【2024年 ライゼオルデッキ 入門書】新時代のランク4X召喚テーマ!ライゼオル・クロス・フルスロットル!

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【2024年 ライゼオルデッキ 入門書】新時代のランク4X召喚テーマ!ライゼオル・クロス・フルスロットル!

はじめに

読者の皆さま、こんにちは。かもめ先生です。

「かっこよくて強力なモンスターで戦いたい!」「競技シーンでも遊べる環境デッキを手軽に使ってみたい!」

今回はそんな方に向けた、ランク4のX召喚テーマライゼオル】デッキの解説記事です。

この記事では、レベル4・ランク4のモンスターのみで構成された【ライゼオル】デッキの特徴や展開例、相性の良いカードについて解説していきます。

目次

【ライゼオル】デッキレシピ


このデッキレシピで行える具体的な展開はこちら ▼

【ライゼオル】デッキの特徴

【ライゼオル】デッキとは?

『デッキビルドパック クロスオーバー・ブレイカーズ』で登場した、光・炎属性の炎・雷族のモンスターで構成された、レベル4・ランク4のX召喚のテーマデッキです。

「ランク4のXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない」という厳しい制約を受けるものの、非常に高い安定性と展開力を誇る強力なテーマとなっています。

電気工学をモチーフとしてデザインされているようで、エンジンやスラスターといった用語が用いられているのが特徴的です。

メカやロボットのようなイラストでありながら、炎族や雷族といった種族で設定されているのは、そうしたテーマ背景からデザインされているということなのでしょう。

【ライゼオル】デッキの特徴

【ライゼオル】デッキの特徴は、やはりテーマのカードすべてが「ランク4のX召喚」に特化しているという点でしょう。

「ランク4のXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない」を受ける代わりに、すべてのモンスターが特殊召喚効果を持ったレベル4モンスターとなっており、1ターンで複数のレベル4モンスターを出すことができます。

テーマの方向性が明確となっているので、デッキの内容も非常にシンプルです。

メインデッキはレベル4モンスターを展開するカードと汎用の除去や妨害、EXデッキはランク4のXモンスターを中心に構築するといった感じ。

テーマのギミックがコンパクトにまとまっているので、デッキの自由枠が多くて拡張性が高いと言うのが【ライゼオル】デッキの最大の特徴と言えるでしょう。

【ライゼオル】デッキの戦い方

《アイス・ライゼオル》や《ソード・ライゼオル》、《エクス・ライゼオル》といったサーチやリクルート効果をもった【ライゼオル】モンスターから展開していきます。

いずれも相互にアクセスできる関係にあるため、どこから動いても最終的にはレベル4モンスターが4体以上が並ぶこととなります。

レベル4モンスターが展開できれば、カード2枚サーチができる《ライゼオル・デュオドライブ》、複数回のカード破壊ができる《ライゼオル・デッドネーダー》をX召喚していきます。

とくに《ライゼオル・デッドネーダー》は自身に耐性もあることから、序盤から終盤まで盤面に出しておきたい強力なエースモンスターとなっています。

もちろん手札やフィールドの状況に応じて、その他の汎用のランク4Xモンスターも展開していきましょう。

基本的にはランク4モンスターによる展開で戦っていきますが、テーマの魔法・罠カードも重要な役割を持っています。

モンスター無効を付与するフィールド魔法《ライゼオル・クロス》や、墓地・除外から特殊召喚できる速攻魔法《ライゼオル・プラグイン》、カード破壊効果を持った通常罠《ライゼオル・ホールスラスター》。

とくに《ライゼオル・クロス》は、墓地の【ライゼオル】カードを戻しながらドローもできる優秀なエンジンカードとなっています。

これらとさまざまなランク4Xモンスターを駆使して、柔軟に対応するのが【ライゼオル】デッキの基本的な戦い方となります。

【ライゼオル】カードの解説

メインデッキの【ライゼオル】モンスター

《アイス・ライゼオル》

《アイス・ライゼオル》

【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 炎族 / 攻1700 / 守1000

このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは自分の手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送り、手札から特殊召喚できる
この方法で特殊召喚したターン、自分はランク4のXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:このカードが召喚した場合に発動できる。
デッキから「アイス・ライゼオル」以外の「ライゼオル」モンスター1体を特殊召喚する。

