毎月CS 11月 ~CS連戦を戦い抜くメンタルコントロール~

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毎月CS 11月 ~CS連戦を戦い抜くメンタルコントロール~

先日のGP9thでインタビューされる機会があり、その時に撮られたのがこの写真なのですが、どうですか?

出典 デュエルマスターズカバレージ

緊張しすぎですね…笑顔が固い…

自分は昔から写真写りに苦手意識があり、カメラを前にするとまともな表情が作れなくって・・・。今でもそれが一つのコンプレックスだったりします。

すみません。挨拶が遅れました。自分は◆ドラえもん。今回はゲストライターとして、ガチまとめサイトの場をお借りし、「毎月CS 11月」を書かせていただきました。

「毎月CS」とは、自身のブログで公開しているシリーズでして、競技DMの最前線をレポート形式で、かつ一つのテーマに沿って掘り下げていく記事です。
→過去の「毎月CS」はこちらから
青狸のブログhttp://blog.livedoor.jp/doraemon_kyu/archives/1076047416.html

さて、始めに自分の笑顔について紹介させていただきましたが実はこれが今月のテーマと関係してくる事柄になります。今月のテーマは、「メンタルコントロール」

デュエルマスターズで"勝つ"ために必要なのは何か?と聞かれたとして、

強いデッキ・正確無比なプレイング・運。これらと同じくらい大切な要素の一つが自身の”メンタル”だと自分は考えています。

今回はそのメンタルをいかにコントロールするかについて、話をしていきたいと思います。

目次

メンタルコントロールのいろは

そもそもメンタルコントロールとは何かというと、自分の実力を発揮するために自分の気持ちをフラットな状態、ないし戦いに有利な状態にするということです。

上手くいけば、緊張や興奮を力に変える事が出来ますし、間違ったメンタルコントロールは、モチベーションの低下や自分で自分を責めてしまうことに繋がります。

自分はごく稀に、このシチュエーションは敢えて強気にいく、のようなメンタルコントロールをすることもありますが、今回はあくまで、自分の気持ちを常にフラットに保つための方法について触れていきます。

①メンタルを安定させる方法
②メンタルが不安定になった時の対処法

の順番で見ていきます。

①メンタルを安定させる方法

メンタル、と聞くと自分の内側にある見えないものであり、それを変えるということは自分の内面を変えるということ、と思われるかもしれません。

しかし、自分はそうではないと思っていて、反射的に取ってしまう行動を理性的に抑える事がメンタルを安定させることに繋がると考えています。

自分によくあった例を紹介します。

自分を含めた三人で調整している場面を想像してください。

自分と対戦相手が居て、自分の横には対戦相手ではない、相談役の人が居ます。

相談役の人が「え、そこそういうプレイよりも、こっちの方が良くない?」

と言った時、皆さんならどう答えますか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

僕は去年くらいまで「いや俺は○○って思ったからこのプレイをしたんだよね」って言ってました。

正直、自分のプレイングを指摘される事が苦手でして、所謂「否定から入る」というタイプの答え方をしてたんですよね。

ですが、今年に入ってから何事も否定から入ることを辞めました

上の例なら「確かに。」や、「そうだねー。」のような肯定や同意の意を示してから、「あの時の僕はこう思ってたんだけど…」というように、自分の意見を後ろに加えるようにしました。

その結果、相談役だった人の意見を自分の意見と比べる際に、フラットな見方がしやすくなったと感じています。しかも、調整仲間との関係性が悪化しにくくなるという余りにも嬉しい副産物も得ました。

自分の意見を先に言いたい、自分の思いのままにならないことは投げ捨てたい、負けたらいち早く対戦相手の前から消えたい、最初から最後まで運しか絡まなかったゲームの内容が気にいらない。こういった時に咄嗟に出てしまう行動が、かえって自分の立場を悪くしていることは往々にしてあります。

自分が反射的に行っていた行動を、理性的に良い方向に持っていく、というのは自分の対戦態度を良くするのは勿論ですが、そういった些末なフラストレーションに自分が左右されなくなるので、メンタル的にも安定した状態を作りやすくなります。

