目次
はじめに
皆さん”オカルト”は好きですか?
僕は嫌いです。子供の頃からずっと怖い・痛いものが嫌いなんです。
”オカルト”は怖いから嫌いなのですが、では何故怖いと思うのでしょう。それはおそらく「分からない」から、です。
一部の占いはプラシーボ効果の応用だとか、サイコキネシスはただ空気の対流を作っているだけだとか、超常的な現象もそういった知識(種明かし)があれば過度に怖がる必要はありません。
デュエルマスターズも同じです。(???)
大会で自分が対戦したことの無いデッキと当たると誰でも緊張します。平常心を崩しすぎると”怖い”とさえ感じる人もいるかもしれません。
でも、既にそのデッキを知っていたなら?
きっと怖いなんて思わず、平常心で試合に臨むことが出来るでしょう。
今日紹介するのは【オカルトアンダケイン】。CSで母数が多いわけでもなく、解説記事が多く書かれているデッキでもありません。ですがこのデッキ、忖度を抜きにして強いです。
特に初見で対応するのが難しいデッキですが、皆さん安心してください。この記事を読めば、もうデュエルマスターズにおける”オカルト(アンダケイン)”は怖くありません。
このデッキを回したことが無い、対戦したことが無いというような人にもわかりやすいような記事になるように心掛けたので、是非最後までお付き合いください。
オカルトの魅力に引き込まれたなら勿論、これから紹介する【オカルトアンダケイン】のデッキパーツをまとめて購入することもできます。
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【オカルトアンダケイン】特徴
そもそも【オカルトアンダケイン】は何をするデッキなのかをよく知らない人も多いと思います。
「ビート、コントロール、ロックなど何でもできる」、「わちゃわちゃする」、「《追憶人形ラビリピト》で全ハンデスする」のような断片的な情報が多いようにも感じます。
自分が【オカルトアンダケイン】を一言で表すなら、「4ターン目にコンボを決めるコンボデッキ」です。
そのコンボが《追憶人形ラビリピト》による全ハンデスであったり、《腐敗勇騎ドルマークス》を使ったロックであったりと構築によって変わるわけです。
また、【オカルトアンダケイン】の一番恐ろしいところは手札が良ければコンボが決まるターンが早くなるところです。中途半端にシールドを殴られると、そこから一気にカウンターを決めに行けます。
実際にサンプルリストを見つつ、どういう動きをしていくのかを解説していきましょう。
【オカルトアンダケイン】サンプルリスト
かなりオーソドックスで、かつ、再現性を強く意識した構築にするようにしました。
これから【オカルトアンダケイン】を試したい人にとって、このデッキの特徴を掴むのにもってこいの構築だと思います。ここからスタートして自分好みにマイナーチェンジさせるのが良いのではないでしょうか。
CSで【オカルトアンダケイン】と当たった場合には、大抵そういったマイナーチェンジが施されたものだと思います。なので、記事の後半にある採用候補カードまで目を通していただければ、このデッキから飛んでくる可能性のあるカードをカバーできると思います。
採用カード解説
確定枠
確定枠は上記のものとしていますが、全部抜くのはおススメしないものの数枚は減らせるようなカードも存在します。NO IMAGEを挟んで前(上)にあるものが、減らさない方がいい確定枠。後ろ(下)にあるものが、減らしてもいいが減らしすぎはおススメしない確定枠です。
初動
・《戦略のD・H アツト》系カード
合計で9枚採用していますが、もっと増やしても良いカードになります。
2ターン目の初動としてこれ以上に優秀なものが無いこと、1ターン目にマナセットすることでその後マナの色に悩む心配が大きく減ること、複数枚引くことによって取れるプランが大きく広がること、これらの要因から自分は「枠が許す限り多く積むべきカード」だと思っています。
《戦略のD・H アツト》のみ任意効果でして、それが有効に働く場面もあるので、《戦略のD・H アツト》は4枚、《戯具 ドゥゲンダ》、《【問2】 ノロン⤴》で残りの枠を埋めるようにしましょう。
サポート
・《一なる部隊 イワシン》
【 クリーチャー 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー1000 / コスト2
■このクリーチャーがどこからでも自分の墓地に置かれた時、カードを1枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を1枚捨てる。
