こんにちは、月刊アドバンスの時間です。
担当の神結です。今月もよろしくお願いします。
2026年2月環境はこちら!
目次
今月のアドバンス環境~パンドラウォーズと新殿堂~
今月の大きな話題と言えばやはり新殿堂。
これをもって無事《ラッキー・ダーツ》環境が終わりを迎える……ということはありませんでした。

(殿堂カード) 【 呪文 】
文明 光 / コスト1
自分のシールドを1枚相手に選ばせ、見る。それが呪文であればコストを支払わずにすぐ唱えてもよい 。唱えない場合やそのカードが呪文でない場合、元の場所に戻す。
環境の大枠としては、《超次元サプライズ・ホール》入りが研究されていた【光水闇ゼーロ】が消えたくらいで、殆どの環境デッキがそのまま保存されたと言ってよいでしょう。
そんなわけなので環境的には変化がないように見えつつも、パンドラウォーズの影響は凄まじく、開拓はむしろ始まったばかりといったところ。
例えば環境トップの一角である【火闇バイク】については、先月までは《斬速 ザ・マンマ / レッド・テレポートホール》入りが主流でしたが、研究が進んだ結果《轟速 ザ・レッド / 超次元キル・ホール》入りが結果を残しました。

【 ツインパクトカード 】
種族 ソニック・コマンド / 侵略者 / 文明 火 / パワー4000 / コスト4
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
────────────呪文────────────
カード名:超次元キル・ホール
文明:火
コスト:3マナ
■相手の「ブロッカー」を持つパワー4000以下のクリーチャーを1体破壊する。
■コスト2以下のサイキック・クリーチャーまたは、コスト4以下の火または自然のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンから出す。
他にも【4cドギラゴン王道】や、全国大会では【火水マジック】など、今後の活躍が期待されるデッキも登場しました。
4月の新弾の新カード発表でも環境に影響のありそうなカードがチラホラ見えており、GPまでかなりハードモードですね。
GP出る方、一緒に頑張っていきましょう。
2026年3月環境デッキ
今回設定したランクは以下の通りです。

EXランク:【超次元ダーツ】
Sランク:【火闇バイク】
Aランク:【ゴルギーオージャー】、【4cドギラゴン王道】、【ドリームメイト】
Bランク:【4cダーバンデ】、【モルトVERSUS】、【火水マジック】、【光水自然シャングリラ】、【水闇自然ボウダン=ロウ】、【光水闇邪眼帝】など……
EXランク
なんかこう、既存のランクに入れるのも何か違うだろって気がしているので、今回初めて設定させていただきました。
Sランクの上というよりかは、別枠ってイメージです。
超次元ダーツ
ダーツに関して言えば、強い弱い様々な意見をお見かけします。
どっちもわかるなぁの気持ちです。
デッキとしては、強いと思っています。
より分解していくと、(動きは)強い、(メタには)弱いと思っておりまして、最大値が信じられないくらい高く、逆に下限もめっちゃ低いので、評価に困るというか、この手のデッキの評価に慣れないなぁと思いますね。
これまでの最強デッキで、下限でも一定水準の動きをしてくれていたので、それに対する困惑というのはありますね。
仮に5ターン《真気楼と誠偽感の決断》スタートだとして、これはまだ勝ってなくてですね。サイバーが5ターン目に《愛銀河マーキュリー・スターフォージ》の手出し召喚とか成功したら負ける方が難しいのに……。
踏まえてこの手のデッキが過去に高評価を受けるパターンってそんなになかったと思うんですけど、いまの【超次元ダーツ】に関してはそれを無視できないレベルの再現性で最大値を出してくるので、さすがに強いと評価せざるを得ません。
ただ、どうしてもメタクリーチャーに弱いんですよね。
例えば《とこしえの超人》から入られると、《ロジック・サークル》以外だと4パスする他なく、《ラッキー・ダーツ》も《真気楼と誠偽感の決断》か《LOVE&ABYSS》に回答が限られるという。

