目次
はじめに
4月4日、遊戯王界隈に新しい風が吹きました。
そう、「ラッシュデュエル」の到来です。
単純明快且つ大胆不敵なルール設定、OCGとはまた違った遊びができるのが醍醐味ですね!
今回は4月11日まで、つまり「デッキ改造パック 超速のラッシュロード!!」までの最強カード及び環境を考察していこうと思います。
モンスターの攻撃力ライン
まずはこちらをご覧ください。
- 下級…1500
- 上級…2100
- 最上級…3000
これは現在のカードプールにおける攻撃力最大のラインです。
これが目安となりますので、効果等でこの攻撃力を超えられるかどうかがカード評価の指標となります。
ただし最上級の3000の《青眼の白龍》はラッシュデュエルですとLEGENDカード(デッキに1枚まで)ですので注意は薄いかもしれません。
それよりも攻撃力2500ラインの《魔将ヤメルーラ》や《連撃竜ドラギアス》に注意した方が良いかもしれませんね。
もちろん《青眼の白龍》は基本的に入れ得なカードですので注意が全くないのはNGです。
最強カード考察
《青眼の白龍》
強靭!無敵!最強!
それだけ強いのがこのカードです。
対処できる手段が今のラッシュデュエルのカードプールでは限られているので非常に強いです。
魔法使い族寄りのデッキだと攻撃力アップや破壊手段があるので対処は比較的しやすいと思います。
もちろんドラゴン族デッキだと《ドラゴン・エンカウント》で出てくるので非常に強襲性が高いですね。
《風使いトルネ》
ラッシュデュエルにおいて最強のモンスターといっても過言ではないモンスター。
リリース1体のみで出せるモンスターの中では屈指の強さを誇ります。
というのもこのモンスターは攻撃表示を守備表示に、守備表示は攻撃表示にできるカードなのですが…
なんとラッシュデュエルだと《風使いトルネ》の攻撃を耐えられるモンスターが《青眼の白龍》と《魔将ヤメルーラ》しかいません。
またその2体に関しても《風精の加護》等 を組み合わせることによって《風使いトルネ》は超えてきます。
如何に《風使いトルネ》を対処できるかで展開が変わってきますのでもっとも警戒するべきモンスターです。
また《ファイア・ゴーレム》や《貫通!》といった相性の良いカードも出てますのでこれからも強カードであると思います。
《魔将ヤメルーラ》
初期の環境の強さとは思えない効果とステータスを持った最強モンスターの一角。
効果はなんとレベル7以上のアドバンス召喚を封じるというもの。
先行1ターン目に出せれば相手はほぼほぼ守備に転じるしかなくなるようなモンスターとなっております。
攻撃力、守備力とともに2500となっておりこいつを倒すとなると《ファイア・ゴーレム》を使うか上級モンスターに《風精の加護》で攻撃力アップして倒すくらいしかまもとにありません。
……本当にこのカードは初期のカードとか思えないくらいオーバーパワーだと思っております。
いくらなんでも制圧系の効果持ちがこうも早々に登場するとは思いもしなかったです。
《クリボット》、《ドラゴンズ・セットアッパー》、《ドラゴンズ・アップセッター》
アドバンス召喚するために手札消費を抑えるカードたち。
とくに《ドラゴンズ・セットアッパー》、《ドラゴンズ・アップセッター》はドラゴン族ですので《ドラゴニック・プレッシャー》のアド損を軽くすることができます。
ただしデメリットがレベル6以下のモンスターが攻撃ができなくなるというものですので最上級モンスター軸以外ですと少し扱いが難しいです。
《クリボット》は単体でも活躍できるカードですので手札コストを要求するカードと組み合わせても強いですね。
「デッキ改造パック 超速のラッシュロード!!」では複数の最上級モンスターが登場したのでそれで楽しむのもよいかと思います。
《ハンマークラッシュ》
どんなデッキでも入る汎用魔法・罠破壊カード。
《火竜の熱閃》や《マジカル・ストリーム》といった種族専用カード+このカードを採用することが多くなることでしょう。
