このデッキはこんな人におすすめ! |
●安くて楽しいデッキが欲しい! ●『ファンタジーBEST』をめっちゃ剥いた! ●デザイナーズデッキ、いいじゃない! ●人外娘が好き(?) ●「はーしーれー」←これで特定のメロディが浮かぶ(???) |
【マーシャルループ】。
幾度となく環境に現れ、特に今年は『ファンタジーBEST』で多くの追加戦力を獲得したアーキタイプだ。
だが待ってほしい。『ファンタジーBEST』で強化されたのは、本当にループなのだろうか?
開発チームが安易にループデッキを推奨するとは考えにくい。むしろ、ループ以外の【マーシャル・クイーン】の構築を意図していたのではないか?
そう、シールドをリソースとした変則的なミッドレンジ。
\それが、マーシャル歌劇団なのです!/
……これ若い人通じる?
音ゲーのコラボ楽曲とかでちょこちょこ来てるからワンチャン……?
目次
格安デュエマ研究所とは?
『格安デュエマ研究所』は、デュエル・マスターズの安くて楽しいデッキを構築・紹介していく企画だ。
「格安」の定義として、「シングル価格の合計がクロニクルデッキ・ドリーム英雄譚デッキの定価(=およそ5000円)以内」と設定している。
※シングル価格は、執筆時点(2024/12/20)のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A(最高品)相当として計算
もちろん、すでに持っているカードや傷アリカードを使えば、もっと安く構築することが可能だ。
また、安いデッキは高額デッキの代用品や劣化版ではない。独自の強さや面白さを持つデッキを研究・紹介していくぞ!
\それが、格安デュエマ研究所なのです!/
デッキのコンセプト
【マーシャルループ】について解説するとそれだけで記事が1本できてしまうので割愛。最新のリストは環境解説記事をご覧いただきたい。
んで、今回の格安デッキ的には「ループせずシールドをリソースに打点を展開するデッキ」を目指したい。ループほど試合時間がかからないという点で、デッキとしての差別化もできるはずだ。
あと紹介できるうちに紹介しておかないと、またパーツが値上がりそうなので……
【マーシャルループ】の構成要素のうち、《 マーシャル・クイーン 》本体と軽量進化元は以下のような顔ぶれ。
このパッケージだけ残して、他の採用カードは【マーシャルループ】とできるだけ被らないように構築してみよう。
特に、デッキの柱としてデザインされたであろう《龍后麗姫マーシャル・プリンセス》はうまく活用したい。強く・安く・美しい構成の、真のプリンセスデッキを目指すぞ。
また、殴る以上は可能ならばトリガーケアや除去耐性を用意できれば理想だ。
目標は止まらない過剰打点で攻めるデッキ。
\それが、マーシャル歌劇団なのです!/
デッキレシピ
というわけで完成したデッキがこちら!
欲しいカードがあれば、デッキリストの「デッキ価格をシミュレーション」→必要なカードを選んで「在庫チェック」で、購入画面までカンタンに飛べちゃうぞ。ぜひ使ってみてほしい。
シングル価格の合計は4,430円(2024/12/20時点)。
あとで詳しく解説するけれど、格安デュエマ研究所に初登場となる大物が採用されている。
さしずめ、マーシャル一族の興行にサプライズ登壇した大物ゲストヒロインといったところか。他所のトップスタアを惜しみなく招聘するエンターテイナー集団。
\それが、マーシャル歌劇団なのです!/
個別カード解説
ここからは個別のカードを見ていこう。
個別カード解説【暴発マーシャルズ】
まずは【マーシャル】の代名詞となる、シールド暴発担当カード。スプラッシュ・クイーンはいつから暴発一族になったんだ。
《マーシャル・クイーン》4枚
【 進化クリーチャー 】
種族 スプラッシュ・クイーン / 文明 水 / パワー5000 / コスト3
■進化-スプラッシュ・クイーン・クリーチャー1体の上に置く。
■このクリーチャーが出た時、自分の手札を3枚までシールド化する。その後、同じ数の自分のシールドをブレイクする。
120円
デッキの基柱にして、スプラッシュ・クイーンを命知らずの暴発集団と定義づけやがった元凶。
本人も「3倍《 エメラル 》」としてデザインされてたはずなのに、裁定変更でこうなってしまったというあまりにデコボコ、石ころだらけの道を歩んだクリーチャーだ。
今回は展開の起点として、2コスト域のタネから進化・シールド暴発によって後続を展開するぞ。
《龍后麗姫マーシャル・プリンセス》4枚
【 クリーチャー 】
種族 マジック・スプラッシュ・クイーン / ドラゴンの花嫁 / 文明 光/水 / パワー6000 / コスト5
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚をシールド化し、その後、自分のシールドを1つブレイクする。
■自分のスプラッシュ・クイーン・クリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは選ばれない。
55円
晴れたらごきげんよう。このデッキを組むきっかけとなった、ドラゴンの花嫁だ。
「シールドを回復させつつ暴発」「手札が無い状態で出しても仕事する」と、《 マーシャル・クイーン 》にはできなかった役割をこなす良カードだ。
