はじめに
こんにちは!ふじおです!
今回はデュエリストパック-深淵のデュエリスト編-にて超強化された【海】デッキについて、最新のデッキレシピと新規採用カード、相性の良いカードなどをご紹介していきます!
今回のデュエリストパック、前情報では「ふ〜ん、また海系増えるんや」ぐらいにしか思っておらず、【バリアン】の新規にひたすら興奮していました。
【海】新規って小出しで地味なイメージなんですよ(※個人の感想です)
発売日にしっかりテキストを読み、カードプールを確認してみれば、「あれ?海強くね?」となり、気がつけばずっと構築を考えていました。
ウキウキで記事を書かせていただいております。
最新【海】デッキの恐ろしさ、主に《海竜神-リバイアサン》の圧倒的理不尽を知って頂ければと思います。
ぜひ、最後までご観覧ください。
目次
【海】デッキレシピ
今回の構築はコレ!
このデッキレシピで行える具体的な展開はこちら ▼
【海】デッキの特徴
今回の新規カードで最も破壊力のあるカードがこの《海竜神-リバイアサン》!
【 効果モンスター 】
星 5 / 水 / 海竜族 / 攻2000 / 守1700
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドに「海」が存在する限り、水属性以外の表側表示モンスターはお互いのフィールドにそれぞれ1体しか存在できない(お互いのプレイヤーは自身のフィールドに水属性以外の表側表示モンスターが2体以上存在する場合には、1体になるように墓地へ送らなければならない)。
②:自分メインフェイズに発動できる。
デッキから以下のカードの内いずれか1枚を手札に加える。
●「海」
●「リバイアサン」魔法・罠カード
●「シー・ステルス」魔法・罠カード
出典:遊戯王OCGカードデータベース
《海》が存在すれば発揮される強烈なロック効果と毎ターンリソースを増やす能力を持ち、単体で相手を詰ませかねない凶悪なモンスターです。
このモンスターを軸に強力な【海】サポートカードで《海》を維持し、同じく《海》で効果を発揮する《電気海月-フィサリア-》や《デス・クラーケン》も追加して相手に何もさせないのが、新生【海】デッキの特徴です。
【海】カードの解説
今回採用する《海》について
初代様です。200ポイントアップ!の表記がなんかいいですね…
【 フィールド魔法 】
魚・海竜・雷・水族の攻撃力と守備力が、それぞれ200ポイントアップ!機械・炎族はそれぞれ200ポイントダウン!
出典:遊戯王OCGカードデータベース
《海》最大の特徴と言えばルール上《海》として扱うカードが沢山ある所です。
当然同名カードなので合わせて3枚までしかデッキに採用できません。
《海》のチョイスは重要です。と言うわけで今回の《海》はコレ!
《伝説の都 アトランティス》
【 フィールド魔法 】
このカードのカード名は「海」として扱う。手札とフィールド上の水属性モンスターはレベルが1つ少なくなる。フィールド上の水属性モンスターは攻撃力と守備力が200ポイントアップする。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
選ばれたのは2代目《海》の《伝説の都 アトランティス》です。
手札・場の水属性のレベルを1つ下げる効果を持ち、《海竜神-リバイアサン》をリリース無しで召喚可能できるのが主な採用理由です。
後述する《アビス・シャーク》、《クリスタル・シャーク》とも相性が良く、《バハムート・シャーク》からの《餅カエル》展開をお手軽にしてくれます。
専用のサーチカードである《アトランティスの戦士》の存在が大きく、他の《海》に比べて多い枚数を採用できる所が、デッキの安定感を増してくれます。
海で暴れ、海を支えるモンスター達
《海竜神-リバイアサン》
【 効果モンスター 】
星 5 / 水 / 海竜族 / 攻2000 / 守1700
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドに「海」が存在する限り、水属性以外の表側表示モンスターはお互いのフィールドにそれぞれ1体しか存在できない(お互いのプレイヤーは自身のフィールドに水属性以外の表側表示モンスターが2体以上存在する場合には、1体になるように墓地へ送らなければならない)。
②:自分メインフェイズに発動できる。
デッキから以下のカードの内いずれか1枚を手札に加える。
●「海」
●「リバイアサン」魔法・罠カード
●「シー・ステルス」魔法・罠カード
出典:遊戯王OCGカードデータベース
今回の【海】新規カードの中で最も凶悪なモンスターです。《海》が存在すれば、お互いに水属性以外のモンスターを1体しか存在できなくなる効果、1ターンに1度指定の魔法・罠をサーチできる効果を持ちます。
