目次
はじめに
2017年の頭に颯爽と環境に現れ、環境によって姿を変えながら現代にいたるまで大人気のデッキ、【ロージアダンテ】
《真・龍覇ヘブンズロージア》を中心とした光のドラゴンを《ドラゴンズ・サイン》で踏み倒すことが基本戦術であるこのデッキは受けが固く、カウンター性能が非常に高いデッキとなっています。
また、構築の自由度が高く、ゲーム中のプレイングの幅も広いため、使えば使うほど強さが出てくるデッキとして、数多くのプレイヤーに長い間愛用されています。
この記事ではそんな人気デッキである【ロージアダンテ】の最新版の構築について解説します。
また、デッキを組みたくなった方はそのまま【ロージアダンテ】のカードをまとめて購入することもできます!
当日の15時までにご注文頂ければ、即日発送で【ロージアダンテ】のデッキパーツをお届けします。
人気デッキ×殿堂解除×新構築をユーリプロが解説!新たな【ロージアダンテ】はどんなデッキなのか楽しみです!(担当H)
【ロージアダンテ】の特徴
《ドラゴンズ・サイン》で光の強力なドラゴンを踏み倒し、盤面を制圧することで勝利を目指すデッキです。
《ドラゴンズ・サイン》などのシールドトリガーのカウンター性能は非常に高く受けに関しては不安がないデッキです。
トリガーで受けてからの《時の法皇ミラダンテⅫ》にチェンジする動きは非常に強力で、《ミラクルストップ》などの呪文封殺も絡めば逆転される心配はまずありません。
一方で呪文や踏み倒しへのメタカードには非常に弱いといった一面もあります。
また、相手への妨害をする手段も乏しく、コンボ系統のデッキには不利になることが多いです。
ロージアダンテの長所
- 受けが強い
- フィニッシュの精度が高い
ロージアダンテの短所
- メタカードに弱い
- 妨害が少ない
【ロージアダンテ】のデッキレシピ
【ロージアダンテ】の確定枠
【ロージアダンテ】のデッキリスト
今回は、定番の光と水の2つの文明に加え、クロニクルデッキで登場した《最終龍覇グレンモルト》とその効果をうまく使うための火文明を加えた3つの文明でデッキを構築しました。
火文明のスピードアタッカー持ちのドラゴンがデッキに入ったことにより、今までの制圧してから一気に攻撃するいわゆる「タメ」のプランだけでなく、ドラゴンを展開し次第積極的に攻撃する「攻め」のプランもとることが可能になりました。
【ロージアダンテ】のカード解説
デッキの主要カード
《ドラゴンズサイン 》《雷龍ヴァリヴァリウス 》
【 呪文 】
文明 光 / コスト5
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■コスト7以下の、進化ではない光のドラゴンを1体、自分の手札からバトルゾーンに出す。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは「ブロッカー」を得る。
【 クリーチャー 】
種族 ニトロ・ドラゴン / チームボンバー / 文明 光/火 / パワー11000 / コスト8
■バトルゾーンに自分のクリーチャーがなければ、このクリーチャーの召喚コストを3少なくする。
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■マジボンバー 7(このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を見る。その後、コスト7以下のクリーチャーを1体、自分の手札または山札の上から、バトルゾーンに出してもよい)
■このクリーチャーの攻撃の終わりに、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとしてシールドゾーンに置いてもよい。
5コストでドラゴンを踏み倒す2種。
《雷龍ヴァリヴァリウス》は攻撃しなければ効果が発動しない性質上、ドラゴンを踏み倒すために相手のシールドをブレイクしなければならないことがままあります。
そのため、打点をタメてゆっくり制圧する動きとはかみ合いません。
しかし、《煌龍サッヴァーク》で除去体制をつけたり《真・龍覇ヘブンズロージア》から《真聖教会 エンドレス・へブン/真・天命王 ネバーエンド》を出して打点を一気に展開することでそのままビートダウンして押し込むプランもとることができます。
タメの動きをしてゆっくり制圧したい場合には《ドラゴンズサイン》、急いで押し切りたい相手には《雷龍ヴァリヴァリウス》と使い分けましょう。
《最終龍覇グレンモルト》
【 クリーチャー 】
種族 ガイアール・コマンド・ドラゴン / ヒューマノイド爆 / ドラグナー / 文明 光/闇/火 / パワー6000+ / コスト7
■スピードアタッカー
■パワード・ブレイカー
