はじめに
どうも皆さん、ミソです。
寒いですね、私はもう無理です。後は皆さんに託しました。
と言うわけで今回はテーマ紹介です。
まず初めに、皆さん《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》というカードをご存じでしょうか。
【 効果モンスター 】
星 8 / 光 / 魔法使い族 / 攻1000 / 守2800
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分の魔法使い族モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。手札からカード名が異なる魔法カードを任意の数だけ相手に見せ、その自分のモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで、見せた数×1000アップする。②:手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。この効果は相手ターンでも発動できる。
なんとも男心をくすぐるデザインですね。
《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》は【ウィッチクラフト】のエースモンスターで、相手の効果は無効にして自分の攻撃力守備力は上がりまくりやられてもすぐ蘇生できサポートは豊富というかなり強めのモンスターです。
加えてイラストも良いので人気は高いのですが、イマイチ動きがよくわからない人も多いと思うので、今回は今流行りの分からせたい女の子(疑問)が看板モンスターの【ウィッチクラフト】の超基本的なテーマ感や動き方を説明していきます。
気に入ったならデッキを組んでみてください。
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目次
【ウィッチクラフト】デッキの特徴
ウィッチクラフトというテーマはその名の通り魔法使い族のテーマです。
ウィッチはもちろん魔女、クラフトは工芸などの意味があるので、造語かなと思っていましたが、元々「witchcraft」という単語があるらしく、その意味は魔女の知識や信念、技術などを指すそうです。
つまりウィッチクラフトはウィッチクラフトなんですね(?)
カード効果の話で言うと、ウィッチクラフトの面々は下級モンスター、通常魔法及び速攻魔法、永続魔法にそれぞれ共通の効果が割り振られています。
まず下級モンスターの共通効果は「①:自分・相手のメインフェイズに、このカードをリリースし、手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。デッキから「ウィッチクラフト・〇〇〇」以外の「ウィッチクラフト」モンスター1体を特殊召喚する。」というものです。
また、「 ②:墓地のこのカードを除外して発動できる。」という条件で各々追加効果もあります。いわゆる墓地効果ですね。
【 効果モンスター 】
星 4 / 炎 / 魔法使い族 / 攻1800 / 守600
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分・相手のメインフェイズに、このカードをリリースし、手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。デッキから「ウィッチクラフト・シュミッタ」以外の「ウィッチクラフト」モンスター1体を特殊召喚する。②:墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「ウィッチクラフト・シュミッタ」以外の「ウィッチクラフト」カード1枚を墓地へ送る。
つまりどのモンスターからも《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》などのウィッチクラフト上級モンスターに繋げることが出来る、ということですね。
勿論下級モンスターにも優秀なのがいっぱいいますから、手札コストがあれば下級から下級に繋ぐプレイングも勿論あります。
続いて通常魔法及び速攻魔法の共通効果です。
その効果とは「このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「ウィッチクラフト」モンスターが存在する場合、自分エンドフェイズに発動できる。このカードを手札に加える。」というものです。
【通常魔法】
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:自分の墓地の「ウィッチクラフト」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。②:このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「ウィッチクラフト」モンスターが存在する場合、自分エンドフェイズに発動できる。このカードを手札に加える。
