こんにちは、たけっしーです。
今回は3/22に発売する『デッキビルドパック ジャスティス・ハンターズ』で登場する新テーマ、【ヤミー】を解説します。
強力なカードが多数存在し、今後の活躍が期待できるテーマであるため是非予習しておきましょう。
現時点で判明しているカードは全10種になります。
それではテーマの特徴から見ていきましょう。
目次
「ヤミー」の特徴
メインデッキの「ヤミー」モンスターは以下の共通ステータスを持ちます。
- 光属性
- 獣族
- レベル1
続いて以下の共通効果を持っており、種類によって固有効果を持ちます。
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:リンク1モンスターまたはレベル2のSモンスターが自分フィールドに存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。(固有効果1) Sモンスターの効果で特殊召喚した場合、代わりに(固有効果2に)する事もできる。
①は【スプライト】や【ライゼオル】を想起させる条件付きの手札からの特殊召喚です。
リンク1、またはレベル2のシンクロモンスターがいる場合手札から特殊召喚できます。
この時点で「リンク1とレベル2のシンクロを活用するテーマ」であることがわかります。
恐らく1体目の「ヤミー」からリンク1を経由することで2体目以降も特殊召喚する流れで展開するため、ネームモンスターの重ね引きが手札誘発への貫通要素になるテーマでしょう。
特殊召喚はチェーンブロックを作らないため《増殖するG》を先打ちさせることになり、打たれてもその場で止まることが出来るためドローをさせにくい受けのよさが特徴です。
②は召喚、特殊召喚成功時に発動する効果です。
シンクロモンスターの効果で特殊召喚して発動する場合は代わりに別の効果に変化することもできます。
手軽に手札から特殊召喚しつつ即座に効果が発動する点も【スプライト】や【ライゼオル】と酷似していますね。
メインデッキのモンスターの共通効果のテキストからもわかる通り、テーマ内にはレベル2のシンクロモンスターが複数存在します。
後に紹介する「ヤミー」シンクロモンスターは以下の共通効果を持ちます。
チューナー+チューナー以外のモンスター1体
このカードをS召喚する場合、自分フィールドのリンク1モンスター1体をレベル1チューナーとして扱う事ができる。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがS召喚した場合に(~を対象として)発動できる。(固有効果)。
②:相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、このカードをEXデッキに戻して発動できる。自分の墓地から「ヤミー」モンスターを2体まで特殊召喚する。
レベルを持たないリンクモンスターを素材としてシンクロ召喚できることから《ギガンティック・スプライト》を想像した人も多いのではないでしょうか。
これにより、リンク1とレベル1を生成できるギミックは【ヤミー】と相性がいいと言えます。
リンク素材に出来ない《グラビティ・コントローラー》を手軽に盤面から退かすといった使い方もできます。
また、「ヤミー」シンクロモンスターはチューナーを持っており、ほとんどのデッキでチューナーを無から出力できるようになったため、【ヤミー】で無くとも展開デッキで活躍する可能性もありますね。
②は相手の効果発動に合わせて分離する効果です。
これまた強く、「ヤミー」シンクロモンスターの①の成功時効果への無効系を自力で躱すことができます。
墓地から「ヤミー」モンスター2体を特殊召喚するため成功時の効果を相手に合わせてお互いのターンで使い回していくというデザインになっています。
それではメインデッキのモンスターの効果を見ていきます。
現時点では全部で3種判明しています。
《カプシー☆ヤミー》
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【効果モンスター】
星1/光/獣族/攻 0/守1600
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:リンク1モンスターまたはレベル2のSモンスターが自分フィールドに存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「カプシー☆ヤミー」以外の「ヤミー」カード1枚を手札に加える。
Sモンスターの効果で特殊召喚した場合、代わりに自分は1枚ドローする事もできる。
出典:YU-GI-OH.JP
固有効果は「ヤミー」カードのサーチ。
シンクロモンスターの効果で特殊召喚した場合は代わりに1ドローすることができます。
早速《スプライト・ブルー》や「ライゼオル」モンスター同様の自己特殊召喚+サーチのモンスターです。
場合によってはドローにすることも出来るので、デッキが回った後は手札誘発等の非ギミックを引き寄せることもできます。
特に語るまでも無く強力であることは明白でしょう。
《クッキィ☆ヤミー》
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【効果モンスター】
星1/光/獣族/攻1000/守 0
