みなさんお疲れ様です!モンスターカードにすると多分効果が無いであろうやねろく真剣態です!
突然ではありますが、今回はちょっと真面目にマナーとかコミュニケーションのとり方とかそういう話をさせてください。
昨今どこを見ても交わされているTCG界隈のマナーの問題・・・。今回私は確認されている数々の迷惑行為を分類し、一つ一つ解決・改善案を提案できたらと思っています。
ほとんど文字で構成されていて読みづらいかもしれませんが、最後まで読んでいただければみなさんのさわやかTCGライフの助けになれるでしょう。
みんなと楽しく遊ぶためには大事なことなので大切にしようねって、
今回はそんな話。
事の発端
それは僕がいつものようにだらだらツイッターを眺めつつデッキを思案していたとき、
「ショップで知らない人から突然遊戯王の話を振られて怖かった。」
「対戦中、小声でぶつぶつ何か言っててプレイに支障が出るし、ヤバイ。」
「仲間内で騒いでいて迷惑至極。」
・・・・・多いわ!!
毎日のように誰かが誰かに迷惑をかけ、さらに行動・言動やら構築やらに口出ししただの問題が起きています。
うるさいんじゃい!
これは何かしら強大な抑止力となるものが必要だな!そうだ!
こんなテーマで記事にすればいいじゃあないか!!
”「CS等の大会でどうやったら周囲(場合によっては対象人物を含む)にバレずに、精神的苦痛を与えてくる相手に物理的な攻撃を加えられるか?」”
なんだ?「品性を疑う」だぁ?何を言う!画期的なアイデアじゃないか!
どうですか!?ガチまとめ運営さん!!
・・・・・・あ、いえ。
こちらこそすみません。あの、お答えいただきえっと、その、ありがとうございました・・・。
・・・はい、じゃあ、そういう感じで?書かせてもらっても?いいですか・・・ね?
チッ、反省してまーす。
TCGマナー問題とは?
いわゆる「一般常識」を逸脱した言動・行為がカードゲームプレイヤーに多く見られる問題ですね。
広く認識されているものだけでも多種多様な迷惑行為が挙がります。見てるとイヤになるくらい。
そんなマナー問題がなぜこれほど話題に取り上げられるのか?
それはきっと、いつまでたっても同じことが起こるから。でしょう。
さまざまな人が声をあげてはいますが、何しろ個人の心情の問題です。共通の解決策なんてものは存在せず、いまだバラバラなまま批判めいたコメントだけが目立っています。
これでは問題は問題のまま、危機感だけが広まっていくのでしょう。私はこのままでは解決できないと思いました。もっと、みんなに共通する改善策、指針を持つべきです。
今回私なりの認識をもって迷惑行為の分析、分類を行ってみました。
ただし、総じて他人の感情・人格・物差しでなんとでもいえるオブラートな問題であるので、私との認識の相違や、反対意見はあるはずです。
どんなものでも構いません。この記事のコメント欄にどうぞコメントをよろしくお願いします。意見が集まれば集まるほどコミュニティの総意として、この記事はみなさんの指標となれるはずです。
それでは次の項目に私の見解から導きだした分類を挙げたいと思います。
僕の(ココ重要)見解
迷惑行為はどうしようもなく多岐にわたります。何が不快に思うかは個人によるからですね。
その中でもよく見かけるものを大きく三種類に分けてみました。例外はあるでしょうし、私が全部実際に見たわけでもないですが。
- 「ヒートアップ」型
- 「不機嫌」型
- 「コミュ障」型
だいたいこんな感じじゃないかと。
ひとつずつ見ていきましょう。
「ヒートアップ」型
「騒いでいる」とか「うるさい」とかはこれに当てはまることが多いです。
あと、会話に急に割り込む。とかもコレかもしれないですね。自分が一家言ある内容や、自分の組んでいるデッキの話をしているところに「あ、あの・・・」とつい嬉しくなっちゃたがあまり、中途半端に発声しちゃうあの現象。
僕の見解
これは「自分の楽しさ」と「他人の楽しさ」の微妙なバランスが崩れちゃった結果の話という認識でいいのかな?
