【2025年9月環境】オリジナル最強デッキランキング【Tierランキング】

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【2025年9月環境】オリジナル最強デッキランキング【Tierランキング】

はじめに

 こんにちは。あーくんです。

 9月は第三弾の月!そう、毎年行われるインフレ弾のシーズンですね。

 今回環境に与えた大きな影響は2枚。それが《轟く邪道 レッドゾーン》と《PP-「P」》です。

 その両方がゲームレンジを縮めるカードであり、環境の速度を改めて定義し直しました。

 結果として、【サイバー】一強環境が崩れ、【サイバー】【デアリレッドゾーン】そして【ドリームメイト】の織りなす超高速環境が完成しました。

 今環境はこの3つで5割以上の入賞数を誇り、この3つ+その他という構図になっています。

 このあとこの環境とどう向き合うか、その足掛かりとするため、まずは特徴をまとめていくのがこの記事でしょう。

 それではオリジナル環境解説2025年9月編、スタートです!

2025年8月の環境はこちら!

目次

「最強」の定義

 本記事では最強デッキを「デュエル・マスターズ競技環境での相対的な強さ」と定義します。

 Tier1とは「環境内に不利なデッキが少ない、あるいは相性差を覆しやすいデッキであり、大会で持ち込みが一番多いと予想される対策必須のデッキ」です。

 Tier2とは「Tier1やTier2のデッキにある程度勝てる見込みがあり、大会でも毎回一定数いると予想されるデッキ」です。

 Tier3とは「弱点が多い、デッキパワーが低いなどの理由で使用者は少ないものの、特定のメタゲームでは活躍することができるデッキ」です。

 大会環境の母数は日々によって変わるため、デッキごとの相性や強度をベースに考えを記載していきます。

Tier1

【水単サイバー】Tier1


 今月も最強の一角。【水単サイバー】です。

 ループギミックへの対策や、全体的な攻略法すら確立されつつありますが、《愛銀河マーキュリー・スターフォージ》のカードパワーや全体的な対応力から、【デアリレッドゾーン】が環境に上がってきても、変わることのない最強を維持しています。

 現在のトレンドは《飛翔龍 5000VT》と《挑戦の決闘》。

 前者は【アナカラーボウダンロウ】や【水自然ジャイアント】といった、メタクリーチャーを多用するデッキへの回答。

 後者は【デアリレッドゾーン】へのメタカード。ジャスキルを受け流す他、様々な《PP-「P」》を弾いて中型クリーチャーを着地させるカウンター要素として注目が集まっています。

【 クリーチャー 】
種族 マジック・アウトレイジMAX / 文明 水 / パワー12000 / コスト8

■このクリーチャーの召喚コストを、バトルゾーンにあるクリーチャー1体につき1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■ジャストダイバー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、相手のパワー5000以下のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。次の相手のターン中、相手はパワー5000以下のクリーチャーを出せない。

【 呪文 】
種族 サイバー・ワード / 文明 水 / コスト5

■S・バック:サイバー(サイバー・カードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、そのカードを捨ててもよい。そうしたら、コストを支払わずにこのカードを実行する)
■相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
■カードを2枚まで引く。

 現在の環境を定義するデッキであり、このデッキと【ドリームメイト】のおかげで受けデッキの立ち位置が非常に厳しくなり、相対的に【デアリレッドゾーン】のポジション向上にも繋がっています。

 そして、このデッキを取り巻く三角関係が、現環境を定義するデッキ群と言い切ってよいでしょう。

【デアリレッドゾーン】Tier1


 最新弾「邪神vs時皇 ~ビヨンド・ザ・タイム~」によって、成立、一気に環境に現れたアーキタイプがこの【デアリレッドゾーン】です。

《轟く邪道 レッドゾーン》により環境の主力な受け札を全て無効化し、世界の理を塗り替えることに成功しました。

【 G-NEOドリーム・クリーチャー 】
種族 ソニック・コマンド / 侵略者 / 文明 火 / パワー12000 / コスト6

■D・D・D[火(4)]
■G-NEO進化:闇、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、アンタップする。
■このクリーチャーが出た時または攻撃する時、相手の、パワーが一番小さいクリーチャーをすべて破壊する。
■自分のクリーチャーは、相手のカードによる攻撃できない効果を無視して攻撃できる。

 また、クリーチャートリガーや相手の早期展開には《PP-「P」》と《熱き邪道 レッドゾーンZ》という最高クラスのシステムクリーチャーが自然と採用されており、生半可な対策は通用しません。