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:リンク1モンスターまたはレベル2のSモンスターが自分フィールドに存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力を1000ダウンする。
Sモンスターの効果で特殊召喚した場合、代わりに対象のモンスターを破壊する事もできる。
出典:YU-GI-OH.JP
固有効果は1000ダウンのデバフ、シンクロモンスターの効果で特殊召喚した場合は破壊することが出来ます。
《カプシー☆ヤミー》とは違ってこのカード自体はデッキを回すカードでは無く、特殊召喚できるネームの頭数と「ヤミー」シンクロモンスターから特殊召喚して妨害するのが主な役割でしょう。
《ロリポー☆ヤミー》
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【効果モンスター】
星1/光/獣族/攻 600/守1200
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:リンク1モンスターまたはレベル2のSモンスターが自分フィールドに存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードをデッキに戻す。
Sモンスターの効果で特殊召喚した場合、代わりに対象のカードを除外する事もできる。
出典:YU-GI-OH.JP
固有効果は相手の墓地をデッキバウンス、シンクロモンスターの効果で特殊召喚した場合は代わりに除外することが出来ます。
《クッキィ☆ヤミー》同様、特殊召喚する頭数と妨害手段の役割を持ちます。
メインデッキの「ヤミー」モンスターの効果はシンプルですね。
続いては「ヤミー」の核となるエクストラのモンスター達を紹介します。
現時点ではリンクモンスター1種、シンクロモンスター3種が判明しています。
《ヤミー★スナッチー》
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【リンク・効果モンスター】
リンク1/光/獣族/攻 600
レベル4以下の獣族・光属性モンスター1体
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
手札・デッキから「ヤミー」フィールド魔法カード1枚を自分フィールドに表側表示で置く。
このターン、自分はリンク3以上のLモンスターをL召喚できない。
②:自分・相手のメインフェイズ及び相手バトルフェイズに、100LPを払って発動できる(同一チェーン上では1度まで)。「ヤミー」モンスターを含む自分フィールドのモンスターを素材としてS召喚を行う。
【リンクマーカー:下】
出典:YU-GI-OH.JP
まずは【ヤミー】の核となるリンク1の「ヤミー」モンスターです。
冒頭ではシンクロモンスターの存在に触れましたが、もちろん展開の軸になるリンク1も登場しています。
①は特殊召喚成功時に「ヤミー」フィールド魔法を置く効果です。
後ほど紹介しますが「ヤミー」フィールド魔法は2種存在しており、自分のターンと相手ターンで《ヤミー★スナッチー》を特殊召喚してそれらをお互いのターンで貼り替えるデザインになっています。
②はお互いのメインフェイズに100払いシンクロ召喚を行う効果です。
後述の「ヤミー」シンクロモンスターには妨害効果を持つモンスターも存在しており、相手に合わせてシンクロ召喚します。
更に「ヤミー」シンクロモンスターの共通効果である分離効果で《ヤミー★スナッチー》や《クッキィ☆ヤミー》《ロリポー☆ヤミー》を特殊召喚して追加で妨害、
《ヤミー★スナッチー》の①の効果でフィールド魔法を貼り替えた後に②の効果はターン1が無いため再度シンクロ召喚……
といった流れをループできます。
【ヤミー】の心臓とも言えるカードになるので覚えておきましょう。
《カプシー★ヤミーウェイ》

【シンクロ・チューナー・効果モンスター】
星2/光/獣族/攻 0/守2200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体
このカードをS召喚する場合、自分フィールドのリンク1モンスター1体をレベル1チューナーとして扱う事ができる。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがS召喚した場合に発動できる。デッキから「ヤミー」モンスター2体を手札に加える。その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。
②:相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、
このカードをEXデッキに戻して発動できる。自分の墓地から「ヤミー」モンスターを2体まで特殊召喚する。
出典:YU-GI-OH.JP
冒頭でも解説した共通効果を持った「ヤミー」シンクロモンスターです。
固有効果は「ヤミー」モンスターを2枚サーチして1枚捨てます。
《ライゼオル・ドライブ》のように「通ったら勝ち」に匹敵するギミックのエンジンカードになります。
《カプシー☆ヤミー》をサーチすればそのまま「ヤミー」カードをサーチできるため後ほど紹介する「ヤミー」魔法罠にもアクセスできます。