上級モンスターですが、《伝説の都 アトランティス》の軽減や《電気海月-フィサリア-》の効果で手札から、《暗岩の海竜神》でデッキからの展開が可能です。
強力無比な《海竜神-リバイアサン》の永続効果ですが、特殊な処理が多いです。公式データベースでしっかり確認しておきましょう。
この記事でも一例を紹介しておきます。
「相手の場に2体以上水属性以外のモンスターが存在する状態で《伝説の都 アトランティス》を発動し、《海竜神-リバイアサン》の永続効果を適用した時」の処理
- 《伝説の都 アトランティス》を発動。
- 発動を宣言した時点で場に《海》が存在する扱いとなり、《海竜神-リバイアサン》の永続効果を適用。相手は水属性以外のモンスターが1体になるようにモンスターを墓地に送る。
- 《伝説の都 アトランティス》の発動に対してカードの発動があるかを確認。
- 《伝説の都 アトランティス》の発動を解決。
ルールとして《海》と扱うカードを発動した場合、《海》の発動が《神の宣告》で無効になろうと、《サイクロン》で破壊されていようと《海竜神-リバイアサン》の永続効果が適用されます。
一見理不尽ですが、「魔法・罠カードは場に出して発動する」というルールに則っており「場に海が存在している(置かれている)」タイミングが「チェーンブロックを作る」タイミングより早く来ているだけに過ぎないのです。
これが《潜海奇襲Ⅱ》などの効果で《海》として扱うカードの場合は、発動を解決した後に《海》として扱う効果が発生するので、《神の宣告》や《サイクロン》が効く事になりますね。
チェーンブロックを作らない永続効果の条件に、チェーンブロックを作る《海》の存在が必要なために産まれた不思議な挙動でした。めっちゃ面倒くさい…
《電気海月-フィサリア-》
【 効果モンスター 】
星 4 / 水 / 水族 / 攻1400 / 守1700
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札・デッキ及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、「海」1枚を墓地へ送って発動できる。
手札から水属性モンスター1体を特殊召喚する。
②:フィールドに「海」が存在し、相手が魔法・モンスターの効果を発動した時に発動できる。
その効果を無効にする。
その後、このカードの攻撃力・守備力を600アップできる。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
場かデッキから《海》を墓地に送り手札の水属性を特殊召喚する効果、《海》が存在すれば、1ターンに1度モンスター又は魔法の効果を無効にしてステータスを上げる効果を持ちます。
《伝説の都 アトランティス》が無くても《海竜神-リバイアサン》を手札から展開でき、コストにした《伝説の都 アトランティス》をリバイアサンの効果でサーチした《潜海奇襲》で直接セットする動きが強力です。
先に《海》を発動してから展開する事で手札誘発をケアできるのも魅力で、相手の《増殖するG》や《エフェクト・ヴェーラー》を腐らせちゃいます。
《デス・クラーケン》
【 効果モンスター 】
星 4 / 水 / 水族 / 攻1400 / 守1600
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドに「海」が存在する場合、「デス・クラーケン」以外の自分フィールドの水属性モンスター1体と、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、対象の自分のモンスターを持ち主の手札に戻し、対象の相手モンスターを破壊する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
②:相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
このカードを持ち主の手札に戻し、その攻撃を無効にする。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
海が存在する時に場の水属性を手札に戻して手札から特殊召喚し、相手のモンスターを破壊する効果、自身を場から手札に戻して攻撃を無効にする効果を持ちます。
《海》があれば相手ターンでも発動できるフリーチェーン除去になるのが強力で、引いていれば相手の計算を狂わせられます。戦闘で処理しようとすれば手札に逃げてしまうので、相手からすれば相当面倒くさいでしょう。
