はじめに
こんにちは、うっちーです!
先日カーナベル様主催の1103環境の大会であるベルカップに参加させて頂きました!今回は、そこでベスト8に入賞した自分が使用した【シーラカンス】デッキについて解説していきたいと思います。
それでは実際にどんなデッキなのか見ていきましょう!
目次
【シーラカンス】デッキとは
【シーラカンス】デッキとはその名の通り《 超古深海王シーラカンス 》と言うカードをエースカードとして大量展開を狙って勝利を目指すデッキになります。
魚シンクロを土台として成立したデッキであり、2010年9月〜2011年3月環境において【ガエルシンクロ】の後継デッキとして研究が進んでいたアーキタイプです。

【 効果モンスター 】
星 7 / 水 / 魚族 / 攻2800 / 守2200
手札を1枚捨てる。1ターンに1度だけ、デッキからレベル4以下の魚族モンスターを可能な限り自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。このカードの効果で特殊召喚されたモンスターは攻撃宣言をする事ができず、効果は無効化される。フィールド上に表側表示で存在するこのカードが魔法・罠・効果モンスターの効果の対象になった場合、自分フィールド上の魚族モンスター1体を生け贄に捧げる事でその効果を無効にし破壊する。
デッキレシピ


上記に貼った画像が今回私が大会で使用したデッキレシピになります。
メインデッキ
基本的には《 超古深海王シーラカンス 》の効果を通して大量展開により勝利を目指すので、メインデッキではそれをサポートするカードと「あるギミック展開」に必要なコンボカードなどで構築しました。
《 超古深海王シーラカンス 》の召喚・特殊召喚をサポートするカードとしては、以下のものがあります。
- 《 封印の黄金櫃 》と《 D・D・R 》の除外ギミックの組み合わせ
- 《 おろかな埋葬 》や《 ワン・フォー・ワン 》《 鬼ガエル 》などの墓地にモンスターを埋めつつ特殊召喚を絡めるカード
- それによって墓地に溜まったモンスターを特殊召喚する《 死者蘇生 》《 浮上 》
- 墓地に送られて効果が使用出来る自己蘇生モンスター《 粋カエル 》《 黄泉ガエル 》《 フィッシュボーグ-ガンナー 》《 グローアップ・バルブ 》
また、上記のサポートカードや本命の《 超古深海王シーラカンス 》を引き込むためのドローソースとして《 成金ゴブリン 》《 手札断札 》を採用しております。そして、《 超古深海王シーラカンス 》を引き込んだ時に有効なカードとして《 スター・ブラスト 》を採用しております。
そして、あるギミック展開に必要なコンボカードとしては、《 レベル・スティーラー 》《 継承の印 》を採用しております。
※ギミックについては後ほど説明します。
エクストラデッキ
このデッキのエクストラデッキは、コンボカードや展開で必須になるカードが多いため自由枠がほとんどありません。
しかし、必須カードとしてほとんどのカードが固定化されていたとしても展開のアドリブで、もつれた試合展開でも十分活躍できるカードで構築出来ていると思います。
ここからは、採用しているエクストラデッキのカードについて簡単に説明していこうと思います。
- 《 シューティング・クェーサー・ドラゴン 》:先攻盤面の強化・後攻のフィニッシャーとして採用しております。
- 《 氷結界の龍トリシューラ 》:先攻のある展開による先攻制圧・後攻の相手盤面の荒らしとして採用しております。
- 《 スターダスト・ドラゴン 》:盤面の戦線維持・アタッカーとして採用しております。ここは唯一の自由枠なので環境や好みで《 ブラック・ローズ・ドラゴン 》や《 スクラップ・ドラゴン 》などの強力なシンクロモンスターに変えても良いと思います。
- 《 パワー・ツール・ドラゴン 》 展開札である装備魔法《 D・D・R 》、《 継承の印 》を手札に確保するためのカードとして採用しております。