その回戦で負けても次の回戦がある。その日のCSで負けても、明日か来週には次のCSがある。咄嗟に出てしまう行動を自制して、次の戦いにスムーズに移行したいところです。

②メンタルが不安定になったときの対処法

①ではメンタルを如何に安定させるかを紹介させていただきましたが、CSに出続けているとどうしてもフラストレーションやストレスが溜まってしまう事があるのは事実です。

そういった時には、メンタルが不安定になっている訳ですが、早急に安定した状態に戻さなくてはなりません。そんな時に有効なのが、心理療法でよく使われる、「拮抗療法」と呼ばれる治療方法です。

拮抗療法とは、簡単に言えばストレスを打ち消すような楽しい事をするということ。セロトニンやドーパミンという神経伝達物質(わかりやすく、以下”幸せ物質”と呼称)で脳が満たされるような事をするのが良い、と一般的に言われています。

そういった幸せ物質は以下のような時に多く得る事が出来ます。

  • ①美味しいものを食べた時
  • ②金銭を得た時
  • ③承認欲求が満たされた時
  • ④生物的な幸福感を得た時

こうして並べてみると、ランキングを走っているような強いDMPはTwitterに”美味しいラーメンの画像を上げ”、”有料記事を発表し”、”勝った時はリストを公開して”いますね。もしかしたら、彼らの強さの秘訣はそこにあるのかもしれません(笑)

また、③の承認欲求が満たされた時、というのは勿論色んなシチュエーションで達成することが出来ます。

例えば、「話を聞いてもらう」「自分の話にあいづちをうってくれた」こういったことだけで幸せ物質は手に入ります。そう考えるとやはり大事なのは普段から一緒に遊ぶ仲間と言えるでしょう。

別にTwitterのフォロワーが多くなかったとしても、何気ない自分の発言を聞いてくれる仲間が居さえすれば③は達成できますし、何なら話を聞いてくれる相手がDMPである必要はありません。そして、自分の仲間の話にはちゃんと耳を傾けることが大切なのは言うまでもありませんね。

④の生物的な幸福は、例えば寒い外から温かい室内に入った時や、動物に癒されているような時に得られます。CSの合間に達成するのは難しいかもしれませんが、日常生活では意識してみるといいでしょう。

因みになんですが、人間の活動の中で幸せ物質得るのに最も効率のいい方法の内の一つは、”美味しいものを食べる”ことだそうです。

勝って食べる焼肉は勿論美味しいですが、負けた時には”次に勝つために焼肉に行く”のもアリですね。

メンタルコントロールまとめ

CSに毎週出て、勝率を高くするにはメンタルを安定させて、試合外の要素で自分が不利になる状況を作らない事が大事。

メンタルを安定させるためには、自分が取ってしまう咄嗟の行動を意識的に変える。

それでもメンタルが不安定になった時、美味しい食事をとるなどして、メンタルを安定した状態に戻す。

という話でしたが、これだけではエビデンスが少し足りないですよね。

なので、僕がエビデンスになります(笑)

上記の事を徹底し、メンタルコントロールを意識した場合にどういった結果を得られるのか、11月に自身に課したテーマはまさしくこれです。普段以上に自分のメンタル管理に気を使いました。

そして上記の通り、咄嗟にとってしまう自分の悪癖を何らかの理性、つまりは約束事で制限しないといけませんよね。そして、その約束事こそが”笑顔”です。

11月、自分は「負けた試合の後には必ず笑顔を作る」という約束事を自分に課しました。

調整仲間から”怒りっぽいDMPランキングなら必ず5位以内には入る”などと言われた自分は、この約束事を守れるのか?実践してみた結果をお届けします。

第一週 ~強いデッキはメンタルも安定しやすい~

11月は三連休から幕を開けました。しかも、関西で今一番人気があるといっても過言ではない「はっちCS」が三日連続です。

何故人気があるかというと、倍率、商品が豪華、進行がスムーズ、主催の人柄、主催がイケメン、と挙げればキリがないです。自分も関西で一番好きで、そしてお世話になっているCSなので、他のCSには出ずに出たいと考えていました。