相手バトルフェイズに《暗岩のリバイアサン》から呼べば実質的な攻撃無効となり、《海竜神-リバイアサン》の戦闘破壊を防ぐのに有用です。
《海神の巫女》
【 効果モンスター 】
星 4 / 水 / 水族 / 攻700 / 守2000
このカードがフィールド上に存在する限り、通常フィールドは「海」になる。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
古来より存在するテキストに《海》が記されたモンスターで、今回の【海】新規カードのサポートを受けられます。
場に存在するだけで《海》が存在している扱いになるため、《暗岩の海竜神》で場の《海》をコストにしても、《海竜神-リバイアサン》と共にリクルートすれば簡単に召喚ロックを展開できます。
前述した《デス・クラーケン》の効果条件を1枚で満たす事ができるのも嬉しいポイントです。
海を守り、海で威力を発揮する魔法・罠カード
《魚群探知機》
【 通常魔法 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキからレベル7以下の、「海」のカード名が記されたモンスターまたは水属性の通常モンスター1体を手札に加える。
フィールドに「海」が存在する場合、さらにデッキから水属性の通常モンスター1体を特殊召喚できる。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
テキストに《海》が記されているモンスターをサーチでき、フィールドに《海》が存在していれば水属性通常モンスターをデッキから特殊召喚できます。
デッキの核となる《海竜神-リバイアサン》や《電気海月-フィサリア-》をサーチできるだけでなく、オマケでモンスターも展開できる超有能サポートです。
今回のデッキでは、引いてしまっても《伝説の都 アトランティス》の効果で通常召喚可能な《ギガ・ガガギゴ》を通常モンスター枠で採用しています。
昔この2枚をセットで使用していた人、けっこう居るんじゃないですか?
《潜海奇襲Ⅱ》
【 永続魔法 】
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「海」として扱う。
②:自分フィールドの水属性モンスターは、水属性以外の相手モンスターの効果の対象にならない。
③:自分・相手のバトルフェイズ開始時に発動できる。
自分の手札・墓地から、「海」のカード名が記されたモンスターまたは水属性の通常モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、そのバトルフェイズ終了時に破壊される。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
フィールド・墓地で《海》として扱う効果、水属性に対象耐性を与える効果、バトルフェイズ限定でテキストに《海》を持つモンスターか水属性通常モンスターを蘇生させる効果を持ちます。
《海》として扱う永続魔法なので《海》の2枚貼りが可能となり、対象耐性の付与もあって《海竜神-リバイアサン》の召喚ロックをより強固なものとします。
リバイアサン自身でサーチできるのもGOOD。
打点を伸ばしにくいデッキなので、③の効果も役に立ちます。《デス・クラーケン》が墓地に居れば相手ターンの攻撃も制限できてお得ですね。
《海竜神の怒り》
【 速攻魔法 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:フィールドに「海」が存在する場合、自分フィールドの元々のレベルが5以上の水属性モンスターの数まで、相手フィールドのモンスターを対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。次のターンの終了時まで、そのモンスターゾーンは使用できない。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
元々のレベルが5以上の水属性の枚数まで、相手モンスターを破壊できる速攻魔法です。
《海竜神-リバイアサン》でサーチできるクセのない除去カードで、元々のレベルを参照する為《伝説の都 アトランティス》の影響下でも機能します。
《潜海奇襲》
【 永続罠 】
①:このカードの発動時の効果処理として、自分の手札・墓地の「海」1枚を選び、発動できる。
②:フィールドに「海」が存在する場合、表側表示のこのカードは以下の効果を得る。
●1ターンに1度、自分フィールドの水属性モンスター1体をエンドフェイズまで除外して発動できる。このターン、自分フィールドの表側表示の魔法・罠カードは相手の効果では破壊されない。
