目次
1、はじめに
お初におめにかかる。しらす干しという者だ。
突然だが私は地属性岩石族が大好きだ。
だが私の周囲の決闘者たちは 地属性岩石族 の魅力に気づいていないのか地属性岩石族を主としたテーマを使用している決闘者は(自分以外に)存在していない。
思い切って決闘者である友人2名に話を聞いた所
といわれる始末である。(若干盛っています。本当はここまでひどくはありません。)
そんな訳で地属性岩石族のイメージを払拭するため今から地属性岩石族の魅力を共有し、地属性岩石族を主体としたデッキを使用する決闘者を増やすためこの記事を書かせて頂いた!
友人Bくん!見劣りするなんてもう言わせないぞ!
「なんかデッキ組みたいけど何組もうか悩んでる・・・」という人や「遊戯王始めたけどカードプールを把握してない・・・」という方におすすめである。
2、幅広いテーマ数
まず地属性岩石族を語る際に 地属性岩石族 で構成されたテーマについてお話しなくてはまるまい。
今遊戯王に存在する地属性岩石族のみのテーマはなんと3種類!!
.......少なくね?闇属性悪魔族とかめちゃんこ多いで...どうしよ幅広いテーマ数ってうちこんじゃったけど3種類って....(小声)
コホン。
気を取り直そう。
ではテーマを解説していこう。
磁石の戦士
アニメ遊戯王DMで武藤遊戯が使用していたデッキであり、基本的に磁石の戦士たちをリリースし打点の高い《磁石の戦士マグネットバルキリオン》や
《磁石の戦士マグネットバルキリオン》
【 効果モンスター 】
星 8 / 地 / 岩石族 / 攻3500 / 守3850
自分の手札とフィールドに、α、β、γがいる時、この3体を生け贄に捧げれば特殊召喚可能。また墓地にα、β、γがいる時、フィールド上のこのカードを生け贄に捧げ、3体を場に出すことができる。
《電磁石の戦士マグネットベルセリオン》を出して戦い、
《電磁石の戦士マグネットベルセリオン》
【 効果モンスター 】
星 8 / 地 / 岩石族 / 攻3000 / 守2800
このカードは通常召喚できない。
自分の手札・フィールド・墓地から、「電磁石の戦士α」「電磁石の戦士β」「電磁石の戦士γ」を1体ずつ除外した場合に特殊召喚できる。
①:自分の墓地からレベル4以下の「マグネット・ウォリアー」モンスター1体を除外し、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
②:このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、除外されている自分の「電磁石の戦士α」「電磁石の戦士β」「電磁石の戦士γ」を1体ずつ対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
なおかつ二体の最大級のモンスターを融合し召喚する攻守4000かつ魔法罠、モンスター効果の発動を1ターンに1度無効にすることができる《 超電導戦機インペリオン・マグナム》
《 超電導戦機インペリオン・マグナム》
【 融合モンスター 】
星 10 / 地 / 岩石族 / 攻4000 / 守4000
「磁石の戦士マグネット・バルキリオン」+「電磁石の戦士マグネット・ベルセリオン」
このカードは上記のカードを融合素材とした融合召喚でのみ特殊召喚できる。
①:1ターンに1度、相手がモンスターの効果・魔法・罠カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
②:表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
「磁石の戦士マグネット・バルキリオン」「電磁石の戦士マグネット・ベルセリオン」1体ずつを手札・デッキから召喚条件を無視して特殊召喚する。
で戦いつつ優秀な魔法・罠で相手をコントロールし、戦うデッキだ。
主人公が使うデッキであり使いやすくこれから述べるブロックドラゴンのサポートも受けることが可能です。なおかつ見た目がすごくかっこいい(重要)のもポイントうちの一つである。
トラミッド
トラミッドは下級トラミッドモンスターの効果によってフィールド魔法をサーチし、フィールド魔法の効果によって最上級のスフィンクスを回収しつつ永続罠などの効果でフィールド魔法を破壊し、スフィンクスを特殊召喚したのちビートダウンしていくデッキだ。
エジプト文明と近未来的文明を組み合わせたかのようなかっこいいテーマ(重要)だ。基本的に打点の高いスフィンクスで殴っていくデッキだぞ。
ですが、どうしても動きが遅いため《 フォッシル・ダイナ パキケファロ 》などのメタカードや
《 フォッシル・ダイナ パキケファロ 》
【 効果モンスター 】
星 4 / 地 / 岩石族 / 攻1200 / 守1300
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、お互いにモンスターを特殊召喚する事ができない。このカードがリバースした時、フィールド上に存在する、特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。
ドロー加速しつつ相手に破壊されやすい《チキンレース》も相性がよい。
《チキンレース》
【 フィールド魔法 】
①:このカードがフィールドゾーンに存在する限り、相手よりLPが少ないプレイヤーが受ける全てのダメージは0になる。