というのも、関西では午前中に出たCSで予選落ちすると、午後から別のCSに出れる、という「ハシゴCS」が成立しており、今回のはっちCSも土日に関しては午後から受付だったので、「ハシゴ可能なCS」でした。

でも、僕ははっちCSが好きなので、(そして午前中は寝ていたいので)はっちCSのみに3日間参加しました。

使用デッキは2択で迷っていました。一つは【シータミッツァイル】以外に相性の良い【赤白ミッツァイル】、もう一つは逆に【シータミッツァイル】に対するムートピアの最後の砦【カリヤドネ】です。

前週勝っていたのは【赤白ミッツァイル】で、迷いながらも土曜日は【赤白ミッツァイル】を選択。日・月に関しては土曜の結果を見て考えることにしました。

◎11/2 はっちCS

使用 【赤白ミッツァイル】
デッキリスト


戦績
1回戦 シータミッツァイル 先×
2回戦 シータミッツァイル 先○
3回戦 シータミッツァイル 後○
4回戦 メルゲドッカン 後○
5回戦 成長ダンテ 後×
6回戦 シータミッツァイル 先○

35位

【シータミッツァイル】には勝ち越していますが、正直試合内容は相手の事故、自分の上振れで拾った試合があったので決して有利なわけではありません。この日は母数もさることながら本戦進出率も【シータミッツァイル】が高く、たとえ予選を抜けていても苦しい戦いになっていたでしょう。

この日、本戦進出した16人の内、最も多かったのは【赤白系】が4人、次点が【シータミッツァイル】で3人。他は団子といった感じで、一見【赤白】が勝ちデッキにも見えますが、実際は【シータ】が勝ちデッキ。なれば明日のCSは【カリヤドネ】で決まりですね。

◎11/3 はっちCS

使用 【カリヤドネ】
デッキリストは後述

戦績
1回戦 青魔導具 先○
2回戦 赤青黒ミッツァイル 後○
3回戦 ネクスト 先○
4回戦 赤白ミッツァイル 先×
5回戦 ドロマーハンデス 後○
6回戦 赤青ミッツァイル 後○
7回戦 シータミッツァイル 後○

本戦
1回戦 赤白ミッツァイル 先×

本戦で負けた相手は予選でも負けた方でして、どちらの試合もあと一歩のところで負けてしまいました。

予選で負けた時は笑顔の約束事を守れましたが、本戦に関して、序盤の相手の手札の読み間違いと、終盤での2択のプラン選択が響いての負けで、終わった瞬間に疲労感に襲われた試合でした。笑顔を作れたかは正直覚えておらず、まだまだ意識化が徹底出来ていませんね。

【シータミッツァイル】の数は土曜日よりも増えており、環境読みは外していませんでした。足りなかったのはあと一歩の集中力だったのでここでのメンタルの修正がものを言います。

◎11/4 はっちCS

使用 【カリヤドネ】


1回戦 不戦勝
2回戦 赤単B我 先○
3回戦 赤白ミッツァイル 先×
4回戦 赤白ミッツァイル 先○
5回戦 シータミッツァイル 後○
6回戦 シータミッツァイル 後○
7回戦 赤白ミッツァイル 後○

本戦
1回戦 シータミッツァイル 先○
2回戦 赤単B我 後○
準決勝 シータミッツァイル 先○
決勝 シータミッツァイル 後先後 ×○○

優勝

予選1回戦の不戦勝もラッキーでしたが、それ以上に10回の対戦で3種類のデッキとしか対戦していないというのも面白いですね。因みにこの日の予選突破者16人の内、半分が【シータミッツァイル】だったそうです。

3日間を通して感じたことは、強いデッキを使っていると自分の場合はメンタルも同時に安定しているなあということ。

特に【カリヤドネ】というデッキは対戦相手によっては勝率が8割を超えることもあるデッキです。自分の動きを淡々と通すだけで勝てる、そういう強いデッキだからこそブレて負ける事が少ない。