●元々のレベルが5以上の自分の水属性モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動する。その相手モンスターを破壊する。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
発動時に《海》を手札又は墓地から発動でき、場の水属性を一時的に除外して魔法・罠に破壊耐性を付与する効果、元々のレベルが5以上の水属性が戦闘する時に相手モンスターを破壊する効果を持ちます。
《電気海月-フィサリア-》でコストにした《海》を即座にセットできる為無駄が無く、魔法・罠カードへの耐性付与、戦闘面での実質的な無敵化で《海竜神-リバイアサン》による召喚ロックをより強固なものとします。
リバイアサンでサーチしたいカードの筆頭ですね。
《暗岩の海竜神》
【 通常罠 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドの表側表示の「海」1枚を墓地へ送って発動できる。
自分の手札・デッキから、「海」のカード名が記されたモンスターまたは水属性の通常モンスターを合計2体まで守備表示で特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
相手フィールドにモンスターが存在する場合、さらに手札・デッキからレベル6以下の水属性の通常モンスターを任意の数だけ特殊召喚できる。
このカードの発動後、次の自分ターンの終了時まで自分は水属性モンスターしか特殊召喚できない。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
場の《海》をコストに手札・デッキからテキストに《海》が記されたモンスターを合計2体まで特殊召喚する効果、さらに相手の場にモンスターが居れば手札・デッキからレベル6以下の水属性通常モンスターを好きなだけ特殊召喚できる効果を持ちます。
場の《海》をコストにしてしまう為、《海》状態を維持するには工夫が必要ですが、《海竜神-リバイアサン》や《電気海月-フィサリア-》をいきなり2体特殊召喚できてしまうのは破格のスペックです。
オマケの通常モンスター展開も強力ですが、採用しすぎると手札事故の元になってしまうので、採用枚数はしっかりと吟味しましょう。
【海】デッキと相性が良いカード
《アビス・シャーク》&《クリスタル・シャーク》
【 効果モンスター 】
星 5 / 水 / 魚族 / 攻1200 / 守700
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのモンスターが水属性モンスターのみの場合に発動できる。
手札のこのカードを特殊召喚し、デッキから「アビス・シャーク」以外のレベル3~5の魚族モンスター1体を手札に加える。
このターン、自分は水属性モンスターしか特殊召喚できず、自分の「No.」モンスターがモンスターとの戦闘で相手に与える戦闘ダメージは1度だけ倍になる。
②:このカードを「No.」モンスターのX召喚に使用する場合、このカードのレベルを3または4として扱う事ができる。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
【 効果モンスター 】
星 5 / 水 / 魚族 / 攻1100 / 守800
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札・墓地に存在する場合、フィールドの水属性モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを特殊召喚し、対象のモンスターの攻撃力を半分にする。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:このカードを「No.」モンスターのX召喚に使用する場合、このカードのレベルを3または4として扱う事ができる。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
これらも深淵のデュエリスト編で収録された新規カードです。
セットで運用する事で簡単にエクシーズモンスターを展開でき、水属性縛りも《海》デッキなら問題ありません。
このデッキで採用する最大の強味は《伝説の都 アトランティス》下での運用で、《バハムート・シャーク》からの《餅カエル》という水属性エクシーズ最高峰の妨害を可能にします。
後述する《おろかな副葬》と《氷結界》のセットからもサーチでき、手札に余裕があれば積極的に狙います。
《おろかな副葬》&《氷結界》
【 通常魔法 】