5コストはちょっともっさりしているので、相方たる《マーシャル・プリンス》のS・トリガー付与で踏み倒せるとなお嬉しい。
登場後は自軍への耐性付与が役割……と見せかけて、実は革命チェンジが最大の仕事。プリンセスから龍の歌姫に、予想外のチェンジをして魅せよう。
\それが、マーシャル歌劇団なのです!/
《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》4枚
【 進化クリーチャー 】
種族 スプラッシュ・クイーン・ドラゴン / 文明 水 / パワー7000 / コスト5
■S・トリガー
■進化:自分のスプラッシュ・クイーン1体の上に置く。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の手札を3枚まで裏向きにして、それぞれ新しいシールドとしてシールドゾーンに加え、その後、同じ数の自分のシールドを手札に戻す。(その「S・トリガー」を使ってもよい)
200円
自前のS・トリガーが偉すぎる、暴発おかわりドラゴン。
進化させたくないクリーチャーが意外と多くないことから枚数の削減も検討したんだけど、やはり4枚がベストだった。
意外とサイズが小さいことには注意。除去耐性の付与や革命チェンジでの回収など、できる限り危険に晒さないようにしよう。
個別カード解説【ドロー関連】
とにかく「シールドに埋める手札」を要求するデッキであり、かつ進化ラインを揃えることも必要なので、ドロー手段は超重要。
そうしたドロー・手札操作系のカードを見ていこう。
《エメラルド・クーラー》4枚
【 クリーチャー 】
種族 スプラッシュ・クイーン / 文明 光/水 / パワー1500 / コスト2
■このクリーチャーが出た時、カードを1枚引く。
60円
野生のぷにる。あるいはどれみちゃん。
手札枚数が生命線となる《 マーシャル・クイーン 》デッキにおいて、手札を減らさずマナカーブも繋がる進化元の登場は革命だ。
たぶん今後もずっと「マーシャルあるところにぷにるあり」は続くんじゃないかなあ。当然の4枚。
《カシス・オレンジ/♥応援してくれるみんなが元気をくれ〜る》4枚
【 ツインパクトカード 】
種族 スプラッシュ・クイーン / 文明 水 / パワー2000 / コスト2
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚を見る。その中から好きな枚数を山札の一番下に置き、残りを好きな順序で山札の上に置く。
────────────呪文────────────
カード名:♥応援してくれるみんなが元気をくれ〜る
文明:水
コスト:4マナ
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■カードを2枚引く。
150円
2コスト進化元その2。クリーチャー面はドローこそできないものの、事故率を低減してくれる。
また、ごく稀に山札トップを確認することで《龍后麗姫マーシャル・プリンセス》の暴発を補助するパターンも発生するぞ。
呪文面も「とりあえず《 マーシャル・クイーン 》から暴発させてドロー」みたいな運用で役立ってくれることが多い。
そんな呪文面、どうでもいいけどカード名入力がめんどくさい。
《ダイキリ》4枚
【 クリーチャー 】
種族 スプラッシュ・クイーン / 文明 水 / パワー3000 / コスト3
■各ターンに一度、自分のエレメントが出た時、または自分が呪文を唱えた時、カードを1枚引いてもよい。
■自分のタップしているクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに手札に戻す。
55円
ドサクサ紛れに登場していたスーパー《 アクア・ハルカス 》。ヨビニオンする方よりお前の方が正統後継者だよ。
自身が出た時もとりあえずドロー。後続を出してもドロー。これを3コストでやってくれるのは地味ながら嬉しいところだ。
破壊を置換してくれる効果も重要で、特にブロッカーは「ブロックしたら手札に帰ってくる」という非常にイヤらしい性能を持つようになってくれるぞ。
《マリブ・リッキー》2枚
【 クリーチャー 】
種族 スプラッシュ・クイーン / 文明 水 / パワー2000 / コスト4
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■自分のスプラッシュ・クイーンがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。
50円
5枚目以降の《ダイキリ》。4コストがちょっと取り回しに困るので枚数は控えめとした。
ただそれでも、ドロー回数に制限がないこと・自前でブロッカーを持っていることは大きな差別化ポイント。
重ね引きはしたくないけれど、1枚立てておけると安心感があるぞ。
個別カード解説【S・トリガー】
続いてはS・トリガーの付与だったり受け札だったり、上で紹介しきれなかったS・トリガー持ちカードをまとめて紹介しよう。
《マーシャル・プリンス》4枚
【 クリーチャー 】
種族 マジック・スプラッシュ・クイーン / 文明 光 / パワー5000 / コスト5