そして、幸せ物質獲得のために承認欲求を挙げましたが、DMPランキングを走っている自分にとって最大の報酬はやはりCS優勝。美味しいものを食べた時の何倍もの幸せ物質で脳内が支配されているのを感じました。(個人の意見です)

実際、CS優勝や好成績で自分のモチベーションを次に繋げる、というメンタルコントロールが理想と言えば理想ですね。そのためには自分の出るCSで毎回勝たないといけないので、出来る人は一握りかもしれません。

逆に言えば、一回のCSで勝って満足したり、次は運がなくなるだろうと考えるよりも、そこで自分のメンタルをもう一段階上げるた方が良い、とも考える事が出来ますね。”最近調子が良い”と言われている人は、これを実践しているのでしょう。

第二週 ~特殊レギュレーションはとことん楽しむ~

関西と言えば、高倍率・ハシゴCS。関東と言えば、高倍率・平日CS。だからこそDMPランキングの10位以内には関西・関東の人間が多くランクインしている訳です。

ですが今回の土曜日に関しては関西内ではシールド戦が2つ開催されているのみ。関西のデュエマジャンキーの中にははるばる中部まで遠征に行く人も居ましたが、自分は関西内のCSに出る事にしました。

理由はシールド戦を一度やってみたかったから。実は今まで一度も参加したことはありません。どうしても倍率を優先してCSを選んでいると出る機会が限られますからね。

練習もそこまでしておらず、超天篇1弾で5回程、3弾は1回のみ練習しており、他の参加者に比べると圧倒的に経験不足。だからこそ、自分は今回のシールド戦を楽しむことに集中することにしました。

有料記事などでノウハウを手に入れることも考えましたが、取り敢えずは周りの人に教えてもらった知識と、自分の地力だけを頼りにしました。(しかし、周りの人間が強すぎたせいで有料記事のノウハウに近いものは大体頭に入っていたようにも思う)

◎11/9 橿原シールドCS

「結局1回しか練習してないし、その1回も《ΓΛΧ ヴィトラガッタ》を軸としたオーラビートで、結構特殊なプールだったんだよなあ・・・ちょっと不安だ・・」

(自分のプールが回ってくる)

しかも、《*/弐幻サンドロニア/*》2枚付き

出典:デュエル・マスターズ

「あれ?練習通りなんだが?」

結構強いプールでかつ、たった一度の練習でたまたま履修済みだったプールだったこともあり、気が付いたら決勝戦。最後の相手は予選でも対戦した相手で、言うなれば「この世の全てを手に入れたプール」。

それでも善戦して、結構追い詰めたんですけど最後は《DROROOON・バックラスター》《BUNBUN・ヴァイカー》の同時プレイというパワーの差を見せつけられて負け。トータルでは5-2でした。

いつもよりハイテンションでプレイしてましたが、シールド戦だったこともあり笑顔は維持出来ていたと思います。

◎11/10 高槻CS&竜のしっぽCS(2ブロ)

高槻CSの使用は【カリヤドネ】。構築に関しては《超次元エクストラ・ホール》を不採用とし、《知識と流転と時空の決断》を4枚にしたところ以外は先週と変わらずです。

戦績はこんな感じ

高槻CS

使用【カリヤドネ】

1回戦 赤単 先○
2回戦 ドロマーロージア 先○
3回戦 シータミッツァイル 先×
4回戦 シータミッツァイル 後○
5回戦 アナダムド 後×
6回戦 赤青Jミッツァイル 先×

35位

5回戦でやっちゃいました。知り合いだったことで気が緩み、終わった直後に相手のプレイを指摘しました。

”笑顔”の約束を守れなかったわけですが、守れなかったという反省が自分のメンタルをリセットしてくれました。そう考えると、完璧に出来ていなくてもある程度の効果はあるということですね。