とくに《ダーク・リベレイション》は本当に強いカードですのでこのカードは必須カードになっていくかもしれません。
《ダーク・リベレイション》
魔法使い族デッキの最強カード。
ちょっと条件の付いた《聖なるバリア-ミラーフォース》と言われるカード。
対魔法使い族デッキですと要警戒カードとなっております。
発動条件の墓地の魔法使い族を戻すコストも場合によってはメリットになりますので強さの秘訣ですね。
ドラゴン族デッキだと《火竜の熱閃》、《ハンマークラッシュ》以外でも《ドラゴニック・スレイヤー》や《守護の竜魔導士》の効果を使ってこのカードをできるだけ回避するのも必須になっていくテクニックとなっています。
それらのカードがなければモンスターの一部を守備表示にして警戒しましょう。
(ルーシーが考える)デッキタイプ
ラッシュデュエルはまだ始まったばかりで参考資料等はほとんどないため私の体感となりますが、現状ですと3つタイプができると思います。
以下では軽く紹介したいと思います。
1.魔法使い族デッキ
私が現状考えうる最強デッキ。
というのも《風使いトルネ》や《ダーク・リベレイション》だけでなく手札入れ替えの《ミスティック・ディーラー》、《ダーク・リベレイション》ケアの《守護の竜魔導士》とドラゴン族にはない応用力を持ちます。
さらに攻撃的なドラゴン族デッキを上回る超攻撃的コンビの《セブンスロード・ウィッチ》、《セブンスロード・マジシャン》コンビが存在するため攻守に隙がありません。
「デッキ改造パック 超速のラッシュロード!!」にも魔法使い族が多く収録されており改造の幅も広いですね。
2.ドラゴンデッキ
最上級モンスターをアドバンス召喚することに特化しており、《青眼の白龍》、《連撃竜ドラギアス》、《ドラゴニック・スレイヤー》の最上級モンスターを擁することもあり基本攻撃力が非常に高いのが特徴です。。
このデッキのリリース要員《クリボット》、《ドラゴンズ・セットアッパー》、《ドラゴンズ・アップセッター》等でアドバンス召喚しましょう。
それ以外にも最上級モンスターは《フェニックス・ドラゴン》や《ドラゴン・エンカウント》でサポートできるのでポンポンと強いモンスターが出せるのが強みですね、
またアドバンス召喚に特化してるので《魔将ヤメルーラ》なんかも出しやすいのがいいですね。
「デッキ改造パック 超速のラッシュロード!!」にて《山》やドラゴン族の通常モンスターも多く収録されたので全体の攻撃力が上がりましたが、どうしても最上級モンスターが多いデッキのため事故率が気になる点ですね。
3.レベル1通常モンスター軸
《サターン・キング・ビートル》と《火麺上忍ゴックブート》をエースカードに据えたデッキです。
レベル1通常モンスターには《手乗りドラコ》、《はぐれ使い魔》、《ワイト》、《プチモス》、《古の守り亀》がいるので《サターン・キング・ビートル》はMax3200、《火麺上忍ゴックブート》はmax3700となります。
他のカードは《クリボット》、《ドラゴンズ・セットアッパー》、《ドラゴンズ・アップセッター》を採用し、戦線を維持します。
比較的属性がわかれているので裏のエースカードとして《セブンスロード・マジシャン》を採用するのが良いと思います。
また《1アップ》と言った専用カードも出ていますので今後の強化にも期待が持てますね。
最後に
皆さんラッシュデュエルはやっていらっしゃいますでしょうか?
「デッキ改造パック 超速のラッシュロード!!」にて少しデッキのタイプが増えたのではないかという今日この頃。
大味なデュエルが持ち味と思いきや、意外と戦略的な部分が多く奥深いルールになっていると思います。
これからも色んなカードが増えてラッシュデュエル界も盛り上げれば非常に楽しくなりそうですね。
それではここまでご愛読ありがとうございました。
※下記の動画は私たちが子供のように無邪気に遊ぶ動画です(笑)