- 《 氷結界の龍ブリューナク 》:自分の展開のサポート・相手盤面の荒らしとして採用しております。
- 《 氷結界の虎王ドゥローレン 》:打点の確保・《 継承の印 》とのコンボ用として採用しております。
- 《 TGハイパー・ライブラリアン 》:シンクロ展開によるドロー加速を狙うために採用しております。
- 《 神海竜ギシルノドン 》:打点の確保、また、《 氷結界の虎王ドゥローレン 》のシンクロ召喚にチューナー以外の水属性モンスターが必要なため採用しております。
- 《 アームズ・エイド 》:手頃な星4シンクロ・打点アップなど状況によって柔軟に使い分ける事が出来るため採用しております。
- 《 フォーミュラ・シンクロン 》:シンクロ展開によるドロー加速、このデッキの展開の流れからレベル2のシンクロ召喚がしやすいため採用しております。
サイドデッキ
このデッキのサイドデッキはメインデッキが先攻に寄せた構築にしている関係もあり、後攻を意識して採用したカードが多い構成になっております。
ここから採用しているサイドカードについて、モンスターカード・魔法・罠の順で簡単に説明していこうと思います。
《 スノーマンイーター 》
主に相手の厄介なモンスター(《 エヴォルカイザー・ラギア 》《 真六武衆-シエン 》《 ライオウ 》《 大天使クリスティア 》など)を含む相手のアタッカー対策として採用しております。
場に残ると《 超古深海王シーラカンス 》のリリース要員、または星3の水属性ということもあり《 フィッシュボーグ-ガンナー 》を絡めたシンクロにも活用出来るので優秀です。
《 氷帝メビウス 》
罠ビ寄りのテーマに対してはもちろんですが、こちらが後攻だと大抵のデッキは魔法罠ゾーンにカードを伏せてターンを渡してくると思います。
1枚で2枚まで魔法罠を破壊できるのに咥えてアタッカーとしても優秀です。
《 パペット・プラント 》
環境的にも一定数の分布はいる【HERO】と【六武衆】が個人的に苦手意識があるので後攻からの対策札として採用しております。
【HERO】は超融合の裏目はあるものの【シーラカンス】デッキの多くのカードが水属性という事で強力な相手モンスター破壊効果を備え、打点アップの効果を活かして攻めてくる《 E・HERO アブソルートZero 》のコントロールを奪って一気にライフを削る事が出来るのは魅力があります。
また、【六武衆】は特に先攻制圧が強いイメージがあり《 真六武衆-シエン 》が盤面に出ると後攻から攻めるのが少し厳しくなります。そこで後攻から《 真六武衆-シエン 》のコントロールを奪うことで有利な試合展開にする事が出来ると思います。
《 冥府の使者ゴーズ 》
《 黄泉ガエル 》や展開するカードを多めに採用している関係で基本的には自分の魔法・罠ゾーンにカードを伏せる事があまりないため採用しやすいカードだと思います。
デッキの性質上、手札と墓地に展開するカードを溜め込む必要があるのでその間に相手からの攻められると思います。そのタイミングで戦線維持としてこのカードは特に活きてくると考え採用しております。
《 ブラック・ホール 》
相手の高打点モンスターや《 大天使クリスティア 》《 ライオウ 》などの場にいるだけで永続的な妨害を受けるカード、複数枚のモンスターを1枚で処理出来るので採用しております。
《 精神操作 》
後攻で奪った相手モンスターをシンクロやエクシーズに変換する事で、相手の盤面を崩しつつ自身の盤面の強化が出来るため採用しております。
《 トラップ・スタン 》
主に罠ビ寄りのデッキを意識しての採用になります。
発動したターンのみの効果なのでターンを跨ぐ場合はカードを破壊するわけではなく無効にするだけなので注意が必要ですが、1ターンで爆発的な展開で勝負を決めにいく【シーラカンス】デッキとは非常に相性が良いです。
《 邪神の大災害 》
