このデッキはこんな人におすすめ! |
●安くて楽しいデッキが欲しい! ●ロックデッキが好き! ●これくらいのファンデッキ帯で使うと一番嫌がられるタイプのデッキである自覚がある ●2010年全国大会王者 |
こんにちは。あるいはお久しぶりです。『格安デュエマ研究所』研究員の北白河と申します。
今日も今日とて格安をやっていこうと思います。

223回目となりました当企画『格安デュエマ研究所』。

当企画はその名の通り、安くて楽しいカードを活かして格安デッキを研究する……という企画となっております。
さて。今回の主役は。
《 聖霊龍王 スタグネイト 》(50円)です。
いやあ、久しぶりの「キーカードが一番安い」タイプのデッキがきましたね。なんなら他のカードがだいたい60円とかだからマジで最安。
全体的に鳴かず飛ばずの「昔の低レア進化獣」の一角たる一枚ですが、実は昨今のエンジェル・コマンド強化によってだいぶ使いやすくなってるんですよね。
今回はこのカードを活かして、格安でデッキをやっていこうと思います。
例によってもう少し財布に余裕のある方向けの改造パーツなども紹介しておりますので、ぜひぜひ最後までお付き合いくださいませ。
ちなみに、デッキリストの「デッキ価格をシミュレーション」→「在庫チェック」から、直接カーナベルで購入に向かうことも可能です。検索なしで必要なカードにアクセスできてマジで便利なので、ぜひどうぞ。
目次
はじめに:この企画のルール
当企画『格安デッキ研究所』は、ガチまとめライターが持ち回りで低予算デッキを構築・紹介していく企画です。
何をもって「低予算」とするかは難しいところですが、当企画では「シングル価格の合計がクロニクルデッキ・ドリーム英雄譚デッキの定価(=およそ5000円)以内」という基準を設けさせていただきます。
(シングル価格は、執筆時点(2024/8/20)のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A(最高品)相当として計算)

もちろんすでに持っているカードを使ったり、カード状態にこだわりがなければ、さらに安く構築することも可能ですね。
また、忘れてはいけないのが『安いデッキは高額デッキの代用品ではない』ということ。あくまで「安いけれど強い・面白い」と言えるような、独自性のあるデッキを追い求めていこうと思います。
デッキのコンセプト
さて。わざわざこんな11年も前の非Foilカードを主役にするからには、当然定番のコンボがあるわけでして。
こちらの《 聖霊王エルフェウス 》と組み合わせることで、(《 聖霊王スタグネイト 》がタップしている限り)相手のクリーチャーがほぼ常時タップ状態になるんですよね。単体ではやや心もとない「バトルゾーンにタップインする」と「アンタップしない」が噛み合えば、強固なロックとなるのです。
こうして戦闘そのものを拒否してしまえば、もはや戦わずして完全王者になれること間違いなしですね。
ちなみに、この動きは2010年の全国大会レギュラークラスを制した往年の名デッキ【ベルフェギウスタップ】も同然。
それどころか、「こちらにロックがかからない」「エンジェル・コマンドシナジーを活かせる」などなど、あちらより優越するポイントも多数存在します。いくら全国優勝デッキとはいえ15年前のデッキと張り合ってどうすんだよ!
……ただし、このロックには二つの大きな弱点が存在します。
一つ目が、「《 聖霊龍王 スタグネイト 》がタップ状態でなければならないこと」。
タップ状態の維持のために攻撃やシールドブレイクという隙を晒すのは、ロックデッキにとって致命的。いくらロックで殴り返されないとはいえ、わざわざ相手に逆転の余地を与えるのは本末転倒ですね。
二つ目が、「キーパーツ2種をどかされた時点でロックが解ける」こと。
当たり前っちゃ当たり前なんですが、呪文なり出た時効果なりでパーツが除去されたらロックはそれでおしまい。両パーツはそこそこのサイズがあるとはいえ耐性なども存在しないため、このロックは見た目以上に脆弱なのです。
この二つの問題を解決しない限り、このデッキはとてもじゃないですが実用的とは言えませんね。何かいい手段はないでしょうか。
なんか両方解決しました(60円)。
《 ハイパー・エン・ゲルス 》がいれば、ハイパー化で気軽に《 聖霊龍王 スタグネイト 》をタップ可能。しかもハイパーモードで攻撃すれば、(事前に割られてなければ)ブレイク前にシールドが7枚になってこちらのクリーチャーが全員離れなくなります。
さらにおあつらえ向きにこいつもエンジェル・コマンドなので、シナジーを共有しまくれるおまけつき!シールドを減らされると耐性が解けるという弱点も、前述のロック&エンコマ特有のブロッカーの多さでカバー可能です。
ひとたびこの状態に突入すれば、鉄壁の防御はもはや永遠となることでしょう。無限じゃねえ、永遠だよ。
ただ、この手のロックデッキ共通の問題となるのが「勝ち手段」。
そりゃロックかけた状態で殴るのが一番手っ取り早いんですが、せっかくなのでもっと確実に勝つ方法が欲しいですよね。なので。
お互いが山札を引き切るまで待って、ルールに勝たせてもらいましょう。
というわけで、完成したデッキがこちら。
デッキレシピ:


