目次
はじめに
シウと申します。 拙いながらデッキ紹介の記事を書かせていただきます。 よろしくお願いします。
デッキは《絶望と反魂と滅殺の決断》の使い道を探していた時に思いついたものです。比較的安く組めるので、良ければ使ってみてください。
デッキ紹介
今回紹介する【黒零マフィギャング】は、2019年前半に2ブロック構築戦で活躍した黒単マフィギャングを参考に、新たに追加されたカードを採用した構築になります。
黒単マフィギャングは《凶鬼67号 アゴクイ》 と《魔薬医 ヘモグロ》、《闇の破壊神ゼオス》 で継続的にドローとハンデスを行い、相手のリソースを奪いつつ、《堕魔 ドゥポイズ》等で盤面も制圧していくデッキです。
最近では、ハンデス・蘇生・除去を一枚で担う《絶望と反魂と滅殺の決断》の登場で選択肢が増えました。また、《九番目の旧王》という強力な受け札の追加も大きくデッキを強化しました。
しかし、このデッキは詰めまでに時間がかかるため、トップ1枚でループを開始したり連鎖する盤面展開を行うデッキが存在する環境では活躍は難しいです。
そこで今回は《洗脳センノー》を採用した新しいマフィギャングコントロールを提案したいと思います、
デッキレシピ
動き方
基本的には2コストハンデス →《魔薬医 ヘモグロ》→《凶鬼67号 アゴクイ》が理想的な流れです。目標は手札を枯らすことですが、同時に 《洗脳センノー》 や《無修羅デジルムカデ》または《全能ゼンノー》を展開して相手のトップ解決を可能な限り防ぎます。
一般的には速攻やビートダウンには盤面除去を優先し《無修羅デジルムカデ》で蓋をします。
最後は《魔天降臨》で相手のマナを消してから展開したクリーチャーで攻撃が理想ですが、必ずしもこれがないとダメというわけではありません。
相手の手札を増やさないように次の手順で詰めていきます。
- ヘモグロを破壊する
- シールドを1枚ブレイクする
- ターン終了時にヘモグロ効果で手札を捨てさせる
《ゲオルグ・バーボシュタイン/ゴースト・タッチ》や 《魔薬医 ヘモグロ》 が複数居れば、1ターン1枚ずつでなくても良いです。ただし、《終末の時計 ザ・クロック》を踏むと、蘇生できないので相手次第では1枚ずつブレイクする必要があります。
採用カード説明
- 《洗脳センノー》
《生命と大地と轟破の決断》や《マリゴルドⅢ》、《ヨミジ 丁-二式》等からクリチャーが出てくるのを防ぐことができます。時間を稼ぎ、ハンドを刈り取ります。
《グレープ・ダール》等のマッハファイターで簡単に除去されるので、《洗脳センノー》に対する回答を持っている相手にはハンデスの方を優先してプレイして、クリーチャーは基本的に手札を枯らしてから出してください。
4枚の採用は多すぎると思う方は、トリガーを増やすのをおすすめします。
- 《凶鬼67号 アゴクイ》 と《魔薬医 ヘモグロ》
デッキのコンセプトです。《魔薬医 ヘモグロ》の攻撃時《凶鬼67号 アゴクイ》で破壊し、ターン終了時に蘇生することで毎ターン、1ドローと1ハンデスできます。ただし 《凶鬼67号 アゴクイ》は単体では機能しないカードなので、減らして3枚にしてもいいかもしれません。
※《魔薬医 ヘモグロ》 は無月の大罪で破壊するとターン終了時の蘇生ができないので気を付けてください。
- 《斬罪 シ蔑ザンド》
《堕魔 ドゥポイズ》 と同じく盤面除去と《魔薬医 ヘモグロ》 の破壊ができ、さらにGR召喚もできます。そのため、後述しますが、GRクリーチャーは登場時効果や場を離れた時に効果があるものを多く採用しています。
- 《乱罪 ダイパ殺デー》と《ゲオルグ・バーボシュタイン/ゴースト・タッチ》
2コストハンデスが役割で、どちらも 《絶望と反魂と滅殺の決断》 で蘇生できます。また《乱罪 ダイパ殺デー》 は《音奏 プーンギ》の影響を受けず、GR召喚ができるのも優秀です。
- 《九番目の旧王》
全体除去と単体除去を1枚でこなせます。
- 《絶望と反魂と滅殺の決断》
あまり使われていませんが、他のパーフェクト系に見劣りしないスペックを秘めていると思います。以前の黒単マフィギャングではできなかった序盤に使用して墓地に置かれた《乱罪 ダイパ殺デー》と《ゲオルグ・バーボシュタイン/ゴースト・タッチ》などを出す動きができます。この二枚を同時に蘇生すると、前者のハンデス効果で後者の-3000効果が発動することもポイントです。また、墓地からも唱えることができるのが、想像以上に使い勝手が良いです。-4000する効果では《DROROOON・バックラスター》や《奇天烈 シャッフ》など小型除去、2回使えば8000ラインまで幅広く破壊できるため、除去としても十分使えます。
- 《ポクタマたま》と《トムライ 丙-三式》
単純な墓地メタです。ハンデスで落としたカードを《無限合体 ダンダルダBB》や【ヨミジル-プ】で使われるのを防ぎます。またハンデスが刺さらず不利な【カリヤドネループ】や【墓地ソ】に対して細い勝ち筋を残しました。
- 《全能ゼンノー》
書いてあることは短いですが、ゲームのルールの根底に触れているため強力です。ビートダウンへの耐性が付きますが、持ってない人は《ロッキーロック》でも良いと思います。
- 《バクシュ 丙-二式》 《オーマ 丙-二式》《補充 CL-20》
いずれも場から離れた時の効果持ちで、無月の大罪での場に出ることを期待していますが、《凶鬼67号 アゴクイ》で破壊して能力を誘発することもできます 。
採用検討カード
- 《闇の破壊神ゼオス》
リソース源と盤面除去をこなせるものの、4ターン目にはゼオスの召喚よりハンデスを優先したかったことと盤面除去は他のカードで十分行えるため、採用しませんでした。ただ、 除去されやすい《凶鬼67号 アゴクイ》 と違ってパワーが高く、効果発動の条件も緩いので一考の価値ありです。
- 《爆霊魔 タイガニトロ》
相手の妨害で《凶鬼67号 アゴクイ》 と《魔薬医 ヘモグロ》が盤面に揃わなかった時、継続的なハンデスの役割を担います。一枚で能力が完結しているので、扱いやすいです。また、破壊されても4コストであるため、《絶望と反魂と滅殺の決断》の蘇生圏内であることも評価しています。
最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。デッキ記事を書くのは初めてだったので至らないところもあると思いますが、どうかご容赦ください。また、記事を書くことになった時は読んでいただけると幸いです。それでは。