自分の魔法罠ゾーンのカードも巻き込んでしまうデメリットもあるカードですが、先程の《 冥府の使者ゴーズ 》の説明の時と同じで魔法罠ゾーンにカードをあまり伏せないデッキの性質上相手のカードのみの大量破壊を狙える有効なカードです。
《 トラップ・スタン 》との比較としてはあちらは罠カードにのみですが、こちらは魔法カードにも対応しているため状況に応じて使い分ける事が出来ると思います。
《 激流葬 》
自分が攻め込むタイミングなどで相手のモンスターを複数破壊出来る点、劣勢時にも活躍出来る点で非常に優秀です。
召喚・特殊召喚がトリガーになるので発動タイミングが相手依存になりがちですが、このデッキだと毎ターン墓地から蘇生する《 黄泉ガエル 》の存在があるため自分の攻め込むタイミングでの発動も可能となります。
デッキの展開・回し方
基本展開
ここでは《 超古深海王シーラカンス 》の効果が通った時の基本的な展開例を紹介しようと思います。
(1)《 超古深海王シーラカンス 》効果で《 フィッシュボーグ-ガンナー 》1体と《 オイスターマイスター》3体を特殊召喚
(2)《 フィッシュボーグ-ガンナー 》と《 オイスターマイスター》で《 アームズ・エイド 》を特殊召喚
(3)《 オイスターマイスター》の効果でオイスタートークンを特殊召喚
(4)《 アームズ・エイド 》効果で《 超古深海王シーラカンス 》に装備させてフィールドを空ける
(5)《 フィッシュボーグ-ガンナー 》効果で自身を特殊召喚
(6)《 フィッシュボーグ-ガンナー 》とオイスタートークンで《 フォーミュラ・シンクロン 》特殊召喚(効果で1ドロー)
(7)《 フォーミュラ・シンクロン 》と《オイスターマイスター》で《 TGハイパー・ライブラリアン 》特殊召喚
(8)《 オイスターマイスター》効果でオイスタートークン特殊召喚
(9)《 フィッシュボーグ-ガンナー 》効果で自身を特殊召喚
(10)《 フィッシュボーグ-ガンナー 》とオイスタートークンで《 フォーミュラ・シンクロン 》特殊召喚(効果で2ドロー)
(11)《 フォーミュラ・シンクロン 》と《 オイスターマイスター》で《 TGハイパー・ライブラリアン 》特殊召喚(効果で1ドロー)
(12)《 オイスターマイスター》効果でオイスタートークン特殊召喚
(13)《 フィッシュボーグ-ガンナー 》効果で自身を特殊召喚
(14)《 フィッシュボーグ-ガンナー 》と《 超古深海王シーラカンス 》で《 スターダスト・ドラゴン 》特殊召喚(効果で2ドロー)
(15)《 フィッシュボーグ-ガンナー 》効果で自身を特殊召喚
(16)《 フィッシュボーグ-ガンナー 》とオイスタートークンで《 フォーミュラ・シンクロン 》特殊召喚(効果で3ドロー)
(17)《 フォーミュラ・シンクロン 》と《 TGハイパー・ライブラリアン 》2体で《 シューティング・クェーサー・ドラゴン 》特殊召喚
最終盤面:《 シューティング・クェーサー・ドラゴン 》、《 スターダスト・ドラゴン 》(加えて、9枚ドロー)
強力なモンスター2体を展開して《 TGハイパー・ライブラリアン 》《 フォーミュラ・シンクロン 》による大量ドローによって手札が潤っているので、先攻でこの展開をしたのなら次ターンに勝負を決めにいくことが出来ます。
また、後攻ならドローしたカードを絡めて展開をさらに伸ばしてそのまま勝負を決めにいくことが出来ます。
しかし、《 ワン・フォー・ワン 》や《 鬼ガエル 》の特殊召喚、《 超古深海王シーラカンス 》の効果や《 フィッシュボーグ-ガンナー 》のように手札コストを要するカードが多いという点、《 超古深海王シーラカンス 》の効果はデッキからしかモンスターを展開できないという点でこの展開がしたくても必ずしも出来るとは限りません。
その場合は他の展開札を駆使してアドリブが必要になることもあるので注意は必要です。
ループ展開
先程デッキレシピの説明の際に、「あるギミック」と濁していた文脈があると思います。ここではそれについて説明しようと思います!