出典:遊戯王公式データベース

①:このカードは自分の手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送り、手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚したターン、自分はランク4のXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

《アイス・ライゼオル》の①の効果

①はテーマモンスター共通で、手札から自身を特殊召喚する効果となっています。

特殊召喚する際に必要な条件やコストは違いますが、いずれも【ライゼオル】デッキでは自然と特殊召喚ができるようにデザインされています。

②:このカードが召喚した場合に発動できる。
デッキから「アイス・ライゼオル」以外の「ライゼオル」モンスター1体を特殊召喚する。

《アイス・ライゼオル》の②の効果

②の効果は、自身の召喚時にテーマのモンスターをデッキから特殊召喚するというもの。

テーマのモンスターで唯一「召喚時」のみに発動することができる効果となっているので、なるべくこのカードに召喚権を使いたいところです。

後述する《エクス・ライゼオル》からサーチして展開することもできるので、いつこのカードを召喚するかは、すこし意識してプレイすると良いでしょう。

《ソード・ライゼオル》

《ソード・ライゼオル》

【 効果モンスター 】
星 4 / 炎 / 雷族 / 攻1500 / 守200

このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分のフィールドか墓地に「ライゼオル」モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚したターン、自分はランク4のXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから炎族・光属性モンスター1体を手札に加える。

出典:遊戯王公式データベース

《エクス・ライゼオル》

《エクス・ライゼオル》

【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 炎族 / 攻500 / 守2000

このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードはEXデッキのXモンスター1体を墓地へ送り、手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚したターン、自分はランク4のXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合、レベル4・ランク4のモンスター以外の表側表示モンスターが自分フィールドに存在しなければ発動できる。
デッキから雷族・炎属性モンスター1体を手札に加える。

出典:遊戯王公式データベース

こちらも初動に使うことができる、炎属性・雷族と光属性・炎族のモンスターです。

②:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから炎族・光属性モンスター1体を手札に加える。

《ソード・ライゼオル》の②の効果

②:このカードが召喚・特殊召喚した場合、レベル4・ランク4のモンスター以外の表側表示モンスターが自分フィールドに存在しなければ発動できる。
デッキから雷族・炎属性モンスター1体を手札に加える。

《エクス・ライゼオル》の②の効果

いずれも召喚・特殊召喚成功時に発動できるサーチ効果を持っており、お互いの属性・種族を補完する形となっています。

先述した《アイス・ライゼオル》からいずれもサーチ可能なので、手札にない方をサーチしながら展開すると良いでしょう。

自己特殊召喚の性質の違いから、展開の補助に使うならより《ソード・ライゼオル》、初動に使うなら《エクス・ライゼオル》から動くと言ったように、展開の順序をすこし意識するプレイングを心がけておきましょう。

《ノード・ライゼオル》

《ノード・ライゼオル》

【 効果モンスター 】
星 4 / 炎 / 雷族 / 攻1400 / 守1600

このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分のフィールドか墓地にXモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚したターン、自分はランク4のXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:自分の手札・フィールドからカード1枚を墓地へ送り、「ノード・ライゼオル」以外の自分の墓地の「ライゼオル」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを効果を無効にして守備表示で特殊召喚する。

出典:遊戯王公式データベース

展開の補助として活躍する炎属性・雷族モンスター。

②:自分の手札・フィールドからカード1枚を墓地へ送り、「ノード・ライゼオル」以外の自分の墓地の「ライゼオル」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを効果を無効にして守備表示で特殊召喚する。

《ノード・ライゼオル》の②の効果

②の効果で手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送ることで、墓地の【ライゼオル】モンスターを特殊召喚することができます。