リンク1を素材にシンクロ召喚できるため《閃刀機-ホーネットビット》のような「リンク1とレベル1」を揃えるギミックは【ヤミー】の初動になります。
【ヤミー】の構築を考える際は上記のようなサブギミックの投入が検討できます。
《クッキィ★ヤミーウェイ》
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【シンクロ・チューナー・効果モンスター】
星2/光/獣族/攻1600/守 0
チューナー+チューナー以外のモンスター1体
このカードをS召喚する場合、自分フィールドのリンク1モンスター1体をレベル1チューナーとして扱う事ができる。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがS召喚した場合、フィールドの表側表示モンスターを2体まで対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
②:相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、
このカードをEXデッキに戻して発動できる。
自分の墓地から「ヤミー」モンスターを2体まで特殊召喚する。
出典:YU-GI-OH.JP
固有効果はフィールドのモンスター2体を裏守備にします。
先程の《ヤミー★スナッチー》で相手ターンにシンクロ召喚し、妨害する手段として使用するのが主な役割になります。
《ロリポー★ヤミーウェイ》

【シンクロ・チューナー・効果モンスター】
星2/光/獣族/攻1200/守1200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体
このカードをS召喚する場合、自分フィールドのリンク1モンスター1体をレベル1チューナーとして扱う事ができる。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがS召喚した場合に発動できる。
自分の墓地から「ヤミー」モンスター2体を効果を無効にして特殊召喚する。
②:相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、
このカードをEXデッキに戻して発動できる。
自分の墓地から「ヤミー」モンスターを2体まで特殊召喚する。
出典:YU-GI-OH.JP
固有効果は墓地から「ヤミー」モンスター2体を効果無効で特殊召喚します。
基本展開で《カプシー★ヤミーウェイ》で「ヤミー」モンスターを集めた後に、盤面を固めるためのモンスター数を増やすために使用することになるでしょう。
増やしたモンスターから《I:Pマスカレーナ》や【デモンスミス】ギミック、《影法師トップハットヘア》等に繋げて妨害に変換されることが容易に想像できます。
続いては、先程の《ヤミー★スナッチー》でアクセスできるフィールド魔法2種を紹介します。
《ヤミーズメント☆ミニヨン》
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【フィールド魔法】
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの「ヤミー」モンスターの攻撃力は、
フィールドの獣族・光属性モンスターの数×500アップする。
②:自分フィールドにリンク1モンスターが存在する場合、
自分の墓地のレベル1の「ヤミー」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
③:このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地・除外状態の「ヤミー」モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードを好きな順番でデッキの下に戻す。
出典:YU-GI-OH.JP
1枚目のフィールド魔法になります。
①はフィールドの光属性 獣族の数に応じたバフ効果です。
【ヤミー】自体は打点がとても小さいですが、このカードで補うことができます。
《ロリポー★ヤミーウェイ》の効果で「ヤミー」を3体並べるだけでも1500アップ、順当に展開すれば4〜5体並べることも可能なので、このカードにアクセスして展開さえ出来てしまえば打点では困らないでしょう。
②はリンク1が存在していれば墓地から「ヤミー」モンスターを特殊召喚する効果です。
これによりサーチ効果を持つ《カプシー☆ヤミー》以外の「ヤミー」モンスターからでも《ヤミー★スナッチー》を経由して《カプシー★ヤミーウェイ》の2枚サーチから展開に繋がるため、「ヤミー」モンスターは全て1枚初動になります。
③は墓地に存在する場合、自身と墓地・除外の「ヤミー」モンスター2枚をデッキに戻します。
主に《ヤミー★スナッチー》でお互いのターンで後述のフィールド魔法《ヤミーズメント★アクロッキー》と交互に貼り替える場面が多いため、使い終わった後に自身をデッキに戻して再利用します。
《ヤミーズメント★アクロッキー》
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【フィールド魔法】
