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こんにちは、たけっしーです。
今回は4/4(土)に滋賀県で開催された『第43回 蓮杯 個人戦』の大会結果と環境考察の記事になります!
関西では新制限一発目の大会であり、制限改訂の影響による環境変化に注目が集まる週です。
僕自身も参加し、なんと7ー1で優勝することが出来たので優勝者自ら新環境の感想も交えながら考察していきます💪
それでは早速、予選のデッキ分布から見ていきましょう👇
予選デッキ分布

キラーチューン⋯8
巳剣ライゼオル⋯2
未界域⋯2
ヤミー⋯2
ドラゴンテイル⋯2
ヴァレット⋯2
白き森⋯2
以下、分布1
エルフェンノーツ
絢嵐
M∀LICE
月光
サイキック
ブラック・マジシャン
道化の一座
磁石の戦士
セイクリッド
獄神
メメント
花札衛
以上、32名参加
トップシェアは【キラーチューン】となりました。
前期の後半から使用者が増えており環境トップへ駆け上がったデッキですが、制限改訂の影響も無く今期はほぼ【キラーチューン】1強状態だと個人的に考えています。
今期は「【キラーチューン】VS それ以外」の構図となっていることが全体分布からも読み取れます。
【キラーチューン】以外には個性的なデッキが多く存在しますが、中でも【巳剣ライゼオル】は環境2番手のデッキとして今後使用者が増えると予想されます。
デッキの核とも言える《巳剣勧請》が制限カードになってしまったことで純構築での運用は厳しくなり、事前評価では環境から陥落する予想でしたが「ライゼオル」ギミックを取り入れることでリペアされており再び活躍が見られるようになりました。
【キラーチューン】に抗う手段として《巳剣之皇子 小碓》《超融合》《月女神の鏃》といった捲り札の採用が増えてきています。
【キラーチューン】の展開が通り手札をピーピングをされたとしても「巳剣」「ライゼオル」それぞれのギミックの手数を捌きながらこれらをケアすることはかなり難しく、強引に盤面をこじ開けて突破する性能を持っていることが【巳剣ライゼオル】の現環境での強みとなっています。
他のデッキに比べると【キラーチューン】に対してドロー系の手札誘発を通せた際の妥協盤面に対しても強いのも魅力と言えます。
分布のほとんどを展開系のデッキが占めていますが、中でも【獄神】【ヴァレット】【未界域】は展開が通れば先攻ワンキルを狙うタイプが横行していました。治安悪い…
【獄神】では《LLーインディペンデント・ナイチンゲール》、【ヴァレット】では《破滅竜ガンドラX》、【未界域】では《パーフェクトロン・ハイドライブ・ドラゴン》といったバーンによるワンキル手段を持ち合わせており、直近の新弾でカードプールが増えたことで展開が開拓されているようです。

関西の大会では定期的に【花札衛】の使用者が出現しますが、今大会でも元気よく展開している姿が見られました。
今期は天敵の《ドロール&ロックバード》が制限となったことが非常に追い風ですが、果たしてどこまで活躍出来るのか未知数です。
分布の大半が展開系デッキに寄った要因としてはやはり《ドロール&ロックバード》が制限になったこと影響が大きいでしょう。
これまで《ドロール&ロックバード》によって抑圧されていたデッキは展開が通りやすくなりかなり追い風になっているため今後の活躍に期待がかかります。
《ドロール&ロックバード》の制限は環境上位の【キラーチューン】や【巳剣ライゼオル】、今大会では使用者が見られませんでしたが【閃刀姫】にも追い風となっており、お互いの動きを止めにくく出力をぶつけ合う環境となっています。
今回は環境初週であることや参加層の関係から普段よりもやや偏った分布になりましたが、今後関西の環境がどのように変化していくかに注目です。
決勝トーナメントデッキ分布

