こんにちらすね~。(挨拶)
なんやかんやで王道W 第1弾~邪神vs邪神 ~ソウル・オブ・ジ・アビス~が発売されましたね!
デュエルマスターズのスピード感を感じています。ちなみに、 デッキを作ってもらった時期が4月の前半だったため、この記事のレシピに新弾のカードは入っていません!!
相性の良いカードは適宜キャッチアップしていこうと思います。
というわけで、ちょっと旬を過ぎつつあるのですが、前回の記事に続いて、 デュエパ評議会の御三方をお呼びして「異次元の超獣使い 」でコラボした全ライバーさんについて、その方の戦術をピックアップしたデッキを紹介していこうと思います。
今回は、前回の記事に収まりきれなかった対抗色カラーのライバーのさんのデッキの紹介です!
目次
守護地龍 ザノウハウ(社築デッキ)



【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント・ドラゴン / スノーフェアリー / 文明 水/自然 / パワー12000 / コスト8
■シンパシー:スノーフェアリー(自分のスノーフェアリー1つにつき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただしコストは0以下にはならない)
■マッハファイター
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、カードを3枚まで引く。
■自分のスノーフェアリー・クリーチャーすべてに「セイバー:スノーフェアリー」を与える。(自分のスノーフェアリーが破壊される時、「セイバー:スノーフェアリー」を持つクリーチャーをかわりに破壊してもよい)
というわけで一発目は社築と書いて「やしろ・きずく」さんのデッキ。
彼のコラボカード「守護地龍 ザノウハウ」はスノーフェアリーを強力にバックアップする効果を持っているので、素直に水自然のスノーフェアリーデッキになりました。
他のパートナーでも同じですが、スノーフェアリーデッキはとにかく初動でスノーフェアリーを大量に並べるところからスタート!
豊富な1マナ・2マナのスノーフェアリーを駆使して、シンパシー元をどんどん展開していき、そこからザノウハウを出して3ドロー……というのがシンプルな目標です。
そうして増えた手札とリソースを駆使して、さらに展開していきます。スノーフェアリーで統一したデッキの強みは、なんといっても公開領域のリソースを自由自在に操れること!



《 武家類武士目 ステージュラ 》はGゼロ条件こそあるものの、そこを乗り越えてしまえば「無料で出てきて、マナゾーンと墓地のスノーフェアリーを好きなだけ回収」というぶっ飛んだテキストを持っています。
ザノウハウをセイバー効果で墓地に送られたスノーフェアリーや、ツインパクト持ちのスノーフェアリーをこれで一気に回収して再び展開しなおすのがハチャメチャに強い!
《 ダイヤモンド・カスケード 》《 氷結龍 ダイヤモンド・クレバス 》も、それぞれ癖のあるテキストをしていますが、書いてることはステージュラと同じ大幅なリソース回復です。
これらの専用リソース回復カードを駆使して、「マナ増やす→展開する→手札増やす」のサイクルをガンガン回して……。
これらのパワー増加+パワード・ブレイカー付与カードでゴリ押しして相手を圧殺しましょう!戦いは数です。
また、「邪神vs邪神」でもスノーフェアリー強化は続いており、「奇跡妖精」サイクルや《 咎十字YUNAGI-10 》は明確にこのデッキの強化パーツです。
是非カーナベルで買いましょう!(露骨な宣伝)
某闇光水の高額カードが出張ってる内に、安いカードを揃えるチャンス!!!!!!!
《 ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク 》(加賀美ハヤトデッキ)



【 ツインパクトカード 】
種族 アーマード・ドラゴン / 文明 光/火 / パワー6000+ / コスト6
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札を見る。その中から、名前に《ルピア》とあるカードを1枚出してもよい。その後、山札をシャッフルする。
■このクリーチャーは、自分の墓地にあるファイアー・バード1体につき「パワーアタッカー+1000」を得る。
────────────呪文────────────
カード名:スーパー・スパーク
文明:光
コスト:5マナ
■相手のクリーチャーをすべてタップする。
加賀美ハヤトさんのデッキは、《 ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク 》をパートナーにした、光火の革命チェンジ軸のデッキです。
《 ボルメテウス・レインボー・ドラゴン 》は革命チェンジを持っていて、パートナーにすると勿体ないため、超便利ドラゴンであるこいつがパートナーです。
パートナーゾーンから呪文面は撃てないので、いわゆる「色マーカー」としてのツインパクトです!
動き方は、まずはチャージャー呪文や軽減能力持ちクリーチャーを駆使してとにかく《ボルシャック・NEX 》を場に出します。
そして「 このクリーチャーが出た時、自分の山札を見る。その中から、名前に《ルピア》とあるカードを1枚出してもよい。その後、山札をシャッフルする。 」の効果で《 凰翔竜機バルキリー・ルピア 》をサーチします。

