前回の記事⇒【店舗予選参加者必見】今週のタコ勝ち2ブロックデッキ紹介【8月第4週】
目次
はじめに
皆さんこんにちは!
ガチまとめDM担当 F野です!!
【アナカラーデッドダムド】が巷で大流行していますね…《SSS級天災 デッドダムド》に泣かされているプレイヤーも多いのではないでしょうか?けどもう大丈夫!
今週はガチまとめに掲載されたデッキの中からDM担当が特に気になったデッキを2つピックアップ!
今回は【アナカラーデッドダムド】に強いデッキをピックアップしました。
【アナカラーデッドダムド】に勝ちたい方、対策や傾向を知りたい方は要チェックです!
【これはマストでチェック!】
今週のタコ勝ち優勝デッキ
【大会名】 第17回足利CS
【選手名】1位 ナゾの人選手
【デッキタイプ】赤単ブランド
【担当コメント】
GRクリーチャーを手に入れ、歴代最速といっても良いスピードを手に入れた赤単!
先ずは基本的なカードを解説します。
《 ”罰怒”ブランド 》
【 クリーチャー 】
【種族】 ビートジョッキー
【文明】 火
【パワー】9000
【コスト】7
■マスターB・A・D(このクリーチャーを、コストを2少なくし、さらに、このターンに召喚した自分の他の火のクリーチャー1体につき追加で2少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりに自分のクリーチャーを1体破壊する。ただし、このクリーチャーのコストは0以下にならない)
■W・ブレイカー
■自分の火のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。
出典:デュエル・マスターズ
自身の効果でコスト軽減で登場し、自身のクリーチャーを全てSAにすることができます。事前に2体の火のクリーチャーを出していれば、1マナで召喚することができます。『 青きC.A.P.と漆黒の大卍罪 』で最高に相性の良いカードが収録されました。
《 GIRIGIRI・チクタック 》
【 クリーチャー 】
【種族】 ビートジョッキー / ワンダフォース
【文明】 火
【パワー】2000
【コスト】2
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のシールドが4つ以下なら、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)
出典:デュエル・マスターズ
相手のシールドが4枚以下ならGR召喚することができるお化けです。
1ターン目…1コストクリーチャー召喚2ターン目…1点or《TOKKO-BOON!》からのSA で相手のシールドを4枚にする3ターン目…《 GIRIGIRI・チクタック 》+《 ”罰怒”ブランド 》で最低4打点生成
が強力かつ安定して実現できる動きの1つです。除去やSトリガーが一切絡まなければ、この動きだけで致死打点が揃っています。
この動きだけでなく、とりあえずシールドを1枚割っておけば2コストとは思えないスペックを発揮するのがこのカードの強力な点です。
さて、なぜこのデッキが【アナカラーデッドダムド】に対して強力なのか考察しましょう。
【アナカラーデッドダムド】の受け札は、《テック団の波壊Go!》が主流になっております。
《テック団の波壊Go!》
【 呪文 】
【文明】 水/闇
【コスト】7
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから自分の手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■次のうちいずれか1つを選ぶ。
・バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードをすべて、持ち主の手札に戻す。
・相手のコスト6以上のクリーチャーを1体、破壊する。
出典:デュエル・マスターズ
言わずと知れた超強力Sトリガー。GRクリーチャー登場後、5コスト以下のクリーチャーの割合が相対的に急増したため、採用される機会が多くなりました。
対策をせずに安易に殴ると盤面が崩壊してしまうことも多いです。
【アナカラーデッドダムド】においてはマナ基盤としても優秀であるため採用されることが多いです。
このカードに対しての回答が、《禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX》+《龍装者 バルチュリス》です。
《禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX》
【 禁断の鼓動 】
【文明】 火
【コスト】99
■この鼓動は、ゲーム開始時、封印を6つ付けてバトルゾーンに置く。
■この鼓動はバトルゾーンを離れない。
■禁断解放―この鼓動の封印がすべてなくなった時、クリーチャー側に裏返す。
(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドがバトルゾーンに出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印をひとつ、墓地に置く。クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する。)
────────────解放後────────────
【禁断クリーチャー】
【文明】火
【パワー】99999
【コスト】99マナ
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが禁断解放した時、相手は自身のクリーチャーすべてに封印をひとつ付ける。