■S・トリガー
■ブロッカー
■自分のシールドゾーンにあるスプラッシュ・クイーンに「S・トリガー」を与える。
■自分のスプラッシュ・クイーン・クリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい
110円
本人が2面止める受け札であることに加え(守ってくれるあたり、王子様ポイントが高い)、自軍へのS・トリガー付与があまりに偉い。
メクレイドとは違った形でスプラッシュ・クイーン染めデッキを推奨する、ユニークなデザインだ。
基本的には《 マーシャル・クイーン 》でコイツを踏み倒し、後続をS・トリガー化させるのがデッキの基本戦略だ。
《カシス・パイン/♥あたしのスパークがメロメロにさせ~る》3枚
【 ツインパクトカード 】
種族 スプラッシュ・クイーン / 文明 光 / パワー3000 / コスト2
■ブロッカー
────────────呪文────────────
カード名:♥あたしのスパークがメロメロにさせ~る
文明:光
コスト:5マナ
■S・トリガー
■相手のクリーチャーをすべてタップする。
50円
無駄のないテキストがオシャレな1枚。
- 追加の軽量進化元
- 1ターン稼げる受け札
- 道をこじ開ける
- タップキルで盤面処理
- そもそも貴重な光単色マナ
と、絶妙に隙間を埋めてくれるカードだ。メインギミックに強く寄与するわけではないけれど、このいぶし銀っぷりから3枚。
《カシス・ソーダ/♥あたしたちがみんなに元気を届け~る》2枚
【 ツインパクトカード 】
種族 スプラッシュ・クイーン / 文明 水 / パワー3000 / コスト3
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは攻撃できない。
■ラスト・バースト(このクリーチャーが破壊された時、このカードの呪文側をコストを支払わずに唱えてもよい)
────────────呪文────────────
カード名:♥あたしたちがみんなに元気を届け~る
文明:水
コスト:4マナ
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■自分のクリーチャーを1体、手札に戻す。その後、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
50円
進化元でもあるんだけれど、呪文面がポイントとなるのでS・トリガーとして紹介。
これ、このデッキの柔軟性を高めるセルフバウンスS・トリガーなのだ。
登場時効果、特に革命チェンジ連中を回収することで、詰め切れなかったときも受けケアを継続できるぞ。
また、《 海姫龍 ライベルモット・ビターズ 》のアタックトリガーで唱え、《ライベル》自身をバウンスすることで攻撃をキャンセルするテクニックもある。
ピーキーな動きを可能にする良カード。うまく活用したいところだ。
個別カード解説【革命チェンジ】
このデッキの「攻め」を担当する革命チェンジの面々。
ただ闇雲に攻めるのではなく、チェンジ元も絡めたテクニカルな動きで柔軟に立ち回れるぞ。
\それが、マーシャル歌劇団なのです!/
《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》1枚
【 ツインパクトカード 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / ドレミ団 / 革命軍 / 文明 光/水 / パワー7000 / コスト7
■革命チェンジ:光または水のドラゴン(自分の光または水のドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、次の相手のターンの終わりまで、相手は呪文を唱えられない。
────────────呪文────────────
カード名:「未来から来る、だからミラクル」
文明:光/水
コスト:6マナ
■カードを3枚引く。その後、コスト5以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。
980円
《ラフラブ》、格安デュエマ研究所に堂々参戦!!!!
実はチェンジ元が8枚(+《カラフルベル》)採用されており、意外とチェンジのチャンスは多い。
言わずもがな、呪文を止めて殴り込むのは安心感が段違いなので、「革命チェンジできる時が攻撃開始の時」みたいなつもりでいるのが良いだろう。
《大音卿 カラフルベル》2枚
【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ドレミ団 / 文明 光/水 / パワー11500 / コスト8
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジ-光または水のコスト5以上のドラゴン
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、次の自分のターンのはじめまで、自分のクリーチャーは破壊されない。
50円
業界最高峰の品揃えで、午後3時までの注文で即日発送してる通販カードショップのような名前のドラゴン。そんな神サイトある?