キラーチューン⋯3
巳剣ライゼオル⋯2
M∀LICE
獄神
以上、7名進出
決勝トーナメントには【キラーチューン】を中心に順当にパワーが高いデッキが勝ち残っており【巳剣ライゼオル】は使用者2名がどちらも予選抜け、内1名は予選全勝で駆け抜ける結果となりました。
【M∀LICE】は《M∀LICE〈P〉March Here》が制限となりましたが、影響は小さいため今後も活躍が見られるでしょう。
どちらかというとギミック枚数の縮小よりも《ドロール&ロックバード》の制限によってドロー系への解答が減ったことが大きく影響が出てそうです。

【獄神】は展開過程で《GOーDDD神零王ゼロゴッド・レイジ》にアクセスし、手札誘発をシャットアウトしながら《LLーインディペンデント・ナイチンゲール》の効果をコピーした《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》によるバーンでの先攻ワンキルを通すプランとなっています。
他の地域でも活躍が見られ、現在注目されている展開系デッキです。
それでは入賞レシピを見ていきましょう👇
🥉ベスト4🥉【巳剣ライゼオル】

ベスト4は【巳剣ライゼオル】となりました。
前期で見られた構築に比べると《アイス・ライゼオル》が制限になった影響もあり【巳剣】に「ライゼオル」がタッチで投入されている形となっていますね。
人によって分かれる部分は《ノード・ライゼオル》《ライゼオル・デュオドライブ》の採用でしょうか。
《ライゼオル・デュオドライブ》は《調和ノ天救竜》の存在から通りが悪いことやサーチ先が不足しやすくなっていることから不採用も見られますが、「巳剣」側から「ライゼオル」にアクセス出来ることや《ノード・ライゼオル》の採用していることからも「ライゼオル」側の手数の厚みを重視していることがわかります。
また前期の【巳剣ライゼオル】では《ライゼオル・クロス》の採用が見られましたが今期は採用されておらず、質の高い「ライゼオル」ネーム3種+好みで《ノード・ライゼオル》を採用する程度の枚数で抑えられてるのが主流となりつつあります。
あくまで「ライゼオル」はサブギミックであることや単体では事故要因になるカードは極力抑え、【巳剣】の補助輪として組み込んでいるようです。
デッキ分布の項目でも触れましたがメインから《超融合》が採用されており、【キラーチューン】対面を強く意識されています。
【キラーチューン】側から【巳剣ライゼオル】に対して有効な妨害を《超融合》で牽制し、隙を作ったところに「巳剣」の手数を通すことで盤面をこじ開けるプランとなっています。
🥉ベスト4🥉【キラーチューン】

同率ベスト4は【キラーチューン】となりました。
ほぼテンプレート構築とも言える構成ですが、《墓穴の指名者》の採用はやや珍しいといったところでしょうか。
《月女神の鏃》はミラーマッチや【エルフェンノーツ】に対して有効で、ドロー系を通せた時に妥協で作ってきた盤面を粉砕することが見込める捲り札です。
【キラーチューン】相手には単発では躱されてしまいやすいですが、手札誘発で弱めた妥協盤面には強いのが利点ですね。
🥈2位🥈【M∀LICE】

2位は【M∀LICE】となりました。
《M∀LICE〈P〉March Here》が制限になったものの展開補助として「深淵の獣」を採用しており、二手目となる手数の枚数は前期とあまり変わらなさそうです。
特徴的なのは《コード・オブ・ソウル》《パーフェクトロン・ハイドライブ・ドラゴン》の採用でしょうか。
全体除去に加えてバーン効果を持つためライフを支払うギミックを持つ【M∀LICE】の弱点であるエキストラターンでのライフ差決着の不利を克服しています。
《サイバース・ディセーヴルム》と合わせて《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルードーネオテンペスト》単体で2妨害担うことが出来るのも魅力的ですね。


