初めに
皆様はじめまして。ICLUCIANと申します。
今回は2ブロックCSでもちらほら見かけている黒単ゼオスコントロールについて実際に使用した感覚を元に纏めさせていただきました。
デッキ内容
メインデッキ 4枚《闇の破壊神ゼオス》 4枚《麻薬医 ヘモグロ》 4枚《無修羅デジルムカデ》 4枚 《撃髄医 スパイナー》 4枚《幽具 ランジャ》 3枚 《ゲオルグ・バーボシュタイン/ゴースト・タッチ》 3枚 《凶鬼67号 アゴクイ》 3枚 《堕魔 ドゥポイズ》 3枚 《キング・ザ・スロットン7/7777777》 2枚 《 凶鬼92号 デンカ/世紀末ハンド 》 2枚 《幽影モンス・ピエール》 2枚 《堕魔 グリナイブ》 2枚 《堕魔 ドゥシーザ》GRゾーン2枚 《ムガ 丙-三式》2枚 《シニガミ 丁-四式》2枚 《重圧 CS-40》2枚 《カブXII》2枚 《発起の意志 ラパエロ》2枚 《煌銀河 サヴァクティス》超次元ゾーン4枚 《聖剣ナ・ベイベー》 ※《龍覇 ニンジャリバン》の存在を匂わせるため念の為用意しておくのが吉です
どんなデッキ?
単色もしくは《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》や《 テック団の波壊Go! 》をタッチした除去コントロールデッキです。
デッキの強み
《幽具ランジャ》や《撃髄医 スパイナー》といった除去トリガーを豊富に投入しているため赤白轟轟轟のようなビートデッキに対してのカウンター性能が非常に高く、《 闇の破壊神ゼオス 》のマイナス除去によって盤面制圧が手軽。加えて《魔薬医 ヘモグロ》と《凶鬼67号 アゴクイ》による永続的に手札破壊が行えるコンボを搭載しているため青単ムートピアといった手札を溜め込むコンボデッキに対しても有利が付きます。
主な動き方
ビートに対して《堕魔 ドゥシーザ》などの軽量除去で5ターン目まで盤面制圧を徹底し、盤面を制圧した後に《無修羅デジルムカデ》のタップインで完全に蓋をする。
コントロールやコンボに対して《ゲオルグ・バーボシュタイン/ゴースト・タッチ》や《 魔薬医 ヘモグロ 》で動きを鈍らせて時間を稼ぎ、《魔薬医 ヘモグロ》と《凶鬼67号 アゴクイ》 のコンボを揃えて相手は手札なし、自分はどんどん引いて優位な盤面を作る。
詰めシールドを割る枚数に注意が必要となる。ブレイクする前に 《凶鬼67号 アゴクイ》や《闇の破壊神ゼオス》で事前に 《魔薬医 ヘモグロ》 をブレイクしたい枚数分だけ破壊してシールドをブレイクする。シールドトリガーがない場合エンド時に事前に破壊した 《魔薬医 ヘモグロ》 の帰還能力で増えた手札を全て破壊できるため実質盾を焼却することができる。
トリガーやサバキZのケア
《テック団の波壊Go!》《魔薬医 ヘモグロ》 を事前に破壊しておくことで手札に戻されないようにプレイし、《堕魔 グリナイブ》で《 闇の破壊神ゼオス 》やトドメがさせる場合は打点となるクリーチャーを守る。この際に《無修羅デジルムカデ》 はGRクリーチャーしか残すことができないので諦めて手札に返して再展開を狙う。《キング・ザ・スロットン7/7777777》 をクリーチャー面で出しておくのも効果的。《ファビュラ・スネイル/ゴルチョップ・トラップ》 《テック団の波壊Go!》と同様に《魔薬医 ヘモグロ》 を事前に破壊しておくことでマナに送られないようにし、可能であれば《堕魔 グリナイブ》で 他のクリーチャー守る。《 無修羅デジルムカデ 》 や《 闇の破壊神ゼオス》 はパワーが高いため基本的には範囲外になる。
《♪仰ぎ見よ閃光の奇跡》入っていることが明確なデッキに対しては可能であれば《無修羅デジルムカデ》を立ててから殴る。 打たれた際に盾が残ってない場合はGR召喚されたクリーチャーを 《凶鬼67号 アゴクイ》+《 闇の破壊神ゼオス 》かエンド時の《 魔薬医 ヘモグロ 》+《ゲオルグ・バーボシュタイン/ゴースト・タッチ》 によるマイナス除去で破壊する。
《KAMASE-BURN!》などの単体除去過剰打点を形成して単体除去1枚では返せない盤面をつくる 。《サバキZ系統》ハンデスして打てれない状況をつくる。複数枚ブレイクする場合はブレイクで手札に加わった《魂穿ツ煌世ノ正裁Z》で貼り付けられないように 《 魔薬医 ヘモグロ》を墓地に逃がす。
GRゾーンの選定基準
《 無修羅デジルムカデ 》が《 轟轟轟ブランド 》によって焼かれないパワー6500以上を必ず満たせるようにするためパワー2500以上の物だけに絞る。加えて《 堕魔 グリナイブ》で守れるように種族をマフィギャングにする。《ムガ 丙-三式》はクセがなく使いやすいが《シニガミ 丁-四式》は強制的に墓地を肥やす効果があるので要注意。次に 《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》 による妨害の影響を最低限に抑えるためにコストを軽くするといった点である。早い段階に出てしまい 《幽具 ランジャ》 が間に合わないといったケースは避けたい所です。最後に《キング・ザ・スロットン7/7777777》で飛ばされないようにするためデッキ内とコストがなるべく被らない物を選択する。コスト1以外はまんべんなく投入されているのでムカデの殴り返しの組み合わせが強い《発起の意志 ラパエロ》などを取るか《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》に対しての耐性を上げるため《越境の意志 ドナート》を取るかはプレイヤーの好みや環境に左右される。
最後に
母数があまりいないアーキタイプのためもっと使ってもらいたいという思いも込めて今回記事とさせていただきました。
2ブロックでもコントロールが握りたいといった方、特に黒単デスザークを旧環境で使用されていたプレイヤーにはぴったりのデッキとなっておりますので是非お試しください。
最後までお読み頂き誠にありがとうございました。