にひひひ。僕は名もなきサイバーロード。
今回は、特殊勝利デッキの中でも人気の高い『サイバー』種族特化型の【サイバー・J・イレブン】デッキの紹介をしていくよ。
「水のクリーチャーが11体」という条件を満たしつつ11マナのクリーチャーを出す……
それを可能とするのが《超電磁トワイライトΣ》による必殺コンボなんだ。
さすがに大会で優勝を目指すのは厳しいけれど、楽しくてかっこいいデッキだよ。『サイバー』種族が増えるたび、強化も期待できるしね。
今回の記事では、2020年の新戦力も紹介していくから、ぜひ最後まで読んでほしい。
あちこちのセットに散らばっている『サイバー』だけれど、シングル価格はそこまで高くない。
カーナベルで注文すればデッキのパーツを丸ごと揃えられちゃうよ。
当日15時までの注文で即日発送だから、僕たち水文明の本拠地にも、きみたちのところにもすぐ送ってもらえるね。
目次
【サイバー・J・イレブン】ってどんなデッキ?
このデッキは冒頭でも紹介したように、「水のクリーチャーを11体」という特殊勝利能力を持つ《サイバー・J・イレブン》を軸にしている。
(本記事では、クリーチャーカード単体を《サイバー・J・イレブン》、デッキ名を【サイバー・J・イレブン】と表記するよ)
【 クリーチャー 】
種族 サイバー・コマンド / 文明 水 / パワー11000 / コスト11
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
バトルゾーンに自分の水のクリーチャーが11体以上あれば、自分はゲームに勝利する。
クリーチャーを並べるだけならGR召喚でも良いのだけれど、それだとコイツの11マナを捻出できない。
そこで相棒になるのが、《超電磁トワイライトΣ》だ。
【 進化クリーチャー 】
種族 サイバー・コマンド / 文明 水 / パワー8000 / コスト6
進化 - 自分の「サイバー」と種族にあるクリーチャー1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の「サイバー」と種族にある進化ではないクリーチャーを好きな数、バトルゾーンから手札に戻してもよい。その後、このようにして戻したクリーチャー1体につき、自分の「サイバー」と種族にある進化ではないクリーチャーを1体、手札からバトルゾーンに出してもよい。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
《トワイライトΣ》の能力を使えば、コストを無視してサイバーを出すことができるからね。これで《サイバー・J・イレブン》の踏み倒しを狙うのがこのデッキの戦い方だよ。
6マナクリーチャーを起点に勝利を目指すため、正直なところ今のデュエマのスピードに渡り合うのは難しい。
けれど、手札とバトルゾーンを回転しながらクリーチャーが並んでいく様子は独特の楽しさがあるぞ。水文明の魅力を再発見してみてね。
【サイバー・J・イレブン】のデッキレシピ〈確定枠解説〉
じゃあ、さっそくデッキを見ていこうか。まずはこれが固定パーツだ。
見ての通り、固定枠はそれほど多くないんだ。それぞれの役割は以下で解説していくよ。
個別カード解説
《サイバー・J・イレブン》
【 クリーチャー 】
種族 サイバー・コマンド / 文明 水 / パワー11000 / コスト11
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
バトルゾーンに自分の水のクリーチャーが11体以上あれば、自分はゲームに勝利する。
このデッキの勝利手段だ。どう頑張っても11マナを置けるデッキではないので、《トワイライトΣ》経由でしか出すことになるよ。
キーカードではあるけれど、役割は「勝つ時に出す」だけ。あんまり出番も(解説することも)ないという、ちょっと変わった主役だ。
みんなと戦えてよかった。
― サイバー・J・イレブン
ところで、このフレーバーテキスト。最後に出てくるだけのお前が言うなって感じだよね。
《超電磁トワイライトΣ》
【 進化クリーチャー 】
種族 サイバー・コマンド / 文明 水 / パワー8000 / コスト6
進化 - 自分の「サイバー」と種族にあるクリーチャー1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の「サイバー」と種族にある進化ではないクリーチャーを好きな数、バトルゾーンから手札に戻してもよい。その後、このようにして戻したクリーチャー1体につき、自分の「サイバー」と種族にある進化ではないクリーチャーを1体、手札からバトルゾーンに出してもよい。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
サイバーを一斉に出しなおす、このデッキのもう一つのメインカードだ。かっこいいだろう。コイツと戦えてよかった。
コストを無視して《サイバー・J・イレブン》を出す手段であるとともに、ドローや妨害持ちのクリーチャーを出し入れする潤滑油の役割もある。
基本的に、デッキの動きはコイツが支えているよ。
「回し方」の項でも解説するけれど、コイツを手札に戻せるカードとセットで使うようにしよう。出してすぐ手札に戻せるのが理想だ。
《ジェリー・ローニン》
【 クリーチャー 】
種族 サイバー・ウイルス / 文明 水 / パワー1000 / コスト2