フィールドに出力できるレベル4モンスターを増やすことができるので、ランク4Xモンスターの展開をさらに伸ばすことができます。

また相手に展開を妨害された際にそれをケアしてレベル4モンスターを展開する、といった使い方もできるので覚えておきましょう。

EXデッキの【ライゼオル】モンスター

《ライゼオル・デュオドライブ》

《ライゼオル・デュオドライブ》

【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 炎 / 雷族 / 攻2500 / 守2000

レベル4モンスター×2体以上
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
自分の墓地の「ライゼオル」モンスター1体をこのカードのX素材とする。
②:このカードのX素材の数×100だけ、自分フィールドのモンスターの攻撃力はアップし、相手フィールドのモンスターの攻撃力はダウンする。
③:自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドのX素材を2つ取り除き、デッキから「ライゼオル」カード2枚を手札に加える(同名カードは1枚まで)

出典:遊戯王公式データベース

テーマの展開の軸となるランク4の【ライゼオル】Xモンスター。

③:自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドのX素材を2つ取り除き、デッキから「ライゼオル」カード2枚を手札に加える(同名カードは1枚まで)。

《ライゼオル・デュオドライブ》の③の効果

なんといっても強力なのが②の効果で、テーマのカードを2枚手札に加えることができます。

【ライゼオル】モンスターをサーチして展開を補助するというだけでなく、後述するフィールド魔法《ライゼオル・クロス》によってそのままモンスター効果の妨害になるというのが非常に優秀です。

こちらが先攻である場合には、そのまま相手の手札誘発モンスターを止めることができるカードとして機能させることが可能となります。

ただし逆に言えばこの効果を止められると【ライゼオル】の盤面は途端に弱体化してしまいます。

そのためこの効果を通しきる、または通らなかった際のプレイも意識して展開するといった考え方が重要となってきます。

《ライゼオル・デッドネーダー》

《ライゼオル・デッドネーダー》

【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 光 / 炎族 / 攻3000 / 守2500

レベル4「ライゼオル」モンスター×2体以上
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
自分の墓地のモンスター1体をこのカードのX素材とする。
②:相手がカードの効果を発動した時、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
③:自分フィールドのXモンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。

出典:遊戯王公式データベース

こちらは盤面の突破・制圧に用いるランク4の【ライゼオル】Xモンスター。

②:相手がカードの効果を発動した時、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

《ライゼオル・デッドネーダー》の②の効果

②の効果で相手のカード効果発動に対して、フィールドのカード1枚を対象に取って破壊することができます。

そしてこの効果は、最近のカードでありながらも「1ターンに1度」の制約がないため、何度でも使用することができます。

これによって実質的に自身のX素材の数だけ相手の展開を妨害することができるので、先攻1ターン目から優先的に呼び出していきましょう。

①:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
自分の墓地のモンスター1体をこのカードのX素材とする。

《ライゼオル・デッドネーダー》の①の効果

③:自分フィールドのXモンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。

《ライゼオル・デッドネーダー》の③の効果

また①で自身のX素材を補修する効果、③で自分のXモンスターの破壊身代わり効果を持っています。

この③の身代わり効果は1ターンに1度しか使用できませんが、②の除去効果も相まってそれでも十分な耐性付与となっています。

【ライゼオル】魔法・罠カード

《ライゼオル・クロス》

《ライゼオル・クロス》

【 フィールド魔法 】

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分は同名カードが自分フィールドに存在しないモンスターしかX召喚できない。
②:「ライゼオル・クロス」以外の自分の墓地の「ライゼオル」カード2枚を対象として発動できる。
そのカードを好きな順番でデッキの下に戻す。
その後、自分は1枚ドローする。

③:1ターンに1度、相手が発動したモンスターの効果の処理時に、自分は自分フィールドの「ライゼオル」XモンスターのX素材を1つ取り除く事ができる。
その場合、その効果は無効化される。

出典:遊戯王公式データベース

《ライゼオル・デュオドライブ》からサーチできる、テーマ名称を持ったフィールド魔法です。

③:1ターンに1度、相手が発動したモンスターの効果の処理時に、自分は自分フィールドの「ライゼオル」XモンスターのX素材を1つ取り除く事ができる。
その場合、その効果は無効化される。

《ライゼオル・クロス》の③の効果

③の効果で相手のモンスター効果が発動した際に、自分の【ライゼオル】XモンスターのX素材を取り除くことで無効化することができます。

これは相手のモンスター効果の処理時に取り除くという処理を行うためチェーンには乗らず、よくある汎用の誘発する無効効果では防ぐことができません。

《ライゼオル・デュオドライブ》のサーチ効果でこのカードを持ってきてそのまま発動するだけで、実質的なモンスター無効カードとなる非常に強力なフィールド魔法となっています。