そのある展開を簡略化すると《 TGハイパー・ライブラリアン 》を立てた上で《 氷結界の虎王ドゥローレン 》を何度も往復させ、大量の手札をかき集めてから《 氷結界の龍トリシューラ 》をループさせるというものです。

【 シンクロモンスター 】
星 6 / 水 / 獣族 / 攻2000 / 守1400
チューナー+チューナー以外の水属性モンスター1体以上
1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在するカードを任意の枚数手札に戻す事ができる。このカードの攻撃力はこのターンのエンドフェイズ時まで、この効果で手札に戻したカードの枚数×500ポイントアップする。

【 シンクロモンスター 】
星 9 / 水 / ドラゴン族 / 攻2700 / 守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
①:このカードがS召喚に成功した時に発動できる。相手の手札・フィールド・墓地のカードをそれぞれ1枚まで選んで除外できる。
その展開を具体的に説明をしていこうと思います!
先程の基本展開のルートの(1)〜(10)まではループ展開の方も同じなので省略します。
(11)《 フォーミュラ・シンクロン 》と《 オイスターマイスター 》で《 神海竜ギシルノドン 》特殊召喚(効果で1ドロー)
(12)《 オイスターマイスター 》効果でオイスタートークン特殊召喚
(13)《 フィッシュボーグ-ガンナー 》効果で自身を特殊召喚
(14)《 フィッシュボーグ-ガンナー 》とオイスタートークンで《 フォーミュラ・シンクロン 》特殊召喚(効果で2ドロー)
ここまでがループ突入前のドロー加速ルートで、以降は《 レベル・スティーラー 》、《 継承の印 》、《 浮上 》、【鬼ガエル】などの組み合わせで引いたかによって分岐します。ここではシンプルな《 レベル・スティーラー 》を単独でドローしたパターンを考えます。

【 効果モンスター 】
星 1 / 闇 / 昆虫族 / 攻600 / 守0
このカードが墓地に存在する場合、自分フィールド上に表側表示で存在するレベル5以上のモンスター1体を選択して発動する。選択したモンスターのレベルを1つ下げ、このカードを墓地から特殊召喚する。このカードはアドバンス召喚以外のためにはリリースできない。
(15)《 フォーミュラ・シンクロン 》と《 TGハイパー・ライブラリアン 》で《 パワー・ツール・ドラゴン 》特殊召喚
(16)《 パワー・ツール・ドラゴン 》で《 継承の印 》をサーチ
(17)《 継承の印 》で《 オイスターマイスター 》特殊召喚
(18)《 フィッシュボーグ-ガンナー 》効果(コストは《 レベル・スティーラー 》)で自身を特殊召喚
(19)《 フィッシュボーグ-ガンナー 》と《 神海竜ギシルノドン 》で《 氷結界の虎王ドゥローレン 》特殊召喚
(20)《 氷結界の虎王ドゥローレン 》のレベルを下げて《 レベル・スティーラー 》特殊召喚
(21)《 氷結界の虎王ドゥローレン 》の効果で《 レベル・スティーラー 》、《 継承の印 》、《 超古深海王シーラカンス 》、《 パワー・ツール・ドラゴン 》、《 アームズ・エイド 》をバウンス
(22)《 フィッシュボーグ-ガンナー 》効果(コストは《 レベル・スティーラー 》)で自身を特殊召喚
(23)《 フィッシュボーグ-ガンナー 》とドゥローレン (レベル5) 《 氷結界の虎王ドゥローレン 》特殊召喚
(24)《 氷結界の虎王ドゥローレン 》のレベルを下げて《 レベル・スティーラー 》特殊召喚
(25)《 継承の印 》で《 フォーミュラ・シンクロン 》特殊召喚、《 氷結界の虎王ドゥローレン 》の効果で《 レベル・スティーラー 》、《 継承の印 》をバウンス
(26)《 フィッシュボーグ-ガンナー 》効果(コストは《 レベル・スティーラー 》)で自身を特殊召喚
(27)《 フィッシュボーグ-ガンナー 》と《 氷結界の虎王ドゥローレン 》(レベル5)で《 氷結界の虎王ドゥローレン 》特殊召喚
