このデッキはこんな人におすすめ! |
●安くて楽しいデッキが欲しい! ●カチャカチャした相互作用を楽しみたい! ●デドダムよりゾロスターが好き ●工業簿記に苦戦している ●強さとかあんまり気にしないタイプ |
こんにちは。あるいはお久しぶりです。『格安デュエマ研究所』研究員の北白河と申します。
もうすぐ年が明けますが、今日も今日とて格安をやっていこうと思います。
第85回目となりました当企画『格安デュエマ研究所』。
その名の通り、安くて楽しいカードを活かして格安デッキを研究する…という企画となっております。
今回の主役はこちら。
《 Disゾロスター 》(150円)です。
貧者の《 天災 デドダム 》として知られるアド取り番長のこのカードですが、実はこっちにしかできないギミックっていうのが相当数存在していましてですね。
今回はそんな中でもよりちゃんとしてないやつを持ってきましたので、どうぞご笑納ください。
例によってもう少し財布に余裕のある方向けの改造パーツなども紹介しておりますので、ぜひぜひ最後までお付き合いくださいませ。
目次
はじめに:この企画のルール
当企画『格安デッキ研究所』は、ガチまとめライターが持ち回りで低予算デッキを構築・紹介していく企画です。
何をもって「低予算」とするかは難しいところですが、当企画では「シングル価格の合計がクロニクルデッキの定価(=およそ5000円)以内」という基準を設けさせていただきます。
開発部セレクションデッキなんて知りません。
(シングル価格は、執筆時点(2022/12/25)のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A(最高品)相当として計算)
もちろんすでに持っているカードを使ったり、カード状態にこだわりがなければ、さらに安く構築することも可能ですね。
また、忘れてはいけないのが『安いデッキは高額デッキの代用品ではない』ということ。あくまで「安いけれど強い・面白い」と言えるような、独自性のあるデッキを追い求めていこうと思います。
…今回のについては、正直強さという点ではだいぶアレな気配もしますが。
デッキのコンセプト
というわけで、まず《 Disゾロスター 》にしかない持ち味というものを考えた時に真っ先に思い浮かぶのはその種族。
接続陣営お得意の《 ディスタス・ゲート 》等のディスタスサポートなんかでモリモリ送り込んでアドを稼ぐ……という図が真っ先に想像されますが、まずここが落とし穴。
じつは接続陣営の白黒緑というカラーリング、ドローがクソほど苦手でしてね。このルートだけだと、そもそも1枚目のゾロスターを引けなかった時にマジでどうしようもないんですよね。
……というときに活きてくるのが、インクの染みオラクルという種族。みなさんは、この種族だけが持つ特権をお忘れではないでしょうか。そう。
忘れてた方がマシなやつ光臨です。
癖の強いオラクル専用リクルーターですが、これを何らかの手段で毎ターン使えるならば片手間に《 Disゾロスター 》を呼びまくれるということ。ここまでできればさすがに強そうですね。
……しれっと言いましたが、この「毎ターン使えるなら」が曲者でしてね。
SAがなければタップまでにタイムラグがあってテンポが悪い&タップ状態でスキを晒しまくるという都合上、普通にやるとかなり厳しかったりします。せめてどっちかだけでも克服していきたい……というのが人情というものです。
これをなんとかするためにいろいろ考えてたんですが、あるときふと気付いたんですよ。
ゾロスターじゃなくてより強い光臨持ちをサーチすればよいのでは?