お値段は4245円!実はもうちょっと価格を上下できたりもしますが、バッファを持たせた形です。
欲しいカードがありましたら、デッキリストの「デッキ価格をシミュレーション」→「在庫チェック」から直接購入も可能です。あんまり知られてないんですがめちゃくちゃ便利ですので、ぜひ一度試してみてくださいね。
カード解説
《サザンの天宝》

【 タマシード 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 文明 光 / コスト2
■シンカライズ(このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい)
■このタマシードが出た時、自分の他のエンジェルがあれば、カードを1枚引く。
■各ターンに一度、自分のコマンド・カードを実行するコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。
180円
エンジェル・コマンドデッキ特有の、お得な初動です。後引きしても実質1マナ1ドローなのが嬉しいですね。
また、エンジェル・コマンドかつドラゴンでもあるので進化元としても優秀。《 聖霊龍王 スタグネイト 》を格段に用意しやすくなりますので、初手にあれば真っ先に出していきましょう。
《双子聖霊アンビアス》

【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / ファンキー・ナイトメア / 文明 光 / パワー3000 / コスト3
■自分のコマンド・クリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にならない。
■自分の呪文を唱えるコストを1少なくする。ただし、コストは0以下にならない。
60円
進化元とエンコマ軽減を兼ねるお得な一枚です。軽減はクリーチャーにしか効かないことに気を付けましょう。
定着すればそこそこ強いんですが、マナカーブの関係でちょっと上手く出すターンが少ないのは悩み。
終盤の寄与度があまり高くないので、マナが十分に溜まったら潔く進化元にしていきましょう。
《ヴァルハラの天宝》

【 タマシード 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 文明 光 / コスト3
■シンカライズ(このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい)
■相手はターンを追加できない。
■自分は攻撃される以外の方法でゲームに負けない。
60円
このデッキ最強最後の勝ち手段です。
基本的な運用は、「こちらの山札が切れる直前のターンに出して相手の心を折る」のみ。それ以外の使用法は特に想定していません。
一応進化元にもなるんですが、盾落ちやボトム落ちしていると勝ち筋が一つ減りますのである程度大切に使っていきましょう。
《青薔薇の天宝》

【 タマシード 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 文明 光/水 / コスト3
■S・トリガー
■シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
■このタマシードが出た時、相手のコスト5以下のエレメントを1つ選び、シールド化してもよい。
90円
水文明の絡むマナ基盤・進化元・トリガー全てを兼ねるカードを探したらなんか出てきた……すごく地味なカードです。
とはいえ、相手の初動クリーチャーをどかしつつ後の進化元が残るというだけでも十分強力。出てしまえば置物なので、気軽に進化元にしていきましょう。
《連戦の精霊龍 カイザルルール》

【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 文明 光 / パワー4000 / コスト4
■S・トリガー
■ブロッカー
■自分のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚を見てもよい。それがエンジェル・コマンドなら出してもよい。こうして出さなければ、それをシールド化する。
240円
地味ながら、このデッキとあらゆる面で噛み合ったトリガー兼展開役です。
このデッキは全カードがエンジェル・コマンドなので踏み倒しの成功率は100%。ゲームの引き延ばしを図るデッキなので誘発回数も充分稼げることでしょう。
さらに、時には《 ハイパー・エン・ゲルス 》の要求するシールド枚数の足しになってくれることすらあるのも見逃せないところ。除去されなさそうならとにかく並べて定着させていきたいですね。
《ハイパー・エン・ゲルス》

【 クリーチャー 】
種族 メカ・エンジェル・コマンド / 超化獣 / 文明 光 / パワー4500 / コスト4
■このクリーチャーの各ブレイクの前に、自分の山札の上から1枚目をシールド化してもよい。
■自分のターンの終わりに、自分のクリーチャーを3体までアンタップする。
■ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
────────────ハイパーモード────────────
パワー:9500
■W・ブレイカー
■自分のシールドが7つ以上あれば、自分のクリーチャーは離れない。
60円
デッキの守りの要にして、デッキ内で唯一攻撃することを想定しているカードです。矛盾だ。
基本的な仕事は、毎ターンハイパー化して耐性をばらまくことと、相手のシールドをブレイクして耐性のためのシールド7枚を稼ぎ出すこと。そのうえで《 聖霊龍王 スタグネイト 》をタップできると最高です。
意外と忘れがちなのがターンの終わりのアンタップ効果。ロック体制が整うまではこのアンタップが生命線になったりもしますので、殴り返されたくないクリーチャーはしっかりアンタップしておきましょう。
あと、耐性付与はクリーチャーにしか効かないことにはご注意を!タマシードは除去されますからね。
《神聖の精霊アルカ・ガール》

