目次
はじめに
4/11に、いよいよ皆さまお待ちかねのラッシュデュエルの初デッキ拡張パック「超速のラッシュロード」が発売された。
今までずっと(一週間ほどとはいえ)スターターのよく言えば素直、悪く言えばカードパワーの低いカードのみでやっていたデュエルもこのカードプールの増大で大きく深みを増したのではないかと思う。
しかし、読者の皆さんの中には「カードが増えたのは良いけど、どれが強いの?」という方や「どういうデッキの組み方をすればいいの?」という方も居るだろう。
そこで、今回は私、ターンUが組んだ魔法使い族デッキを紹介して行きたいと思う。
ついでに、ラッシュデュエルのデッキ紹介記事を最初に書いたライターとして歴史に名を刻んでいきたい。
デッキ紹介
ということでこちらが今回紹介する「魔法使い族デッキ」である。
前回の記事で紹介した《風使いトルネ》や《ダーク・リベレイション》など強力なカードの多い魔法使い族を主軸にして、他の種族の強いカードを取り入れて応用力を上げたデッキとなっている。
といっても、どれがどのように強いか分からない方も多いと思うので、それぞれの採用理由を説明しながらカード解説を行なっていきたいと思う。
《風使いトルネ》と《ダーク・リベレイション》に関しては前回の記事で解説しているため、まだの方は是非一度読んで見ていただきたい。
カード解説
言わずと知れた主人公遊我のエースモンスターであり、現実でも切り札になる1枚。
現状このカードで突破出来ないモンスターはいないくらいの圧倒的な攻撃力を誇り、フィニッシャー、斬り込み隊長、何でもござれのスーパーカードなので文句無しで3枚投入。
実は墓地のモンスターの属性参照は魔法使い以外でも良かったりするので数えるときは注意。
ちなみに“セブンス”ロードなので神属性とかそのうち出るんですかね…?
《セブンスロード・マジシャン》をサポートしてくれる可愛い女の子。
例え《セブンスロード・マジシャン》を召喚するためのリリース要員が足りなかったとしても彼女を出す事が出来れば特殊召喚が出来るのでとても便利。しかも攻撃力が400アップするおまけ付きなので本人もも攻撃力2000という中々の高攻撃力になってくれる。
《ダーク・リベレイション》で相手盤面を更地にしてから効果を使って《セブンスロード・マジシャン》と《セブンスロード・ウィッチ》を並べる動きは犯罪ムーブなので積極的に狙うべし。
ついでに特殊召喚なので後述する《魔将ヤメルーラ》をすり抜けられる。
可愛いけど《セブンスロード・マジシャン》無しでは少々力不足が否めないため可愛いけど1枚しか積んでいない可愛いけど。
でもやっぱ可愛いから3枚積んでもいいかも知れない。
分かりやすく強いルークの切り札。
普通は3枚モンスターをセットされた場合相手にダメージを与えることは出来ないが、このカードを使えば1体分多く攻撃が出来るのでダメージを通すことが出来る。
硬直した盤面を切り崩してくれるカードとして1枚採用。
効果もステータスも非常に強力。
攻守共に最上級モンスターでなければほぼ突破出来ない2500という高水準でありながら、相手の最上級モンスターのアドバンス召喚を封じる効果をもっており次のターンで突破するのは困難の一言に尽きる。
その上、効果を使用すると守備表示になるので相手の《ダーク・リベレイション》で破壊されることを心配する必要もなく、安心してアドバンス召喚して効果を使うことが出来る。
召喚したターンの後でもその高いステータスで盤面維持に貢献してくれるため、このカード1枚でデュエルが決まる事も珍しくない。
とても強力なため複数積みたいが、他の最上級の枚数との兼ね合いと負けている時に引いた時逆転につながりにくいカードという事で今回は2枚の採用。
上級以上のモンスターはこれら7枚に《風使いトルネ》を合わせた計10枚。内訳は最上級6枚、上級4枚となっている。
最上級モンスターはゲームの流れを大きく変えるパワーを持っているカードが多い為多めに採用。上級は盤面解決能力の高い《風使いトルネ》と上級でありながら最上級にアクセス出来る犯罪ムーブ筆頭の《セブンスロード・ウィッチ》のみに抑えた。
上述の《魔将ヤメルーラ》突破の為の要となるモンスター。
《魔将ヤメルーラ》は効果を使うと守備表示になるので守備力を下げるこのカードが非常によく刺さる。《風精の加護》などで打点を上げれば、最上級モンスターに頼ることなく《魔将ヤメルーラ》を突破出来るため有用。
《ダーク・リベレイション》ケアで守備表示になっている相手のモンスターも大体殴り倒す事が出来るので盤面を解決してくれる下級として活躍が期待できる。
最上級モンスターを運用するなら是非採用したいカード。
墓地に《クリボット》がいる場合にはこのカードを引いた時点で実質手札が6枚になる。
盤面が空のときはこのカード1枚でリリース2体分となるため、普段は出来ない手札5枚から最上級モンスター2体を展開するという動きが出来たり、手札コストを実質0に出来たりと応用力に富む。
盤面で勝っている場合にはあまり強さを実感出来ないが、ピンチの時に引いてこそ輝くカード。
対《ダーク・リベレイション》用モンスターその1。
《ダーク・リベレイション》は墓地に魔法使い族モンスターが4体以上居なければ使えないため、コイツを使って魔法使い族の数を減らして発動不可能にしてやることが出来る。やられると分かるが、思ったより墓地にモンスターを貯めるのは難しいので結構うざい。
他にも《クリボット》や《ドラゴンズ・セットアッパー》を戻してリソースを削いだり、手札を雑に切る事が出来るため不要牌を切って次のドローを増やしたり、相手のデッキの上級モンスターの割合を増やして事故率を上げさせたりするなど結構応用が効くカードでもある。
対《ダーク・リベレイション》用モンスターその2。
フィールドのモンスターに効果破壊耐性を付与するという分かりやすい効果で《ダーク・リベレイション》を避ける事ができ優秀。手札を雑に切って次のドローを増やす事もできるのである程度の事故回避も出来る。
魔法使い族限定での手札入れ替えマン。
リリースが足りなくて出すことの出来ない《セブンスロード・マジシャン》を切ったり、逆にダブついてしまった下級モンスターを切ったりなどして事故率を下げることが出来るので優秀。ついでに《ダーク・リベレイション》用のモンスターも墓地に溜まる。
ただし手札から切るモンスターは魔法使い族でなければならない為、そこには注意が必要。
相手の魔法罠を破壊するカード。
基本的には相手の《ダーク・リベレイション》を割るために使うのが主。
他にも敢えて伏せる事で相手に破壊させ、本命の《ダーク・リベレイション》を通したり、《ダーク・リベレイション》かもしれないと思わせて攻撃を躊躇わせたりなどテキスト以上の使い道がある。
これらをどう使いこなすかがラッシュデュエル最大の腕の見せ所かもしれない。
ここまでで分かる通り、《ダーク・リベレイション》はとにかく強力なので如何に相手に発動させずに自分は発動するかが勝負の鍵となる。
めっっっっっっっっっちゃくちゃ高いので入れられません。
誰か僕にください。
おわりに
ということで、今回は私の魔法使い族デッキの紹介を行った。
かなり良い仕上がりになっているという自信があるので、どんなデッキを組めば良いか分からないという方は是非参考にしていただきたいと思う。
とはいえ、まだまだラッシュデュエルは始まったばかりなので、実際にデュエルしていく中でカードを抜いたり足したりして貴方だけのラッシュロードを作り上げてもらいたいと思う。
今回はここまで。ありがとうございました。