②:「ライゼオル・クロス」以外の自分の墓地の「ライゼオル」カード2枚を対象として発動できる。
そのカードを好きな順番でデッキの下に戻す。
その後、自分は1枚ドローする。

《ライゼオル・クロス》の②の効果

また②で墓地の【ライゼオル】カード2枚をデッキの下に戻しながら、1ドローすることができます。

展開に使った【ライゼオル】を戻して再使用できるようにするだけでなく、ドロー効果で手札の質を上げることもできる優秀なサイクル効果となっています。

《ライゼオル・ホールスラスター》

《ライゼオル・ホールスラスター》

【 通常罠 】

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの「ライゼオル」Xモンスターの数まで、相手フィールドの表側表示カードを対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
その後、自分の墓地から「ライゼオル」カード1枚を自分フィールドのランク4のXモンスター1体の素材にできる。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
「ライゼオル」モンスターを含む自分フィールドのモンスターを素材としてX召喚を行う。

出典:遊戯王公式データベース

【ライゼオル】と【ホール】の名称を持つ通常罠カード。

①:自分フィールドの「ライゼオル」Xモンスターの数まで、相手フィールドの表側表示カードを対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
その後、自分の墓地から「ライゼオル」カード1枚を自分フィールドのランク4のXモンスター1体の素材にできる。

《ライゼオル・ホールスラスター》の①の効果

①の効果で、自分の【ライゼオル】Xモンスターの数まで相手の表側表示カードを対象に取って破壊することができます。

もちろん《ライゼオル・デュオドライブ》からサーチ可能なので、それだけで実質的な1枚破壊の妨害カードとして活用できます。

また追加でX素材の補充も行うことができるため、《ライゼオル・デッドネーダー》のカード破壊効果の回数を増やすといったことも可能です。

【ライゼオル】デッキと相性が良いカード

《フレシアの蟲惑魔》

《フレシアの蟲惑魔》

【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 地 / 植物族 / 攻300 / 守2500

レベル4モンスター×2
①:X素材を持ったこのカードは罠カードの効果を受けない。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、「フレシアの蟲惑魔」以外の自分フィールドの「蟲惑魔」モンスターは戦闘・効果では破壊されず、相手の効果の対象にならない。
③:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、発動条件を満たしている「ホール」通常罠カードまたは「落とし穴」通常罠カード1枚をデッキから墓地へ送って発動できる。この効果は、その罠カード発動時の効果と同じになる。この効果は相手ターンでも発動できる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

汎用妨害として用いられるランク4のXモンスター。

先述した《ライゼオル・ホールスラスター》をデッキから発動する、コストで墓地へ送ると言った役割のモンスターとして活用することができます。

また展開の途中で《フレシアの蟲惑魔》を出しておくことで、相手の手札誘発に対して《墓穴ホール》で対策できるというのも強力です。

《FA-ホープ・レイ・ランサー》

《FA-ホープ・レイ・ランサー》

【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 水 / 獣戦士族 / 攻2500 / 守600

レベル4モンスター×3
「FA-ホープ・レイ・ランサー」は1ターンに1度、手札の魔法・罠カード1枚を捨て、自分フィールドのランク4以下のXモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
①:相手フィールドのモンスターの攻撃力は500ダウンする。
②:自分・相手のバトルフェイズ開始時に発動できる。
相手フィールドの全ての攻撃表示モンスターの効果は無効化される。
③:このカードの攻撃で相手モンスターを破壊した時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このカードはもう1度だけ続けて攻撃できる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

手札の魔法・罠カードを捨てることでXモンスターに重ねてX召喚ができるランク4Xモンスター。

墓地の《ライゼオル・ホールスラスター》の効果を使えばフリーチェーンでX召喚が可能なので、【ライゼオル】Xモンスターに対する無効や除去の緊急回避や、バトルフェイズ中の追撃として活用することができます。

例えば《ライゼオル・デュオドライブ》のサーチ効果に対して相手が無効効果を発動した際に《ライゼオル・ホールスラスター》の墓地効果で《FA-ホープ・レイ・ランサー》を出すと言った活用ができます。