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を見る。それがサイバーなら、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。
2マナクリーチャーが力不足だったサイバーに、思いがけず追加された新戦力だよ。強化が配られてよかった。
このデッキならばデッキの95%がサイバーなので、2マナ1ドローの感覚で使うことができる。
サイバーロードの科学力をもってすれば、解説を通販ボタンにすることだって簡単さ。にひひひ。
《スクリプト》
【 クリーチャー 】
種族 サイバーロード / 文明 水 / パワー3000 / コスト8
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある他のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。その後、そのクリーチャーよりコストが小さいクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
簡単に言うと、「味方を引っ込めて、軽い味方を出しなおす」という能力。
進化クリーチャーも出せるので、7マナ以上のクリーチャーを引っ込めれば《トワイライトΣ》を出すことができるし、逆に《トワイライトΣ》を引っ込めて出しなおす準備もできるんだ。
《トワイライトΣ》と《スクリプト》をぐるぐる回すのは、独特の動きで楽しいぞ。
とはいえ、手札から出せない重さなので枚数は控えめ。2枚か3枚でよかった。
《パラダイス・アロマ》
(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 サイバー・ウイルス / 文明 水 / パワー2000 / コスト3
G・ゼロ-バトルゾーンにサイバーロードが1体でもあれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
殿堂解除されそうでされないランキング1位(アカシック・レコード調べ)。
《トワイライトΣ》の引っ込めて出しなおす能力だけでは、いつまでもクリーチャーが増えない。コイツをタダで出して《トワイライトΣ》や《スクリプト》で他のクリーチャーに変換することで、頭数を増やしていくんだ。コイツがいてくれてよかった。
ちなみに、背景はよく見るとサイバーロードがいるよ。気付いていたかな?
《ストリーミング・シェイパー》
(殿堂カード) 【 呪文 】
文明 水 / コスト3
自分の山札のカードを、上から4枚表向きにする。その中の水のカードをすべて自分の手札に加え、それ以外のカードを自分の墓地に置く。
コンボパーツではないけれど、水単色の遅いデッキである以上、ぜひ入れたいカードだね。
《トワイライトΣ》を使うためには手札枚数に余裕がほしい。まとまった手札補充を使えると展開がラクになるよ。手札がいっぱいでよかった。
【サイバー・J・イレブン】のデッキレシピ〈完成版解説〉
ここにパーツを追加して、完成したデッキがこれだ。
こちらのパーツも個別に見ていこう。
個別カード解説
《頻波羅 ビリヤ棒ド》
【 クリーチャー 】
種族 サイバー・コマンド / チーム零 / 文明 水 / パワー9000 / コスト7
■ムゲンクライム 3(自分のクリーチャーを3体タップし、 [ww03]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーはブロックされない。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを2枚まで引く。
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の手札を2枚まで捨てる。このようにして捨てた手札1枚につき、相手のクリーチャーを1体選び、相手はそれを自身の山札の上または下に置く。
マフィ・ギャングばかりだと思われたチーム零に、突然のサイバー。よもやよもやだ。
ムゲンクライムで低コスト召喚できて、手札補充もできる器用なサイバーだよ。
何より、「素のコストが7マナ」という点が重要。《スクリプト》で戻せば《トワイライトΣ》を出せるんだ。自力でコストを下げられるから、序盤~中盤に3マナで立てておけるのが嬉しいところだね。
……どうでもいいけど、味方3体の力を借りて出てくるコイツこそ、「みんなと戦えてよかった」でよかった。
《K・マノーミ》
【 クリーチャー 】
種族 サイバー・ウイルス海 / 文明 水 / パワー2000 / コスト3
■マナ武装3:このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンに水のカードが3枚以上あれば、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。
水単色デッキなので、マナ武装は確実に達成。敵も味方も戻せる、非常に汎用性の高いクリーチャーだよ。
ループに入るまでは相手の足止めに使えばいいし、ループ開始後は自分の《スクリプト》や《トワイライトΣ》を引っ込めてループ形成を助けてくれる。このデッキの主力となる1枚だ。《K・マノーミ》と戦えてよかった。
《サイバー・G・ホーガン》
【 クリーチャー 】
種族 サイバー・コマンド / 文明 水 / パワー8000 / コスト8
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