サイドには《皆既日蝕の書》《次元の裂け目》が特徴的です。
どちらも【キラーチューン】に対して有効で、前者は速攻魔法であるため《キラーチューン・レッドシール》で無力化されずに盤面のモンスターを裏側にするため「キラーチューン」のシンクロ手段を手札の《キラーチューン・クリップ》だけに抑えることが出来、他の手札誘発で弱めた盤面に対して有効な1枚です。
後者は先攻で「M∀LICE」の有利なフィールドを作りながら展開でき、ドロー系に対する止まりどころとしても非常に強力です。
🏆優勝🏆【キラーチューン】

優勝は僕が使用した【キラーチューン】となりました。戦績は7ー1です。
構築の基盤はベスト4の構築とほとんど同じでテンプレートに沿った形となっています。
せっかくなので構築を決める上で考えたことや当日の反省点をいくつか挙げていきます。
《ナチュル・ローズウィップ》のサイド採用
メイン採用が増えてきた《ナチュル・ローズウィップ》ですが、関西では【閃刀姫】【絢嵐】の使用者が少なく今回の大会では参加者を見て知り合いの中でも使用者がいないと読んでいたためサイドからの採用としました。
これまでの経験から「《ナチュル・ローズウィップ》を出せても相手の手札の内容的に出さない・出さなくても勝てる盤面を作れる」ことも多かったため個人的にはメインからは必須とも感じず、汎用札に枠を譲りました。
汎用枠の選定
基本となる手札誘発に加え、メインの残り3〜4枠に投入するカードは「PSYフレーム」《無限泡影》《マルチャミー・フワロス》の3択で悩みました。
デッキ全体を通して採用する汎用札の種類自体は決めていましたが、それぞれメイン・サイドどちらに配置するのが運を引き寄せやすいのか。
まずサイドにすることを決めたのは《マルチャミー・フワロス》で、他2枚に比べて先攻の役割が全く無いこと、ミラーマッチや【巳剣】対面では拘束力があまり期待出来ず通っても勝ちに直結しにくい印象を受けます。
環境的にもチェーンブロックを作らない特殊召喚が殆どであるため即止まりされてドローすら出来ない場面も多く、メインの無効系で手数を一手目から止め続けることを主軸にしている以上、手数を一旦通すドロー系とは相性が良くないため優先度を下げサイドから無効系の後に追加で投入することにしました。
今思えばどの対面にも微妙な感触だったのでそもそもサイドからも必要無いのでは?という気もしており、今後は雑多はメインの手札誘発とサイドの《無限泡影》+伏せ割りで対応し、ミラーマッチでより強いカードに枠を割く等を検討しています。
メインには無効系である「PSYフレーム」と《無限泡影》の2択となりましたが、リターンの高さを重視して「PSYフレーム」を選択しました。
カードの発動に対して確実に1:1交換を取れるため《無限泡影》よりも貫通されにくく、特にモンスター無効の《PSYフレームギア・γ》は単体でゲームを傾けるパワーを持つためメイン戦が後攻でも奇跡を起こせることを期待しました。
魔法無効の《PSYフレームギア・δ》は《PSYフレームギア・γ》に比べると相手の主力の手数は止めにくく、魔法カードは発動無効の場合同名被りによる貫通が効くため単体の効力はやや落ちますが、手札誘発で止めにくい【巳剣ライゼオル】の儀式召喚スタートに対して有効であることやメインの手札誘発と合わせて貫通の抜け道を塞ぎやすいので評価しています。
実際今回の大会では8回戦中の6回メイン戦が後攻でしたが、《無限泡影》では無く「PSYフレーム」をメインにしていたおかげで逆転して取り返すことが出来たゲームが多かったです。
サイドの《ハーピィの羽根帚》《大嵐》《ライトニング・ストーム》といった伏せ割りは主に【閃刀姫】【絢嵐】【巳剣ライゼオル】【エルフェンノーツ】といった魔法・罠の妨害を置いてくる対面に対しての対策になります。