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分が獣族・光属性SモンスターをS召喚した場合、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
②:自分フィールドの表側表示モンスターが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
デッキから「ヤミー」モンスター1体を特殊召喚する。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地・除外状態の「ヤミー」モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードを好きな順番でデッキの下に戻す。
出典:YU-GI-OH.JP
2枚目のフィールド魔法です。
①は光属性 獣族をシンクロ召喚した際に相手の場を1枚破壊です。
相手ターンで《ヤミー★スナッチー》を使ってこのカードにアクセスしつつ、シンクロ召喚を行って盤面に触るのが基本的な流れです。
②は自分フィールドの表側表示モンスターが相手の効果で離れた場合にデッキから「ヤミー」モンスターを特殊召喚できます。
《ストレイ・ピュアリィ・ストリート》のような効果ですが、多少捲られても損失を回復できる効果となっています。
「ヤミー」モンスター以外が離れても起動するのは強力です。
③は《ヤミーズメント☆ミニヨン》同様のデッキに戻る効果です。
基本的自分のターンは《ヤミーズメント☆ミニヨン》で展開し、相手ターンには《ヤミー★スナッチー》で《ヤミーズメント★アクロッキー》に貼り替えて妨害したり盤面除去を牽制します。
最後に「ヤミー」罠カードを紹介します。
《ヤミー★リデンプション》
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【永続罠】
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手フィールドのモンスターの攻撃力は、
自分のフィールド・墓地の獣族・光属性モンスターの数×200ダウンする。
②:自分が獣族・光属性SモンスターをS召喚した場合に発動できる(同一チェーン上では1度まで)。
自分は1枚ドローする。
その後、自分の手札を1枚選んでデッキの一番下に戻す。
③:墓地のこのカードを除外し、
自分フィールドの「ヤミー」モンスター1体と相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスター2体のコントロールを入れ替える。
出典:YU-GI-OH.JP
現時点では《カプシー☆ヤミー》でのみアクセスできる「ヤミー」永続罠になります。
①はフィールド、墓地の光属性 獣族の数に応じたデバフ効果です。
《ヤミーズメント☆ミニヨン》と合わせると「ヤミー」の打点の低さを補うことができます。
②は光属性 獣族をシンクロ召喚するとマリガンできる効果です。
手札が増えるわけではないので、手札の質を向上させる程度ですが、あって損はない効果です。
③は墓地から除外することで「ヤミー」モンスターと相手のモンスターのコントロールを入れ替える効果です。
特殊な妨害ですが、送り付けた「ヤミー」はステータスが低いため処理しやすく、状況次第では強力な効果です。
永続罠故に墓地に送る手段が必要で、妨害として構えるには《カプシー☆ヤミー》でサーチした後に《カプシー★ヤミーウェイ》で捨てるといった手順を踏む必要があります。
採用する場合は③の効果が主な用途になるでしょう。
今回の「ヤミー」カードの中では1番控えめな性能ですが、とはいえこのカードも特段弱いところはありません。
「ヤミー」カードの紹介は以上になります。
基本展開
【ヤミー】の簡単な展開の流れを解説します。
《カプシー☆ヤミー》初動
- 《カプシー☆ヤミー》を召喚し、②で《クッキィ☆ヤミー》をサーチ
- 《カプシー☆ヤミー》を素材に《ヤミー★スナッチー》をリンク召喚
- 《ヤミー★スナッチー》の①で《ヤミーズメント☆ミニヨン》を置く
- 《ヤミーズメント☆ミニヨン》の②で《カプシー☆ヤミー》を墓地から特殊召喚
- 《ヤミー★スナッチー》と《カプシー☆ヤミー》を素材に《カプシー★ヤミーウェイ》をシンクロ召喚
- 《カプシー★ヤミーウェイ》の①で《カプシー☆ヤミー》《ロリポー☆ヤミー》をサーチし、を手札を1枚捨てる
- 《クッキィ☆ヤミー》《ロリポー☆ヤミー》を特殊召喚し、1体を素材に《ヤミー★スナッチー》をリンク召喚
- 《ヤミー★スナッチー》と1体で《ロリポー★ヤミーウェイ》をシンクロ召喚、①で「ヤミー」2体を墓地から特殊召喚
- 《カプシー☆ヤミー》を特殊召喚
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盤面:《カプシー★ヤミーウェイ》+《ロリポー★ヤミーウェイ》+「ヤミー」モンスター3体
墓地: 《ヤミー★スナッチー》
《カプシー☆ヤミー》以外の「ヤミー」モンスターからでも同様の展開が可能です。
ここからは自分の目指したい盤面に合わせて並べたモンスターを変換していきます。
現状有力なのは《武力の軍奏》を経由して《虹光の宣告者》をシンクロ召喚し、余ったモンスター2体で《I:Pマスカレーナ》等妨害に繋がるリンク2をリンク召喚することでしょう。