①②の効果はいずれかひとつなので、手札から使用していないターンのエンドフェイズに墓地から回収できます。
魔法は何度でもコストにできる、つまり《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》の効果を毎ターン使用できます。よく考えられたテーマだぁ。
続いて永続魔法の共通効果を説明します。
共通効果は「②: 自分フィールドの「ウィッチクラフト」モンスターが効果を発動するために手札を捨てる場合、代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。」というものと「③:このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「ウィッチクラフト」モンスターが存在する場合、自分エンドフェイズに発動できる。このカードを自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。 」です。
【永続魔法】
このカード名の②③の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:1ターンに1度、自分の魔法使い族モンスターが戦闘でモンスターを破壊した時に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。②:自分フィールドの「ウィッチクラフト」モンスターが効果を発動するために手札を捨てる場合、代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。③:このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「ウィッチクラフト」モンスターが存在する場合、自分エンドフェイズに発動できる。このカードを自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
この効果もいずれかひとつしか発動できませんので、②を使用した場合には③は使えませんが、通常魔法同様強力な効果を何度も使うことが出来ます。
それぞれの共通効果から分かるように、ウィッチクラフトはエースモンスターにアクセスしやすく、また、サポートカードも一度集めてしまえば半永久的に使用できるのが魅力のテーマとなっています。
その他、《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》以外の上級ウィッチクラフトや魔法罠カードもあります。
数が多いのでここでざっくりまとめて紹介します。こんな感じの集団だということが分かればヨシ!です。
こう見ると数が多いですね。
正直デュエル中実際に使用するカードはそう多くはないと思いますが、ウィッチクラフト魔法カードはコストとしてかなり優秀なので、回収のために複数種類入れることを推奨します。
そう考えると数が多いのはテーマの強みと言えます。
【ウィッチクラフト】デッキレシピ
とりあえず全てのウィッチクラフトを入れたデッキレシピを用意しました。
テーマデッキとして想定された動きを出来るように、オリジナルコンボは入れていません。
ウィッチクラフトは展開パターンが複雑なテーマではなく、下級が上級を引っ張ってきてビートダウンをするシンプルなデッキタイプです。
ですのでエクストラを使うことはあまり想定せず《強欲で金満な壺》を採用しています。
一応エクストラは突破力の低いメインデッキのモンスターのパワーを補うためのモンスターを採用していますが、基本的にはメインデッキのモンスターで戦うため出番は少ないでしょう。
【ウィッチクラフト】デッキでの展開例
先述した通り、ウィッチクラフトは他テーマに比べ展開数が少ないテーマです。
①下級ウィッチクラフトが上級ウィッチクラフトを呼んでくる
②ウィッチクラフト魔法を使用するか、手札コストにして戦う
以上です。わかりやすい。
一応展開例を書きますが、下級の効果説明みたいになると思います。
しかしながら詰まるところそれに全てが集約されているということなので、基本的な動きはこれなんだと理解していただければと思います。
《ウィッチクラフト・シュミッタ》を使用した展開
【使用カード】
- 《ウィッチクラフト・シュミッタ》+魔法カード
【 効果モンスター 】
星 4 / 炎 / 魔法使い族 / 攻1800 / 守600
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分・相手のメインフェイズに、このカードをリリースし、手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。デッキから「ウィッチクラフト・シュミッタ」以外の「ウィッチクラフト」モンスター1体を特殊召喚する。②:墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「ウィッチクラフト・シュミッタ」以外の「ウィッチクラフト」カード1枚を墓地へ送る。
【結果】
