先日行われた日本選手権以降、Xを中心にとあるデッキが話題になっています。
【E-HERO採用型キマイラ】。様々なシナジーが折り重なって躍動する独自チューンのデッキが、直近の大会でも結果を残したことで注目を集めています。
目次
概要
まずはデッキの概要です。
サーチを多用してデッキを圧縮、リソースを拡張していく【キマイラ】の基本戦術を【デモンスミス】の展開力が生む妨害で補強する骨子に加え、それらを繋ぐのが【E-HERO】の面々となっています。
先述の通り、サーチを基本戦術に据えた 【キマイラ】 は《ドロール&ロックバード》を不得手としています。
しかし、《幻想魔獣キマイラ》さえ着地すれば、 【E-HERO】ギミックを経由することで【デモンスミス】側のギミックを確約出来るようになるんだそう。
実際に、 《幻爪の王ガゼル》の効果で《合成獣融合》をサーチした所にドロバを貰った際場合の展開は以下の通り。
- 《幻獣魔王バフォメット》 を融合召喚
- 《幻獣魔王バフォメット》の②効果で《E-HEROシニスター・ネクロム》を墓地へ
- 《E-HEROシニスター・ネクロム》①の効果で《E-HEROアダスター・ゴールド》を特殊召喚
- 《E-HEROアダスター・ゴールド》1体で《刻まれし魔の鎮魂棺》をリンク召喚
《E-HEROアダスター・ゴールド》 が光属性・悪魔族であるため、サーチを封じられても問題なく【デモンスミス】ギミックへと移行できるわけですね。
詳しい展開はご本人様の1人がXで紹介されていますので、そちらも参考にどうぞ。
《E-HERO シニスター・ネクロム》話題に
【 効果モンスター 】
星 5 / 闇 / 悪魔族 / 攻1600 / 守1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:墓地のこのカードを除外して発動できる。手札・デッキから「E-HERO シニスター・ネクロム」以外の「E-HERO」モンスター1体を特殊召喚する
出典:遊戯王公式データベース
このデッキの影響を受け、《E-HERO シニスター・ネクロム》がじわじわと話題になっています。
大きな要因としては、やはりこのカードが再録されていないことが挙げられるでしょう。
同様に採用されている《E-HERO アダスター・ゴールド》は『QUARTER CENTURY CHRONICLE side:UNITY 』で再録されている反面、こちらは2019年発売の『デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編5-』から実に5年間入手方法が更新されていません。
現在発表されている商品スケジュール上では再録されそうな商品もなく、今後の動向次第では、まだまだ話題を集めそうです。
SUPREME DARKNESS (スプリーム・ダークネス)
このカードが話題になる下地は、実はそれだけにとどまりません。
今年度のレギュラーパック第3弾となるSUPREME DARKNESS (スプリーム・ダークネス)の発売が10月26日(土)に予定されています。
基本的に収録内容に合わせた名前がつけられる傾向にあるレギュラーパック。
覇王十代の英語名がSupreme Kingであることから、今回は【E-HERO】強化になるのではないかと予測されています。
……まあ、強化が入るなら何かしらの連動で5年前のカードくらい再録して欲しいところですが、自演に集めておくという意味では今がこれ以上ないタイミングと言えるでしょう。
今回のまとめ
- シニスター・ネクロム話題に
- 採用先は【キマイラデモンスミス】
- SUPREME DARKNESSにも注目
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