【 呪文 】
文明 闇 / コスト9
■プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーはバトルゾーン、手札、墓地にある自身のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。
まぁそれで《LOVE&ABYSS》を捲ると勝っちゃう故に、「EX」に設定している訳ですが……。
Sランク
火闇バイク
パンドラウォーズによって各種デッキが強化された結果、飛び抜けた強さを発揮しているデッキは現状そこまで存在しておらず、更に下位デッキでもCS優勝などの結果を残しており、極端な足切りを食らっているわけでもありません。
その中で、「他と比べて頭抜けているな」というデッキがあるとしたら【火闇バイク】かなと思っています。
特に現環境では《偽りの希望 鬼丸「終斗」》が強力で、《流星のガイアッシュ・カイザー》を反応させずにメタクリーチャーを弾ける&楯を詰められます。

【 クリーチャー 】
種族 レッド・コマンド・ドラゴン / アンノウン / 文明 火 / パワー6000+ / コスト6
■相手のマナゾーンに多色カードがあれば、このクリーチャーの召喚コストを3少なくする。
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■自分のターン中、このクリーチャーのパワーを+4000する。
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
■自分のクリーチャーがバトルに勝った時、カードを1枚引いてもよい。
そもそも《流星のガイアッシュ・カイザー》を出されても《超暴淵 ボウダン=ロウ》みたいな即死カードが無ければ返しに《偽りの希望 鬼丸「終斗」》出してからまだゲームできるんですよね。
また《轟速 ザ・レッド / 超次元キル・ホール》の採用によって《千両力士 多禍の泥粋》からゲームを作ることができるようになり、ゲームを引き延ばしてから《大感動!ディス・イズ・大横綱》を絡めてワンショットする……みたいな勝ち方もできるようになりました。
《流星の逆転撃》という天敵が環境上ちょくちょく見られるようになっていますが、裏返せばそれはバイクが強い証そのもの。
現環境で最上位レベルのデッキと評して間違いないでしょう。
Aランク
光水自然ゴルギーオージャー
全国大会でも使用者の多かった【光水自然ゴルギーオージャー】は、アドバンスのメタゲームの一角を担っていると言っていいでしょう。
《刀志猫のプワソン》入りがメジャーとされていましたが、全国大会ではこれを不採用とし、《とこしえの超人》などを採用した構築が増えました。
《刀志猫のプワソン》、リターンは大きいんですけど取り回しがだいぶ厄介という認識です。とはいえ追加のドローソース自体は何かしら欲しいので《巨魔天 アオフェシー》をピン採用といったところになるでしょうか。
不利なバイク対面については《流星の逆転撃》でなんとかしましょう。

【 呪文 】
文明 水 / コスト6
■逆転撃[水(4)]:クリーチャーが自分を攻撃する時、その攻撃中にまだ「逆転撃」を使っていなければ、この呪文を自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。そうしたら、次の自分のターンのはじめに[水(4)]を支払う。支払えなければ、自分はゲームに負ける。
■相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。そのクリーチャー以下のコストの水のクリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンから出してもよい。
4cドギラゴン王道
こちらは《剣轟の団長 ドギラゴン王道》を使用したデッキです。

【 G-NEOドリーム・クリーチャー 】
種族 メガ・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ハムカツ団 / 文明 光/火/自然 / パワー13000 / コスト8
■自分のマナゾーンに光、火、自然の各文明があれば、このカードに「D・D・D[無色(8)]」を与え、そのコストを攻撃中のクリーチャーのコストの数少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■G-NEO進化:光、火または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時または攻撃する時、コスト7以下の多色クリーチャーを1体、自分の、手札またはマナゾーンから出してもよい。
■自分の他の多色クリーチャーすべてに「スピードアタッカー」と「マッハファイター」と「エスケープ」を与える。
《偽りの希望 鬼丸「終斗」》や《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》、《流星のガイアッシュ・カイザー》といった起点から《剣轟の団長 ドギラゴン王道》をD・D・Dで繰り出し圧殺するというのが基本的なコンセプトです。
過程として、ゲームを作るための《鬼修羅と跳次元の決断》でドローをしたり、《飛翔龍 5000VT》でメタをどかしたり……みたいな動きがあり、自分のゲームレンジにさえ入ってしまえば、比較的なんでもできるかなという認識です。