このデッキの怪しげ枠であり、「《ラフルル・ラブ》じゃダメなんですか」枠……なんだけど、コイツはコイツで唯一無二。
一斉攻撃の口火として革命チェンジすれば、破壊系のカードで止まらなくなる。
他の方法では離れてしまうものの、逆に言えばセルフバウンスで回収できるということ。《♥あたしたちがみんなに元気を届け~る》を唱えて拾っておけると理想だ。
《ブラック・トルネード》2枚
【 クリーチャー 】
種族 スプラッシュ・クイーン / 文明 水 / パワー4000 / コスト3
■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、表向きにし、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■革命チェンジ:スプラッシュ・クイーン(自分のスプラッシュ・クイーンが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。
50円
こちらはスプラッシュ・クイーンからの革命チェンジ。
ドラゴン連中に比べると打点としては心許ないものの、あらゆるスプラッシュ・クイーンを回収する手段として重宝する。
特に、《 海姫龍 ライベルモット・ビターズ 》からチェンジ後に《ライベル》のアタックトリガーを処理。《ライベル》自身を暴発させるテクニックはめっちゃ便利なので覚えておこう。
デッキの回し方
このデッキの基本パターンは「シールドからめっちゃ暴発させて展開」。なんか先月も似たこと言ったな。
例によってクセの強い部分もあるので、具体的に見ていこう。
①とにかく暴発!マーシャルを出せ
序盤にまずやりたいことは、3ターン目の《 マーシャル・クイーン 》着地。
そこから逆算すると、《 マーシャル・クイーン 》を引き当てることに加え、
- 2ターン目には進化元を出す
- 2・3ターン目に置くマナは単色
の2点が要求される動きだ。そのため、初手に見えた多色カードは迷わずマナに埋めてしまおう。
マナ回収ギミックのないデッキではあるものの、拾えなければ拾えないでサブプランで戦えばいいのだ。
②展開せよマーシャル軍団
できれば《マーシャル・プリンス》を優先的に着地させ、シールドからの展開を容易にしよう。
また、《 マーシャル・クイーン 》《ライベルモット・ビターズ》は手札が無い状態だと暴発を行えない。
置きドローを展開し、《クイーン》《ライベル》が出たらまずドローを処理、と動くようにしたい。
③革命チェンジでぐるぐるせよ!
5コストドラゴン、および革命チェンジ先が揃ったら攻撃開始!
個別カードの項でも紹介したように、《 海姫龍 ライベルモット・ビターズ 》は革命チェンジ後に自身のアタックトリガーを処理することで、「手札から自分を埋めて自分を暴発」というインチキくさい動きが可能だ。
当然、出し直した《ライベル》は再び攻撃が可能。この動きをうまく活用して、面展開しながら殴っていこう。
1ターンで詰め切れなかった場合も、耐性持ちブロッカーが複数並ぶ盤面が作れていれば安全なはずだ。
一度ターンを返してしまっても、しっかり守れば次のターンで勝てるパターンも多々ある。
\それが、マーシャル歌劇団なのです!/
改造するなら
改造案……として、まずは「アレ入ってないの?」の話から。《キール・ロワイヤル》だ。
【 クリーチャー 】
種族 マジック・スプラッシュ・クイーン / 超化獣 / 文明 光/水 / パワー3000 / コスト3
■ジャストダイバー
■このクリーチャーが出た時、自分のシールドを1つ見る。それを手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない。そうしたら、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。見たシールドを手札に加えなかったら、カードを1枚引く。
■ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
────────────ハイパーモード────────────
パワー:5500
■このクリーチャーが攻撃する時、スプラッシュ・クイーン・メクレイド5する。
350円
超化獣に求められていた「出た時に一仕事できる」を満たしてくれる良カード。通常弾でやってくれよ。
事実、【マーシャル】系デッキでの活躍を見せて、お値段もじわじわ上がり気味。
ただこのデッキ、
- 《マーシャル・クイーン》で投げるために手札を3枚抱えたい
- →序盤の手札のやりくりがカツカツ
- →多色カードを埋める余裕がない
……というジレンマを抱えており、多色カードの枚数を抑えたかったのだ。【マーシャルループ】と違って、革命チェンジ連中や《龍后麗姫マーシャル・プリンセス》といった多色カードが入ってるしね。
もちろん入れたら入れたで強いのだけれど、今回は色の問題から切った形だ。
ただ、他にも入れたい多色クリーチャー増えちゃったんだよね……
多色カードが増えるなら、いっそそこに注目してしまうのもアリかもしれない。
《「巻貝の潜水兵」》
【 クリーチャー 】
種族 スプラッシュ・クイーン / チーム銀河 / 文明 水 / パワー2000 / コスト2
■レインボーナス:このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンに自分の多色クリーチャーがあれば、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。
50円
最速で《 マーシャル・クイーン 》に繋ぐなら単なるバニラ進化元として・中盤以降は小回りの利く足止めとして、ギリッギリ検討の余地はある……かも。
あとまぁやっぱ、変なデッキ組むからには変なカードの採用を検討したいよね。各々の個性を尊重。
\それが、マーシャル歌劇団なのです!/
さいごに
格安デュエマ研究所、今回は変則的な【マーシャル】デッキをお送りしたぞ。最後まで読んでくれてありがとう。
「組んでみたよ!」「こんな改造はどう?」などなど、コメントがあればぜひ#格安デュエマ研究所でお寄せいただきたい。
それでは皆様、ご唱和ください、彼女らの名を!
\それが、マーシャル歌劇団なのです!/