この一手を挟むことで、次のターンの出力は飛躍的に向上。カリーナがやられてしまったとしても次のターンにできることが増えるので、ゾロスター1回分を諦める価値は十分と言えるでしょう。
さらにこの次のターンには《 大地のイザナイ エベレスト 》から8マナ生物が出ますね。つまり……
タップ状態というスキが消滅するということです。
おまけに勝手にタップまでしてくれるんだからお得!ここまでくれば、もはやライン作業で《 Disゾロスター 》やらなんやらが運ばれてきて全自動で展開とアド稼ぎが進む……というゾロスター工場が設立できることでしょう。
あとはそれらをサポートするディスタスシナジーやブロッカーサポートを積めばデッキになりそうな気配ですね。
というわけで、完成したデッキがこちらになります。
デッキレシピ:こうじょうけんがく
総額は3390円。こんなに安くなるなら初動もうちょっと強化できたな……。
というわけで、カード解説に入っていきましょうか。
採用カード解説
主力製品
《Disゾロスター》
【 クリーチャー 】
種族 オラクル / ディスタス / 文明 光/闇/自然 / パワー3500 / コスト3
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。その後、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。その後、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
150円
「とりあえず暇なら出しとけ」のキャッチコピーでおなじみ、お子様から年配の方までみんな大好きな当社の看板製品です。口の中いっぱいにアドとゾロスターの尊厳凌辱の味が広がりますね。
今回のデッキでは工場(山札)から直接お茶の間にお届けするだけでなく、マナや墓地からもリサイクル可能です。当社工場は環境に配慮したリサイクル設備を整え、ISO14001を取得しております。
ライン工のみなさん
《マントラのイザナイ カリーナ》
【 クリーチャー 】
種族 オラクル / 文明 光 / パワー2000 / コスト4
■光臨-自分のターンの終わりに、このクリーチャーがタップされていれば、自分の山札を見る。その中からコスト6以下のオラクルを1体、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。
50円
光臨を用いて山札から製品(《 Disゾロスター 》)を生産するか、先輩を呼び出してくれる新人工員です。
自身はめちゃくちゃひ弱なので、一人では無理して解決しようとせずに先輩に頼ることを覚えるところからスタートしましょう。ちなみに、これは一般社会でも同じです。
《大地のイザナイ エベレスト》
【 クリーチャー 】
種族 オラクル / ガイア・コマンド / 文明 自然 / パワー6000 / コスト6
■W・ブレイカ―
■マナ光臨―自分のターンの終わりに、このクリーチャーがタップされていれば、自分のマナゾーンからコストが8以下の進化ではないクリーチャーを1体、バトルゾーンに出してもよい。
50円
光臨を用いてマナから製品を生産するか、工場長たちを呼び出してくれる現場の主任さんです。
生産範囲も増えて場持ちもよくなりましたが、管理職になって責任が増えたせいで後述する工場長に守ってもらえなくなったのは注意しなければならない点。
彼の光臨をいかに維持できるかが生産性のカギになるので、しっかり守ってあげましょう。
《太陽の使い 琉瑠》
【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / 文明 光 / パワー11500 / コスト8
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■自分のターンの終わりに、自分のクリーチャーを1体タップしてもよい。そうしたら、カードを1枚引く。
■自分の光のタップしているクリーチャーが破壊される時、墓地に置かれるかわりにバトルゾーンにとどまる。
50円
工員に指示を出して安全に利益を出してくれるばかりか、作業中の事故まで防いでくれる頼れる女工場長です。
時には部下の危険を身を挺して庇ってくれたりもするナイス上司ですが、本社から来た人なので実働経験がなく直接製品を生産できないのは覚えておきましょう。
このデッキではおおむねカリーナ→エベレスト→琉瑠という流れで出勤させ、円滑な業務を進めていくのが基本となります。ここまで来れば、事業や生産ラインの拡大もかなり楽になるはずですよ。
《極世連結 G.O.D.Z.A.》
【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / エンジェル・コマンド / ゴッド / 文明 光/闇/自然 / パワー10500 / コスト9
■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがタップした時、コスト6以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出してもよい。
180円
怪我をした工員を復帰させたり、仕損品となった製品をリサイクルしたりといった特殊技術を持つベテラン工員です。
気難しい人ですが、EXライフという形でシールドを振る舞ってくれたり部下を庇ったりと根は面倒見のいい人らしいですよ。
日頃はそういった特殊業務についているので直接的な生産は墓地からしか行えませんが、維持しておくと工場が上手く回るようになります。
ちなみに彼は当工場製品の《 腐聖 ブラッドウ-2 》がお気に入りらしく、差し入れてあげると喜んで高速出勤してくれます。
初動の事務員さんたち
《フェアリー・ライフ》
【 呪文 】
文明 自然 / パワー- / コスト2
■S(シールド)・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加えるとき、コストを支払わずにすぐ唱えてよい)
■自分の山札の上から1枚目を、自分のマナゾーンに置く。
50円
誰よりも早く来て工場の稼働準備を支えてくれる、ベテラン事務員さん。
後引きするとおおむねマナに送られてのんびりしていますが、彼女のような存在が社会を支えているのです。
ちなみに、《フェアリー・Re:ライフ》にしない意味は価格以外に特にありません。G・ストライクは簡単な研修を受けるだけで取得できる資格なので、余裕があればそちらを受けさせてあげてください。