これで《 氷結界の虎王ドゥローレン 》を《 継承の印 》で蘇生できる体制が整うため、ようやく継承ループの土台が成立したことになります。
しかし、土台ができただけで《 氷結界の龍トリシューラ 》のループはまだ成立していないため、ここからは《 TGハイパー・ライブラリアン 》による無限ドローで必要なパーツを集めていきます。パターンはいくつかありますが、ここではシンプルに《 継承の印 》2枚目をドローすることを狙います。

【 装備魔法 】
自分の墓地に同名モンスターカードが3枚存在する時に発動する事ができる。そのモンスター1体を選択して自分フィールド上に特殊召喚し、このカードを装備する。このカードが破壊された時、装備モンスターを破壊する。
(28)《 フォーミュラ・シンクロン 》と《 オイスターマイスター 》で《 TGハイパー・ライブラリアン 》特殊召喚
(29)《 オイスターマイスター 》効果でオイスタートークン特殊召喚
(30)《 フィッシュボーグ-ガンナー 》効果で自身を特殊召喚
(31)《 フィッシュボーグ-ガンナー 》と《 氷結界の虎王ドゥローレン 》で《 パワー・ツール・ドラゴン 》特殊召喚(効果で1ドロー)
(32)《 継承の印 》で《 氷結界の虎王ドゥローレン 》特殊召喚
(33)《 パワー・ツール・ドラゴン 》のレベルを下げて《 レベル・スティーラー 》特殊召喚
(34)《 氷結界の虎王ドゥローレン 》の効果で《 レベル・スティーラー 》、《 継承の印 》、《 パワー・ツール・ドラゴン 》をバウンス
(35)《 フィッシュボーグ-ガンナー 》効果(コストは《 レベル・スティーラー 》)で自身を特殊召喚
上記のように《 継承の印 》2枚目をドローするまで(31)〜(35)を繰り返すことで《 パワー・ツール・ドラゴン 》《 TGハイパー・ライブラリアン 》で無限ドローのループを行います。(継承の印2枚目がランダムにはなりますが《 パワー・ツール・ドラゴン 》の効果によって手札に入ればそれでも可です。)
この手順により2枚目の継承の印を引き込んだ後、《 氷結界の龍トリシューラ 》のループに入ります。
(36)《 継承の印 》2枚で《 氷結界の虎王ドゥローレン 》、《 フォーミュラ・シンクロン 》をそれぞれ特殊召喚
(37)《 氷結界の虎王ドゥローレン 》効果で《 継承の印 》2枚と《 パワー・ツール・ドラゴン 》をバウンス
(38)《 フォーミュラ・シンクロン 》と《 氷結界の虎王ドゥローレン 》とオイスタートークンで《 氷結界の龍トリシューラ 》特殊召喚(1ドロー)
(39)《 氷結界の龍トリシューラ 》のレベルを下げて《 レベル・スティーラー 》特殊召喚
(40)《 継承の印 》2枚で《 氷結界の虎王ドゥローレン 》、《 フォーミュラ・シンクロン 》をそれぞれ特殊召喚
(41)《 氷結界の虎王ドゥローレン 》の効果で継承の印2枚と《 氷結界の龍トリシューラ 》をバウンス→《 フォーミュラ・シンクロン 》と《 氷結界の虎王ドゥローレン 》と《 レベル・スティーラー 》で《 氷結界の龍トリシューラ 》特殊召喚(1ドロー)
(39)〜(41)を繰り返すことで無限トリシューラのコンボが完成します!
まとめ
この環境以前の【シーラカンス】デッキは、中堅勢力の一角として研究が進んでいたアーキタイプでしたが、《 シューティング・クェーサー・ドラゴン 》を手に入れたことで大幅に躍進を遂げ、間もなく環境デッキの一角に躍り出ることに成功しています。
しかし、派手な外見に反して多くの弱点を抱えていたために終始苦しい立場にあり、最後にはTOD戦法に望みを託すしかなくなってしまったグレーなデッキでもありました。
参考文献:遊戯王史 初期から遡る環境の歴史
しかし、【ガエルシンクロ】や【帝】を取り入れた【カエル帝】など似た系統のデッキはあるものの1103環境において【シーラカンス】を主軸とした珍しくもあり個人的にとても好みなデッキタイプでもあったため、今流行りの1103ゲートボールの大会で使用しています。
興味がある方は是非使ってみることをおすすめします。
長文にお付き合い下さりありがとうございました!