- 《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》などの上級モンスター+好きなウィッチクラフト魔法カード
- 《ウィッチクラフト・シュミッタ》の効果で魔法カードを捨ててデッキから上級のウィッチクラフトモンスターを特殊召喚。
- 墓地から《ウィッチクラフト・シュミッタ》をゲームから除外し、デッキから好きなウィッチクラフト魔法カードを墓地へ送る。
- エンドフェイズにウィッチクラフト魔法カードの共通効果によって使用していないウィッチクラフト魔法カード(《ウィッチクラフト・シュミッタ》で墓地へ送ったものも含む)が手札に加わる。
《ウィッチクラフト・シュミッタ》でコストにした魔法カードがウィッチクラフト魔法カードだった場合、そちらも手札に加わるので、更に消費が少なく妨害や突破の準備が整います。
また、例えば《ウィッチクラフト・シュミッタ》で墓地へ送るのが《ウィッチクラフト・バイストリート》であれば、破壊耐性持ちもウィッチクラフト上級モンスターになりますので、墓地へ送るカードは臨機応変に変更して下さい。
【永続魔法】
このカード名の②③の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:自分フィールドの「ウィッチクラフト」モンスターはそれぞれ1ターンに1度だけ戦闘・効果では破壊されない。②:自分フィールドの「ウィッチクラフト」モンスターが効果を発動するために手札を捨てる場合、代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。③:このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「ウィッチクラフト」モンスターが存在する場合、自分エンドフェイズに発動できる。このカードを自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
《ウィッチクラフト・ジェニー》を使用した展開例
【使用カード】
- 《ウィッチクラフト・ジェニー》+《ウィッチクラフト・クリエイション》
【 効果モンスター 】
星 1 / 風 / 魔法使い族 / 攻300 / 守500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分・相手のメインフェイズに、このカードをリリースし、手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。デッキから「ウィッチクラフト・ジェニー」以外の「ウィッチクラフト」モンスター1体を特殊召喚する。②:自分の墓地からこのカードと「ウィッチクラフト」魔法カード1枚を除外して発動できる。この効果は、その魔法カード発動時の効果と同じになる。
【通常魔法】
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:デッキから「ウィッチクラフト」モンスター1体を手札に加える。②:このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「ウィッチクラフト」モンスターが存在する場合、自分エンドフェイズに発動できる。このカードを手札に加える。
【結果】
- ウィッチクラフト上級モンスター+《ウィッチクラフトゴーレム・アルル》
【 効果モンスター 】
星 8 / 光 / 魔法使い族 / 攻2800 / 守0
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが手札に存在し、自分フィールドの魔法使い族モンスターが相手の効果の対象になった時、または相手モンスターの攻撃対象に選択された時、相手フィールドのカード1枚または自分の墓地の「ウィッチクラフト」魔法カード1枚を対象として発動できる。このカードを特殊召喚し、そのカードを持ち主の手札に戻す。②:相手スタンバイフェイズに発動する。このカードを持ち主の手札に戻す。
- 《ウィッチクラフト・クリエイション》の効果で《ウィッチクラフト・ジェニー》を手札に加える。
- 《ウィッチクラフト・ジェニー》を召喚し、手札の魔法カードを捨てて効果を発動。好きなウィッチクラフト上級モンスターを特殊召喚。
- 墓地から《ウィッチクラフト・ジェニー》と《ウィッチクラフト・クリエイション》をゲームから除外して《ウィッチクラフト・ジェニー》の効果でデッキから《ウィッチクラフトゴーレム・アルル》を手札に加える。
《ウィッチクラフトゴーレム・アルル》の強力な効果を構えつつ展開できるのでデュエルを優位に運ぶことが出来ます。
また、《ウィッチクラフト・ジェニー》を使用することすなわちウィッチクラフトの除外が増えることに繋がります。
その除外カードを利用することが出来るカードが《ウィッチクラフト・パトローナス》です。
【永続罠】