■バトルゾーンにある自分のドラグハート1枚につき、このクリーチャーのパワーを+3000する。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、または自分のターンのはじめに、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト5以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(このクリーチャーに装備する)
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分のドラグハートを1枚、超次元ゾーンに戻してもよい。
《ドラゴンズサイン》、《雷龍ヴァリヴァリウス》から出したいドラゴン候補筆頭、間違いなくこのデッキで一番強いドラゴンです。
このクリーチャーを出しただけで、一度は除去への耐性を持ち、ターンが経つごとにどんどん新たなウエポンを装備して強くなります。
《覇闘将龍剣ガイオウバーン》での除去から、《爆銀王剣バトガイ刃斗》での強引な打点の展開まで、タメる動きと攻める動きのどちらもこなしてくれる万能カードです。
しかし、ドラグハートフォートレスを出すことはできないため、ドラグハートフォートレスを出したい場合は《真・龍覇 ヘブンズロージア》を出すことになります。
《天獄の正義ヘブンズ・ヘブン》や《真聖教会 エンドレス・へブン》は 《最終龍覇グレンモルト》 から出せないんですね・・・(担当H)
《真・龍覇 ヘブンズロージア》
【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / ジャスティス・ウィング / ドラグナー / 文明 光 / パワー5500 / コスト7
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、コスト3以下のドラグハート1枚、または、光のコスト5以下のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)
■マナ武装5:自分のマナゾーンに光のカードが5枚以上あれば、バトルゾーンにある自分の光のクリーチャーはすべて「シールド・セイバー」を得る。
(自分のシールドがブレイクされる時、かわりに「シールド・セイバー」を持つクリーチャーを破壊してもよい)
《最終龍覇グレンモルト》と違い、ドラグハートフォートレスを出せるドラグナーです。
ドラグハートフォートレスは攻めに向いているカードは少なく、タメに向いているカードばかりなので、タメのプランを取る際にプレイするカードです。
特に、毎ターンブロッカーを踏み倒すことができる《天獄の正義ヘブンズ・ヘブン》はタメる動きにおいては非常に強力な1枚となっています。
また、マナ武装も概ね達成するので防御にも優れた1枚となっています。
マナ武装5で発動する「シールド・セイバー」は忘れられがちですが・・・強い能力ですね!(担当H)
《時の法皇ミラダンテⅫ》
【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / ドレミ団 / 文明 光/水 / パワー12000 / コスト8
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■革命チェンジ:光または水のコスト5以上のドラゴン
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、光のコスト5以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えてもよい。
そうしなければ、カードを1枚引く。
■ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、次の相手のターンの終わりまで、相手はコスト7以下のクリーチャーを召喚できない。
いわずと知れた最強クラスのロック性能を持つ革命チェンジクリーチャーです。
《ミラクルストップ》と合わせることでほぼすべての受けを貫通することができる、タメのプランの終着点となるカードです。
殿堂カードで1枚しかデッキに入っていないため、チェンジのタイミングには注意が必要です。
殿堂前は《時の法皇ミラダンテⅫ》チェンジ 《時の法皇ミラダンテⅫ》 ができたので毎ターンロックが簡単でしたね!(担当H)
《コアクアンのおつかい》《審絆の鎮り 新蓮/ジャスティス・シェイパー》
【 呪文 】
文明 水 / コスト3
自分の山札の上から3枚を、すべてのプレイヤーに見せる。その中から光と闇のカードをすべて自分の手札に加え、残りを墓地に置く。
【 ツインパクトカード 】
種族 メタリカ / 文明 光/水 / パワー6000 / コスト7
■NEOクリーチャー
■シンパシー:クリーチャー(このクリーチャーを召喚する時支払うコストは、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体につき1少なくなる。ただしコストは0以下にならない)
■NEO進化:自分の光のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