《 凰翔竜機バルキリー・ルピア 》 の「 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中からドラゴンを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。 」の効果で、《 ボルメテウス・レインボー・ドラゴン 》(や、任意の革命チェンジで出したいドラゴン)を持ってきます。
そして、 《 凰翔竜機バルキリー・ルピア 》でアタックしてそのまま 《 ボルメテウス・レインボー・ドラゴン 》 に革命チェンジ!……という圧倒的なパートナーを介した再現性がこのデッキの強みです。いわゆる「NEXチェンジ」の構えですね。
このデッキのもう一つの強みは、持ってくるドラゴンを変えることで柔軟な立ち回りが可能なことです。
《 ボルシャック・ヴォルジャアク 》は「クリーチャーが出た時」という圧倒的デュエパ適正の誘発条件でシールドを増やすことができ、凄まじく面倒くさい守りの固め方をしてくれます。《レインボー》のドラゴンのトリガー化効果と相性も◎。
《 蒼き守護神 ドギラゴン閃 》は言わずもがなの強力な展開効果を持っており、先陣を切るにはぴったりです。全体ブロッカー可+エンド時のアンタップも、後ろ向きながら堅実に強いです。
《 輝く革命 ボルシャック・フレア 》は上2枚よりさらに後ろ向きな効果をしていますが、「盤面を制圧する」という観点では抜群の適正をもっています。「 ■各ターン、はじめて相手のクリーチャーが出る時、そのクリーチャーはタップして出る。 」のウザさは使われないとわからないです。
なんか全員陰湿な感じになってしまった……。光火という主人公カラーのドラゴンたちなのに!!!
さらに、光火で組むと《 エンドラ・パッピー 》 《 パロッタ・夜・ミエッピ 》が使えてさらにハッピーです。
革命チェンジでドラゴンが出る度に1ドローして、どんどん好きなドラゴンを発表していきましょう!
悪魔聖霊ジェミニアス(夜見れなデッキ)



【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / デーモン・コマンド / ファンキー・ナイトメア / 文明 光/闇 / パワー9500 / コスト7
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、相手は自身のクリーチャーを2体選び、破壊する。
■このクリーチャーがタップした時、相手の手札を2枚見ないで選び、捨てさせる。
■このクリーチャーが離れた時、呪文を2枚まで、自分の墓地から手札に戻す。
夜見れな氏のデッキは、コラボカード《 悪魔聖霊ジェミニアス 》を活かしたコントロールデッキとなっています。
カードゲームのオタクの好きそうな、相手に嫌がらせをする3つの効果を持っているので、その効果を最大限に生かすために、ゲームを遅延して勝つデッキです。
こんなこと書いたらファンの人に怒られないか???? という気がしてきましたが、多分光闇のデッキが好きな人は、相手のリソースを削るのが好きだと思うので、大丈夫であることを願います。俺も大好きです。
自然なしのデッキで7マナのパートナーを取り回すために、まずはチャージャーや白の「相乗り」カードを駆使してパートナーの着地体制を整えましょう。
一旦《 悪魔聖霊ジェミニアス 》が出てしまえば、これらのカードが帰って来る上に、ハンデスや除去で盤面を荒らすことができるので、ひたすら手元のカードを使って相手に嫌がらせをしていきましょう。
せっかくコントロールデッキを使うなら、シナジーで相手を追い詰めていくのもまた一興!
たとえば、ハイパーモードのために《 悪魔聖霊ジェミニアス 》 を寝かせると、ローリスクで2枚ハンデスができたり。
《 悪魔聖霊ジェミニアス 》が破壊されたらパートナーゾーンに戻さずにそのまま墓地に置いて、《 ブラック・タッチ 》《 幻双の絆 》と相互に蘇生・回収しあってリソースを稼いだり……。
デュエパ光闇デッキの最強タマシード、《 真価と代価のチェスト 》を置いた上で 《 悪魔聖霊ジェミニアス 》 を自爆特攻させて、タップされた時→離れた時→出た時のトライアスロンを決めたり。
そんなこんなで《 悪魔聖霊ジェミニアス 》の効果を使い倒して、ゲームを有利に進めていきましょう。オタクデッキ!
好きなだけ相手のリソースを破壊し尽くしたら、呪文ロックして殴って終わり! お疲れ様でした。
「邪神vs邪神」の《 大崩壊炉 マーダン=ダイロウ 》はこういう後ろ向きアーキタイプにぴったりのカード。進化で出せばプレイヤー2人の盤面を破壊できます。

地雷冥土The World Is Mine(花畑チャイカデッキ)