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、魔法使い族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをデッキに戻し、デッキから「ウィッチクラフト」魔法カード1枚を手札に加える。②:墓地のこのカードを除外し、除外されている自分の「ウィッチクラフト」魔法カードを任意の数だけ対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。そのカードを手札に加える。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
《ウィッチクラフト・パトローナス》は除外されている魔法使いをデッキに戻して新たにウィッチクラフト魔法カードを手札に加える効果と、除外されているウィッチクラフト魔法カードを任意の数だけ手札に加える強力な効果があります。
《ウィッチクラフト・パトローナス》の有無で前述した《ウィッチクラフト・シュミッタ》か《ウィッチクラフト・ジェニー》のどちらかを使用するかを選択してもいいのかもしれません。
ウィッチクラフトは展開パターンを用意するデッキというよりは臨機応変にデュエルに対応していくテーマなので、一枚一枚のカードテキストを把握することが大事かと思われます。
【ウィッチクラフト】デッキの3つの魅力
1.メインデッキのモンスターがエースである
これは最近の遊戯王での強みだと勝手に思っているのですが、エクストラデッキのモンスターに頼らず、少ない消費枚数で出せるメインデッキのモンスターで戦えるのは一つの魅力と言えます。
展開に工数が多ければ多いほど《増殖するG》などの効果を受けやすくなりますし、メインデッキのモンスターで戦えることは相手の《巨神封じの矢》や《次元障壁》などのメタカードを腐らせることにも繋がります。
また、エースが決まっている構築はデッキとしての戦い方が安定しやすく、《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》はそれに値するパワーを兼ね備えていると思います。
2.魔法カードが半永久的に使用できる
これはウィッチクラフトの特性ですが、使用した魔法カードが回収できることは、テーマ性にも合っていますし、他のテーマにはない動きですのでかなり楽しいです。
《ウィッチクラフト・パトローナス》と《ウィッチクラフト・マスターピース》のコンボで手札が5枚ぐらい増えた時は感動ものです。
魔法カードでやりくりすることはTRPGの雰囲気を感じることができるので遊戯王ならではと言いますか、かなり世界観にマッチしています。
《ウィッチクラフト・パトローナス》のお陰で出張性能としても非常に高いテーマになってきたのかなと感じます。
3.かわいい
かわいい
【ウィッチクラフト】デッキの回し方〜概要〜
デッキの回し方①:序盤はヴェールで制圧!
《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》はかなり制圧力の高いモンスターです。
先攻を取れたのなら間違いなく出しておくことでデュエルの進行に大きなアドバンテージを与えてくれるモンスターです。
【 効果モンスター 】
星 8 / 光 / 魔法使い族 / 攻1000 / 守2800
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分の魔法使い族モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。手札からカード名が異なる魔法カードを任意の数だけ相手に見せ、その自分のモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで、見せた数×1000アップする。②:手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。この効果は相手ターンでも発動できる。
何はともあれ《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》にアクセスすることこそがウィッチクラフトにおいて必要なことだと考えます。蘇生もできますし。
デッキの回し方②:中盤はハイネで破壊!
《ウィッチクラフト・ハイネ》はウィッチクラフトの中で唯一相手のモンスターを破壊できるモンスターです。
また、フリーチェーンで破壊できるため、破壊力はかなり高いモンスターです。
《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》と一緒に出すことで強固な盤面を作り上げることが出来ます。
【 効果モンスター 】
星 7 / 闇 / 魔法使い族 / 攻2400 / 守1000
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの他の魔法使い族モンスターは相手の効果の対象にならない。②:手札から魔法カード1枚を捨て、相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。この効果は相手ターンでも発動できる。
デッキの回し方③:終盤まで粘り強く戦え!
