター1体を墓地へ送る。
【 効果モンスター 】
星 7 / 闇 / 悪魔族 / 攻2800 / 守2500
①:このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。
②:相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
③:「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
④:1ターンに1度、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを2つ取り除いて発動できる。
自分フィールドに「ラディアントークン」(悪魔族・闇・星7・攻2800/守0)1体を特殊召喚する。
このトークンはS素材にできない。
【イービルヒーロー】モンスターは悪魔族モンスターを主体としているので、さまざまな【悪魔族】のサポートを受けることができます。
《魔界発現世行きデスガイド》からリクルートできる《魔サイの戦士》は、デッキから悪魔族モンスターを墓地へ送る効果を持っているので、《E-HERO シニスター・ネクロム》を墓地へ送ってさらに【イービルヒーロー】を展開していくことができます。
また《多次元壊獣ラディアン》は【イービルヒーロー】が苦手とする除去カードとして活用できるほか、レベル7の悪魔族モンスターなので《E-HERO マリシャス・ベイン》や《E-HERO マリシャス・デビル》の融合素材としても用いることができて非常に優秀です。
【イービルヒーロー】デッキのカーナベルおすすめ対戦動画
おわりに
いかがだったでしょうか。
新たな力によって今まで以上に高い攻撃性能を得た【イービルヒーロー】の強さが、読者の皆さまに伝わったのなら幸いです。
歴代でも最強と名高い覇王十代が使った【イービルヒーロー】デッキ、非常に強力なだけでなくめちゃくちゃカッコいいデッキとなっていますので、興味を持っていただけたなら是非とも実際にカードを手に取ってプレイしてみていただければと思います。
ここまでのご精読、ありがとうございました!