目次
ご挨拶
おはようございます、htbです。
今回はすでに紹介したことのあるデッキの改築記事です。初投稿から半年が経ち、制限改訂やカードプールが増加しました。それに伴い、多少なりとも改築の余地が生まれ進化した【おジャマタッグ】をぜひご覧ください。
デッキレシピの変遷
まずは6月時点でのデッキレシピです。
続いて12月現在のデッキレシピです。
旧デッキの使用感
展開力のあるデッキでしたがそれを支える《おジャマ・ブルー》《フュージョン・デステニー》《聖騎士の追想 イゾルデ》に共通する弱点がありました。それはデッキの特定のカードを使用するという点です。
《おジャマ・ブルー》はおジャマ3兄弟、《フュージョン・デステニー》はD-HERO、《聖騎士の追想 イゾルデ》は装備魔法がデッキになければなりません。
この問題を解消するために《一撃必殺!居合いドロー》を投入していますが、ドロー補助カードが乏しいために1度も発動することができないデュエルも数多くあり、大概そのデュエルでは敗北しました。
《一撃必殺!居合いドロー》
【通常魔法】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:手札を1枚捨てて発動できる。相手フィールドのカードの数だけ自分のデッキの上からカードを墓地へ送り、その後自分はデッキから1枚ドローし、お互いに確認する。それが「一撃必殺!居合いドロー」だった場合、それを墓地へ送り、フィールドのカードを全て破壊する。その後、この効果で破壊され墓地へ送られたカードの数×2000ダメージを相手に与える。違った場合、自分はこの効果でデッキから墓地へ送ったカードの数だけ、自分の墓地のカードを選んでデッキに戻す。
変更した点とその理由
変更したカードは以下の通りです。
追加したカード
《D-HERO ドレッドガイ》…D-HEROの枚数UP(フュージョン・デステニー候補)、高打点要員、X・リンク素材の確保
《デステニー・ドロー》…デッキの回転率を上げるため
《幽獄の時計塔》…《おジャマ・ブルー》の自爆特攻補助
《フェイバリット・ヒーロー》…《聖騎士の追想 イゾルデ》のコスト、適宜フィールド魔法を貼れるため
《チェーン・マテリアル》…《フュージョン・ゲート》と組み合わせての連続融合召喚
《D-HERO ダスクユートピアガイ》…《チェーン・マテリアル》への耐性あり
《ライトドラゴン@イグニスター》…蘇生した《D-HERO ドローガイ》を素材にできるランク4、除去要因
《グラビティ・コントローラー》…リンク先の確保
削除したカード
《おジャマ・ブルー》…サーチカードが豊富にあるため採用枚数を2枚に変更
《増援》…手札にD-HEROがだぶつくことが多かったため
《月鏡の盾》…相手に装備させての自爆特攻が不可能
《聖剣アロンダイト》…発動タイミングが限られており使いづらい
《死力のタッグチェンジ》…複数引いたときに腐るため1枚に変更
《V・HERO トリニティー》…融合素材が重く3回攻撃も生かせないため
《No.98 絶望皇ホープレス 》…除去ができる《ライトドラゴン@イグニスター》と交代
《No.91 サンダー・スパーク・ドラゴン》…《ライトドラゴン@イグニスター》と役割が被るため
《幽獄の時計塔 》
【フィールド魔法】
相手ターンのスタンバイフェイズ時に、このカードに時計カウンターを1個乗せる。
時計カウンターの合計が4個以上になった場合、このカードのコントローラーは戦闘ダメージを受けない。
時計カウンターが4個以上乗ったこのカードが破壊され墓地へ送られた時、手札またはデッキから「D-HERO ドレッドガイ」1体を特殊召喚する。
《フェイバリット・ヒーロー》
【装備魔法】
レベル5以上の「HERO」モンスターにのみ装備可能。このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分のフィールドゾーンにカードが存在する場合、装備モンスターは、攻撃力が元々の守備力分アップし、相手の効果の対象にならない。
②:自分・相手のバトルフェイズ開始時に発動できる。自分の手札・デッキからフィールド魔法カード1枚を選んで発動する。
③:装備モンスターの攻撃で相手モンスターを破壊した時、このカードを墓地へ送って発動できる。その攻撃モンスターはもう1度だけ続けて攻撃できる。
変更後の使用感
《デステニー・ドロー》の投入によりデッキの回転率が上がり、《一撃必殺!居合いドロー》の発動頻度も増えました。これにより、おジャマモンスターと装備魔法を減らしても展開に困ることがなくなりました。
また、EXデッキも召喚条件の緩いモンスターが増えたことで柔軟な対応が可能となりました。
《デステニー・ドロー》
【通常魔法】
①:手札から「D-HERO」カード1枚を捨てて発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。
チェーン・マテリアルの展開
リンク召喚の導入でD-HEROと相性の良い《チェーン・マテリアル》の使い勝手が悪くなりましたが、IGASにて収録された《グラビティ・コントローラー》の登場によりその問題も大分改善されました。このデッキでは《フュージョン・ゲート》と《チェーン・マテリアル》から連続融合バーン展開が可能ですので紹介します。
- 《フュージョン・ゲート》がある状態で《チェーン・マテリアル》を発動します。
- 1度目の融合召喚で《Dragoon D-END》をEXモンスターゾーンに融合召喚し、自身の効果で相手モンスターを破壊します。
- 《Dragoon D-END》を素材に《グラビティ・コントローラー》をリンク召喚します。
- 2度目の融合召喚で《D-HERO ディストピアガイ》をリンク先に融合召喚し、自身の効果で効果ダメージを与えます(最高1600)。
- 3度目の融合召喚で《D-HERO ディストピアガイ》を素材に《D-HERO ダスクユートピアガイ》を融合召喚します。
《D-HERO ダスクユートピアガイ》
【融合モンスター】星10/闇/戦士族/攻3000/守3000
「D-HERO」融合モンスター+「D-HERO」モンスター
①:このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。自分の手札・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
②:1ターンに1度、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。このターン、そのモンスターは戦闘・効果では破壊されず、そのモンスターの戦闘で発生するお互いの戦闘ダメージは0になる。この効果は相手ターンでも発動できる。
《チェーン・マテリアル》
【通常罠】
このカードの発動ターンに自分が融合召喚をする場合、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを自分の手札・デッキ・フィールド上・墓地から選んでゲームから除外し、これらを融合素材にできる。
このカードを発動するターン、自分は攻撃する事ができず、この効果で融合召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。
最後に
以上で改築した【おジャマタッグ】の紹介を終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。