目次
はじめに
初めまして。ウスラトンカチです。
普段は関西でCSや大型大会などに対して、競技的にデュエルマスターズに取り組んでいます!
今回ガチまとめさんからゲストライターのお話をいただいたので、自分が競技的にデュエルマスターズをプレイする上で考えていること、意識していることを
・モチベーションを向上させる方法
・大会を勝ち上がるための実践的なテクニック
を中心に「DMステップアップ講座」としてご紹介させていただきます。
概念的な話も含まれていますが、より強くなりたい方、大会で勝ちたい方、今よりワンランク上のステージに立ちたい方の助けになれば幸いです。
それではさっそく本編をどうぞ!
【ステップ①】モチベーションを向上させる方法
ここでは、モチベーションを向上させる方法についてご紹介します。
「デュエルマスターズを強くなりたい!」という思いは強くなるうえで不可欠です。高いモチベーションは成長に直結します。
ですがデュエルマスターズをプレイしていると、時々嫌になってしまうこともあるかと思います。
大会に出てもプレイの関係ない範囲で連続して負けてしまったり、結果がなかなか出ずにモヤモヤしたり等、モチベーションが下がってしまうこともあるかと思います。
そんな時どうやってモチベーションを保ち、デュエルマスターズと付き合っていくか、自分なりの方法を解説します。
【ポイント①】あなたがデュエルマスターズに求めていることは?
モチベーションを向上させるといっても、まずは自身がデュエルマスターズに求めていることをはっきりさせないことにはそれも難しいでしょう。
ざっくり分けると、以下の2パターンが考えられます。
①楽しみたい
②勝ちたい
僕自身は②の「勝ちたい」が目的の人間ですので、今回はそれに沿ってお話します。
勝つことの難しさ
当たり前な話ですが、『勝つ』ということはとても難しいことです。
なぜなら、一大会につき『勝っている』人間は優勝者しかおらず、それ以外は2位であれ3位であれ『負け』ています。
仮に1位になったとしても、今は直ぐに次の大会が始まるので、それすら一時のことでしかありません。また次の1位を狙う必要があります。
「勝ちたい」という目標を達成させることが如何に難しいか、再認識させられますね…。
それでも勝つには?
端的に述べると、他人よりも上手くなり、他人よりも先を行く必要があります。
既出の情報は周知されているので、
①練度を上げ、技術的に相手を上回る
②デッキ構築などにアイデンティティを織り交ぜ、情報の優位を奪う
以上2つのことが求められます。
しかし現実は…
人ひとりにできること、やれることは限られています。
自分だけで何とかしようとしても、頭と身体は当然一つしかないので、実行するにも時間的限界がありますし、一度思い込んでしまった物事を別の角度から捉えなおすということは、容易にできることではありません。
よって、本当に勝ちたいのであれば、1人だけで頑張ろうとせず、仲間と協力することが必要不可欠であると、僕は考えています。
【ポイント②】仲間
仲間がいることで、調整にかけられるトータルの時間は増えますし、自分だけでは気づくことの出来なかった新たなアイデアが生まれるきっかけにもなるでしょう。
そうして、互いに切磋琢磨してきた仲間たちとの努力の証・自分たちの「答え」(=スペシャルデッキ)を大会に持ち込み、勝つ。
最高にわくわくしませんか?
そうして挑んだ大会で、自分自身は敗れてしまったとしても、仲間の誰かが意志を引き継いで勝ってくれた時、それは自分の事のように嬉しく、達成感・満足感を共に高く感じられることでしょう。
これを繰り返し行うことにより、仲間たちとの絆も深まり、デュエルマスターズの総合的な実力も自然と身についてきます。まさにいいこと尽くめですね。
まとめ
話が少しそれてしまいましたが、まとめると
①技術面での自分自身のスキルアップ
②仲間と切磋琢磨すること
③目的を達成した時の達成感・満足感
以上を大切にし、真剣に取り組むことで、自ずとモチベーションは向上するでしょう。
ときには、仲間と食事や遊びに行くのも仲間との絆を深める上でも重要ですね。とはいえ、人間は強制力が働いているとモチベーションは下がっていくものです。ですから、自身のやり方にあったやり方やコミュニティを探してみてください!