「おろかな副葬」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキから魔法・罠カード1枚を墓地へ送る。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
【 通常罠 】
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手モンスターが戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。
その相手モンスターは、攻撃力が0になり、表示形式を変更できず、効果は無効化される。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキからレベル5以上の水属性モンスター1体を墓地へ送る。
その後、自分の墓地から水属性モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。
この効果の発動後、次の自分ターンの終了時まで自分は水属性モンスターしか特殊召喚できない。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
《おろかな副葬》で《氷結界》の墓地効果を即座に起動させ、レベル5以上の水属性をサーチする手段をマシマシにできるセットです。
これによりデッキの根幹である《海竜神-リバイアサン》の召喚が更に安定し、サブギミックの《アビス・シャーク》&《クリスタル・シャーク》にも触りやすくなっています。
《氷結界》は素引きしても強力で、《海竜神-リバイアサン》の戦闘破壊を狙ってきたモンスターを無力化して場に固定してしまう事ができ、召喚ロックをより強固なものとします。
【海】デッキの回し方
展開例①:リバイアサン+フィサリア
新規モンスター2枚からの展開です。
【使用カード/条件】
- 《海竜神-リバイアサン》
- 《電気海月-フィサリア-》
【結果】
- 場に《海竜神-リバイアサン》
- 場に《電気海月-フィサリア-》
- 場に《潜海奇襲》
- 場に《伝説の都 アトランティス》
【手順】
- 《電気海月-フィサリア-》を通常召喚。
- デッキの《伝説の都 アトランティス》をコストに《電気海月-フィサリア-》の起動効果を発動、手札の《海竜神-リバイアサン》を特殊召喚。
- 《海竜神-リバイアサン》の起動効果を発動、デッキから《潜海奇襲》をサーチ。
- 《潜海奇襲》をセットしてターンエンド。
- 相手スタンバイフェイズに《潜海奇襲》を発動、効果で墓地の《伝説の都 アトランティス》を発動。
【盤面の解説】
《海竜神-リバイアサン》の召喚ロックと《電気海月-フィサリア-》の1妨害、《潜海奇襲》を構える事ができ、先に《海》が場にある状態で展開していれば《電気海月-フィサリア-》を手札誘発のケアに使えます。
展開例②:アトランティス+魚群探知機
魔法カード2枚からの展開で、《餅カエル》による1妨害と《海竜神-リバイアサン》の召喚ロックを構えます。
【使用カード/条件】
- 《伝説の都アトランティス》
- 《魚群探知機》
【結果】
- 場に《バハムート・シャーク》(素材に《海竜神-リバイアサン》)
- 場に《餅カエル》
- 場に《海竜神-リバイアサン》
- 場に《海神の巫女》
【手順】
- 《伝説の都 アトランティス》を発動。
- 《魚群探知機》を発動し、デッキから《海竜神-リバイアサン》をサーチしつつ《ギガ・ガガギゴ》を特殊召喚。
- 《海竜神-リバイアサン》を通常召喚。
- 《海竜神-リバイアサン》の起動効果を発動、デッキから《暗岩のリバイアサン》とサーチ。
- 《ギガ・ガガギゴ》と《海竜神-リバイアサン》で《バハムート・シャーク》をエクシーズ召喚。
- 《バハムート・シャーク》の起動効果を発動、エクストラデッキから《餅カエル》を特殊召喚。
- 《暗岩の海竜神》をセットしてターンエンド。
- 相手スタンバイフェイズに《暗岩の海竜神》を発動、《伝説の都 アトランティス》をコストにデッキから《海竜神-リバイアサン》を《海神の巫女》を特殊召喚。
【盤面の解説】
《伝説の都 アトランティス》のレベルダウン効果を活用してバハシャ餅のギミックを搭載しており、《暗岩の海竜神》からのリバイアサンロックを確実に通す事ができます。
この場合、《バハムート・シャーク》の効果で取り除く素材を《海竜神-リバイアサン》にしないよう注意が必要で、採用率の高い《墓穴の指名者》で簡単にロックを崩されてしまう可能性があります。
展開例③:アトランティス+リバイアサン+アビス・シャーク
《伝説の都 アトランティス》と《海竜神-リバイアサン》が揃っていて、《おろかな副葬》が余っていればやりたい展開です。