【 クリーチャー 】
種族 ハンター / エイリアン / テクノ・サムライ / 文明 自然 / パワー3000 / コスト3

■相手のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きい相手のクリーチャーが出る時、相手はかわりにそれを持ち主のマナゾーンに置く。
■超魂X(これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える)
■相手のターンの終わりに、相手のタップしているクリーチャーがなければ、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置いてもよい。そうしたら、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻す。

【 G-NEOクリーチャー 】
種族 ソニック・コマンド / 侵略者 / 文明 火 / パワー6000 / コスト5

■D・D・D[火(4)](自分のクリーチャーが攻撃する時、このカードを[火(4)]支払って自分の手札から実行してもよい)
■G-NEO進化:闇、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、NEO進化クリーチャーとして扱い、離れる時、かわりに下のカードすべてが離れる)
■W・ブレイカー
■自分のターン中に、相手のクリーチャーが出る時、自分の他の火のコマンドがあれば、その相手のクリーチャーはかわりに持ち主の墓地に置かれる。
■相手のシールドが離れた時、自分はカードを1枚引いてもよい。

 その他、《魔誕の封殺ディアス Z》や《アーテル・ゴルギーニ》という絡め手などもあり、継戦能力も高く、多角的な攻めを行える新時代のアグロデッキとして戦果を上げています。

 このデッキと【サイバー】の両方を受けるのは非常に難しく、あちらを立てればこちらが立たずの状況を作り上げ、この環境を苦しくさせています。

【ドリームメイト】Tier1


 先月、実質2キルを行う超速のコンボデッキとして紹介したこのデッキは、【デアリレッドゾーン】というアグロデッキが台頭してきたことにより相対的に立場を向上させました。

 その要因が《料理犬のヴィヤンドゥ》。

【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / 超化獣 / 文明 自然 / パワー4000 / コスト3

■マッハファイター
■ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
────────────ハイパーモード────────────
パワー:6000
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルに勝った時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。それがドリームメイト・クリーチャーなら、出してもよい。

 2ターン目から展開を行い、そのクリーチャーを起点とするデッキに対して、3ターン目のこのカードはストッパーとして存在感を示し始めました。

 引き続き《魔誕幻獣ボンメェ》の除去も通りが良く、少ないターンで動く必要がある環境定義に対して完璧な噛み合いを見せています。

 そして今回のメタ枠はなんと《PP-「P」》。最新のメタながらリソース札という性質から、【ドリームメイト】特有の事故を緩和する役割があり、全体的なデッキパワーの向上に繋がっています。

 正直自分が今一番注目しているデッキでもあり、今後もこのデッキの立ち位置は変わらないままでしょう。


Tier2

【ドロマーCOMPLEX】Tier2


 【ドリームメイト】と【レッドゾーン】が環境を埋め尽くすと、当然必要となってくるのが受けるデッキ。特に《真気楼と誠偽感の決断》を使う受けデッキが必要ということで、《COMPLEX》が新たな姿で戻ってきました。

【 NEOクリーチャー 】
種族 パンドラボックス / スチーム・ナイト / 文明 光/水/闇 / パワー25000 / コスト3

■NEO進化:光、水、または闇のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■プレイヤーが手札を1枚捨てた時、または自分のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚を表向きにし、このクリーチャーの下に置いてもよい。
■このクリーチャーの下のカードが6枚以下なら、このクリーチャーはバトルを行えず、離れない。
■このクリーチャーが攻撃する時、カードが7枚以上これの下にあれば、下にあるカードをすべて手札に戻してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーに「ワールド・ブレイカー」を与える。その後、コスト9以下のカードを1枚、自分の手札からコストを支払わずに実行してもよい。

 

 今回の《COMPLEX》はコントロールというよりワンショット。

《ARC REALITY COMPLEX》に対して《時空工兵タイムチェンジャー》をプレイ。

 そして《深淵の洪怖 ソクトー=ソレクトー》を2枚下に入れアタックすることで、一気に時計のカウントが進みます。

【 クリーチャー 】
種族 グレートメカオー / 文明 水 / パワー2000 / コスト3

このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分の進化クリーチャーを1体選ぶ。そうした場合、自分の山札を見てその中からクリーチャーを2体まで選び、相手に見せてから、選んだ進化クリーチャーの下に置いてもよい。その後、山札をシャッフルする。

【 クリーチャー 】
種族 アビスロイヤル / フュージョナー / 文明 水/闇 / パワー1000 / コスト2

■ G・ストライク
■ジャストダイバー
■超魂X(これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える)
■このクリーチャーが攻撃する時、自分はカードを2枚引き、各プレイヤーは自身の手札を1枚選び、捨てる。