このデッキにとって《不敵怪人アンダケイン》にアクセス出来ないことは最も避けたい事故です。そのため、山札を多く掘り進めるために採用しています。
また、《百万超邪 クロスファイア》のG0の条件を満たすためにも必要なカードなので余程のことが無い限り4枚採用がマストのカードです。
・《暗黒鎧 ダースシスK》
【 クリーチャー 】
種族 ダーク・ナイトメア / イニシャルズ / 文明 闇 / パワー5000 / コスト5
■このクリーチャーの召喚コストを支払う時、かわりに自分のクリーチャーを1体破壊し、自分の山札の上から1枚目を墓地に置き、自分の手札を1枚捨ててもよい。
■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、このクリーチャーと同じ名前のクリーチャーをすべて、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
2ターン目に2コストのクリーチャーを召喚↓3ターン目に《暗黒鎧 ダースシスK》を踏み倒しつつ、《不敵怪人アンダケイン》のフシギバースを狙う
この動きがこのデッキの鉄板ムーブです。3ターン目に《天災 デドダム》でリソースを増やしたり、《追憶人形ラビリピト》でハンデスをしたりと、墓地に落ちている4コスト以下のカードを有効に使っていきます。
また、《暗黒鎧 ダースシスK》の踏み倒し召喚についてですがバトルゾーン、山札の上、手札の順で墓地に送らないといけません。手札からどのカードを捨てるのかは、山札の上から何が落ちたかを確認してから選択出来るので注意しましょう。
さらに墓地から同名カードをバトルゾーンに出す効果も良く使います。特に、《不敵怪人アンダケイン》が引けなかった試合において《復活の儀》を達成する手段はこのカードしかありません。
コンボパーツ
・《不敵怪人アンダケイン》
【 クリーチャー 】
種族 デビルマスク / 不死樹王国 / 文明 闇 / パワー6000 / コスト6
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、コスト4以下のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
■フシギバース [dd08](自分のクリーチャーを1体タップしてマナゾーンに置き、 [dd08] からそのクリーチャーのコストを引いた数のコストを支払って、このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。ただし、コストは [dd01]より少なくならない)
《百万超邪 クロスファイア》、《暗黒鎧 ダースシスK》、《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》等を種としてフシギバースを狙います。
《不敵怪人アンダケイン》から踏み倒したいクリーチャーはこのサンプルレシピだと、デッキのコンセプトである《追憶人形ラビリピト》、潤滑油である《天災 デドダム》、相手によっては強力なメタカードとなる《奇天烈 シャッフ》です。
フシギバースをしたまでは良いものの墓地から出したいクリーチャーが何も無いという状況であっても、《復活の儀》を使うことで更に2枚墓地を肥やしてから4コスト以下を蘇生することも可能です。
・《百万超邪 クロスファイア》、《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》
《不敵怪人アンダケイン》のフシギバースの種にするカード2種類です。
これらのカードを引けているかどうかによってどれだけ展開出来るかが変わります。ですが、《戦略のD・H アツト》とは違い増やせば増やすほど良いカードでもなく、事故の要因にもなるカードです。
自分は合計で6枚は欲しいと考えています。3-3にするか、4-2にするかは自身の構築によって変わってきます。
今回の構築では、《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》が採用されており《百万超邪 クロスファイア》の使い勝手が良い構築となっています。だからといって《百万超邪 クロスファイア》を4にすると色バランスが悪くなるので、3-3としています。
・《追憶人形ラビリピト》
【 クリーチャー 】
種族 デスパペット / 文明 闇 / パワー2000 / コスト4