フラストレーションやイライラの直ぐ後に、約束を守れなかったという事実が自分を現実に戻してくれるような感覚がありました。

まあ取り敢えず3-3で予選落ちだったので切り替えてハシゴCSです。

竜のしっぽCS(2ブロ)

使用 【赤青Jミッツァイル】

1回戦 ハンデス 先○
2回戦 ハンデス 後○
3回戦 青魔導具 先○
4回戦 青魔導具 先○
5回戦 バルガ 先×

本戦
1回戦 赤青Jミッツァイル 先×

ベスト8

2ブロックで使用したのは【赤青Jミッツァイル】。正直言って、自分は今の2ブロック環境は迷ったらこれを使え、と言っても過言では無いと思います。

どんな相手でも上振れるだけで粉砕出来るパワー。赤青のみを過剰にメタると他のデッキに勝てない。過剰にメタっても上振れれば全てを貫通するパワー。

特に自分は2ブロックよりも殿堂環境をメインに調整をしているタイプの人間なので、関西の2ブロック環境に疎く、その日の正解デッキを選ぶのは難しいです。だからこそパワーを選択したということですね。

デッキリストは以下の通りです。


第三週 ~誘惑を断ち切れ~

この週は無限変形デッキの発売週で、土曜日から早速使用が可能です。

新しいカードが大好きな僕「オレガオーラ使いたい・・・・・・」

デッキを組んだ僕「強そう!!!!誰か相手してください!」

・・・・・スパーリング・・・・・・

(よし、手札をハンデスで枯らしたぞ。)

何かのついでに3ドローされて負けても泣かない。よくあることだ。

出典:デュエル・マスターズ

(よし、今度は盤面の並べあいで勝負してみるぞ。)

これ1枚から連鎖的・継続的に盤面を破壊され続けても泣いてはいけない。まだ勝算はある・・・(震え声)

出典:デュエル・マスターズ

(よし、《白皇世の意志 御嶺》に《無修羅デジルムカデ》を装備。手札には《ア・ストラ・ゼーレ》を構えた。これで相手は突破できないはずだ。)

場から離れないデジルムカデ。それはオレガオーラ達がミッツァイルに対抗するための最後の砦。

出典:デュエル・マスターズ

相手「うーん。困ったなあ。取り敢えずミッツァイル3回投げて、《オコ・ラッタ》で《御嶺》以外を除去してー⋯、《「本日のラッキーナンバー!」》で3と4宣言でGR召喚を封じてー⋯、《ア・ストラ・ゼーレ》出されても再展開出来る手札をキープして・・・・。どうや?」

僕「降参です(´・ω・`)」

気を取り直して、今度はジョーカーズのデッキで新しいデッキを考えるぞ♪

(1)まずは既存の【シータミッツァイル】に《ジョラゴン・オーバーロード》を入れてみよう!

→全然ジョーカーズ7枚達成できないな。《霞み妖精ジャスミン》の方が強いなあ。

(2)次は【ジョラゴン】に《ザパンプ》みたいな呪文ジョーカーズを組み合わせてみよう!

→手札から切るジョーカーズが弱いせいで【ジョラゴン】と絶望的に相性が悪くて没。

(3)【ジョラゴン】が駄目だったので、今度は【ジョルネード】でチャレンジ!

→カードパワー不足感が凄い。僕は7マナ支払ってジョルネードで3回GR召喚してるのに、相手は《”魔神轟怒”万軍投》で4マナで3回GR召喚してるってどういうこと?

~紆余曲折~

(結論)《無限合体 ダンダルダBB》は最強だから、既存のシータや赤青に採用されるが、他のカードはどれもあと一歩足りず微妙。

ということで出来上がった新デッキはA、一部の環境デッキには勝てるが、多くの環境デッキにボコボコにされる【オレガオーラ】B、《無限合体 ダンダルダBB》を入れただけの既存のミッツァイルデッキ。

☆余談

オレガオーラデッキには、自分の動きをしていく中で自然と場に出てくれる、メインデッキを圧迫しない、SAとワールドブレイカーと全体除去をもつフィニッシャーが出てくれれば完成度は飛躍的に上がる。いやあ・・・そんなカード落ちてないかなあ・・・・・・
https://gachi-matome.com/p-dm-1916-rp12/