 その後、《有象夢造》や《未ダ識ラヌ事象コソ我ノ楽シミゾ》からジャストダイバーとなった《一音の妖精》を添えてダイレクト。この一連の流れが妨害込みのワンショットとして圧倒的なフィニッシュ力が評価されています。

  純粋な受け性能はあまり高くありませんが、《オリオティス・ジャッジ》の採用や、同時期に《アーテル・ゴルギーニ》を採用したコントロール型の【ドロマーCOMPLEX】も存在しており、ブラフ的な受けの硬さも持っているのが特徴です。

 今後の予想としてはこのデッキとコントロール型の折半などが環境に現れるのではないかと密かに想定していますが、どうなることかは上位3デッキの期限次第であるとも言えるでしょう。

【リースボルシャック】Tier2


 最新の【リースボルシャック】は《魂の呼び声》がなくなり、純粋なドラゴンデッキとして生まれ変わりました。

 その立役者となったのが《宿禰マロン》。これが本当に革新的。マナブーストと積み込みによる擬似的なマナからの踏み倒しが行えるようになり、《超竜ヴァルキリアス》のような踏み倒し専用カードに頼らなくても展開ができるようになり、総合的なデッキパワーが大幅に向上しました。

【 クリーチャー 】
種族 アポロニア・ドラゴン / アーマード・ドラゴン / アース・ドラゴン / 文明 光/火/自然 / パワー5500 / コスト5

■ ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から4枚をタップしてマナゾーンに置いてもよい。そうしたら、カードを2枚、自分のマナゾーンから好きな順序で山札の上に置く。

 もちろん《メンデルスゾーン》からの《ボルシャック・ドリーム・ドラゴン》チェンジ《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》ルートも残っているため、壊し性能をもった足切りデッキとして一定の立ち位置を築いています。


Tier3

【水自然ジャイアント】Tier3


 息の長い【水自然ジャイアント】ですが、以前とは異なり《ベニジシ・スパイダー》は選択枠に収まるようになりました。

 その代わりに入ったのが、《学識妖精サイクリル》と《巨魔天 アオフェシー》のパッケージ。

 序盤のボードのやり取りを制しながら、後続のフィニッシャーをカットする機構が評価され、早い段階から制圧し切るコンセプトで組み直されています。

 巷では《チアスペース アカネ》を抜く構築も散見されますが、個人的には反対派。

 あくまで壊し要素のあるデッキパワーと、環境によってのメタカードの採択により上位デッキと殴り合うデッキですので、そこを念頭に置いて調整、選択するのが良いかと思われます。

【水闇COMPLEX】Tier3


 コンボ型の【ドロマーCOMPLEX】と異なり、シンプルなメタアーテルデッキである【水闇COMPLEX】もしぶとく環境に残っています。

 現在のトレンドは《魔誕の斬将オルゲイト》。

【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / 文明 水 / パワー7000 / コスト7

■ハイパーエナジー(このクリーチャーを召喚する時、コストが異なる自分のクリーチャーを好きな数タップしてもよい。こうしてタップしたクリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない)
■ブロッカー
■ジャストダイバー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。
■相手のターン中に、相手のクリーチャーが出て、そのクリーチャーの能力がトリガーした時、自分もその能力を使ってもよい。

【水単サイバー】のメクレイドを盗みながら《裏斬隠 テンサイ・ハート》の着地で《スターフォージ》を止めることや、《レッドゾーン》を反射することも可能であり、いぶし銀な活躍を見せています。

 環境全体でハンデスの通りがいいこともあり、コントロールメタビートとして愛好者も増えているのが9月現在です。

環境のまとめと今後の展望

 先月、【サイバー】の対抗馬は何になるのかとお話しましたが、まさかの2つ浮上。

 結果デュエル・マスターズでは珍しい三強環境が出来上がりました。

 この結果割りを食っているのは他のデッキ群。どれかを意識すると、それ以外のどれかに貫通されるジレンマに立たされています。

 その中でも目立つのは2つ以上に有利を取れるデッキ。現在ですと【水闇COMPLEX】などは【デアリレッドゾーン】と【ドリームメイト】の両方に有利がついているため、勝ち星を上げているのが目立っています。

 今後の環境は三強のどれに強いか、どれに弱いかをしっかり見極める必要があるでしょう。

 個人的なおすすめは《挑戦の決闘》入りの【水単サイバー】と【ドリームメイト】!

 この2つに優位なデッキが見つかると、また大きく環境が変わりそうですね。

おわりに

 というわけで、9月のオリジナル環境について解説いたしました。

 使ってみたいデッキは見つかりましたでしょうか?

 この記事が皆さんのオリジナル環境に対する理解への一助となれば幸いです。

 それでは次回、10月のオリジナル環境解説記事でまたお会いしましょう!


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