《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」》
【 ツインパクトカード 】
種族 スノーフェアリー / 文明 光/自然 / パワー2000 / コスト2
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドを1つ、マナゾーンに置いてもよい。
【呪文】
カード名:「お茶はいかがですか?」
文明:光
コスト:4マナ
■S・トリガー
■自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。次の自分のターンのはじめに、自分のシールドを1つ、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
150円
若いだけあってやる気バッチリの、新人事務員さんです。
そそっかしくてシールドをうっかり減らしちゃったりもしますが、時には工員さんに交じって最前線で働くなどエネルギッシュに働いてくれます。
もちろん呪文面でのお茶汲みだってお手の物。増やした盾から後述するトリガーが出てくれば、工員たちの士気も急上昇間違いなしです。
いざというときの手厚い保障
《ディスタス・ゲート》
【 呪文 】
文明 光/闇/自然 / コスト5
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■コストの合計が7以下になるよう、ディスタスを好きな数、自分の墓地、手札、またはマナゾーンから選び、出す。
85円
在庫をチェックし、あらゆるゾーンから製品を2体調達する装置です。
何らかの理由で工員が全滅しても、これさえあれば工場を閉鎖させることなく場を持たせることができます。
《ヘブンズ・ゲート》
【 呪文 】
文明 光 / パワー- / コスト6
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
進化クリーチャーではない光の「ブロッカー」を持つクリーチャーを2体まで、自分の手札からバトルゾーンに出す。
55円
工場長やベテラン工員さんに手札から緊急出勤してもらうハザードコールです。
実は彼らはタフな肉体派なので、工場閉鎖のピンチにも体を張って対応してくれることでしょう。
サブ製品
《 腐聖 ブラッドウ-2 》
【 クリーチャー 】
種族 イニシエート / ゴースト / ディスタス / 文明 光/闇 / パワー3500 / コスト3
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■このクリーチャーが出た時、カードを1枚引く。
■ササゲール2(ディスペクターを召喚する時、コストを2少なくしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。そのディスペクターのコストは0以下にはならない)
50円
《 Disゾロスター 》に並ぶ、工場での生産品です。即時的にドローという利益が発生するうえ、なぜか工員が殴られたときの身代わりになってくれたりすることから根強い人気があります。
実際のところ、ここは4マナ以下のディスタスであればなんでもいい自由枠。好みに応じて単色かつオラクルの《 神徒 メイプル-1 》や終盤に強い《 魂晶 リゲル-2 》などに生産品を切り替えてもいいですよ。
《破獄のマントラ ゾロ・ア・スター》
【 進化クリーチャー 】
種族 オラクリオン / オラクル / 文明 光/闇 / パワー12000 / コスト9
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■進化―自分のオラクル1体の上に置く。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、各プレイヤーはバトルゾーンにある自身の、ゴッド、オラクリオン、オラクル以外のクリーチャーをすべて、好きな順序で山札の一番下に置く。
■T・ブレイカー
150円
この工場でごく少数だけ生産されている、最高級品のゾロスターです。
地道にマナを貯めて手札から出すというオーダーメイドの手作業でしか作れませんが、ひとたび出れば効果は絶大。事実上の全体除去として、この工場を勝利に導いてくれることでしょう。
完成するとやりきった顔をして工場長たちが山札に帰ってしまうのはご注意を。
このデッキの回し方
①ブーストから光臨持ちを設置せよ!
まずすべきは、生産ラインの作成。可能なら2Tブースト→3T《 マントラのイザナイ カリーナ 》で、次のターンには光臨できるようにしましょう。
もし上手くいかない場合は、手作業で《 Disゾロスター 》や《 腐聖 ブラッドウ-2 》を生産して場を持たせましょう。
②光臨ラッシュでさらなるラインを構築!
《 大地のイザナイ エベレスト 》が出勤してマナ光臨の仕事を始めれば、ひとまず安定してきます。
《 太陽の使い 琉瑠 》や《 極世連結 G.O.D.Z.A. 》で工場の生産ラインを維持し、拡大再生産の流れを掴みましょう。
この段階で相手が攻めてきたら、ある程度の攻撃を通して手札を稼ぐのもいいですよ。
③怒涛の大量生産で圧殺!
こうして強固な生産ラインが築けるようになると、どこからでも工員や《 Disゾロスター 》が湧いてくるようになります。
マナ・墓地・シールドとともにバトルゾーンが順調に増えたら、山札が切れる前に一斉攻撃してゲームを終わらせてやりましょう。
この際に《 破獄のマントラ ゾロ・ア・スター 》を用意できると、全体除去によって邪魔者を吹き飛ばしてゲームを決められるのでお勧めです。
採用候補のカード
《クロス倍九郎》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 自然 / パワー4000 / コスト4
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の他のクリーチャーを好きな数タップしてもよい。こうしてタップしたクリーチャー1体につき、自分の山札の上から1枚をマナゾーンに置く。
50円
本人の攻撃を介さずとも光臨を誘発させ、ブーストまで行ってくれる工場内の移動手段です。
継続的に使えさえすればマジで強そうなんですが、いかんせん即効性がないブーストはそれだけで評価落ちますからね……。マッハファイターがあれば話は違ったんですが。《 キノコ将軍 》でも使う?