ジョーカーズには、《Theジョラゴン・ガンマスター》以外のコスト5以上、出来れば6のジョーカーズGRクリーチャーがもしもあればデッキの再現性が上がり、環境に食い込めそうです。いやあ・・・・でもまさかこの先コスト6以上のGRクリーチャーが出るなんてあり得ないだろうなあ・・・・・
https://gachi-matome.com/p-dm-1122-rp12/

という訳で、状況的には先週から引き続き【カリヤドネ】を使うのがかなり丸い選択でした。しかし、ここまで練っていく中でオーラへの並々ならぬ愛着、ジョルネードへの執着が芽生えていた僕は葛藤します。

勝ちたいならカリヤドネ・・・・・でも・・・・・・

その時ひらめいた。

新しいデッキを買わなければ、そもそも新しいカードを使えないから【カリヤドネ】を使うしかないじゃないか!

普段なら新しいカードの発売日は朝イチでショップに並ぶ僕ですが、今回は家でぐっっっっっすりと寝ました。

◎11/16 玉出CS

使用 【カリヤドネ】

1回戦 シータミッツァイル 先○
2回戦 墓地ソース 後○
3回戦 シータミッツァイル 先○
4回戦 赤青覇道 後×
5回戦 シータミッツァイル 後○

本戦
1回戦 墓地ソース 後○
2回戦 赤白ミッツァイル 先○
準決勝 赤単 後×
三決 赤白 先×

4位

はい。ということで誘惑を断ち切ったおかげで(?)なんとか4位入賞でした。

ですが、この日ベスト8にはある男のある姿がありました。

それは、2017年度全国王者、関西では神と誉れ高いdotto選手が《無限合体 ダンダルダBB》を嬉々として回している姿です。

dottoさん「お、無限攻撃できた。お、無限ループできた。楽しい~~~♪」

確かに僕は今日の玉出CSで彼よりも好成績だった。なのに、なんでこんなにも彼が羨ましいんだろう。なんで僕は新しいカードを使ってないんや。

メモ帳を開く僕「お、明日は日本橋CS(2ブロ)のあとに、2.4倍CSのハシゴかあ。2回チャンスがあるなら・・・・」

「明日新しいカード使お♪(誘惑に負けた満面の笑み)」

◎11/17 日本橋CS(2ブロ)

使用 【青緑ジョルネード】

1回戦 シータミッツァイル 後○
2回戦 赤白 後○
3回戦 青緑J 先○
4回戦 ハンデス 後×

本戦
1回戦 シータミッツァイル 後○
2回戦 赤白 先○
3回戦 青緑J 先○
準決勝 赤青Jミッツァイル 先×
三決  青魔導具 先×

4位

やや後ろ向きなデッキ選択だったものの、あれよあれよと勝ち上がり気づけば準決勝まで来ていました。このデッキ、結構やりおるのかもしれません。

デッキリストはこんな感じで、ジョルネードを4ターン目に出す事に特化させています。


DMPランキングを走る上で大事なのはデッキ選択ですが、自分の場合は決して毎回最強デッキを使っている訳ではありません。たまには気分を変えて、という目的もありますが、それ以上に新しいカードの使用感を試す、という目的もあります。

今週は二日連続4位、11月に入ってから3週連続でベスト4以上でここまでは勝っていることもあってメンタルがかなり安定しています。ここまで勝ててるのも笑顔の効果なんでしょうか・・・・・

第四週 ~CSと勉強と部活の決断~

DMPランキングレースは過酷。それは平日にハシゴCSが存在することが証明しています。

いや、何を冗談言ってるんだ平日に2回もCS出れる訳ないだろw自分も最初はそう思っていましたが、何故か木曜日の14時に受付終了のシールド戦と、18時に受付終了の殿堂構築戦がある・・・・・