ウィッチクラフトは8000ダメージを与えることに関しては不得意なテーマと言えます。
打点も低いし横並びも出来ないし突破力もありません。
しかしながらウィッチクラフトはその類まれなるアドバンテージの回復量で粘り強く戦うことが出来ます。
回復したアドバンテージの使いどころ、プレイング次第ではとても強く、プレイング次第ではとても弱くなるかもしれません。
回復したアドバンテージを活かすも殺すもプレイヤー次第です。
【ウィッチクラフト】デッキと相性が良いカード
《マジシャンズ・ソウルズ》
【 効果モンスター 】
星 1 / 闇 / 魔法使い族 / 攻0 / 守0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが手札にある場合、デッキからレベル6以上の魔法使い族モンスター1体を墓地へ送り、以下の効果から1つを選択して発動できる。●このカードを特殊召喚する。●このカードを墓地へ送る。その後、自分の墓地から「ブラック・マジシャン」または「ブラック・マジシャン・ガール」1体を選んで特殊召喚できる。②:自分の手札・フィールドから魔法・罠カードを2枚まで墓地へ送って発動できる。墓地へ送った数だけ自分はデッキからドローする。
ウィッチクラフトの登場時には存在していなかったカードです。
このカードはウィッチクラフトととんでもなく相性がいいので、是非とも投入したいところです。
ウィッチクラフトはコストと出来る魔法カードの数が芳醇にありますから、《マジシャンズ・ソウルズ》のドロー効果を余すことなく使うことが出来ます。
また、その特殊召喚効果も上級ウィッチクラフトモンスターを墓地へ送ることで満たせますし、落とした上級ウィッチクラフトモンスターを《ウィッチクラフト・サボタージュ》ですぐさま蘇生できることも魅力ですね。
また、ウィッチクラフトにはない展開力を持っているので、《神聖魔皇后セレーネ》に繋げることが出来ます。
【 リンクモンスター 】
星 3 / 光 / 魔法使い族 / 攻1850 /
魔法使い族モンスターを含むモンスター2体以上
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動する。お互いのフィールド・墓地の魔法カードの数だけこのカードに魔力カウンターを置く。②:フィールドに「エンディミオン」カードが存在する限り、相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。③:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。自分の手札・墓地から魔法使い族モンスター1体を選び、このカードのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
【LINK-3:左下/下/右下】
《神聖魔皇后セレーネ》は相性が抜群と思いきや、意外とウィッチクラフト魔法カード達が手札に戻ってきてしまって魔力カウンターがうまいこと乗らない事態もあるので、プレイングには注意が必要です。
《神聖魔皇后セレーネ》も《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》などをほぼノーコストで蘇生できるので是非とも投入したい一枚です。
また、何度か言っていますが、突破力のないのがウィッチクラフトの課題です。
《神聖魔皇后セレーネ》から突破力のあるEXのリンク4のモンスターたちに繋げることが出来るのも《マジシャンズ・ソウルズ》からの展開で嬉しいポイントです。
【ウィッチクラフト】デッキをカスタムするおすすめカード
《マジック・クロニクル》
【永続魔法】
手札を全て墓地に送って発動する。デッキから魔法または罠カードを5枚選択し、ゲームから除外する。相手が魔法カードを発動する度に、このカードにクロニクルカウンターを1つ置く。このカードのクロニクルカウンターを2つ取り除く事で、このカードの効果でゲームから除外したカードの中から1枚を相手が選択し、自分の手札に加える。このカードがフィールド上から離れた時、このカードの効果でゲームから除外されているカード1枚につき、自分は500ポイントダメージを受ける。
一時話題になりました《マジック・クロニクル》をご紹介しておきます。
こちらは《ウィッチクラフト・パトローナス》の墓地効果と相性が良いと騒がれたカードですが、正直机上の空論感が否めないカードとなっております。
じゃあ何故紹介したのかというと、とても分かりやすいからです。
デッキから好きなウィッチクラフト魔法カードを除外して、それを手札に加えられたら強いよね、という至極当たり前のことを伝えたいがために紹介しました。
実際にデュエル中に成功するのは正直難しいと思うので、疑似的なコンボとしては《隣の芝刈り》や《モンスターゲート》、《名推理》を使用しての《妖精伝姫-シラユキ》などで除外するのが現実的でしょうか。
防御や展開の面からして《マジック・クロニクル》を使用するよりは現実的かと思います。《マジック・クロニクル》の方がロマンはありますけどね。
つまりはウィッチクラフト魔法カードを除外が出来て、《ウィッチクラフト・パトローナス》を起動できるカードがあればアドバンテージに繋がりやすい、という話ですね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
イラストよし、効果よし、テーマ性よしのウィッチクラフトを使いたくなっていただければ幸いです。
ウィッチクラフトはかなり扱うのが難しいテーマであると思います。
そんなウィッチクラフトがバシッと決まるデッキを私も見てみたいものです。
是非記事内のリンクからカードを購入してデッキを組んでみてください。
以上、読んでくれてありがとう。
ミソ