【ステップ②】大会を勝ち上がるための実践的なテクニック
ここではデュエルマスターズの大会を勝ち上がるための実践的なテクニックをご紹介します。ポイントは大きく分けて2つです。
・デッキ構築とコンセプト
・盤外戦術
この2つについて、掘り下げながらお話していきましょう。
【ポイント①】デッキ構築とコンセプト
みなさんは普段どんなことを意識してデッキを構築していますか?
自分がよく行っているデッキの作成法は、以下のようになります。
①デッキコンセプト(何がしたいか)を考える。
②デッキコンセプトに近いサンプル構築を用意する。
③デッキコンセプトに沿って、デッキの基盤を再構築する。
この3点を重点的に意識しています。
デッキコンセプトを明確にし、特定のカードを「何故」、「この枚数」採用するのかを理解することで、デッキの完成度は格段にアップします。デッキ単位で方向性を統一することでカード間のシナジーが強固になり、プレイングに一貫性を持たせやすくなるからです。
インターネットに出回っている所謂 「テンプレ構築」はデッキ作成者達によってそれぞれの意図で構築されたものですが、それをコピーしたユーザーがその意図を完全に理解することは基本的に出来ません。なので、
・デッキについての記事を読む
・デッキの再構築や採用カードの再検討を行う
・デッキについて周りの人間と相談する
等して理解を深めることで、初めてデッキの実力を発揮できるようになるでしょう。
また、自分自身が使用するデッキだけではなく、他のデッキについても同じことをすることでそのデッキの攻略法を掴むことも可能になるので、取り組むことをオススメします。
さて、これで大会参加に向けての準備が整いましたね。
ここからは、実際のゲーム中に心掛けるべきことをいくつかご紹介します。
【ポイント②】番外戦術
番外戦術というと「イカサマ」等のマイナスなものを連想される方も居るかもしれませんが、当然そんなものではありません。
ここでは、相手の盤面や使ったカード等の見えている部分以外から、どうやって情報を手に入れるかを解説します。
それぞれについて具体例を上げていくと、長ったらしくなり余計に分かりづらくなるので端的に説明します。
☆ドローしたカードの行方
相手は、ドローしたカードをどのようにしましたか?
ドロー後、そのカードを即マナセットしていたのなら、相手の手札の中で既に大筋となるプランが決定している可能性が高いです。
悩んだ末にそのカードをマナセットしたのなら、相手の手札の中で、大筋となるプランは決定していませんが、マナセットしたカードと同等のカードが手札に存在していることになります。
☆非公開領域に触れた時の相手の反応
初手を見た時、ドローした時、シールドが手札に加わった時、シールドトリガーやニンジャストライク時、こちらのプレイ時等…
それぞれの場合によって、相手の表情や挙動、目線などは全て手札やプランを透かす判断材料となります。
このように、計60枚のカードのテキストだけではなく『プレイヤー』自身もゲームを左右する要素になっています。
大会で本気で勝つには、そういった相手の仕草やリアクションも情報として取り入れ、自分にとって有益なものとする意識や姿勢が重要です。
逆に相手にはそういった情報を悟られないことも重要です。
いわゆる「ポーカーフェイス」を意識するといいかもしれません。
まとめ
今回ご紹介したデッキ構築への意識と2つのテクニックを習得することで、今の自分より数段階上のステージに立つことができるようになるはずです。
ぜひチャレンジしてみてください!
おわりに
以上が「DMステップアップ」講座になります。
この記事を読んで、「もっとDMを強くなりたい」と思った方に新しい視点や考え方をお伝え出来たのであれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!