18時は兎も角として、いくら大学生でも14時受付は無理だろ~、そう自分も思っていました。ですが、木曜日に限ってはそれが可能だったんです。

自分は大学でサークルに所属していますが、それに参加するために木曜日の午後は授業を入れていなかったのです・・・・・

しかし、これだけで「よし、CS行くか」とはなりません。だって元々はサークルの為に空けていた木曜日の午後。いくらデュエマジャンキーの僕とは言え、サークルには参加したい。しかも、金曜日には絶対に落としてはいけない試験の実施日でかつ、レポート課題の締め切り日でした。

迫られたのはCS・勉強・部活(サークル)の決断・・・・・・・

「CS2回を選択します」

◎11/21 日本橋シールドCS

3-1で予選上がり。本戦1没(ベスト8)。

プールは中々に強かったのですが、デッキをまとめるのが難しいプールで、構築段階でのミスはあったかもしれません。

余談ですが、この日帰ってから徹夜で勉強して試験とレポートはクリア出来ました。二度とこんな木曜日は嫌だ。

◎11/23 高槻CS

ここまで殿堂構築では殆ど【カリヤドネ】を使ってきましたが、ここで暗雲が立ち込め始めます。理由はミラー戦の増加と、《無限合体 ダンダルダBB》による【赤青Jミッツァイル】人気の上昇です。

そのせいで、【カリヤドネ】は五分の対面とあたる確率が増えてきていて、そろそろ潮時かもしれないとも思われました。GP直後は誰も【カリヤドネ】を使っておらず、強いのになんで皆使わないんだって嘆くこともありましたが、今ではなんでミラー当たるんだと嘆く始末。図々しい事この上ありませんね。

一から関西の殿堂構築のメタ読みをするうえで、【シータミッツァイル】、【赤青Jミッツァイル】、【赤白系】、【カリヤドネ】、【ハンデス】あたりを対策していくことになりましたが・・・・・・

全部に勝てるデッキは存在しません。だから、上記の5デッキの中から一番パワーがあって引きの強さで全てを倒すことが出来るデッキを選択することにしました。つまりは【赤青Jミッツァイル】です。

【赤青Jミッツァイル】は人によって構築がかなり違うデッキですが新しいデッキが発売されて以降、構築を最適化していませんでした。使うデッキを決めたのは既に金曜日の深夜1時半。一人回しで最適な構築を決めるか・・・・・と思っていると・・・・・

dottoさん「誰か対戦してくれませんか?」

「お願いしますm(__)m」

深夜1時半からスタートしたスパーリングですが、気づけば朝の6時半・・・・勿論寝ていません。上述の通り、木曜日に平日CSとテスト勉強で殆ど寝ていない状態での、金曜日の徹夜調整です。体は既に限界一歩手前のはず。

でもdottoさんとの調整が楽しすぎて寧ろ元気100倍でした(笑)

寝ずにCS行くのなんて慣れたことですからね。二徹で行くのは初めてでしたが。これも一つのチャレンジです。

11/23 高槻CS

使用 【赤青Jミッツァイル】

1回戦 シータミッツァイル 先○
2回戦 シータミッツァイル 先○
3回戦 赤青覇道 後○
4回戦 墓地ソース 先×
5回戦 シータミッツァイル 先○
6回戦 赤青覇道 後×

本戦
1回戦 シータミッツァイル 先○
2回戦 赤青覇道 後○
準決勝 赤白サンマックス 先○
決勝  墓地ソース 先○

優勝

まさかの二徹優勝、dottoさんに最大級の感謝です。4-2のオポネントで予選を通過した時点で、今日は運が良いと思っていましたが、決勝トーナメントでも相手のジャスキルをSTで綺麗にシャットしてカウンターしての勝利が2回ありました。

うん?ST?