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■自分のターン中に、コスト8以上のクリーチャーを召喚した時またはコスト8以上の呪文を唱えた時、相手は自身の手札をすべて捨てる。
今回の構築は「4ターン目に《追憶人形ラビリピト》の全ハンデスを決める」ことをゴールにしているデッキなので《追憶人形ラビリピト》は4枚採用しています。
4ターン目に《不敵怪人アンダケイン》から《追憶人形ラビリピト》を出し、《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》または《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》を召喚することにして全ハンデスすることを目指しましょう。
《追憶人形ラビリピト》ですが、自分のターン中であれば、相手がコスト8以上のクリーチャーor呪文をプレイした時も全ハンデスが出来ます。忘れがちなので注意してください。
・《天災 デドダム》
【 クリーチャー 】
種族 トリニティ・コマンド / 侵略者 / 文明 水/闇/自然 / パワー3000 / コスト3
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚を自分の手札に加え、1枚をマナゾーンに置き、残りの1枚を墓地に置く。
《不敵怪人アンダケイン》から踏み倒すコスト4以下のクリーチャーの中で最も強力なカードなので採用されています。色もこのデッキに必要な水と闇を補完してくれているので、手札から召喚は難しいものの邪魔になることは少ないです。
3ターン目に《天災 デドダム》を出すことが出来れば、4ターン目の全ハンデスのために必要なマナ、墓地、手札の質を一気に高めることが出来ます。
《不敵怪人アンダケイン》を3ターン目に出したとして、《追憶人形ラビリピト》を出しても1ハンデスでしか出来ない場合が多く、あまり強くはないので3ターン目は《天災 デドダム》を出すのがベストです。
次ターンに《追憶人形ラビリピト》による全ハンデスを確実に決めるために、《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》のような《追憶人形ラビリピト》の効果を起動させるカードを手札に加えましょう。
・《盗掘人形モールス》
(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 デスパペット / 文明 闇 / パワー2000 / コスト5
G・ゼロ-自分の墓地にクリーチャーが6体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、クリーチャーを1体、自分の墓地から自分の手札に戻してもよい。
このデッキの全てのカードになることが出来る、いわば「トランプのジョーカー」のようなカードです。入れない手はありません。
自由枠
・《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》
【 ツインパクトカード 】
種族 ドラゴンギルド / マフィ・ギャング / 文明 闇 / パワー8000 / コスト9
■このクリーチャーを召喚するコストは、自分の墓地にあるクリーチャー1体につき1少なくなる。ただし、コストは0以下にならない。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャーのパワーは、自分の墓地にあるクリーチャー1体につき−1000される。
■W・ブレイカー
【呪文】
カード名:終焉の開闢
文明:闇
コスト:3マナ
■自分の山札の上から3枚を墓地に置く。その後、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。
このデッキでは基本的には《戦略のD・H アツト》系のカードを2ターン目にプレイするのが初動ですが、呪文面は第二の初動として動きを安定させてくれるカードです。
《戦略のD・H アツト》系と違い自分の手札を減らさないので《お清めシャラップ》や《ポクチンちん》のような墓地メタに強くなります。(墓地メタをプレイされたときに自分が失うアドバンテージ量が少なくなるため)
また、クリーチャー面は使い勝手の良い除去、かつ、《追憶人形ラビリピト》の全ハンデス起動やフシギバースの種として貢献するカードとして活躍します。
《墓地の儀》で破壊が不可能なパワーラインのメタクリーチャーの除去、ボードの取り合いを制すれば勝てる対面等で役に立つクリーチャーと言えます。