サイド後はメインギミックに加えて相手の先攻札とも向き合う必要があるため、手札誘発で展開を止め切った後に残った妨害を消すために入れれる対面には入れるつもりで採用しています。
当日は決勝戦で【M∀LICE】に対して手札誘発で展開をグダらせた後に《大嵐》で妨害を一掃して初動を安全に通して勝つことが出来ました。
当日の反省点
予選では3回戦で【巳剣ライゼオル】対面の3本目の後攻で相手の展開を止め切り、勝てる場面で残った2伏せ(1枚は確定の《巳剣勧請》、もう1枚は不確定の《神の宣告》でした)の読みを外して敗北に直結するプレイミスで負けてしまいました。
ゲームの流れとしては《巳剣降臨》からスタートされる強初動だったものの、《屋敷わらし》《無限泡影》《PSYフレームギア・γ》の3枚で要所を阻止したことで展開を最小限に抑えて停止。
相手ターン中に《キラーチューン・クリップ》から《PSYフレームギア・γ》を素材にしながら《キラーチューン・トラックメイカー》をシンクロ召喚し《キラーチューン・シンクロ》を確保してターンを迎え、
返しのターンで《キラーチューン・キュー》の通常召喚が通ったことから「伏せは召喚無効ではない」と思い込み召喚権と追加の手数を先に使って大振りな動きをしたところ、《巳剣勧請》から《天叢雲之巳剣》を特殊召喚。
これに合わせて《キラーチューン・シンクロ》を使うと《神の宣告》で止められてしまい、《天叢雲之巳剣》による全体除去を受けてその後の手数が続かず負けてしまいました。
相手としては《天叢雲之巳剣》と《神の宣告》しか妨害が無いこと、《キラーチューン・シンクロ》が確定している状況であったため破壊耐性を付与する《キラーチューン・ラウドネスウォー》や《巳剣勧請》を無効化してくる《キラーチューン・レッドシール》を召喚無効で弾いて《天叢雲之巳剣》の効果を通すか、《キラーチューン・シンクロ》を止めて追加の手数が無いことを祈ることになるはずです。
こちらが取るべきだったのは《キラーチューン・キュー》の効果にチェーンして《キラーチューン・シンクロ》を発動して先に《神の宣告》をチェック、通るならチェーン2以降の特殊召喚なので召喚無効を受けずにシンクロモンスターを着地させつつ《キラーチューン・レコ》で伏せに触る動きを取るべきだったと思います。
相手としてはこちらのミスを待つ局面であったことも考えれば「キラーチューン」モンスターの通常召喚が通ったとしても召喚無効が無いと判定するのは軽率な判断だったと反省しています。
決勝トーナメント1回戦でも【巳剣ライゼオル】対面の3本目の先攻でピーピングで見えた相手の手札がかなり強かったこともあり、対応した盤面を上手く作れずに捲られてしまったのが反省点でした。(エキストラターンのライフ差決着により奇跡的に勝利したものの通常のゲームなら概ね負けていた。)
そんな反省点はあったものの、ほとんどの試合はデッキパワーで順当に勝つことが出来たためなんとか優勝まで辿り着けたので嬉しかったです✨
入賞レシピの解説は以上になります!
今回のまとめ
今回は4/4(土)に滋賀県で開催された『第43回 蓮杯 個人戦』の大会結果と環境考察の記事でした!
新環境がスタートし、制限改訂の影響で前期から大きな変化が見られた週となりました。
自分自身も優勝して良いスタートを切れたので継続して勝てるように取り組んでいきたいです!
最後に告知になりますが、4/25(土)に僕が運営する『Mogi杯』があります!
新弾発売日で環境の変わり目となるので是非腕試しに遊びにきてください✨
それでは👋
今後もガチまとめではホットな話題を取り上げていきますので、ぜひ 公式X(旧Twitter) のフォローをよろしくお願いします!











































