■コスト4以下の呪文によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。
■このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、自分はゲームに負ける。
出典:デュエル・マスターズ
《龍装者 バルチュリス》
【 クリーチャー 】
【種族】 ドラゴンギルド / ビートジョッキー
【文明】 火
【パワー】4000
【コスト】5
■自分のクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーが自分の手札にあり、その攻撃がこのターン2度目のクリーチャーによる攻撃で、このターン自分の《龍装者 バルチュリス》をバトルゾーンに出していなければ、攻撃の後、このクリーチャーをバトルゾーンに出してもよい。■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
出典:デュエル・マスターズ
《禁断~封印されしX~》がある状況で《テック団の波壊Go!》を撃つと6枚の封印が剥がれ、強制的に封印解放されます。それらの封印は手札にいくため、その中に《龍装者 バルチュリス》 があれば、2回目の攻撃時に使用することができます。
これらを採用することにより、 「《テック団の波壊Go!》 を撃つと2枚目がトリガーしないと負ける」という状況を押し付けることができます。
また、 《龍装者 バルチュリス》 は上記のシチュエーション以外でも追加打点として超優秀です。
これらを完全にストップできるのは《無修羅 デジルムカデ》ですが、【赤単ブランド】の速度なら着地前に殴り切れることの方が多いです。
「どんなデッキにも対応できる」デッキである【アナカラーデッドダムド】が苦手とする数少ないデッキの一つであると言えます。
【アナカラーデッドダムド】は同型が増えているため、《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》などの受けは減っている傾向があります。(※場合によっては《テック団の 波壊Go! 》も抜けている場合も…)【赤単ブランド】は環境的に追い風が吹いていると言えます!
【コレはビックリ!いいデッキ!】
DM担当イチオシデッキ
【大会名】 第11回トレカライフCS(殿堂)
【選手名】1位 ルン 選手
【デッキタイプ】 赤白サンマックス
【担当コメント】
【赤白サンマックス】にも 《禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX》+《龍装者 バルチュリス》 のパッケージが採用されつつあります。上記の通り《テック団の波壊Go!》を見ての採用になります。【赤白サンマックス】の場合、【赤単ブランド】より速度が遅くなる代わりに各種メタカードを積むことができます。
また、《S級原始 サンマックス》がTブレイカーであるため、《テック団の波壊Go!》を任意のタイミングで踏みにいきやすいです。
《S級原始 サンマックス》
【 進化クリーチャー 】
【種族】 ゲリラ・コマンド / S級侵略者
【文明】 自然
【パワー】3000+
【コスト】3
■進化:自分の自然のコスト3のクリーチャー1体の上に置く。
■S級侵略 [原始] :自然のコスト3のクリーチャー(自分の自然のコスト3のクリーチャーが攻撃する時、自分の手札かマナゾーンにあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
■バトルゾーンに自分のクリーチャーが3体以上あれば、このクリーチャーはパワーを+9000され、「T・ブレイカー」を得る。
■自分のターンの終わりに、このクリーチャーを自分のマナゾーンに置いてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。
出典:デュエル・マスターズ
《龍装者 バルチュリス》とも相性が良く、SSTが入っていないであろう対面に対しては、
1点目⇒相手の盾を3枚にする。2点目⇒《S級原始 サンマックス》に侵略しながら 《龍装者 バルチュリス》 を使用宣言。3点目⇒ 《龍装者 バルチュリス》 をバトルゾーンに出し、大体のSトリガーをケアしてダイレクトアタック。
という流れでフィニッシュすることができます。
【赤単ブランド】と比べて速さは劣りますが、メタクリーチャーが刺さる体面に対して強かったり、 打点の刻み方でより安全なフィニッシュができるのが魅力的です。
速度が若干遅い分、《無修羅 デジルムカデ》が間に合ったり《虹速 ザ・ヴェルデ》+ 《 SSS級天災 デッドダムド 》 には若干弱くなってしまうので、そこは状況次第で柔軟に対応しましょう。
《テック団の波壊Go!》 に対しては 《禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX》+《龍装者 バルチュリス》 のパッケージが 有効!これは他の環境でも言えることなので、自分の引き出しとして持っておくといいでしょう!
おわりに
【アナカラーデッドダムド】が流行している中でも、メタは回っていきます!
特にミラーマッチが増えると、その他のデッキに対してのガードは必然的に下がります。今回ご紹介した【赤単ブランド】や【赤白サンマックス】はその隙を突くデッキであると言えます。
どんなデッキでもメタの回りやプールの変化によって必ず弱点は生まれます!
常日頃からアンテナを張り、タコ勝ちを目指しましょう!