ただし《ライゼオル・デュオドライブ》の特殊召喚時に《無限泡影》《エフェクト・ヴェーラー》などで無効化されてしまっている場合は、後から《FA-ホープ・レイ・ランサー》などを重ねたとしてもあちらのサーチ効果自体が無効化されてしまっているので注意しておきましょう。

《メレオロジック・アグリゲーター》

《メレオロジック・アグリゲーター》

【 エクシーズモンスター 】
星 9 / 闇 / サイバース族 / 攻2600 / 守3000

レベル9モンスター×2体以上
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがX召喚に成功した場合に発動できる。
EXデッキからモンスター1体を墓地へ送る。
②:このカードのX素材の数まで自分の墓地のモンスターを対象として発動できる。
対象の数だけこのカードのX素材を取り除き、対象のモンスターをこのカードの下に重ねてX素材とする。
③:このカードが墓地へ送られた場合、フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

墓地へ送られた場合にモンスターを無効にすることができる、ランク9のサイバース族Xモンスターです。

《エクス・ライゼオル》の特殊召喚を使う際に墓地へ送ることができ、相手モンスターを無効化しながら展開につなげることができます。

また《ライゼオル・デッドネーダー》の効果で墓地からX素材にすることで、無効効果を再利用すると言った使い方も可能となっています。

【ライゼオル】デッキの回し方

《アイス・ライゼオル》1枚からの展開例

【使用カード/条件】

  • 《アイス・ライゼオル》

【結果】

  • 《ライゼオル・デッドネーダー》
  • 《ライゼオル・デュオドライブ》
  • 《ライゼオル・クロス》
  • 手札に《ライゼオル・ホールスラスター》
  • 1ドロー

【手順】

  1. 手札から《アイス・ライゼオル》を召喚して効果を発動、デッキから《ソード・ライゼオル》を特殊召喚
  2. 《ソード・ライゼオル》の効果を発動、デッキから《エクス・ライゼオル》を手札に加える
  3. EXデッキから《ライゼオル・デッドネーダー》を墓地へ送り、手札から《エクス・ライゼオル》を特殊召喚
  4. 《エクス・ライゼオル》の効果を発動、デッキから《ノード・ライゼオル》を手札に加える
  5. 《アイス・ライゼオル》《ソード・ライゼオル》を素材として、EXデッキから《ライゼオル・デュオドライブ》をX召喚して効果を発動、墓地の《ライゼオル・デッドネーダー》を自身のX素材とする
  6. 《ライゼオル・デュオドライブ》の効果を発動、自身のX素材を2つ取り除き(《ソード・ライゼオル》《ライゼオル・デッドネーダー》)デッキから《ライゼオル・クロス》《ライゼオル・ホールスラスター》を手札に加える
  7. 手札から《ライゼオル・クロス》を発動
  8. 手札から《ノード・ライゼオル》を特殊召喚
  9. 《エクス・ライゼオル》《ノード・ライゼオル》を素材として、EXデッキから《ライゼオル・デッドネーダー》をX召喚
  10. 《ライゼオル・クロス》の効果を墓地の《ソード・ライゼオル》《ライゼオル・デッドネーダー》対象に発動、それらをデッキの下に戻して1ドロー

【盤面の解説】

《アイス・ライゼオル》1枚からの展開の一例です。

《アイス・ライゼオル》をサーチできる《篝火》や《時空の七皇》はもちろん、《ソード・ライゼオル》や《エクス・ライゼオル》から動いても同様の展開が可能となっています。

《ライゼオル・デュオドライブ》から動いて《ライゼオル・クロス》《ライゼオル・ホールスラスター》を手札に加えるという、【ライゼオル】デッキの基本の展開です。

そのまま《ライゼオル・クロス》を発動しておけば、それ以降は《ライゼオル・デュオドライブ》のX素材を使うことで、相手の手札誘発などのモンスター効果を無力化することができます。

相手ターンでは《ライゼオル・クロス》によるモンスター無効に加え、《ライゼオル・デッドネーダー》によるカード破壊、《ライゼオル・ホールスラスター》による表側カード破壊を発動することができます。