【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / 文明 光/水 / パワー4500 / コスト4
■ブロッカー (このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■ジャストダイバー (このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない)
■このクリーチャーが出た時、カードを1枚引く。
■自分のコマンド・クリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただしコストは0以下にはならない。
90円
積めるならもっとたくさん積みたい、軽減持ちクリーチャーです。ドローとジャストダイバー、おまけにブロッカーまでついてるの凄すぎる。
中量級だらけのデッキなので、これがあるとないとで動きのスムーズさはだいぶ変わってくるはず。可能ならば最優先で出したい一枚ですね。
ちなみに、コスト軽減されるのはクリーチャーだけ。タマシードをうっかり軽減しないようにご注意を。
《明晰の精霊エバーリエス/ホーリー・スパーク》

【 ツインパクトカード 】
種族 エンジェル・コマンド / 文明 光/水 / パワー4000 / コスト4
種族:エンジェル・コマンド
■ブロッカー
■バトル中、このクリーチャーは破壊されない。
■自分のエンジェル・コマンドが出た時、カードを1枚引いてもよい。
────────────呪文────────────
カード名:ホーリー・スパーク
文明:光
コスト:6マナ
■S・トリガー
■相手のクリーチャーをすべてタップする。
150円
新弾販促をしないといけないことを思い出したので投入された、マナ基盤と受け札を兼ねるドローソースです。
バトル時の破壊不能でとにかく場持ちがいいうえ、自身が出た時にもドローが誘発するので即効性もあります。
展開の優先度はそこまで高くありませんが、余裕がある時に展開できると格段に手札事情がよくなりますよ。
《聖霊龍王 スタグネイト》

【 進化クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 文明 光 / パワー10500 / コスト5
■進化‐自分の光のドラゴン1体の上に置く。■W・ブレイカ―(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
■このクリーチャーがタップしている時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーは相手のターンのはじめにアンタップされない。
50円
このデッキの主役にして、実は準備が整うまで相当使い辛い一枚です。
基本的にはロックの準備が整ってから後で出すのが基本ですが、そこそこ高パワーなので緊急時の殴り返しに役立ったりもしますね。
もちろん一度出した後は除去されないように気を付けつつ、ハイパー化でタップして相手のアンタップを封じていきましょう。
また、絶対に気を付けたいのが進化元に「光のドラゴン」を要求すること。このデッキでは基本的にタマシードから進化することになる……と覚えておきましょう。
《聖霊王エルフェウス》

【 進化クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / 文明 光 / パワー9500 / コスト5
■進化-自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。
■相手クリーチャーはタップされた状態でバトルゾーンに出る。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
95円
実は上のやつよりこちらのほうがロックとして強いという説もある、進化エンジェル・コマンドです。
クリーチャーの強制タップインは強力で、SAやマッハファイターを防いだり出たそばから殴り返したりと戦況を一気に有利にしてくれることでしょう。
性質上比較的いつ出しても役立つので、余裕がありそうならどんどん展開して戦況にフタをしていきましょう。こうして稼いだ時間で相方の《 聖霊龍王 スタグネイト 》を出せるとなおよしです。
《ハイパー・トリセラティ》