呪文
カード名:ジャスティス・シェイパー
文明:水
コスト:3マナ
■自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から光のカードをすべて自分の手札に加え、その後、残りをすべて自分の墓地に置く。
《ドラゴンズ・サイン》などのキーカードを探すためのドローソースです。
《コアクアンのおつかい》以外の36枚は光文明を持っているカードで構築されているため、概ね3枚回収できます。
3枚ドローの確立が高すぎて、 【ハンデス】で相手にしたくないな・・・(担当H)
《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》
【 クリーチャー 】
種族 オラクル・ドラゴン / オラクリオン / 文明 光 / パワー9500 / コスト7
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》以外のクリーチャーの名前を1つ選ぶ。
■選んだ名前を持つクリーチャーの能力をすべて無視する。
■相手がクリーチャーを選ぶ時、バトルゾーンに自分の他のオラクルがあれば、このクリーチャーは選ばれない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)
クリーチャーの能力をなくす能力を持ったドラゴンです。
自分の展開を進めるわけではありませんが、《時の法皇ミラダンテ》がないとケアがしにくい部分を補完します。
強力なクリーチャートリガーである《終末の時計ザ・クロック》や、ループデッキの核となるカードの能力を無視できるため、対面によっては1枚で大きな効果が望めるカードです。
《閃勇!ボンバーMAX》
【 呪文 】
種族 チームボンバー / 文明 光/火 / コスト4
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■次のうちいずれか1つを選ぶ。バトルゾーンに自分の光のクリーチャーと火のクリーチャーがそれぞれ1体以上あれば、両方選んでもよい。
▶相手のクリーチャーを3体まで選び、タップする。
▶自分の手札を1枚捨て、その後、カードを3枚引く。
火文明確保のためのカードです。
基本的にはマナチャージするため手札からプレイすることはあまりありませんが、4ターン目に《コアクアンのおつかい》、《ジャスティス・シェイパー》がなく、火文明がすでにマナにあるという限定的な状況ではドローソースとしてプレイする場合もあります。
相手のクリーチャーを3体タップする効果も持っているため、シールドトリガーとしてもそこそこ優秀です。
火文明と光文明が入るデッキで、採用頻度が高いこのカード!色基盤としてもドロー・トリガーとしても優秀ですね!(担当H)
ドラグハート
《爆銀王剣バトガイ刃斗》
【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト5
これを装備したクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。
これを装備したクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにしてもよい。それが進化ではないドラゴンなら、バトルゾーンに出す。それ以外なら、自分の山札の一番下に置く。
龍解:自分のターン中に自分のドラゴンがバトルゾーンに出た時、それがそのターンに出す最初のドラゴンでなければ、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップしてもよい。
龍解後
カード名:爆熱王DX バトガイ銀河
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン
パワー:12000
コスト:8
■スピードアタッカー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引く。その後、進化ではないドラゴンを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
■相手のドラゴンではないクリーチャーは、バトルゾーンに出たターン、攻撃できない。 (ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)
このデッキで1番強いドラグハートです。最強です。
龍解条件が緩く、横のクリーチャーが革命チェンジしただけで龍解して3打点+手札からさらにドラゴンを展開できるバケモノクリーチャーになります。
このデッキは40枚中23枚がドラゴンで構築されており、何も準備なしに《爆銀王剣バトガイ刃斗》を装備した《最終龍覇グレンモルト》で攻撃しても5割以上の確率で龍解します。
なので、ターンを返すと負けてしまうような絶望的な状況にもワンチャンを作ることができます。