彼を採用するなら、後述する《 ルベル・ゴルギーニ 》などでアンタップ効果を与えたりするのは必須と言えるでしょう。
……それはそれとして、なんかこいつには変なデッキの可能性を感じますね。俺の中のクソデッキビルダーの血がそう言っています。
《錦糸王子 テンセル》
【 クリーチャー 】
種族 オラクル / 文明 光 / パワー5500 / コスト4
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■各ターン1体目の自分の他のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーを1体選び、タップまたはアンタップする。
50円
生産管理が得意な、工場内のマネージメント担当です。
地味な見た目ながら、毎ターン適当に展開するだけで光臨条件が整ったり、ブロッカーとして仲間を守ったりと結構なやり手。
天門やカリーナから出たりするのも何かと嬉しいですが、単独で仕事ができないことはご注意を。
ここまでの面々を採用すると4マナ域が過多になるので、何らかの踏み倒しや《 レディゴ・カリゾミダーマ 》などの4マナサポートを足すのもアリかもです。
《∞大龍 ゲンムエンペラー》
【 クリーチャー 】
種族 ∞・ドラゴン / チーム零 / 文明 闇 / パワー8888 / コスト8
■<ムゲンクライム>4(自分のクリーチャーを4体タップし、[闇(4)]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から8枚を墓地に置いてもよい。
■自分の墓地にあるクリーチャーすべてに「ムゲンクライム[闇(3)]」を与える。
■自分のクリーチャーすべてに「セイバー:闇のドラゴン」を与える。(自分の闇のドラゴンが破壊される時、かわりに自分の「セイバー:闇のドラゴン」を持つクリーチャーを1体破壊してもよい)
180円
工員3人に生産を指示しながら、墓地からも好みのカードを持ってこれる……という、GODZAのライバルです。
ムーブとしては噛み合ってるんですが、部下を守るのではなく犠牲にして自分が生き残るというパワハラ気質なのは見逃せないところ。
多少ブラック職場(闇文明だけに)になっても許せる方はぜひどうぞ。
《ルベル・ゴルギーニ》
【 タマシード/クリーチャー 】
種族 メカ・デル・ディネロ / スーパーカー・ドラゴン / ACE / 文明 光 / パワー16500 / コスト5
■ブロッカー
■T・ブレイカー
■相手が自分のクリーチャーまたはタマシードを選んだ時、相手のクリーチャー1体または相手のタマシードを1枚選んでもよい。相手はそれをシールド化する。
■自分の光のクリーチャーまたは光のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。
■自分のターンの終わりに、自分のクリーチャーとタマシードをすべてアンタップする。
280円
工場や製品をあらゆる角度から守ってくれる、警備マシーンです。
光臨を使ってからアンタップすればタップ状態のスキはなくせますし、除去が飛んできてもカウンターで除去を飛ばせて安心……というわけですね。単体で生産性がないことを除けば、概ねこのデッキに欲しいものは持ってると思います。
ちなみに、工場の規模が拡大するとなんか突然意志を持って相手を襲い始めます。労災案件。
他にも、枠さえ捻出できれば《 Dの牢閣 メメント守神宮 》などの汎用カードは十分入り得ると思っています。他にも墓地回収やマナ回収系統も相性がよさそうです。
あと、このデッキは回り始めると一瞬で山札が切れるので出す手段さえあれば《 水上第九院 シャコガイル 》が入らなくもない気もしますね。
ただ、水文明が絡むとライバル社の製品を使わないといけなくなるんですよね……。
おわりに
というわけで、オラクル・ファクトリーでした。
いやあ現代社会の縮図と言えるデッキでしたね。俺は簿記2級だから詳しいんだ。
このデッキが強いかどうかはいったん置いといて、「あるカードを活かすためにいろんなアプローチを考える」というのはデッキ作成経験を積むうえで結構役立ってくれます。
何かとっかかり(今回でいえばゾロスターの「オラクル」という種族)があれば、まずはそれを活かせないかカードリストを漁ってみるのはとってもおすすめですよ。
「実際に組んでみた!」「こんな改造はどう?」「年末記事がこんなんでいいの!?」などなど、感想やアイディアがあれば#格安デュエマ研究所でツイートしていただければ幸いです。
それでは、次の記事で。北白河でした。よいお年を。