《終焉の開闢》で別の《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》を拾う動きが強力なので採用するなら3枚以上がお勧めです。
・《奇天烈 シャッフ》
【 クリーチャー 】
種族 マジック・コマンド / グレートメカオー / 侵略者 / 文明 水 / パワー4000 / コスト4
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、数字をひとつ言う。
次の自分のターンのはじめまで、相手はその数字と同じコストを持つ呪文を唱えられず、同じコストを持つ相手のクリーチャーは攻撃もブロックも出来ない。
フィニッシュの際に使えるカードであり、かつ、中盤にも役に立つカードなので少なくとも1枚は採用したいです。
このデッキは《追憶人形ラビリピト》で全ハンデス、《零龍》による盤面全除去を同一ターンにした後に殴って勝つデッキです。その際に《奇天烈 シャッフ》があるかないかによって安全にゲームが決められるかが変わってきます。
また、一部の対面では3ターン目に《不敵怪人アンダケイン》によって踏み倒した際にお茶を濁すことも出来ます。
《零龍》とGRゾーンについて
このデッキは《零龍》を採用しています。
【 零龍の儀 】
種族 マスター・ドラゴンZ / 文明 闇 / パワー0 / コスト00
MZ1
■ゲーム開始時、このカードと、異なる4種類の零龍星雲を、リンクせずにバトルゾーンに置く。
■ゲーム開始時、相手はもう1枚カードを引く。
■零龍カードはバトルゾーンを離れない。
■零龍卍誕:自分の4枚目の零龍星雲をこのカードとリンクした時、5枚全部を裏返して、1体のリンクしたクリーチャーにする。
【零龍】
■ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)
■このクリーチャーが零龍卍誕した時、そのターン、相手のクリーチャーすべてのパワーを0にする。
■このクリーチャーは、パワーが0以下の間バトルゾーンを離れることはできず、すべてのバトルに勝つ。
■このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、自分はゲームに負ける。
各種儀は以下のように達成することが多いです。
- 《手札の儀》・・・自分の手札を《暗黒鎧 ダースシスK》等ではき切った時。《追憶人形ラビリピト》で相手の手札を全ハンデスした時。
- 《墓地の儀》・・・動きの中で自然に達成されます。
- 《復活の儀》・・・《不敵怪人アンダケイン》or《暗黒鎧 ダースシスK》
- 《破壊の儀》・・・《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》を踏み倒した時。《暗黒鎧 ダースシスK》で自分のクリーチャーを1体、《墓地の儀》と《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》で相手のクリーチャーを2体破壊した時。
デッキが一度回り始め、《追憶人形ラビリピト》で全ハンデスまでいけたなら全ての儀が達成されているはずです。全ハンデスと盤面全除去が同時に可能というわけですね。
盤面0、手札0の状況から逆転する手段は少ないですが、自分のシールドが0だった場合、相手がスピードアタッカーを引いてしまうと負けになります。そこで《手札の儀》から出るGRクリーチャーはブロッカー等で固めています。
また、相手が【カリヤドネ】だった場合手札0、場0の状態に追い込んでも安心出来ません。そこで残りのGRゾーンには墓地メタのカードを採用しています。
GRゾーンは他にもリソース重視の構成等も考えられると思います。環境に合わせて考えてみましょう。
【オカルトアンダケイン】回し方
基本的な考え方
ゴール地点である4ターン目に「零龍卍誕、《追憶人形ラビリピト》の全ハンデスを同時に決める」ことを見据えて動いていきます。
図にするとこんな感じになります。
どういうプランを取るにせよ、こういう手順が鉄板になります。
また手札が悪く4ターン目に《追憶人形ラビリピト》の全ハンデスが狙えないような時は、零龍卍誕だけでも達成することを狙います。場合によっては《奇天烈 シャッフ》を出してお茶を濁すのも選択肢に入るでしょう。
ではこの手順を踏まえた上で3つの戦い方のプランを紹介していきます。
プランA:小型展開からぶん回し
2ターン目に《戦略のD・H アツト》からスタートしていくプランです。
4ターン目までに墓地メタが飛んでこない相手、《戦略のD・H アツト》系が除去されない対面には有効です。