②:お互いのプレイヤーは1ターンに1度、自分メインフェイズに1000LPを払って以下の効果から1つを選択して発動できる。
この効果の発動に対して、お互いは魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
●デッキから1枚ドローする。
●このカードを破壊する。
●相手は1000LP回復する。
様々なメタカードを組み合わせることができ、構築の幅が広いため構築する楽しさ、なおかつ相手のターンにフィールド魔法を発動するという特殊な動きをするため一風変わったデッキを扱いたい方におすすめだ。
メガリス
メガリスはイグニッション・アサルトで新しく登場したテーマで従来の儀式テーマとは異なり儀式魔法を使わない儀式テーマだ。
メガリスはまず上級のモンスターを手札から捨てて儀式する効果で下級のメガリスを特殊召喚したのち下級の効果によってサーチ、デッキ圧縮をしつつ下級メガリスの効果発動、フィールドから連続儀式を行う。
リソースが足りず連続儀式ができなくともメガリスは下級モンスターでも最低2500の守備力を兼ね備えており、さらには専用フィールド魔法である《メガリスポータル》には一度儀式召喚されたモンスターを戦闘破壊から防ぐ効果がある。
《メガリス・ポータル》
【 フィールド魔法 】
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:儀式召喚したモンスターはそれぞれ1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。②:「メガリス」モンスターが特殊召喚された場合、自分の墓地の儀式モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。
メガリスはその効果ゆえ手札消費が激しく、リソースが切れやすい。
が、そこは従来の儀式サポートである《儀式の準備》や
《儀式の準備》
【 通常魔法 】
自分のデッキからレベル7以下の儀式モンスター1体を手札に加える。その後、自分の墓地から儀式魔法カード1枚を手札に加える事ができる。
適当な名称を指定している儀式魔法とその儀式モンスターを積むことによって《儀式の下準備》も入れることができる。
《儀式の下準備》
【 通常魔法 】
「儀式の下準備」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキから儀式魔法カード1枚を選び、さらにその儀式魔法カードにカード名が記された儀式モンスター1体を自分のデッキ・墓地から選ぶ。
そのカード2枚を手札に加える。
手札から出せるという点で優れるとおもいきや《墓穴の指名者》で初動を妨害されてしまったりと癖の強いデッキですが見た目がかっこよく(重要)なおかつ先ほども述べた通り従来の儀式サポートを受けることができ、他の儀式モンスターとも組み合わせ易いため可能性を感じるテーマだ。
かっこいいテーマばかりではないか!!!!!!!!!(重要)
3、様々なサポート
地属性岩石族の強みとしてその圧倒的なサポートの量が挙げられる。
今回は有名どころしか取り上げないがこれを機に調べて貰えるとありがたい。
ブロックドラゴン
まず圧倒的に地属性岩石族テーマに入り易いであろう《ブロックドラゴン》から説明していこう。
《ブロックドラゴン》
【 効果モンスター 】
星 8 / 地 / 岩石族 / 攻2500 / 守3000
このカードは通常召喚できない。
自分の手札・墓地から地属性モンスター3体を除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
「ブロックドラゴン」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの岩石族モンスターは戦闘以外では破壊されない。
②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
レベルの合計が8になるように、デッキから岩石族モンスターを3体まで選んで手札に加える。
まず召喚する為には手札、墓地から合計3体の地属性を除外しなければならないがいてくれるだけで自分フィールドの岩石族を戦闘破壊以外の破壊から守ってくれる強力なカードだ。
なおかつ、フィールドから墓地に送られた時に合計☆8きっかりしなければならないという制約があるがなんと最大3枚サーチという豪快な効果を持っている。
・・・《バージェストマ・ディノミスクス》?・・・《墓穴の指名者》?知らない子ですね。(小声)
あと、除外された3枚のカードは《大欲な壷》でデッキに戻したり、
《大欲な壷》
【 速攻魔法 】
「大欲な壺」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:除外されている自分及び相手のモンスターの中から合計3体を対象として発動できる。
そのモンスター3体を持ち主のデッキに加えてシャッフルする。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
《異次元からの埋葬》で墓地に戻したり、
《異次元からの埋葬》
【 速攻魔法 】
ゲームから除外されているモンスターカードを3枚まで選択し、そのカードを墓地に戻す。
《竜嵐還帰》で再利用するのもよい活用法かもしれない。
《竜嵐還帰》
