本日は12月31日、いよいよ2023年も最終ターンとなりました。
そんな中、明日2024年1月1日から施行されるリミット・レギュレーションの内容からまだ「炎」の流れが止まらないのではないか、という意見が頻発しています。
今回はそんな「炎」推しがいつから始まったのか調査していきます。
目次
スタートを振り返る
4月
今年の炎族・炎属性の流れはやはり『DUELIST NEXUS』からでしょう。
【速攻魔法】
このカード名はルール上「R-ACE」カードとしても扱う。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:デッキから「R-ACE」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。その後、自分の手札・フィールドから「R-ACE」モンスター1体リリースする。
②:自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「R-ACE」罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを自分フィールドにセットする。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
相当強力な新規を貰った【R-ACE】。純構築などがちょこちょこ結果を出し始めます。
何なら《EMERGENCY!》は新制限でお灸をすえられてしまうことからも、いかに優秀な追加カードだったかがうかがえますね。
5月
炎族・炎属性 強化でなければ何なんだと言えるようなパック、『 デュエリストパック -爆炎のデュエリスト編- 』が登場しました。
【リンク・効果モンスター】
リンク4/炎属性/サイバース族/攻2800
【リンクマーカー:上/左下/下/右下】
炎属性の効果モンスター2体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが「転生炎獣レイジング・フェニックス」を素材としてL召喚した場合に発動できる。デッキから「サラマングレイト」カード1枚を手札に加える。
②:このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドの表側表示の炎属性モンスターが戦闘・効果で破壊された場合、 その内の1体を対象として発動できる。このカードを特殊召喚し、このカードの攻撃力を対象のモンスターの攻撃力分アップする。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
地力を備えたテーマデッキ【転生炎獣】を筆頭に強化がなされたのも今年の前半戦のことだったんですね。
【炎王】同様特にお咎めもなかったデッキなので、来期に期待が持てるデッキの1つですね。
6月
続いては『ANIMATION CHRONICLE 2023』の発売。
ここであの《篝火》が登場したわけですね。
『ANIMATION CHRONICLE 2023』の封入率がかなり特殊だったこともあり、現在も高額商品となっているこちら。
どのタイミング、どの形式で再録されるのか、注目が集まります。
7月
この月は『AGE OF OVERLORD』が発売されました。
現代遊戯王再頻出の出張セットの一角、【スネークアイ】&【ディアベルスター】の登場はここですね。
【効果モンスター】
星7/闇属性/魔法使い族/攻 2500/守 2000
このカード名の①による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは自分の手札・フィールドのカード1枚を墓地に送り、手札から特殊召喚できる。
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。デッキから「罪宝」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
③:このカードが相手ターンに手札・フィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。自分の手札・フィールドからカードを1枚墓地へ送り、このカードを特殊召喚する。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
まだ炎族・炎属性的には進化を残していますが、今期のストーリーカードらしい活躍を見せています。
9月
来期Tier1筆頭候補、【炎王】のテコ入れとなる『ストラクチャーデッキR -炎王の急襲-』の発売はここでした。
【 効果モンスター 】
星 8 / 炎 / 鳥獣族 / 攻2700 / 守1700
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札・墓地に存在し、元々の属性が炎属性となる自分のモンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
「聖炎王 ガルドニクス」以外の自分の手札・デッキ・フィールド(表側表示)の獣族・獣戦士族・鳥獣族の炎属性モンスター1体を破壊する。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、この効果で破壊したモンスターの攻撃力の半分だけアップする。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
優秀な新規に加えて、再録も結構豪華でいいデッキでしたね。
10月
『PHANTOM NIGHTMARE』の発売によって、「ディアベルスター」セットがはじけました。
《蛇眼の炎燐》 の登場ですね。
【 効果モンスター 】
星 1 / 炎 / 炎族 / 攻700 / 守200
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがドロー以外の方法で手札に加わった場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「スネークアイ」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
③:このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを永続魔法カード扱いで元々の持ち主の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
《篝火》が実質的なリクルートになり、レベル1・炎属性へのアクセスも容易に。
さらには《賜炎の咎姫》の登場も相まって、炎の流れはここで完成したと言っても過言ではないでしょう。
【 リンクモンスター 】
星 3 / 炎 / 悪魔族 / 攻2700 /
【リンクマーカー:左/右/下】
効果モンスター2体以上
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は炎属性モンスターしか特殊召喚できない。
②:自分メインフェイズに発動できる。
自分の墓地から炎属性モンスター1体を特殊召喚する。
③:このカードが墓地に存在する状態で、相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合、自分フィールドの炎属性モンスター1体と相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、このカードを特殊召喚する。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
来年はどうなる?
というわけで、4月からの8か月間のほとんどで強化の入っていた炎属性。
傾向的には「霊媒師」モンスターに合わせたカードの流れを汲んでいるのかな?という雰囲気ではありますよね。
となると大きく流れが変わるのは、やはり4月パックになるでしょうか。
順当にいけば次の新規は《水霊媒師エリア》となるはず。
2024年は水属性の年……になる可能性もないとは言えませんね。
今回のまとめ
- 2023年は本当に炎強化まみれだった!
- 2024年は水の年になる?
今後もガチまとめではホットな話題を取り上げていきますので、ぜひ 公式X(旧Twitter) のフォローをよろしくお願いします!