《ライゼオル・デッドネーダー》のX素材が2つなので2回まで破壊効果を使うことができ、相手の除去も破壊であればX素材を消費することで身代わりとすることができます。

モンスター無効と複数回のカード除去、そしてドローによって増えた手札から繰り出される手札誘発カードを駆使して、しっかりと相手ターンに妨害しながら戦っていきましょう。

《ライゼオル・デュオドライブ》が無効化された場合の展開例

【使用カード/条件】

  • 《エクス・ライゼオル》

【結果】

  • 《ライゼオル・デッドネーダー》
  • X素材に《メレオロジック・アグリゲーター》

※盤面の画像を作成するために必要ですので、最終的にどのようなフィールドになっているのかが分かるように、下記のように要素を埋めてください。

例:

  • モンスターゾーン5:《ライゼオル・デッドネーダー》
  • エクストラモンスターゾーン1:《ライゼオル・デュオドライブ》

【手順】

  1. 《ライゼオル・デュオドライブ》のサーチ効果を止められる
  2. EXデッキから《メレオロジック・アグリゲーター》を墓地へ送って、手札の《エクス・ライゼオル》を特殊召喚
  3. 《エクス・ライゼオル》の効果を発動、デッキから《ノード・ライゼオル》を手札に加える
  4. 手札から《ノード・ライゼオル》を特殊召喚
  5. 《エクス・ライゼオル》《ノード・ライゼオル》を素材として、EXデッキから《ライゼオル・デッドネーダー》をX召喚
  6. 《ライゼオル・デッドネーダー》の効果を発動、墓地の 《メレオロジック・アグリゲーター》を自身のX素材にする

【盤面の解説】

《ライゼオル・デュオドライブ》のサーチ効果を止められた際に、相手ターンに構える妨害盤面の一例です。

この例ではレベル4モンスター×2で《ライゼオル・デッドネーダー》を呼び出し、墓地に送っていた《メレオロジック・アグリゲーター》をX素材とすることで3回のカード破壊を行うようにしています。

またX素材として取り除かれ墓地へ送られた《メレオロジック・アグリゲーター》で、相手の表側表示カード1枚を無効化することもできます。

《ライゼオル・デッドネーダー》自身の効果で破壊に耐性があるため、それになりに強度のある盤面ではありますが、弱点も少なくありません。

そのため相手デッキによってはレベル4×2から、より無効範囲の広い《No.41 泥睡魔獣バグースカ》や、墓地効果の発動を封じる《深淵に潜む者》を呼び出すというのも良いでしょう。

【ライゼオル】デッキをカスタムするおすすめカード

【シャーク】関連カード

《浮上するビッグ・ジョーズ》

《浮上するビッグ・ジョーズ》

【 効果モンスター 】
星 4 / 水 / 魚族 / 攻1800 / 守300

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:魔法カードが発動したターンの自分メインフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから魚族の「シャーク」モンスター1体を手札に加える
③:このカードを水属性モンスターのX召喚に使用する場合、このカードのレベルを3か5として扱う事ができる。

出典:遊戯王公式データベース

《ドレイク・シャーク》

《ドレイク・シャーク》

【 効果モンスター 】
星 4 / 水 / 魚族 / 攻1400 / 守1050

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがドロー以外の方法で手札に加わった場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する
②:モンスター3体以上を素材とする水属性XモンスターをX召喚する場合、このカードは2体分のX素材にできる。
③:このカードを素材として持っている「シャーク・ドレイク」Xモンスターは以下の効果を得る。
●1ターンに1度、このカードのX素材を2つ取り除き、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードをこのカードのX素材とする。

出典:遊戯王公式データベース

レベル3や4のモンスターで構成される、水属性・魚族のモンスター群です。

X召喚に適したカードが揃っており、レベル4モンスターを複数展開する手段のひとつとして【ライゼオル】でも採用を検討することができます。

とくに《浮上するビッグ・ジョーズ》は《時空の七皇》から持ってくることでそのまま特殊召喚でき、そのまま《ドレイク・シャーク》に繋げることでレベル4モンスター2体をフィールドに出すカードとして活用できます。

