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こんにちは。北白河と申します。皆様はいかがお過ごしでしょうか。きたしーはかろうじてまだ生きています。
この企画「今日の一枚」では「今バズっているカード」「今高騰しているカード」「今話題のカード」「往年の名カード」「今北白河の中でアツいカード」「クソほど溜まってるリクエスト消化」など、独断と偏見で北白河が選んだカードを不定期更新で1枚取り上げて語っていきます。
というわけで、今日もやっていきましょう。それでは、今日のカードはこちら。
《「流星の雫」》
【クリーチャー】
【種族】サイバー・ウイルス/チーム銀河
【文明】水
【コスト】2
【パワー】 1000
■ギャラクシールド [ww01](このカードを使うコストの代わりに、 [ww01]を支払ってもよい。そうしたら、このカードを表向きにし、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く)
■自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。
■このクリーチャーはブロックされない。
DM-01からの刺客
というわけで、最新セット『Wチームドッキングパック チーム銀河&チームボンバー』 収録の新規カードです。今までの二枚と打って変わってコモンですが、懐古マンたる北白河にとってはいくらでも語ることのあるカードです。
時は2002年5月30日、18年前のDM-01の発売日に遡ります。当時の対戦はトリガーの希少さ(《デーモン・ハンド》とか高額カードの代表格でした)と盤面をひっくり返すカードの少なさから「ウィニーをいっぱい並べて殴る」「ブロッカーをいっぱい並べて対抗する」がほぼ全てであり、その中で「ブロッカー完備」「アンブロッカブルあり」「ドローが可能」という水文明は明らかに他を圧倒していました。
そんな中で最軽量アンブロッカブルとして活躍していたのが《キャンディ・ドロップ》です。ブロッカーの支援のもと、パワー1000のクリーチャーが6回殴って勝つ。そんな感じの素朴なデュエルが繰り広げられていた時代が、確かにあったのです。
この後も水文明の優位は暫く続くのですがそれは置いといて。イラストを見ればわかるように《「流星の雫」》 はこの《キャンディ・ドロップ》の正当なリメイクカードです。往時と比べてコストは1減り、さらに最軽量1コストでのギャラクシールドまで付いてきます。立派になったなあ……!お前に《マグマ・ゲイザー》を使うことを「コンボ」と呼んでいた時代のことが昨日のことのように思い出せるぞ……!
DM-04からの刺客
ところで、《「流星の雫」》は「1マナで場に出せるサイバー・ウイルス」ですね。となれば、もう相手は一つしかありません。《アストラル・リーフ》です。
【進化クリーチャー】
【種族】サイバー・ウイルス
【文明】水
【コスト】2
【パワー】4000
進化-自分のサイバー・ウィルス1体の上に置く。
このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、カードを3枚引いてもよい。
2ターン目に殴りながら3ドローという動きは「雑に強い」という形容が相応しく、場合によっては今でもワンチャン成立するのでは?とすら思わせてくれます。さらに18年の月日は優秀な進化元だけでなく追加のドローつき進化クリーチャーやドローと相性の良いカードたちを生んでいました。今こそ、デュエマを「引いて殴って勝つ」だけの黎明期の素朴なゲームへと返すときです!
というわけでできたデッキレシピがこちら。
やべえ!当時のほうがまだ強そうに見えるぞ!
《アストラル・リーフ》と《パラディソ・シエル》の二大2マナ進化クリーチャーでドローを繰り返し、手札を貯めてG・ゼロ獣を展開しましょう。あとはまあ雑に殴って勝ちます。持病の発作で入ってしまった《伝説の正体 ギュウジン丸》ですが、まあ出ないこともないと思います。正気の人はなんか適当にドローつきの軽いクリーチャーを入れるといいでしょう。《革命船長 リーフ》とかでもいいですね。
今回再現した(できてない)のはいわゆる【青単リーフ】と呼ばれるタイプでしたが、《メビウス・チャージャー》で進化元ごとマナ加速を行う【ターボメビウス】なんかもやってみたいですね。こういう化石みたいなデッキを現代風にチューンするの大好きなんですが、おおむね最新作の化石ポケモンみたいなやつができるんですよね。どうしてこうなった。
というわけで、 《「流星の雫」》 でした。コモンカードで記事書くのはたぶん初めてなんですが、カーナベルではこういったコモンカードも多く取り揃えております。「どこのショップでも売ってなかった絶版マイナーカード」みたいなのがポロッと見つかることもあるので、一度Digってみてください。損はさせません。連続更新はこれで終わりになりきたしーはまた苦界へと潜ることになりますが、またタイミングを見つけてやっていきこうと思います。それでは、次の記事で。
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今回のカードのおさらい
《「流星の雫」》
【クリーチャー】
【種族】サイバー・ウイルス/チーム銀河
【文明】水
【コスト】2
【パワー】 1000
■ギャラクシールド [ww01](このカードを使うコストの代わりに、 [ww01]を支払ってもよい。そうしたら、このカードを表向きにし、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く)
■自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。
■このクリーチャーはブロックされない。