自分が楽しくありたい、と周囲が楽しむ、がうまく両立できなかったんだろうね。でも気持ちはよくわかる。気がする。
そもそもカードショップや大会に来ているってことは、趣味を楽しみに来てるってことじゃん。そんなの誰にも否定されたくないし誰にもできない。できないから困ってる。
仲間と一緒に来ているならメチャメチャ楽しいだろうというのは容易に想像がつく。ほかの人なんて気にもかからないという状態は正直僕にも覚えがあるしね。
「ヒートアップ」型はこう考えてはどうでしょう?
・・・う~ん。見事な解決策とか一朝一夕で思いつくもんじゃないなあ。あまりショップなどのルールを厳格に作ってしまうのは簡単だけど、みんなが楽しめるものじゃなくなってしまいそうだし。
さらに「人を思いやりましょう」なんて大前提、いまさら主張してこれで結論ですって言われても納得いかないよなぁ。
というわけで僕からひとつこう思えばいいんじゃない?っていう提案を。
「周囲の人の楽しさは自分の楽しさに繋がっている」
っていう感覚?相乗効果?ってやつかな?
むずかしいことじゃないと思う。みんな共通の趣味を楽しみに来てるんだから。カードゲームやボードゲームは、そもそも対人のゲームなんだからお互いに楽しいほうが絶対に楽しい。断言しちゃう。
異様なハイテンションでお騒ぎになられる方々は楽しいんだからいいじゃんとお思いになるかもしれない。でもなんか違うんだよなぁ。
仲間内だけのハイテンションはドーピングみたいなイメージかな。アッパー系みたいな。
そんなテンションが後の自分の楽しさや周囲の楽しさに繋がるはずもなく、こんな副作用があるのは容易に想像がつく。
騒いでるのを見て周囲が引く
↓
マナー問題として取り沙汰される
↓
注意される(された気になる)
↓
水を差された気分
ってなると思うんだ。こんな状態じゃ周囲の人もすっかり気落ちしてしまうし、自分自身もう心から楽しめなくなっちゃう。
もう一つ、「じゃあ、メタビートとかダメなの?」とかの話が出そうかな?
そこは空気の読みようになるね。新しいデッキを試したい人にメタ構築ぶつけたら不満が溜まるのは当たり前だし、本気には本気でぶつかるから楽しいとかもある。
スポーツ観戦の文化とかまさにそうだけど、みんなで楽しい空間にしていこうね。
・・・いま一番恥ずかしいかも。
「不機嫌」型
彼らは私生活でのストレスを持ち込んだり、思うようなデュエルにならないと態度に出す人たちです。
話にトゲがあったり、態度が目に余るほど悪かったり、舌打ちなどをなさったりします。
でもこれらをしていなくても何となく機嫌が悪いのはわかりますよね。
海外の論文によると、ストレスを抱えていることを周囲に感じさせるフェロモンを発するそうです。
詳しい話はこちらのURLに当論文を添付いたしました。(読めない)
https://hbr.org/2015/09/make-yourself-immune-to-secondhand-stress
僕の見解
まぁ全部そうなんだけどこれは2方向から問題を見られる。
当事者(この場合イラついてる人)の視点から見たこの問題と、それを見ている第三者に視点を置いたこの問題。
もちろん双方ともに和解し、何事もなく収まればそれに越したことはないはずだけども。どうもそうは行かない。
なんと困ったことか。
「不機嫌」型はこう考えてはどうでしょう?
この不機嫌になっちゃってる人には僕の好きな理論を伝えたい。僕の座右の銘として常に覚えておいてるヤツ。
「ストレスを軽減する効率的な方法は他人を憎むより愛する方が良い」
ですってwww
なり口にするのに気恥ずかしい字面だけど、まぁいいこと言ってる気がするね。実際オキシトシンとかいうホルモンがなんちゃらでうんたらかんたらして気分をアレするらしいよ。
コレが本当だろうがデマだろうが関係なくて、意識するかどうかで変わってくる。誰も損はしないんだから信じてみてはいかがかね?
「不機嫌」型(の周りの人)はこう考えてはどうでしょう?
でも、いかに俺様が大人気カリスマデュエリストでもこの記事を読んでない人や、僕が合わなかったかムカついて内容を切り捨てた人はやっぱり不機嫌なまま、あなたたちの前に現れるだろう。やっぱりどうしようもなく第三者側の意識改革も必要かも。
では不機嫌を隠せない人と関わる場合どうしましょうね?
「気にするな」じゃあダメなんでしょ?