【斬機】関連カード

《斬機サーキュラー》

《斬機サーキュラー》

(制限カード) 【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / サイバース族 / 攻1500 / 守1500

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:デッキから「斬機サーキュラー」以外の「斬機」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスター1体でしか攻撃できない。
②:このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、自分フィールドに他の「斬機」モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
デッキから「斬機」魔法・罠カード1枚を手札に加える。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《塊斬機ダランベルシアン》

《塊斬機ダランベルシアン》

【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 地 / サイバース族 / 攻2000 / 守0

レベル4モンスター×2体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがX召喚に成功した場合、このカードのX素材を以下の数だけ取り除き、その効果を発動できる。
●2つ:デッキから「斬機」カード1枚を手札に加える。
●3つ:デッキからレベル4モンスター1体を手札に加える。
●4つ:デッキから魔法・罠カード1枚を手札に加える。
②:自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
自分の手札・墓地からレベル4の「斬機」モンスター1体を選んで特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

サイバース族モンスターで構成された、シンクロ・エクシーズ召喚テーマのカード群です。

《斬機サーキュラー》からレベル4のモンスターを展開でき、《塊斬機ダランベルシアン》からサーチすることができます。

【ランク4】展開を得意とする【ライゼオル】における展開の補助や、妨害を貫通させるカードとして活躍させることが期待できます。

【トイ・ボックス】関連カード

《トイ・ソルジャー》

《トイ・ソルジャー》

【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 戦士族 / 攻1500 / 守1000

このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは魔法カード扱いで手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
②:魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
③:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「トイ・ボックス」1枚を手札に加える。
自分フィールドに「トイ・ボックス」が存在する場合、代わりに光属性・レべル4モンスター1体を手札に加える事もできる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《トイ・ボックス》

《トイ・ボックス》

【 永続魔法 】

①:1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●元々のカード名に「トイ」を含む、自身を魔法カード扱いで手札から魔法&罠ゾーンにセットできる効果を持つモンスター
自分の手札・デッキ・モンスターゾーン(表側表示)・墓地から2体まで選び、魔法カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンにセットする。

●自分の魔法&罠ゾーンのカードを2枚まで破壊する。
②:1ターンに1度、相手モンスターの攻撃宣言時、自分フィールドの裏側表示カード1枚を墓地へ送って発動できる。
その相手モンスターを破壊する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《トイ・ソルジャー》をはじめとした、モンスターでありながら「魔法カード扱いでセットできる」モンスターを用いたギミックです。

《アイス・ライゼオル》や《ノード・ライゼオル》でフィールドのカードを墓地へ送りながらモンスターを特殊召喚できるので、そちらと組み合わせることで展開を伸ばすことができます。

こちらも【斬機】と同様に、展開の補助や貫通を目的として採用を検討すると良いでしょう。

《スモール・ワールド》

《スモール・ワールド》

【 通常魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:手札のモンスター1体を相手に見せる。
見せたモンスターの種族・属性・レベル・攻撃力・守備力の内、1つのみが同じモンスター1体をデッキから選んで確認し、手札から見せたモンスターを裏側表示で除外する。
さらに確認したカードと種族・属性・レベル・攻撃力・守備力の内、1つのみが同じモンスター1体をデッキから手札に加え、デッキから確認したカードを裏側表示で除外する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

モンスターのステータスを参照することで、さまざまなモンスターをサーチすることができる通常魔法カード。

レベル4で構成される【ライゼオル】では初動のサーチカードとして《時空の七皇》が用いられる場合が多いですが、その4枚目以降として採用する余地があります。

また《時空の七皇》の入手が困難な場合や規制にかかってしまった場合の代用カードとしても活用することができます。

おわりに

いかがだったでしょうか。

【ライゼオル】デッキは非常にデッキのまとまりが良く、動きもかなり分かりやすいので、初心者から上級者まで幅広い方にオススメできるテーマデッキです!

テーマのまとまりもコンパクトで、さまざまなカードを自由にデッキに採用できるので、環境に合わせて自在に対応できる非常に優秀なテーマとなっています!

興味を持っていただけたなら是非とも実際にカードを手に取ってプレイしてみていただければ幸いです。

ここまでのご精読、ありがとうございました!


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