《爆銀王剣バトガイ刃斗》の捲りで打点を揃えて攻めるプランはこのデッキで一番多い勝ち方なので常に頭に入れておくといいでしょう。
《銀河剣 プロトハート》
【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト4
■これを装備したクリーチャーが各ターンはじめてタップした時、アンタップする。
■龍解:自分のターンの終わりに、そのターン、これを装備したクリーチャーが2度攻撃していた場合、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。
龍解後
カード名:星龍解 ガイギンガ・ソウル
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン
パワー:8000
コスト:7マナ
■このクリーチャーが各ターンはじめてタップした時、アンタップする。
■W・ブレイカー
このデッキで2番目に強いドラグハートです。
《銀河剣 プロトハート》を装備したクリーチャーはターン最初にタップされたときにアンタップする効果を持っていますが、それはブロックしたときにも発動します。
《ドラゴンズ・サイン》で《最終龍覇グレンモルト》を出して《銀河剣プロトハート》を装備すれば2回ブロックすることが可能です。
《銀河剣プロトハート》が場に残ったままターンが帰ってくれば、《銀河大剣ガイハート》や《爆銀王剣バトガイ刃斗》を《最終龍覇グレンモルト》に装備させて2回攻撃させることができます。
守りながら攻めへの準備ができるカードとなっているので、攻めないタイミングにもとりあえずで出せるカードです。
《銀河大剣 ガイハート》
【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト4
■これを装備したクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。
■龍解:自分のクリーチャーが攻撃する時、そのターン2度目のクリーチャー攻撃であれば、攻撃の後、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。
龍解後
カード名:熱血星龍 ガイギンガ
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン
パワー:9000+
コスト:7マナ
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが龍解した時、相手のパワー7000以下のクリーチャーを1体破壊する。
■バトル中、このクリーチャーのパワーは+4000される。
■相手がこのクリーチャーを選んだ時、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。
主にトリガーをケアするためのカードです。
詰めのターンに出すことでスパーク系のトリガーや打点不足を回避します。
ガイギンガに龍解するタイミングは2度目のクリーチャーが攻撃し、相手のトリガー処理が終わった後なので、《ホーリー・スパーク》のタップ効果は効かないね!(担当H)
《爆熱剣 バトライ刃》
【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 火 / コスト3
■これを装備したクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せてもよい。それが進化でないドラゴンか進化でないヒューマノイドであれば、バトルゾーンに出す。それ以外なら山札の一番下に置く。
■これを装備したクリーチャーは攻撃されない。
■龍解:自分のターンの終わりに、そのターン、ドラゴンをバトルゾーンに出していれば、ターンの終わりにこのカードをフォートレス側に裏返してもよい。
龍解後
カード名:爆熱天守 バトライ閣
カードの種類:ドラグハート・フォートレス
文明:火
コスト:5マナ
■自分の火のドラゴンまたは火のヒューマノイドが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せてもよい。それが進化ではないドラゴンまたは進化ではないヒューマノイドであれば、バトルゾーンに出す。それ以外なら、自分の山札の一番下に置く。
■龍解:自分のターン中、ドラゴンをバトルゾーンに出した時、それがそのターンに出す最初のドラゴンでなければ、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップしてもよい。
龍解後
カード名:爆熱DX バトライ武神
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン
パワー:12000
コスト:8マナ