また《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》を出してくるような相手にも有効で、相手の安易な攻撃に睨みを利かせつつ、《墓地の儀》達成の準備を整えていきます。
プランB:手札を溜めてぶん回し
プランAとは違い手札が減らないので墓地メタ等に強くなります。極力バトルゾーンを展開させずに質のいい手札を抱えて一気に手札を使って回しにいくプランです。
プランAと違って相手にキルターンを悟られにくいという強みがあります。ただし、《戦略のD・H アツト》と違って見えている領域が少なくなるので見えてない範囲から都合のいいカードを引けることを祈って見切り発車しなくてはならないことも多いです。
プランC:高速ビートダウン
先攻で特に手札良く、相手が高速ビートに弱い対面なら視野に入ってきます。2ターン目に、《戦略のD・H アツト》系・《暗黒鎧 ダースシスK》・《百万超邪 クロスファイア》をプレイするとピッタリ手札が0枚になり、《手札の儀》でGR召喚したクリーチャー込みで3キルが狙えます。
《百万超邪 クロスファイア》を出す為に必要な墓地枚数を満たすには《一なる部隊 イワシン》か2枚目の《暗黒鎧 ダースシスK》が必要にはなってきます。
その他の採用候補カード
この記事で紹介したサンプルデッキレシピはあくまでも「ラビリピト全ハンデスに一本化した構築」なので、ここから自分でマイナーチェンジしていきましょう。
基本的には《不敵怪人アンダケイン》から踏み倒せる4コスト以下で、水か闇文明の強力なクリーチャーが選択肢に入ってきます。
・ランデスカード
《腐敗勇騎ドルマークス》は有名ですが、《フォール・クロウラー》と《シュトラ》は少し珍しいカードですね。
これらを採用することで、より確実に詰める事ができます。また、《追憶人形ラビリピト》よりも3ターン目の妨害札として強力な場合が多いです。
それぞれ有限のランデスループがあるので紹介しておきます。
①《腐敗勇騎ドルマークス》の場合
盤面:《不敵怪人アンダケイン》
墓地:《不敵怪人アンダケイン》、《腐敗勇騎ドルマークス》
1.《不敵怪人アンダケイン》を種に《不敵怪人アンダケイン》をフシギバース。《腐敗勇騎ドルマークス》を踏み倒し。
2.《腐敗勇騎ドルマークス》の効果で、自分の場の《腐敗勇騎ドルマークス》、自分のマナの《不敵怪人アンダケイン》を墓地へ。→1に戻る。
闇含む2マナで1除去1ランデスする有限ループです。
②《フォール・クロウラー》、《シュトラ》の場合
盤面:《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》、《零龍》
墓地:《不敵怪人アンダケイン》、《シュトラ》(《フォール・クロウラー》でも可)
1.《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》を種に《不敵怪人アンダケイン》をフシギバース。《シュトラ》を踏み倒し。
2.《シュトラ》の効果でマナから《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》を回収。
3.《零龍》、《不敵怪人アンダケイン》、《シュトラ》を破壊して《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》を踏み倒し召喚→1に戻る。
闇マナ1枚につき1マナランデスする有限ループです。
・マナ回収カード
G0や踏み倒し召喚が出来るカードが多いので《蛇手の親分ゴエモンキー!》は相性が良いです。ただ、色は少し弱いですね。
《トーピード・クラスター》はもっと直接的なマナ回収カードです。《フォール・クロウラー》等より1コスト軽い分手札から召喚できる点が差別点となるでしょう。
・STカード
このデッキはシールドをブレイクされて手札が多い状態でターンが返ってくるとそこから大量展開をして戦況をひっくり返せるデッキです。なので《終末の時計 ザ・クロック》のような兎に角1ターン貰えるトリガーは相性が良いです。
また《死海秘宝ザビ・デモナ》は《時空のジキル ザビ・ガンマン》を出すことでトリガーとして機能します。
【 サイキック・クリーチャー 】
種族 リビング・デッド / エイリアン / 文明 闇 / パワー1000 / コスト4
ブロッカー
このクリーチャーは攻撃することができない。