■激流連鎖(このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から2枚を見る。その中から、このクリーチャーよりコストが小さいクリーチャーを好きな数、バトルゾーンに出してもよい。残りを好きな順序で山札の一番上に戻す。)
■マジック・ソウル
山札の上から、7マナ以下の味方2体を踏み倒し。
《トワイライトΣ》から出して頭数を増やせるうえ、《スクリプト》で戻して嬉しい高コストだよ。ループに組み込んで、展開速度を伸ばしてくれるんだ。
そういえば、何となくチームウェイブにいそうな能力だけど、特にお呼びはかからなかったね。みんなと戦わなくてよかった?
《「策略のエメラル」》
【 クリーチャー 】
種族 サイバーロード / チーム銀河 / 文明 水 / パワー3000 / コスト4
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚、表向きまたは裏向きにして、新しいシールドとしてシールドゾーンに置いてもよい。そうしたら、自分のシールドを1つ選び、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
十王篇の新生エメラルが参戦だよ。種族がサイバーでよかった。
キーカードのシールド落ちを防いでくれる、コンボデッキの救世主だね。
それでなくとも、ブロッカーとシールド仕込みで、ある程度の足止めを務めてくれるはずだ。仕込むシールドの候補はもちろん……
《「流水の大楯」》
【 クリーチャー 】
種族 サイバー・クラスター / チーム銀河 / 文明 水 / パワー3000 / コスト4
■ギャラクシールド [ww02](このカードを使うコストの代わりに、[ww02]を支払ってもよい。そうしたら、このカードを表向きにし、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く)
■自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。
■ブロッカー
■このクリーチャーが表向きでシールドゾーンに置かれた時、またはバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。
チーム銀河からもう1枚、《「流水の大楯」》も採用だ。
《「策略のエメラル」》で仕込むのは防御だけでなく、「クリーチャー1体分のマナで2体を用意」という意味でも重要な動きだよ。
もちろん、《トワイライトΣ》で出しなおして相手をロックするのも強力。インフレに振り落とされ気味なカードが多いこのデッキの中で、スペックが現代的でよかった。
《パクリオ》
【 クリーチャー 】
種族 サイバーロード / 文明 水 / パワー1000 / コスト4
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手の手札を見る。その中から1枚選び、裏向きにして相手のシールドに加えてもよい。
サイバー種族であり、強力なハンデス効果を持つ強クリーチャーだね。特定のカードに頼った相手なら大幅に弱体化させられるはずだよ。
このデッキは特殊勝利を目指すから、埋めたシールドがブレイクされることはない。種族も効果も噛み合う良カードだね。全盛期は規制もささやかれていたけれど、殿堂入りしないでよかった。
【 クリーチャー 】
種族 サイバーロード / 文明 水 / パワー2000 / コスト3
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引いてもよい。
基本的には、1マナ重い《ジェリー・ローニン》だよ。
手札を減らさないので、《トワイライトΣ》で戻すタネとして、事前に出しておく候補だね。
とはいえ、盤面に干渉できるわけでもコストパフォーマンスに優れるわけでもない。出す優先順位は低めでだいじょうぶだ。
コイツが戦えた時代はよかった。
《O・マール》
【 クリーチャー 】
種族 サイバー・ウイルス海 / 革命軍 / 文明 水 / パワー1000 / コスト2
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、カードを1枚引く。
《トワイライトΣ》で引っ込めるとなぜか手札が増える、地味に便利なやつだよ。
不完全なループでも、コイツが絡めば途中でパーツを引き込めるはず。いぶし銀のカードだね。あと乗っかってるのがおまるじゃなくてよかった。
《マリン・フラワー》
【 クリーチャー 】
種族 サイバー・ウイルス / 文明 水 / パワー2000 / コスト1
ブロッカー(相手クリーチャーが攻撃するとき、このクリーチャーをタップして、その攻撃を阻止してよい。その後、その相手クリーチャーとバトルする)
このクリーチャーは攻撃することができない。
令和デュエマにおいては明らかな力不足ではあるんだけど、余ったマナで出せるサイバーということで採用したよ。
同じスペックでサイバーロードである《トロン》もいるけど、種族がサイバー・ウィルスでよかった。なぜなら……
《アストラル・リーフ》
【 進化クリーチャー 】
種族 サイバー・ウイルス / 文明 水 / パワー4000 / コスト2
進化-自分のサイバー・ウィルス1体の上に置く。
このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、カードを3枚引いてもよい。
初代殿堂カード!