【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / アウトレイジ / 文明 闇/自然 / パワー9000 / コスト6
■リベンジ・チャンス:各ターンの終わりに、相手の、コスト9以上またはパワー15000以上のクリーチャーがあれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがタップした時、相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。その後、その選んだクリーチャー以下のコストの、進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地から出してもよい。
花畑チャイカさんのコラボカード、《 地雷冥土The World Is Mine 》は「タップした時」誘発という色々なロックをすり抜けるまさに地雷のようなクリーチャー。
この効果を駆使して、様々なクリーチャーを釣って勝ってしまおういうデッキになりました。
序盤は、闇自然の多種多様な初動カードで、墓地とマナを同時に整地していくところからスタート。
とりあえずリベンジ・チャンスは初動としては考慮せずにデッキを組んでいますが、狙える時は積極的に狙っていきましょう! まあ流石に、見えてる地雷を踏みに行く人もそういないとは思いますが。
そんなこんなで、6マナ溜まったら《 地雷冥土The World Is Mine 》の出撃!
前述の通り、破壊+蘇生効果のトリガーは「タップした時」なので、マッハファイター付与、ハイパー化、ハイパーエナジー等あらゆる手段で起動できるようになっています。
基本的に何を釣ってもつよいデッキになってるのですが、おすすめのクリーチャーは《 噴霧怪人ドポイズン》と《 冥土人形アカイブ・ヤップップ 》!
どちらも各プレイヤーに被害を与えながら墓地に帰っていくクリーチャーで、しかも低コストなのでほぼ発動できるのが強み! こいつらを何度も何度も出して、ひたすら他のプレイヤーの足を引っ張っていきましょう!(なんかこんなんばっかだな今回)
闇自然というカラーリングのおかげで、フィニッシャーもよりどりみどりなのが素晴らしいところ。
闇/自然の2色は手札・マナ・墓地・場の全てをコントロールできるのが魅力!圧倒的なリソース循環能力でしぶとく戦っていきましょう!
爆裂英雄 A・R・T(イブラヒムデッキ)



【 クリーチャー 】
種族 マジック・フレイム・コマンド / 文明 水/火 / パワー6000 / コスト5
■スピードアタッカー
■ジャストダイバー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、カードを3枚まで引く。このターン、自分がカードを7枚以上引いていれば、相手のエレメントを2つまで選び、持ち主の手札に戻す。その後、このクリーチャーは相手のシールドを1つブレイクしてもよい。
イブラヒムさんのコラボカードは《 爆裂英雄 A・R・T 》!

既に2人対戦の構築環境でも存在感を発揮している最強クリーチャーです。
合計で7ドローしていると2面除去がついて来ますが、そうでもなくても「出た時3ドロー+ジャストダイバー」の時点で十分に強力!
単騎で完結した能力を持つ彼を活かして、ゴリ押しミッドレンジデッキをやっていきましょう。
序盤は、こちらもおなじみの「マジック」種族を持ったクリーチャーからスタートしていきます。
手札の準備がある程度整って、走れそうなら《 爆裂英雄 A・R・T 》 開始!
3ドローで中盤のリソースを確保しながら、7ドローを達成していたならば、自分より早く動いてきそうな相手の盤面を荒らして優位を継続していきましょう。
《 爆裂英雄 A・R・T 》 は「マジック」「コマンド」種族を持っているため、各種侵略や革命チェンジに対応しまくっているのも強み!
3ドローして、次のターン3ドローしながら革命チェンジして、次のターン出してまた3ドローして……と繰り返していくことで、どんどん手札を増やしていくことが可能。
このサイクル中に7ドローに到達したターンがあれば、相手の盤面にも鑑賞できるため、火水のデッキには珍しく手数多く粘り強く戦えるデッキになっています。
特筆すべきカードは《 海龍神の魔風 》で、手札を総入れ替えしながら戻ってくるため、手札が6枚以上あるなら毎ターン7ドローを達成できます。
さらに、1枚のドローを「2枚引いて、1枚捨てる」に変換する《 日曜日よりの使者 メーテル 》がいれば、7ドローを安定して達成しやすくなります。
「邪神vs邪神」の 《 ~西方より来る激流の竜騎公~ 》は種族こそ浮いていますが、進化で出すと3コス3ドロー1捨ての化け物クリーチャー。ARTの横に添えると開始時の1ドロー+3ドロー+3ドローでぴったり7ドローになります。
踏み倒し効果も、手札を溜め込む上に全体的に軽めのカードの多いこのデッキとは噛み合います。オタクカードですね。
あとがき
そんなわけで、ライバーさんをフィーチャーしたデュエパデッキの紹介記事、後編でした。
前回の記事から1ヶ月、コラボパックのカードの供給もだいぶ安定して、デッキを組むいいチャンスなんじゃないでしょうか?
レシピ・紹介カードの中にはシングル価格が高いカードや入手が面倒なカードも多いですが、最適な構築を追求するだけではなく、自分で「あっ、これ強そう!」と思ったカードを使うのもデュエパの楽しさだと思うので、是非個々人で持っているカードの範囲で、沢山遊んでみてください。
そんなことをしている内に「 邪神vs邪神 」が出たので、来月はこれのレビューをやります!!!! ずれ込んだからには使用感までみっちり書き込んでいきたいですね(希望)
それでは、お付き合い頂きありがとうございました!