ループ覚醒-このクリーチャーがブロックした時または攻撃された時、自分の山札の上から2枚を墓地に置き、その後、このクリーチャーを《時空のハイド ジオ・マッチョ》のほうに裏返す。(攻撃は中止されない)(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自分の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)
【覚醒後】 カード名:時空のハイド ジオ・マッチョ カードの種類:サイキック・クリーチャー 文明:自然 種族:ビーストフォーク/エイリアン パワー:3000+ コスト:4マナ マナ:- このクリーチャーのパワーは、自分の墓地にあるクリーチャー1体につき+1000される。 ループ覚醒-このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、このクリーチャーを《時空のジキル ザビ・ガンマン》のほうに裏返す。
その他にも下記のような優秀な超次元クリーチャーを採用出来ますね。
自分が調べた範囲でですが、STで、闇か水の色基盤となり、このデッキとシナジーがあるカードを探したところ上記の2種に絞られました。
・《異端流し オニカマス》
【 クリーチャー 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー2000 / コスト2
■相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)
■相手のターン中に、相手が召喚以外の方法でクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのクリーチャーを持ち主の手札に戻してもよい。
速度勝負で【ハムカツ型ドラグナー】に負けたくない場合に採用しても良いカードだと思います。最近だと《蒼き守護神 ドギラゴン閃》を使ったデッキも増えてきていると思うので採用する価値が増してきているかもしれません。
殴り手としても優秀で、《零龍》と《異端流し オニカマス》のジャストキルを組むだけで勝てる対面も一定数あります。
・《暗黒鎧 ザロスト》
【 クリーチャー 】
種族 ダーク・ナイトメア / 革命軍 / 文明 闇 / パワー3000 / コスト4
■ブロッカー
■このクリーチャーは攻撃できない。
■自分のターンのはじめに、このクリーチャーが自分の墓地にあれば、自分のシールドをひとつ墓地に置いてもよい。
そうした場合、このクリーチャーをバトルゾーンに出す。
展開の幅が広がり、3ターン目に《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》を出すところから展開がしやすくなるため、より速度で何とか出来るようになります。
同時にメタカードには弱くなります。サンプルリストから入れ替える枠は《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》のところで、環境によって変えましょう。速度で押し切れる環境では《暗黒鎧 ザロスト》、メタが横行している環境では《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》がお勧めです。
おわりに-このデッキの一番の強みは?-
いかかだったでしょうか。このデッキの概要は大方説明できたと思います。
自分が思うこのデッキの特徴は、拡張性の高さです。採用候補カードで多くのカードを紹介したことからもわかる通り、改造の幅が広いです。
速度も安定4キル、最速で3キルと申し分なく、各種メタカードにも耐性があるのでこの先の環境の変化にも対応できると思います。
目の上のたんこぶとなるのは、【ハムカツ型ドラグナー】、【青黒カリヤドネ】あたりです。ですがこれら2種類のデッキは12月の殿堂で規制がかかる筆頭です。そしておそらくですが【オカルトアンダケイン】が規制されることは無いでしょう。
また、《不敵怪人アンダケイン》の性質上4コスト以下のクリーチャーが増えれば増えるほど化けるデッキでもあります。12/18発売の新弾での強化にも期待できるのではないでしょうか。
そんな将来性・成長性がこのデッキの一番の強みと言えるでしょう。いつか”本当に怖いデッキ”に化ける日も近いかもしれません。
最後に、カーナベルでは各種【オカルトアンダケイン】デッキを組みたい方に向けて、今回の記事内で紹介した【オカルトアンダケイン】関連カードや相性の良いカードを豊富に準備しております!
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