やっぱり《マリン・フラワー》→《アストラル・リーフ》という動きは爽快だよ。
もちろん、狙いはループなので、コイツで攻め込むというよりは手札補充として活用しよう。手札がいっぱいでよかった。(二度目)
【サイバー・J・イレブン】の回し方
このデッキはループを挟むため、ちょっと回し方にコツがいる。以下の回し方を見ながら、一人回しして練習してみてね。
①まずは下準備さ。
何と言っても、「6マナ溜めて《トワイライトΣ》」が目標だ。
マナ加速のできないデッキだから、必要以上にクリーチャーを出さないように注意しよう。チャージする手札が足りなくなってしまうよ。
もちろん、クリーチャーが不在なのもよくない。
基本的には、《ジェリー・ローニン》で後続を引きつつ、《パクリオ》で安全確認をしながら6マナまで粘るのが目標だね。
また、踏み倒しメタで妨害されるとどうしようもない。《K・マノーミ》で戻して《パクリオ》で埋めるなど、どうにか対処しておこう。
②さぁ、かきかえちゃうもんねー!
6マナ溜まったらいよいよコンボスタートだよ。
①で出しておいたクリーチャーのうち1体を《トワイライトΣ》に進化。残りをすべて手札に戻そう。
出すのは《スクリプト》2体と《ホーガン》が理想。引けていない場合は、引きに行けるカードを優先して出そう。
《トワイライトΣ》から《スクリプト》2体と《ホーガン》を出したら、
- 《ホーガン》の激流連鎖でクリーチャーを増やす
- 《スクリプト》Aで《トワイライトΣ》を戻して何かを出す
- 《スクリプト》Bで8マナクリーチャーいずれかを戻し、先ほどの《トワイライトΣ》を出す
…という手順を繰り返すことでループに突入できるよ。
上でも書いたように、すべてのパーツを揃えてループを開始するのは難しいから、《O・マール》などを絡めてドローしながら回してみてね。
③みんなと戦えてよかった。
最後は特殊勝利だ。
ループを繰り返す中で、頭数を増やせる《サイバー・G・ホーガン》や、タダで出せる《パラダイス・アロマ》を組み込んで少しずつクリーチャー数を増やしていこう。
10体まで並んだら、もちろん《サイバー・J・イレブン》の登場だよ。
みんなと戦えてよかった。
改造するなら
サイバー種族はデュエマ第1弾から存在するので、とにかく種類が多い。今回は惜しくも採用されなかった候補たちを挙げていくよ。みんなとも戦えるとよかった。
小型サイバーたち
まずは小型サイバーたちを紹介だ。周囲のデッキや好みに合わせて、《クゥリャン》や《パクリオ》あたりと枚数を入れ替えていくのがオススメだよ。
《クラゲン》
【 クリーチャー 】
種族 サイバーロード / オリジン / 文明 水 / パワー1000 / コスト3
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中から進化クリーチャーを1体選び、相手に見せてもよい。その後、山札をシャッフルして、選んだクリーチャーを山札の一番上に置く。
何と言っても、キーパーツである《トワイライトΣ》を引き込む手助けになる。
直接的な手札の補充や相手への干渉ができないことから今回は外したけれど、上でも述べたように《クゥリャン》あたりとの交代は大いにあり得るよ。進化を引き込めてよかった。
《チェレンコ》
【 クリーチャー 】
種族 サイバーロード / 文明 水 / パワー1000 / コスト2
シールド・プラス-このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、自分のシールドいずれかの下に置いてもよい。(こうして重ねたカードの束を1枚のシールドとみなす)
このクリーチャーの「シールド・プラス」能力を使った時、その重ねたシールドの束を見てその中から1枚選び、自分の山札の一番上に置く。
戦力が少ない2マナ枠であり、ささやかながらドロー操作にも貢献してくれるよ。
また、《クラゲン》でシールド落ちしたパーツを確かめて《チェレンコ》で探しに行くチャンスも稀にある。シールドが確かめられてよかった。