上記は展開はほんの一例に過ぎないので、先に《ロリポー★ヤミーウェイ》をシンクロ召喚してモンスターを増やしていますが、
順番を変えれば先に《武力の軍奏》から《虹光の宣告者》をシンクロ召喚してから動くこともでき、《虹光の宣告者》成立前に《原始生命態ニビル》を受けたとしても《原始生命態トークン》を《リンク・スパイダー》に変換し、手札から「ヤミー」モンスターを追加、《ロリポー★ヤミーウェイ》からモンスターを増やして貫通することが出来ます。
そして重要なのは相手ターンでの「ヤミー」モンスターの展開になります。
- 相手の効果発動に対して「ヤミー」シンクロモンスターの②を発動。《ヤミー★スナッチー》《クッキィ☆ヤミー》を特殊召喚
- 《ヤミー★スナッチー》の①効果で《ヤミーズメント★アクロッキー》を置く
- 《クッキィ☆ヤミー》で相手の表側表示モンスター1体を破壊
- 《ヤミー★スナッチー》の②を発動し、《クッキィ★ヤミーウェイ》をシンクロ召喚
- 《クッキィ★ヤミーウェイ》で相手のモンスター2体を裏側守備表示にする
- 《ヤミーズメント★アクロッキー》の②を発動し、相手のカードを1枚破壊
- 相手の効果発動に合わせて《クッキィ★ヤミーウェイ》の②を発動し、墓地から《ヤミー★スナッチー》と「ヤミー」モンスターを特殊召喚
- 《ヤミー★スナッチー》の②を発動し、「ヤミー」モンスターをシンクロ召喚
といった流れで妨害していくことが出来ます。
《クッキィ★ヤミーウェイ》の2体裏側守備表示変更
《クッキィ☆ヤミー》のモンスター破壊
《ヤミーズメント★アクロッキー》の1枚破壊
《ロリポー☆ヤミー》の墓地干渉
加えて「ヤミー」シンクロモンスターで蘇生した《カプシー☆ヤミー》や相手ターンにシンクロ召喚した《カプシー★ヤミーウェイ》から後続をサーチしたり、《ロリポー★ヤミーウェイ》からモンスターを並べることが出来、
先攻展開で出した《虹光の宣告者》や《I:Pマスカレーナ》も合わせると4〜5妨害以上作ることが可能となっています。
これらは「ヤミー」モンスターどれからでも繋げることが出来、《原始生命態ニビル》も上記の展開で貫通が可能、初動が《カプシー☆ヤミー》であれば無効系1枚では止まりません。
このように強力な展開と盤面を1枚初動から出来上がるのが【ヤミー】の強みになります。
デッキ構築上でも自由枠が多く、手札誘発を多く積んだり補助ギミックの採用が健人しやすい設計になっています。
【ヤミー】と相性の良いカード
まずは【閃刀姫】ギミックです。
カード紹介でも触れましたが、「リンク1+レベル1」を生成できるギミックは《カプシー★ヤミーウェイ》に繋がるため【ヤミー】の初動になります。
《閃刀姫-カメリア》を活用すればモンスター2体から《閃刀機-ホーネットビット》にアクセスできるため、実質的に「モンスター2体=ヤミー」になります。
続いては【デモンスミス】ギミックになります。
相性の良い点は2つあります。
1つ目は「リンク1+レベル1」を供給可能なギミックであること。
2つ目は展開の最大値の引き上げになります。
《ヤミー★スナッチー》の①を使用すると「このターン、自分はリンク3以上のLモンスターをL召喚できない。」制約が付きますが、制約下でも《刻まれし魔ディエスイレ》を融合して妨害の追加が可能です。
またモンスター2体から【デモンスミス】ギミックが始動する点や《魔を刻むデモンスミス》が墓地リソースの手数として残ることからゲームが長引いた際のやり取りがしやすくなります。
3つ目の相性の良いカードは【アザミナ】ギミックになります。
こちらは直接【ヤミー】と相性が良いというよりも上記の【デモンスミス】とのくっつきが良いカードになります。
【ヤミー】の欠点である「召喚権以外の手数が少ない」をカバーすることができ、《背信聖徒シルヴィア》により妨害のケアや妥協点を作りやすくなります。
最後は《魔獣の懐柔》になります。
【ヤミー】は獣族であるためこのサポートを受けることができます。
「ヤミー」ネームに直接触ることが出来るのが他のカードと大きく差があり、上記の【閃刀姫】ギミックのような「ヤミー」ネームを絡めない動きは《カプシー★ヤミーウェイ》への無効系で簡単に阻止されてしまいますが、
《魔獣の懐柔》の場合は《カプシー★ヤミーウェイ》に対する妨害を受けても②で分離することで躱しつつ、蘇生された《カプシー☆ヤミー》達から動き出すことが出来ます。
欠点としては発動後は獣族しか特殊召喚が出来なくなるため通常の展開よりも盤面が弱くなる点になります。
【ヤミー】が収録される『ジャスティス・ハンターズ』にも再録されるため元々このカードを活用できるデザインとなっていると思われます。
相性の良いカード紹介は以上となります。
今回のまとめ
今回は3/22に発売する『デッキビルドパック ジャスティス・ハンターズ』で登場する新テーマ、【ヤミー】を解説しました。
『デッキビルドパック』産テーマは後からの強化でデッキの完成度が上がり環境入りすることが多いですが、今回の【ヤミー】は現時点でも既に強力なデッキとなっており発売後は活躍が期待できるテーマとなっています。
イラストもとても可愛い上に今後の新規も期待できるため、発売後は要注目テーマです!
それでは👋
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