じゃあ僕がめんどくせぇ方と関わる時によく使う方法を伝授しよう。
「先攻1ターン目で12シンクロを立てるルートを脳内だけで組み立てる」んだ。
僕はシンクロ計算式に弱いのでコレをやっているが、もちろん理想盤面なら何でも良い。
みんなせっかく遊戯王なんて素晴らしく複雑な知的遊戯を趣味にしてるんだ。脳のキャパシティをイライラに割く余裕なんてないでしょ!ホラホラ、エクストラリンクして!早く!あんまり手札使わないで!
彼らはだいたいの場合積極的に話しかけられるのを煩わしいと思ってたりするから、最低限の会話と返事があれば面倒事は避けられると思うんだ。
下手に口を出せないならそっとしておく事も必要かな。とにかく噛みつくことばかりが良いとは限らない。
……うーん、ちょっと良くないかな?
「コミュ障」型
言ってしまえば総じてこれにあたるのかもしれない。
しかしこの「コミュ障」型とみられる事例にはもっともツッコみづらい。彼らは自身の中では最善の判断であったり、そもそもそれが迷惑行為だと捉えられていることも理解していないかもしれない。
そんな仕方ないとも言える言動、行動には下手に注意するのも引け目を感じてしまう。
僕の見解
いやぁ困った。僕だって遊戯王だいすきだからあんまり紙オタクだからどうとか言いたくない。
そうありたくてコミュニケーションが苦手になった人なんていないだろ。
だからああしろこうしろだなんてとてもとても言えないよ……。
しかし、改善はできるかもしれない。
「コミュ障」型はこうしてみたらどうでしょう?
当人にできることは2つ、第三者側にできることは1つある。まず当人だが、
「挨拶」と「返事」
があればなんてことはない。これマ。
ぶっちゃけ対戦前後の「よろしくお願いします」「ありがとうございました」が言えればどうしたってまぁまぁ良い印象は残る。
はっきりした声で挨拶と返事をできる人には周りは味方にもなってくれたりする。なんならカードもくれた(実体験。《ギガプラント》だった。どこにしまったか思い出せない)。僕の通うカードショップは来店したら「こんにちわ」まで言う人が多いけどとても良いふいんき(なぜか変換できない)です。問題事も見たことない。
僕も外では多々あるが、もしかするとはっきり発声するのに心の準備がいるかもしれない。でも大丈夫。心の準備なんて他人には見えないから。いくらでもできるんだ。
「コミュ障」型(の周りの人)はこうしてみたらどうでしょう?
次の第三者側の改善点は簡単、だけどそれがむずかしいぞい。
「ちょっとだけへらへらする」といいかも?
つまりはやわらかくなるみたいな雰囲気。ふんわり。あんまり行き過ぎると軽率になっちゃうからむずかしいラインなんだけどね。
いっぱい楽しんで、笑って、完成したエクゾに激流葬を添えるくらいの遊び心を持っていればとっつきやすいと思わん?
それに僕は、迷惑行為やそれに準ずる行為を指摘するのは全く悪いことじゃないと思うんだけど、嫌味っぽくなったりトゲのある口調になっちゃうことあるよね。
そこで「ちょっとだけへらへら」が効果的だと思ってる。何の気なしに、ふんわりした言い方で指摘できると穏便に話せる。
しかも、前述の通りに返事や、謝罪とか礼が返ってくるならまぁるく収まるはずなんだ。
これは理想になっちゃうけど、でもこうなれたら良いなってずっと思ってる。
総論
ここまで3つの分類に対し私見を述べさせていただきました。解決案と呼ぶには微妙なものもありましたが、実は、最終的な結論はもう出ていますね。
1つ目のパターン、「ヒートアップ」型の解決策として話した、
「周囲の人の楽しさは自分の楽しさに繋がっている」
という話。
ようはこれに尽きるのでしょう。みんなが同じ気持ちで楽しめるようになること、それが最高の目標です。
今回伝えた内容はあくまで僕の理想です。でも皆さんの生活に浸透するにはかなりの厳しさがあります。理想と言うより幻想かもしれません。
でも、だからこそこの理想を皆さんに伝えました。この記事を通して幻想を理想に、理想を現実にしたいのです。
どうかいま一度、この「TCGマナー問題」について憂い嘆くだけでなく、何が必要か、そして自分に何ができるのか、考えていただけたら幸いです。
一緒にTCGを楽しみましょう!!