ドロー補助
【サイバー・J・イレブン】はコンボデッキでありつつ、6マナまではマナチャージも必要なため、ある程度の手札枚数が欲しい。ドロー能力を持つカードを追加するのもアリだよ
《海底鬼面城》
(殿堂カード) 【 城 】
文明 水 / パワー- / コスト1
城-自分のシールドをひとつ選び、このカードを付けて要塞化する。その要塞化されたシールドがシールドゾーンから離れた時、このカードを自分の墓地に置く。(「S・トリガー」能力を使う場合は、このカードを墓地に置く前に使う)
自分のターンのはじめに、相手はカードを1枚引いてもよい。その後、自分がカードを1枚引いてもよい。さらに、バトルゾーンに自分のサイバーロードが1体でもあれば、カードを1枚引いて、自分の手札を1枚山札の一番下に置いてもよい。
サイバーでコンボデッキといえば、ドローを促進するこのカード。今回は遅いデッキのため、相手に与えるドローが致命的だと考えて採用は見送ったよ。
とはいえどうせ殿堂入りだし、1枚入れてもよかった。
《「見よ、これぞ超科学の神髄なり!」》
【 呪文 】
種族 美孔麗王国 / 文明 水 / コスト3
■ビビッドロー [ww02](自分のターン中、攻撃の前にこの呪文をドローした時、表向きにしてもよい。そうしたら、このターンこの呪文を [ww02]支払って唱えてもよい)
■カードを2枚引く。
それほど強力な2~3マナクリーチャーがいないデッキのため、いっそドロー呪文を採用してしまうのもアリだね。
ループ開始時にパーツを握っておきたいから、複数ドローできる《「見よ、これぞ超科学の神髄なり!」》なんかがオススメだよ。手札がいっぱいでよかった。(天丼)
《ガチャマリン・チャージャー》
【 呪文 】
文明 水 / コスト4
■カードを1枚引く。
■GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)
■チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く)
《トワイライトΣ》の到達ターンを早め、クリーチャーの頭数を増やし、手札も補充できる。このデッキの理想的なカードだ。
ただ、このカード自体も出てくるクリーチャーもサイバーではないため、今回は採用候補止まりとしているよ。GRのサイバーがあればよかった。
特殊勝利の放棄
突 然 の ボ ル メ テ
【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / サイバー・コマンド / 文明 水/火 / パワー9000 / コスト8
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーはブロックされない。
■このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを自身の手札に加えるかわりに墓地に置く。
実はサイバーなので、《トワイライトΣ》から突然走ってくることが可能なんだ。シールドが焼き払えてよかった。
ここで紹介した以外にも、サイバーの選択肢はたくさんある。みんなが自分だけのサイバーを見つけ出せたのならよかった。
さいごに
ここまで読んでくれてありがとう。みんなが読んでくれてよかった。
『謎のブラックボックスパック』での主力カード収録、少しずつ増えるサイバー……と、【サイバー・J・イレブン】は組みやすいデッキになってきたと思う。
サイバーはこれからも、ちょっとずつ増えていくはずだよ。今のうちにデッキの雛形だけでも持っておけば、長く遊べるデッキになるんじゃないかな。
カーナベルなら当日15時までの注文で即日発送。『ブラックボックスパック』や古いセットなど、ちょっと集めにくいカードもキミの家や僕の水文明から買えちゃうぞ。
何より、こんなにかっこいい《トワイライトΣ》、ぜひ使いこなしたくないかい?あたまががったいするんだぜ。(しません)