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中の進化ではないドラゴンと進化ではないヒューマノイドをすべてバトルゾーンに出す。こうして見せたカードが3枚ともドラゴンであれば、そのターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて「スピードアタッカー」を得る。その後、残りのカードを好きな順序で自分の山札の一番下に戻す。
■T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)
■龍回避―このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンを離れるかわりにフォートレス側に裏返す。
タメ専用の《爆銀王剣バトガイ刃斗》のようなカードです。
基本的には《真・龍覇 ヘブンズロージア》から場に出し、ターン終了時に《爆熱天守バトライ閣》に龍解して使います。
《爆銀王剣バトガイ刃斗》のように出したターンにゲームを決めるような効果ではありませんが、《爆銀王剣バトガイ刃斗》と同じく龍解が容易でありながら除去がされにくいため、攻めたくはないけど打点は並べておきたいという状況で便利です。
《天獄の正義ヘブンズ・ヘブン》
【 ドラグハート・フォートレス 】
文明 光 / コスト5
■自分のターンの終わりに、「ブロッカー」を持つ光のクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
■光以外の呪文を唱えるコストは1多くなる。
■龍解:自分のターンのはじめに、バトルゾーンにある自分の「ブロッカー」を持つクリーチャーが3体以上あれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。
龍解後
カード名:天命讃華 ネバーラスト
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:光
種族:エンジェル・コマンド・ドラゴン
パワー:14500
コスト:9マナ
■ブロッカー■自分の光のクリーチャーは、すべてのバトルに勝つ。
■誰も光以外のコスト5以下の呪文を唱えることはできない。
■T・ブレイカー
■エスケープ(このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のシールドをひとつ手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない)
終了時にブロッカーを1体タダで出せるカードです。
手札がブロッカーに寄っている際のタメるプランで使います。
地味ですが 「光以外の呪文を唱えるコストは1多くなる。」という効果は【青単ムートピア】や【ハンデス】などの小型呪文を多用する対面で有効です。
「光以外の呪文を唱えるコストは1多くなる。」 は自分も対象なので注意しましょう!(担当H)
《真聖教会 エンドレス・へブン》
【 ドラグハート・フォートレス 】
文明 光 / コスト5
■自分のクリーチャーが破壊された時、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加えてもよい。
■龍解:自分のターンの終わりに自分のシールドの数が相手のより多ければ、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。
龍解後
カード名:真・天命王 ネバーエンド
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:光
種族:エンジェル・コマンド・ドラゴン
パワー:14500
コスト:10マナ
マナ:-
■自分のドラゴンが攻撃する時、バトルゾーンにある相手クリーチャーを1体選びタップしてもよい。
そのクリーチャーは次の相手のターンのはじめにアンタップされない。
■T・ブレイカー
■真・エスケープ(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分のシールドをふたつ手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない)
攻めと守りの2つの側面を持つカードです。
《雷龍ヴァリヴァリウス》で攻めた際の追加の打点として、もしくは《ドラゴンズ・サイン》をトリガーした際のシールド増加装置として出します。
【ロージアダンテ】の回し方
①手札を増やして5ターン目へ準備する
序盤は《コアクアンのおつかい》と《ジャスティス・シェイパー》を使って手札を増やしましょう。
基本的に5ターン目まではこの2種のドローソースを使うことがほとんどなので、多色カードは1、2、4ターン目に無理なくマナに置くことが可能です。
マナ置きの観点では、トリガーした《ドラゴンズ・サイン》から出した《最終龍覇グレンモルト》の効果に火文明が必要になることも重要です。
《銀河剣 プロトハート》や 《覇闘将龍剣ガイオウバーン》 で対応しましょう。