【 通常罠 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:除外されている自分または相手のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主の手札に戻る。
現環境では除外から戻すカードが多くなってきたため3枚除外しなければ出すことができない制約もそれほど気にならなくなったためとりあえず地属性岩石族のデッキにはいれておきたいカードだ。
怒気土器
怒気土器は手札から岩石族モンスターを捨てることによってそのモンスターと同じ属性・レベルを持つモンスターを表側攻撃表示か裏側守備表示で特殊召喚をする効果を持っている。
《怒気土器》
【 効果モンスター 】
星 2 / 地 / 岩石族 / 攻500 / 守500
「怒気土器」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:手札の岩石族モンスター1体を捨てて発動できる。
そのモンスターと元々の属性・レベルが同じ岩石族モンスター1体を、デッキから表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
怒気土器の強みとしてはやはり手札に特殊召喚したいモンスターと同じ属性・レベルのモンスターさえあれば簡単にモンスターを特殊召喚できる点だろう。
当然望み通りのモンスターを出すことができればデッキの回転率は高まり、同じ属性・レベルにしないといけないという制約もある程度デッキに入れるモンスターの属性・レベルを揃えればさほど気にならない。
特に今回解説した磁石の戦士はレベルが同じモンスターが多いため相性がよく、なおかつ岩石族のみしかフィールドに存在しない時に墓地から特殊召喚することができる《岩石の番兵》を入れるとよいだろう。
《岩石の番兵》
【 効果モンスター 】
星 3 / 地 / 岩石族 / 攻1300 / 守2000
「岩石の番兵」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが墓地に存在し、自分フィールドのモンスターが岩石族モンスターのみの場合に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
これにより怒気土器通常召喚→ 怒気土器効果発動→岩石の番兵を墓地へ落としレベル3地属性岩石族のモンスターをデッキから特殊召喚→岩石の番兵の効果により自身を特殊召喚する。
という風にモンスターを並べることができる。
もちろんこれは一例であり、他のデッキにも工夫しだいでデッキに投入することができるのでぜひ様々なパターンを試していただきたい。
岩投げエリア
岩投げエリアは自分フィールドに存在する岩石族モンスターを戦闘から守り、その代わりにデッキから岩石族モンスターを墓地に送ることができるカードだ。
《岩投げエリア》
【 フィールド魔法 】
1ターンに1度、自分フィールド上のモンスターが戦闘によって破壊される場合、代わりに自分のデッキから岩石族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。
効果を見れば分かる通りかなり強力なカードだ。
モンスターを戦闘から守ってくれる事はもちろんデッキから墓地に送ることができるカードの制約が岩石族しかないため墓地からも特殊召喚が可能である《ブロックドラゴン》や、
《タックルセイダー》を墓地に落とす事によって相手の打点がそろっていたとしても延命する事が可能であり、
《タックルセイダー》
【 効果モンスター 】
星 4 / 地 / 岩石族 / 攻1500 / 守1800
このカードが墓地へ送られた場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して裏側守備表示にする。
●相手フィールド上に表側表示で存在する魔法・罠カード1枚を選択して持ち主の手札に戻す。
このターン、相手はこの効果で手札に戻したカード及びその同名カードを発動できない。
《リバイバルゴーレム》を墓地に送れば次ターンへの布石も残すことができる。
《リバイバルゴーレム》
【 効果モンスター 】
星 4 / 地 / 岩石族 / 攻100 / 守2100
このカードがデッキから墓地へ送られた時、
以下の効果から1つを選択して発動する。
「リバイバルゴーレム」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
●このカードを墓地から特殊召喚する。
●このカードを墓地から手札に加える
他にも墓地に捨てることによってアドを得れる岩石族カードは大量にあるので皆さんの是非可能性を模索してほしい。
どのサポートカードも汎用性が高く、デッキへ噛み合いやすいため覚えておけば損はない。
地属性岩石族はテーマの数が少ない分サポートカードが多くデッキを構築の自由度が高いのも魅力の一つだ。
まぁそれが原因で地属性岩石族はテーマが出にくいのだが・・・(小声)
4、最後に
地属性岩石族の魅力をご理解いただけただろうか。
テーマの個性はもちろんビジュアルが大変よくとてつもなくかっこいい(重要)ため他テーマにも負けない魅力を無限大に感じてくれたはずだ。
もう一度言おう、私は地属性岩石族が大好きだ。
今回の記事では初歩的な組み合わせ、コンボしか解説できなかったが他にも様々な用途が地属性岩石族には存在する。
この記事を見て頂いた貴方にもその可能性を探求していってほしい。
これからの地属性岩石族の今後に幸あれ。