【使用カード/条件】
- 《伝説の都 アトランティス》
- 《海竜神-リバイアサン》
- 《アビス・シャーク》
【結果】
- 場に《海竜神-リバイアサン》
- 場に《バハムート・シャーク》(素材に《アビス・シャーク》)
- 場に《餅カエル》
- 場に《伝説の都 アトランティス》
- 伏せカードに《潜海奇襲》
- 墓地に《クリスタル・シャーク》
【手順】
- 《伝説の都 アトランティス》を発動。
- 《海竜神-リバイアサン》を召喚。起動効果を発動し、デッキから《潜海奇襲》をサーチ。
- 《アビス・シャーク》の効果を発動し、《アビス・シャーク》を特殊召喚しつつデッキから《クリスタル・シャーク》をサーチ。
- 《アビス・シャーク》を対象に《クリスタル・シャーク》の効果を発動し、《クリスタル・シャーク》を特殊召喚。
- 《アビス・シャーク》と《クリスタル・シャーク》で《バハムート・シャーク》を特殊召喚し、起動効果で《餅カエル》を特殊召喚。
- 《潜海奇襲》をセットしてターンエンド。
【盤面の解説】
《海竜神-リバイアサン》の召喚ロックと《餅カエル》の1妨害、《潜海奇襲》を構えつつ墓地に《クリスタル・シャーク》が残る展開です。
この展開は《海竜神-リバイアサン》のサーチが無くてもロック+妨害が担保されています。手札に応じて《暗岩の海竜神》や《潜海奇襲Ⅱ》、《海竜神の怒り》をサーチして妨害の性質や盤面の硬さを変えられるのがポイントです。
【海】デッキを扱う上でのポイント
海をしっかり管理しよう!
《海》の発動が途切れてしまえばデッキのメインギミックがほぼ機能しなくなる為、デッキを動かす上で《海》の管理がとても重要になります。
このデッキにおいて《海》として運用できるカードは
- 《伝説の都 アトランティス》3枚
- 《海神の巫女》1枚
- 《潜海奇襲Ⅱ》1枚
この計5枚に加えてサーチの《アトランティスの戦士》が3枚、サルベージの《潜海奇襲》が1枚採用されています。
単体では何のアドバンテージも産まないので、大量に採用すればいい訳で無いのが難しい所です。
このデッキの命とも言える《海》をコストに効果を使うカードも存在しており、デッキの《海》を消費する《電気海月-フィサリア-》、場の海を消費する《暗岩の海竜神》の2種類があります。
特に《暗岩の海竜神》で盤面を強化する場合にも注意が必要で、チェーンして《灰流うらら》を打たれるだけでも致命傷になってしまいます。
リカバリーが効かない状態ならあえて発動せず、好機を待ちましょう。
【海】デッキをカスタムするおすすめカード
《海竜神の激昂》&《激流葬》
【 通常魔法 】
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:デッキから「激流葬」1枚を手札に加える。②:自分フィールドの水属性モンスターが効果で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
【 通常魔法 】
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:デッキから「激流葬」1枚を手札に加える。②:自分フィールドの水属性モンスターが効果で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
出典:遊戯王OCGカードデータベース
《海竜神-リバイアサン》でサーチ可能な魔法カードで、強力な除去罠である《激流葬》をサーチしつつ場の水属性に破壊耐性を付与できます。
後手でも機能しやすく、シャークモンスターとも相性の良い《海竜神の怒り》を優先して採用を見送りましたが、《海竜神-リバイアサン》の召喚ロックが通用しない水属性メインのデッキを相手にした際などに、シンプルに強いカードとして頼りになるでしょう。
おわりに
少しガチ寄りに構築した【海】デッキの紹介でした!
《海竜神-リバイアサン》の効果があまりに衝撃的だったので、【海】デッキのパワーを最大限に伝えるため、主役にせざるを得ませんでした。
【海】デッキはレアリティの高いカードが少なく、殆どのカードが深淵のデュエリスト編に新録・再録されています。私自身1からのカード収集でしたが、デュエリストパックでほぼ足りました。
今回紹介した《伝説の都 アトランティス》や《アトランティスの戦士》、《海神の巫女》は古いカードで探すのが難しいかもしれませんが、そこでオススメしたいのがカーナベルのシングル販売です。古いノーマルカードもバッチリ網羅!
これまでとは桁違いのパワーアップを遂げた【海】デッキ、是非お手に取ってみてはいかがでしょうか?
ここまでのご観覧、ありがとうございました。