速攻やビートダウン系統のデッキを相手にする場合、《ドラゴンズ・サイン》トリガー読みをし、可能な限り早い段階で火文明のカードをマナチャージができるといいですね。
②状況に応じたドラゴン展開
5マナになったらいよいよ展開開始です。
「タメ」のプランの場合は《ドラゴンズ・サイン》、「攻め」のプランの場合は《雷龍ヴァリヴァリウス》で状況に応じたドラゴンを踏み倒していきましょう。
踏み倒すドラゴンに迷った場合はとりあえず《最終龍覇グレンモルト》を出しておけば間違いないです。
また、《最終龍覇グレンモルト》を出した際に「タメ」のプランにするか「攻め」のプランにするかの判断が難しく、出すドラグハートに悩んだ場合は《爆銀王剣バトガイ刃斗》を出すのがおすすめです。
ドラゴンがめくれれば龍解し、相手のシールドトリガーがなければそのまま勝ってしまう可能性もあります。
ドラゴンがめくれなかった場合にも、《最終龍覇グレンモルト》の効果で《爆銀王剣バトガイ刃斗》が除去耐性となってくれるため、《最終龍覇グレンモルト》が場に残る可能性が高く、次のターンの攻めが継続しやすいです。
③強力なフィニッシャーでゲームエンド
一番強力なのは《時の法皇ミラダンテⅫ》と《ミラクルストップ》の組み合わせです。
タメのプランではなるべくこの2枚が揃うまで待ちたいですが、《時の法皇ミラダンテⅫ》が殿堂カードであるため、毎試合うまく引くことは難しいです。
しかし、このデッキにはほかにも強力なフィニッシャーが採用されています。
それは、《煌龍サッヴァーク》と《最終龍覇グレンモルト》の2種類の除去耐性持ちクリーチャーです。
シールドトリガーを封じることができずとも、除去体制さえあれば大抵のシールドトリガーは切り抜けられる場合がほとんどです。
《最終龍覇グレンモルト》に関しては《銀河大剣 ガイハート》でスパーク系統のトリガーもケアすることが可能です。
具体的に目指すフィニッシュとしては
①《時の法皇ミラダンテⅫ》+《ミラクルストップ》
②《煌龍サッヴァーク》+その他クリーチャー多数+(《ミラクルストップ》)
③《最終龍覇グレンモルト》+《銀河大剣ガイハート》+《銀河剣プロトハート》(《ミラクルストップ》)
の3種類のどれかを目指すのが主になります。
状況や手札を見てどのフィニッシュを目指すか判断しましょう。
【ロージアダンテ】の小技
《ナウ・オア・ネバー》+《煌龍サッヴァーク》
【 ツインパクトカード 】
種族 ドラゴンギルド / メタリカ / 文明 光/水 / パワー9500 / コスト7
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーをすべてタップする。その後、カードを1枚引く。
呪文
カード名:ナウ・オア・ネバー
文明:水
コスト:5マナ
■S・トリガー
■コスト7以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。その後、そのクリーチャーを手札に戻す。
出したクリーチャーをすぐ手札に戻してしまう《ナウ・オア・ネバー》ですが、場にクリーチャーを残す方法もあります。
それは、除去耐性持ちのクリーチャー、《煌龍サッヴァーク》を場に出すことです。
自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにいずれかのシールドゾーンにある表向きのカードを1枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。
手札に戻る際に《煌龍サッヴァーク》の効果で表向きのシールドを身代わりにすることで場に残ることができます。
このコンボは表向きのシールドがあらかじめ用意されていなければ使用することができず、起きる頻度も低いです。
しかし、【青白ギャラクシールド】のような表向きのシールドを駆使して戦うデッキには効果的な場面が多く、自分の展開をしながら相手のギャラクシールドなどを妨害できる一手となっています。
【青白ギャラクシールド】と対戦する際は意識したいテクニックの一つです。
おわりに
十王篇による強化で「タメ」のプランだけでなく、「攻め」のプランを採用できるようになった【ロージアダンテ】は光のドラゴンが増えるたびにデッキ構築の幅が広がるので強化される頻度も高いデッキです。
「攻めるかタメるか」「どんなドラグハートを出すか」「何を手札にキープするか」「相手の動きはなにか」等、プレイングの幅が広く、練習の甲斐あるいいデッキです。
プレイの選択肢が多いデッキは難しいですが、カードゲームの醍醐味のひとつでもありとても魅力的です。
ぜひみなさんも一度使ってみてはいかがでしょうか?
最後に、カーナベルでは【ロージアダンテ】デッキを組みたい方に向けて、記事内で紹介した【ロージアダンテ】関連カードや相性の良いカードを豊富に準備しております!
即日発送のカーナベルでまとめてデッキパーツを手に入れ、十王編の新たなギミックとともに新時代の【ロージアダンテ】を楽しみましょう!