【 呪文 】
文明 光/水/火 / コスト7
■この呪文を唱える時、自分の手札を1枚、超次元ソーンに置いてもよい。そうしたら、この呪文を唱えるコストを2少なくする。
■次の中から2回選ぶ。同じものを選んでもよい。
▶相手のエレメントを1つ選び、持ち主の超次元ゾーンに置く。
▶跳次元召喚6(コスト6以下で、その文明がすべで自分のマナゾーンにあるクリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからコストを支払ったものとして召喚してもよい)
▶このターン、自分のクリーチャー1体に「スピードアタッカー」を与え、そのクリーチャーはブロックされない。このターンの終わりに、そのクリーチャーをアンタップする。
しかし一方でゲーム序盤の動きが硬く、多色の枚数も結構ギリギリなライン。綺麗に《流星のガイアッシュ・カイザー》を宣言させてくれると相当楽にはなりますが。
とはいえ採用できるカードの範囲も広いことから、近しいタイプのデッキは今後も活躍していくことになると思います。
ドリームメイト
神速の動きを持つ、わくわくメルヘンシリアルキラー。詐欺師には弱い。
実を言えば環境上に有利相性のデッキが殆どいないんですが、《お目覚めメイ様》が絡んだ時のゲームが強すぎるために一定の入賞数と活躍を見せています。
現在のアドバンスのドリームメイトは、超高速で《刀志猫のプワソン》が絡む強固な盤面を作れることにその強さがあると言えるでしょうか。

【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / 文明 光/自然 / パワー4000 / コスト4
■G・ストライク
■ブロッカー
■各ターンに1度、自分のクリーチャーが出た時、そのクリーチャーのコスト以下の、光または自然のクリーチャーを1体、自分の手札または超次元ゾーンから出してもよい。
特に《森夢のイザナイ メイ様》から山札から《刀志猫のプワソン》→手札から《刀志猫のプワソン》連鎖……みたいな動きは基本返し切れないんですよね。
現在の《刀志猫のプワソン》+《千両力士 多禍の泥粋》のお陰でマナが伸びるため、そこから様々な派生行動ができます。2+5マナがくっついたり。
オリジナルとはまた全然違う動きができるので、《刀志猫のプワソン》をお持ちの方はぜひ。
Bランクについて
Bランク以降はデッキの数が多すぎるので、1つ今月の注目デッキを紹介させていただきます。
今月の注目デッキ
火水マジック
ガチまとめでもお馴染みの、はるる選手が全国大会のアドバンスで使用したデッキです。
元々パンドラウォーズ発売後にはループ型の研究が進んでいましたが、そこまで勝ちを重ねたという印象はありませんでした。
ただその後、サイキッククリーチャーの使い方が考察されていく中で、《轟速 ザ・レッド / 超次元キル・ホール》+《千両力士 多禍の泥粋》に着目したマジックが登場しました。
より正確に言えば2コスト+《超次元キル・ホール》ということになるでしょうか。
《セブ・マゴアクマン》→《超次元キル・ホール》+《芸魔温泉!オンセン・ガロウズ》、チェンジ《芸魔隠狐 カラクリバーシ》→《ブルー・テレポートホール》で展開……といったような動きで、往年のマジックを越えるような展開が可能に。
更に《芸魔龍虎 ディメイジン》まで絡むと、早期に《勝首領将軍 カツキング》を建ててそのまま殴り切ったり、なんてことも。

【 クリーチャー 】
種族 マジック・ドラゴン / ゲーム・コマンド / 文明 水/火 / パワー11000 / コスト7
■革命チェンジ:コスト5以上のマジック(自分のコスト5以上のマジックが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、コスト5以下の呪文を1つ、自分の手札または墓地からコストを支払わず唱えてもよい。そうしたら、それを唱えた後、墓地のかわりに山札の下に置く。
■各ターンに1度、自分が呪文を唱えた時、跳次元召喚6してもよい。(コスト6以下で、その文明がすべて自分のマナゾーンにあるクリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからコストを支払ったものとして召喚してもよい)
《最終勝首領 カツマスター》もですが、《勝首領将軍 カツキング》の強さを感じられるデッキだなぁと感じました。
再録カードやパンドラウォーズのカードが中心なので、かなり組みやすいデッキにもなっています。ぜひ【火水マジック】が好きだった方には触って欲しいデッキですね。
おわりに
というわけで、今月のアドバンス解説はいかがだったでしょうか?
殿堂の影響が少なかったり新カードがない月でも、デッキの研究が進むことでメタゲームは回るという図が見えますね。4月は新シリーズ開始ということで、そちらでの環境の変動があるかも注目です。
ということで、また今年度もよろしくお願いします。
それでは、また。