【 クリーチャー 】
種族 メカ・エンジェル・コマンド / 超化獣 / 文明 光 / パワー4500 / コスト6
■S・トリガー
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、シールド化する。
■ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
────────────ハイパーモード────────────
パワー:8500
■W・ブレイカー
■各ターン、はじめて自分のクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、そのクリーチャーはアンタップしない。
50円
追加の《 聖霊龍王 スタグネイト 》のタップ役となるトリガーです。
正直それ以上でもそれ以下でもないんですが、トリガーで出てきた際の殴り返し役としてはかなり優秀。ハイパー化時のタップ効果も合わせれば、けっこうな防御力を見せてくれたりもしますよ。
このデッキの回し方
①進化元をばらまきつつ軽減を揃えろ!
まずすべきは、軽減効果持ちの進化元をばらまくこと。全体的に重めのデッキなので、これがないと始まりません。
とりあえず初手にあれば2ターン目に《 サザンの天宝 》を出すのは確定として、それ以降も《 双子聖霊アンビアス 》《 神聖の精霊アルカ・ガール 》などを優先して出していきましょう。
また、序盤に《 連戦の精霊龍 カイザルルール 》を出していけると毎ターン踏み倒しができてよりお得。すぐ除去されなさそうな相手なら、隙を見て展開していきましょう。
②エンコマ軍団を並べてロックに繋げ!
ある程度の軽減が整うと、2-3マナ程度で中型エンジェル・コマンドを展開できるようになるはず。
《 聖霊王エルフェウス 》のタップインで相手の攻めを牽制したり、《 ハイパー・エン・ゲルス 》のハイパー化でシールドを増やして耐性を付与したりして盤石な体制を築いていきましょう。
相手が何をやるデッキかを確認しつつ、とにかくゲームを引き延ばすことを意識すると捗りますよ。
③完封したら、ヴァルハラで永遠に突入!
こうして《 聖霊龍王 スタグネイト 》《 聖霊王エルフェウス 》《 ハイパー・エン・ゲルス 》が揃うと、ロックが完成!封印やパワーマイナス、効果無視といった特殊な手段がない限り、相手の攻撃はまず通らなくなります。
こうしてゲームを完全に停滞させれば、あとは《 ヴァルハラの天宝 》でこちらの山札切れによる敗北を防ぎながらターンを経過させるだけで相手が先に山札切れします。
もし何らかの理由でロックが破られそう、あるいはそもそも成立しなさそうならば、雑に殴って勝負を決めちゃいましょう。毎回言ってる気がしますが、人は六回殴ると死ぬのです。
採用候補のカード
とりあえずエンジェル・コマンド全般が採用候補になるので改造幅は非常に広いんですが……
《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》

【 ツインパクトカード 】
種族 エンジェル・コマンド / 文明 光 / パワー9000 / コスト7
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■相手は各ターン合計3回までしか、クリーチャーを召喚したり呪文を唱えたりできない。
このクリーチャーが離れる時、そのパワーが0より大きければ、離れるかわりにとどまる。
────────────呪文────────────
カード名:ギャラクシー・チャージャー
文明:光
コスト:3マナ
■自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から、エンジェル・コマンドをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。
■チャージャー
1180円
やっぱり強いのが、これ。3マナ3ドロー1ブーストは……使わない理由がないだろ!
《 双子聖霊アンビアス 》の枠とかを雑に入れ替えてもちゃんと仕事をするので、持ってたらまず投入しましょう。
クリーチャー面はあまり使わないとはいえ、充分その価値があります。「アルカディアスの書」をお持ちの方はぜひどうぞ。
《聖霊超王 H・アルカディアス》

【 ドリーム・クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / 超化獣 / 文明 光/水 / パワー6500 / コスト6
■ ブロッカー
■ ジャストダイバー
■ W・ブレイカー
■ このクリーチャーが出た時、カードを3枚まで引く。
■ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
────────────ハイパーモード────────────
パワー:12500
■T・ブレイカー
■ 自分のタップしているクリーチャーがあれば、相手は呪文を唱えられない。
3580円
同じく持ってたらぜひ欲しいのが、こちらのドリーム・クリーチャー。
《 聖霊龍王 スタグネイト 》と組むことで、クリーチャーと呪文の同時封殺を狙えます。ここまでやればなんらかの出た時効果以外ではまずロックが破られないので、《 ハイパー・エン・ゲルス 》の耐性なしでもそこそこ信頼できる陣形が完成しますよ。
他にも《 きりふだるる 》《 サファイア・ウィズダム 》《 極限の精霊インフィニティ・シリウス 》などなどエンジェル・コマンドシナジーのあるカードはたいがい採用して味変ができると思うんですが……
《 滝川るる&ラフルル -閃光のヒロイン- 》だけは絶対に採用してはいけません。
一見エンコマを展開しまくれて強力に見えるんですが、ターン終了時のアンタップ効果が強制なので《 聖霊龍王 スタグネイト 》の効果が切れるんですよね……。

おわりに
というわけで、ベルフェギウスタップでした。
このデッキに限らず、なんらかの種族シナジーがプッシュされている際に古いカードを当たってみると思わぬ発見があったりします。
検索の手間を惜しまずに、カードリストとにらめっこして運命の出会いを探してみるのも一興ですよ。
それはそれとして、「実際に組んでみた!」「こんな改造はどう?」「ばにらさんのやつでよくない?」などなど、感想やアイディアがあれば#格安デュエマ研究所でツイートしていただければ幸いです。

それでは、次の記事で。北白河でした。