そうSTです。この日の構築はSTを積んだものを使用しました。構築は以下の通り。


《ザパンプ》は、これ+《万軍投》の2枚だけで3ターン目に《万軍投》を発動出来るので、このデッキの再現性を高めてくれる良いカードですが、少し使いにくさが目立ちます。何故なら、既存の構築だと《万軍投》くらいしか軽減対象の呪文がないからですね。

そこで《バリスイトーヨー/水筒の術》という訳でして、呪文面は《ザパンプ》が居る状態だと実質《オケ狭間勘兵衛》です。そして、上面はかなり心許ないですが、トリガーになっています。

出典:デュエル・マスターズ

感触はかなりよかったので、次の日の2ブロック構築でもこれを使用することにしました。

メンタルに関してです。

この日対戦した方が良い方ばかりで、対戦の後に「次、頑張ってください」と言ってもらえる事が多く、自分も負けた際にメンタルが揺らぐことが少なかったように思います。予選最終戦でプレイミスで負けた時は悲しかったですが、周りの人に励ましてもらってなんとか立て直せましたし。

それに兎に角、優勝したら何が嬉しいかってランキングの順位が上がるのが嬉しい。やっとZweiLanceさんを抜けて、これで全国で5位だ・・・・、もっと上へ行くんだ・・・・・

出典 ユーリ選手Twitter

ええええええええええええええ

カーナベルプロを抜いたかと思えば、別のカーナベルプロに抜かれる。この企業のプロプレイヤー強すぎだろ・・・・どんだけ勝つんだよ・・・・(ユーリ選手優勝おめでとう)

◎11/24 日本橋CS(2ブロック)&心斎橋CS

日本橋CSに関しては昨日の構築と同じものを使用しました。

11/24 日本橋CS(2ブロ)

使用 【赤青Jミッツァイル】

1回戦 赤青Jミッツァイル 後○
2回戦 赤青Jミッツァイル 後×
3回戦 赤白 先×
4回戦 赤緑ヴァイカー 後○

27位

3回戦は相手のジャスキルに《バリスイトーヨー》を踏ませられずに負け。昨日のツケが回ってきてる感じですかねw

心斎橋CSに関しては、前日の高槻CSの結果を受けて、やっぱりカリヤドネが強そうだと思ったのでそれを使用しました。

11/24 心斎橋CS

使用【カリヤドネ】

1回戦 5c 後○
2回戦 赤青Jミッツァイル 先○
3回戦 シータミッツァイル 後×
4回戦 赤白サンマックス 先×
5回戦 シータミッツァイル 先○

34位

構築はこの記事の中で取り上げているものと同じものです。

2CSとも、メタ読みでの反省点やメンタル面での反省はとくにありません。ここぞ!という時にノートリでの負けが目立ちましたね。前日に踏ませて勝ってるのでそれについての不満もありません。

あとがき

はい。ということでメンタルコントロールに意識をした11月のCSレポートでしたが、結果は以下の通り。

4-2 予選落ち
6-2 ベスト16
10-2  優勝
5-2 準優勝(シールド戦)
3-3 予選落ち
4-2 ベスト8
6-3 ベスト4
6-3 ベスト4
3-2 ベスト8(シールド戦)
8-2 優勝
2-2 予選落ち
3-2 予選落ち

12回中8回予選上がり。プロモの獲得は6回。勝率は69%らしいです。

勝率がそんなに高くないのは3位決定戦で負けていたり、シールド戦のように回戦数が少ないCSがあったり、オポネントで上がっているCSがあるからでしょう。

正直言いまして、最初に「エビデンスになる」と言ったものの、たった1回、たった1ヵ月のデータのみでエビデンスになる訳もなく。参考程度にはなるかなといったところです。

ただ、美味しいものを食べる、笑顔、これらの自分のメンタルを安定させる行為を意識化して行っていると、自分の場合はメンタルが安定し易かったようです。個人差はあると思いますが、メンタルが不安定な時は「このご飯でメンタルを安定させるぞ」というように考えてみるのも一つの手かと思います。

さて、いよいよランキングレースも終盤。そして年の瀬が迫り、各所のエリア予選も迫ってきています。大型大会は特に緊張する人が多いですが、皆さんの緊張がほぐれるのに、この記事が役に立てば幸いです。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。


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